グノシーが行っているインターンシップ内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/10更新
はじめに
本記事ではグノシーのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論からいうと、グノシーに就職したいと考えているのであれば、インターンシップに参加しましょう。
なぜなら、グノシーのインターンシップはコンペ形式で課題に取り組み、上位3名として入賞すると選考インターンシップ(他企業の本選考に相当)をスキップできるという情報があるからです。
グノシーのインターンシップの選考には、エントリーシートの提出のみで応募が可能です。
グループディスカッションや面接のフローは存在しないため、応募のハードルは低めといえます。
ただ、その分多くの学生が応募し、倍率が高くなるとも考えられます。
確実にインターンシップに参加したいと考えているのであれば、エントリーシートへの対策は必須です。
この記事は、特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- グノシーのインターンシップに参加するメリットは?
- どんな選考対策をしたらグノシーのインターンシップに参加できる?
丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社グノシーの基本情報
出典元
社名 | 株式会社Gunosy |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷 |
事業内容 | 情報キュレーションサービスの開発及び運営 メディア事業 |
主要取引先 | Google LLC、KDDI株式会社 インターネット広告事業 |
約250名の従業員が在籍(2023年5月末時点)。
スマートフォンアプリ「グノシー」や「ニュースパス」を通じ、ユーザーの興味・関心にあわせてパーソナライズ化された情報を配信する事業を展開しています。
グノシーの強みは以下の3点が挙げられます。
- 「グノシー」をはじめとした自社情報キュレーションサ―ビスを通じて、豊富で質の高いユーザーデータを蓄積
- 独自のアルゴリズム技術により、ユーザーの求める情報を分析・配信
- ニーズに応じた広告プランをカスタマイズ提供し、クライアントの広告戦略の実現に貢献
テクノロジーやマーケティング力が重視される事業内容であるため、こうした分野に強みがある、挑戦していきたい就活生にとって、魅力的な企業の一つとなっています。
グノシーに必要とされる人材像
グノシーは、「情報を世界中の人に最適に届ける」をミッションに掲げています。
そして、さまざまなバックグラウンドを持つプロフェッショナルがチームを組み、高い技術力とマーケティング力でクライアントに貢献しているのです。
グノシーの採用情報では、以下のような人材が求められていることがわかります。
- 三方よしの精神で、自分にも、相手にも、社会にも、貢献できる
- 逆境をチャンスと捉え、むしろ積極的に仕掛けていくことができる
- クオリティを求めて目の前の仕事に愚直に向き合える
これらの内容から、多様性に富んだハイクオリティな人材が集まる組織での経験をチャンスととらえ、主体的に課題解決に取り組める人材が求められていることがわかります。
次に、グノシーが抱えている顧客ニーズから、今後のグノシーにとって重宝されそうな人材像を想定してみましょう。
以下は、グノシーが抱えている顧客ニーズの一例です。
- 国内のスマートフォン普及率やインターネット広告市場は堅調に拡大していて「スマートフォンで情報を取得する」ユーザー層が増加
- 大規模言語モデル(LLM)の活用に課題を抱えている企業の声が多く届く
グノシーでは、こうした顧客ニーズをいち早くとらえるため、メディア事業への注力に加えて、ChatGPTを活用した業務支援特化の生成AIサービス「ウデキキ」の本格展開によって、LLMの実務への導入支援を進めています。
IR資料を確認すると、このほかにもグノシーに寄せられている顧客ニーズが多く記載されています。
ぜひ、以下のページから最新のIR資料を読み込んで、グノシーが抱える顧客ニーズを書き出してみてくださいね。
また、顧客ニーズへの対応のほかに、企業が抱える課題解決に取り組める人材はとても重宝されます。
グノシーは取り組むべき課題として、「既存事業のグロースと新規領域の開拓」を掲げていますが、具体的には、主に以下の3つが挙げられます。
- 新たな収益の柱を創出するための成長機会への積極投資
- 広告商品の拡充、顧客基盤の強化
- 開発体制の構築、営業力の強化
グノシーでは、こうした課題を解決するため、今後の新たな柱となる事業の育成や社外の成長機会への投資に力を注いでいるようです。
例えば、インド有数の消費者向け決済サービスプロバイダー「slice」に積極的な事業投資をしており、BNPL(後払い決済)という新たな電子決済手段を武器に、新興国でのビジネス拡大に挑戦しています。
グノシーが抱える顧客ニーズや課題、それに対する積極的な挑戦を自分事と捉え、「自分ならどう解決するか?」という具体的な考えを持って、それを面接官にアピールすることが大切ですね。
