面接で「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたら? ベストな回答例3選!

面接で「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたら? ベストな回答例3選!

2024/4/28更新

はじめに

この記事では、就職活動の面接において「今、当社の内定が出たらどうしますか」と質問されたときの答え方について解説しています。

次のような就活生は必見です。

 

  • 「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたら、どう答えればいいのか知りたい
  • 「今、当社の内定が出たらどうしますか」に対するベストな回答例を知りたい
  • 「今、当社の内定が出たらどうしますか」に対して答える際の注意点を知りたい

 

面接で「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときのベストな答え方、質問の意図や答える際の注意点も詳しく解説します。

くわえて「就活を終わらせなさい」と圧力をかける、通称「オワハラ」についても解説しています。

面接で「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたらどうしようと不安を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。

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この記事の結論

結論からいうと、「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問は、入社意欲をはかるために行われる質問です。

企業の採用担当者は、自社に確実に入社してくれる人材を採用したいため、就活生の自社への入社意欲を見極めたいと考えています。

そのため、「今、当社の内定が出たらどうしますか」と質問することによって、就活生の入社意思をはかっているのです。

 

ですから、「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問に対しては、「御社に入社します」と答えるのが原則です。

この先どうなるかわからずその会社に入るか迷っているような就活生は、ウソをついているようで罪悪感を抱くでしょう。

しかし、「御社に入社します」と答えることがベストな答えです。

それ以外の回答ではマイナスの印象を与え、内定獲得が遠ざかってしまう可能性があります。

 

この記事では、「今、当社の内定が出たらどうしますか」に対するベストな回答例3選をご紹介しています。

また、「どうしてもウソはつきたくない」と不安に思ってしまう人向けの答え方のコツも解説します。

さらに、内定辞退は法律違反にならないのかどうかや、オワハラというハラスメントについてもあわせて解説しています。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれるのはなぜ?

面接を受ける就活生

就職活動の面接において「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれるのは、入社意欲を知りたいからです。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問は、「内定が出たら、ほかの企業の選考は辞退して当社に入社しますか」という意味も含まれています。

すなわち、面接担当者は「自社が第1志望なのかどうか」「どの程度、自社に入社したいと考えているのか」をはかりたいのです。

面接担当者からすると当然、内定を出したらかならず入社してくれる就活生を優先して採用したいでしょう。

企業には採用予定人数が決まっており、内定を出した就活生が実際にきちんと入社してくれなければ予定が狂ってしまうからです。

また、企業の今後の採用活動にも少なからず影響を及ぼすことになります。

 

そのため面接担当者は、できれば自社を第1志望としている就活生を見抜き、その人を採用したいと考えます。

面接担当者は、今後の採用活動の予定が狂わないように、就活生の入社意欲をはかりたいとも考えています。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」と質問することによって、就活生の入社意欲を見抜きたいのです。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」への回答のポイント

「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときの、回答のポイントは次の4つです。

  • 「入社します」と伝える
  • 内定辞退は、原則として違法にはならない
  • どうしてもウソがイヤならできる限り曖昧にする
  • 事前に答え方を決めておく

1つずつ解説します。

①「入社します」と伝える

まずもっとも重要なポイントは、「御社に入社します」と伝えることです。

人によっては、「ウソをつくのはダメなのではないか」「第1志望以外の企業に『入社する』と伝えるのは気が引ける」と感じる人もいるでしょう。

しかし、就職活動の面接においては、第1志望以外の企業にも「御社が第1志望です」と答えるのが鉄則です。

そのため、正直に「第3志望です」などと答えてしまうと、それが大きなマイナス要素となり不採用となることもあるのです。

また、「内定をもらっても入社するかはわかりません」と答えると、冷やかしかのような印象をもたれてしまい、内定獲得が非常に難しくなるでしょう。

ですから、まずは「内定をいただけたら、御社に入社します」と伝えるのがもっとも重要なポイントです。

入社意欲の高さと選考に対する真剣さをアピールしましょう。

②内定辞退は、原則として違法にはならない

次に、きちんと理解しておきたいポイントとして、内定辞退は原則として法律違反にはならないということが挙げられます。

内定は、企業との雇用契約に含まれます。

つまり、内定が出たということは「決められた日にちからその企業で働く」という契約になるのです。

しかし、憲法では職業選択の自由が認められているため、退職の2週間前までに告知すれば自由に退職できることになっています。

そのため、内定辞退によって入社前に退職することも、法律上は問題ありません。

ただし、注意しておきたいのは、内定辞退は少なからず企業側に迷惑をかけるということです。

そのため、内定辞退を検討している場合は、内定承諾書を提出する前に辞退を伝えるようにしましょう。

また、内定辞退はできる限り早めに伝えるようにし、入社直前での内定辞退は避けてください。

上記のような注意点はあるものの、内定辞退は基本的に違法にはなりません。

そして、面接の場で「内定をいただけたら御社に入社します」と伝えることも、法に問われることはありません。

③どうしてもウソがイヤならできる限り曖昧にする

ポイントの3つ目は、どうしてもウソがイヤならできる限り曖昧に答えるということです。

ここまで、「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときには、基本的に「入社します」と伝えるよう解説してきました。

そして、そのことは法律違反にはならないということもお伝えしました。

しかし、「どうしても、ウソをついているようで心苦しい」と感じる人もいるでしょう。

その場合は、できる限り曖昧に答えるようにしておくとよいでしょう。

たとえば、「現時点では、御社から内定をいただけたら御社に入社したいと考えています」といった答え方です。

「現時点では」という言葉を付け加えることによって、「今後は気持ちが変わるかもしれない」という可能性を暗に示しています。

このような曖昧な答え方は、「御社に入社します」という断定的な答え方より、印象はマイナスになってしまうでしょう。

そのため、曖昧に答えると、そのぶん内定獲得から遠ざかってしまう