グノシーのインターンシップに参加するメリット
ここでは、グノシーのインターンシップに参加することで得られるメリットについて考えてみましょう。
選考インターンに案内される
グノシーのインターンシップは、ビジネス職とエンジニア職にわけて行われます。
それぞれのインターンシップでは、グノシーに在籍している社員がメンターとして参加し、2日間(ビジネス職)または3日間(エンジニア職)にわたって行われます。
なお、グノシーは通年採用を行っており、一般的な就職活動とは選考方法が異なり、具体的には以下のフローです。
- 夏または秋にインターンシップに参加
- 選考インターンシップに参加
- 内定
- 内定者インターンシップに参加
夏または秋のインターンシップに参加した学生は、次の選考段階である選考インターンシップに案内されます。
そのため、グノシーを本命として考えている学生は、インターンシップへの参加は必須といえるでしょう。
上位入賞すると選考をスキップできる可能性がある
インターンはコンペ形式で行われ、最終日には順位付けが行われます。
このコンペで上位3名が表彰され、賞状と記念品が授与されるほか、上記で説明した選考フローのうち「選考インターンシップ」をスキップできるという情報が存在します。
選考インターンシップは通常の就職活動でいうところの「本選考」に該当するフェーズと推測されるため、インターンシップで優秀な成績を残して上位3名に入ることはほぼ「内定」を意味するようです。
グノシーに入社することを希望する学生の方は、本気で上位を狙いに行きましょう。
グノシーの社員と深いコミュニケーションを図れる機会になる
過去にグノシーで行われたインターンシップでは、8名のグノシー社員と、2名の前年度内定者の総勢10名がメンターとして参加しました。
真剣に課題に取り組む時間もありつつ、おやつタイムなどの親睦会やグノシー社員との1on1の時間も設けられており、他社のインターンと比較してもかなり密度の高い現職社員とのコミュニケーションが図れるインターンシップとなっています。
これは、グノシーの採用方針として「企業と個人がお互いを理解する時間を十分にとり、グノシーで働くことについて情報や認識に相違がなくなるよう」という方針に基づいていると考えられます。
実際に現場で職務を行っている社員との深いコミュニケーションを取ることで、インターネット上にあるような企業の表面的な情報だけでなく、「実際のところどうなのか」という側面についても知る機会となりそうです。
グノシーが行っているインターンシップ内容
実際に、グノシーで行われているインターンシップの内容をご紹介します。
前提として、インターンシップの内容はグノシーのホームページでは公表されていないため、グノシーの採用担当に直接問い合わせるなどして積極的に情報を取りに行く必要があります。
過去に実際にあった例としては、求人サイトでアルバイトとしての長期インターンの募集や、大学の寄付講座という形でグノシーの社員がデータ分析の講義を行い、その際にインターンに参加する学生を募集するといったことがありました。
今回は、グノシーで過去に実施されていたインターンシップの内容をまとめていますが、現在も同様のインターンシップが行われている可能性があるため参考にしてください。
それでは、グノシーの過去のインターンシップについて順番に解説していきます。
- ビジネス職のインターンシップの内容
- エンジニア職のインターンシップの内容
ビジネス職のインターンシップの内容
名称 | 経営企画・戦略コース |
開催時期 | 夏頃/秋頃 |
開催日数 | 2日間 |
参加人数 | 20人程度 |
開催場所 | 東京オフィス |
インターンの形式 | 新規事業立案型グループワーク |
報酬・交通費 | 報酬:1万円 交通費・宿泊費:遠方者のみ |
仮説構築・課題解決アプローチを実践を通じて体感できる、ビジネス職向けのインターンシップが開催されています。
「世界で通用するビジネス思考を体感し、最先端スマートフォンビジネスを創造せよ」というテーマで2日間にわたって行われます。
開催時期については、その年によってばらつきがあるようなので、グノシーの採用担当者に直接確認しておくと安心です。
課題に取り組むのみならず、優秀な仲間と知り合って就職活動に有用なネットワークを構築する機会になるでしょう。
高い専門性を持ったグノシーの社員と深くコミュニケーションをとることを通じて、自身のビジネスキャリアを改めて設計し直す機会にもなるインターンシップです。
エンジニア職のインターンシップの内容
名称 | 機械学習コース/サービス開発コース |
開催時期 | 9月中旬 |
開催日数 | 3日間 |
参加人数 | 30人程度 |
開催場所 | 東京オフィス |
インターンの形式 | ハッカソン形式 |
報酬・交通費 | 報酬:2万円 交通費・宿泊費:遠方者のみ |
高い技術力を有する現職エンジニアの社員と一緒に、自分の実力を試すことができる3日間にわたるインターンシップがエンジニア職向けに開催されています。
エンジニア職のインターンシップは、「ハッカソン形式」でのコンペ方式で行われます。ここでいう「ハッカソン形式」とは、エンジニアがチームに分かれて、短期間でアプリやシステムなどの成果物を生み出し競い合う形式です。
データ分析コースとサービス開発コースに分かれており、各コースの内容はおおよそ次の通りです。
データ分析コース
グノシーの開発プロセスを体験できます。
過去に開催されたインターンシップでは、実際のデータ数値を用いた広告CTRの予測や、グノシーの記事のクリック数の予想が課題として出されています。
開発の元となるデータの分析・改善を行う業務を体験できるコースです。
サービス開発コース
実際にグノシーの開発チームに参加し、プロダクトやシステムの開発・改善を体験できます。
過去のインターンシップでは、それらのリリースへの取り組みが課題として出されています。
実際のプログラムにおけるシステム構築を体験できるコースです。
グノシーのインターンシップ選考対策
概要
グノシーのインターンシップ選考フローは、エントリーシートの提出から選考といういたってシンプルなものですが、その応募ハードルの低さゆえに多くの学生がエントリーしていると考えられます。
求人サイトにおいて、アルバイトの名目で長期インターンシップ生を募集していた際には、400人以上からの応募がありました。
インターンシップでの取り組みはコンペ形式で順位付けが行われ、上位3名は本選考に相当する選考インターンシップをスキップできるという情報もあります。「グノシーを本命企業に」と考えている就活生は、しっかり対策しておかないと選考に漏れてしまうかもしれないので、十分に準備しておく必要があるでしょう。
また、スキップはできなくとも、インターンシップに参加すると選考インターンシップへの切符が手に入るので、グノシーに就職したいと考えているならかなり真剣に対策する価値があります。
業界研究・企業分析を入念に行った上で、エントリーシートでしっかりアピールし、インターンへの参加を叶えましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬にはエントリーシートの対策を始めておくと安心です。
選考フローごとの選考対策
インターンシップの選考に合格するためには、応募の前にそれぞれの選考段階への対策をしておく必要があります。
グノシーのインターンシップ選考には、以下の選考フローがあります。
- 自己分析
- 業界研究・企業分析
- エントリーシート作成
それぞれについて、どのような対策が必要か丁寧に解説していきます。
自己分析
自己分析をすると、自身の長所や短所、得手不得手を客観的に知ることができます。
自身の特徴を理解した上で、グノシーが求める人材像に照らし合わせながら、しっかりマッチするようにアピールすることを意識しましょう。
定番の学生時代に力を入れた活動(ガクチカ)や志望動機だけでなく、「同業他社ではなくて、なぜグノシーなのか」を考えてストーリーを構築しましょう。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、広告・メディア業界内でのグノシーの立ち位置、競合他社との差異がはっきり見えてきます。
「なぜ他の広告・メディア企業ではなくグノシーなのか」を考える上でかかせない作業です。
グノシーが競合他社と比較してどんな強みや弱み、差別化できる点を持っているかを知ることも大切ですが、グノシーが直面している課題を把握し、その課題解決に向けて自分はどのような貢献ができるかを考えることも重要です。
業界研究や企業分析を行う際は、「自分の能力や性質をどのように活かせるか」ということも常にセットで考えるようにしましょう。
また、広告・メディア業界以外の業界も分析しておくことで、広告・メディア業界を客観視できるため、余裕があれば他業界の研究も行うといいでしょう。
そうすることで、エントリーシート・面接の受け答えをより一段と深みのあるものにできるはずです。
エントリーシート作成
自己分析や業界研究・企業分析をある程度進めたら、過去に実際に出題されているエントリーシートのテーマをインターネット上で見つけて練習しておきましょう。
実際にエントリーシートを書き終えたら、OB・OG・身近な社会人などに見てもらい、ケアレスミスやわかりにくい表現を指摘してもらいましょう。
グノシーのインターンシップ選考の流れ
グノシーのインターンシップ選考は以下のような流れとなります。
開催される年度やコースによっては例年と流れが異なる可能性があるので、参加したいコースの選考フローはグノシーの採用担当に事前確認しておきましょう。
- エントリー(エントリーシート提出)
- インターンシップ合否通知(2週間程度)
さいごに
グノシーでは、通年採用を行っており、選考のフローも通常の企業とは異なる部分があります。
グノシーの採用においてはインターンシップへの参加が特に重要な意味を持っており、グノシーへの就職を考えている就活生にとってインターンシップへの参加はもはや必須といって差し支えないでしょう。
「しょせん、インターンシップだしな……」という軽い気持ちで臨むのではなく、インターンシップに参加してしっかり課題に取り組む姿勢を見せることで、選考インターンシップへの切符を手に入れましょう。
インターンシップの選考にはエントリーシートが必要になりますので、まずはインターンシップへの参加を目標にしてバッチリ準備してから挑みましょう!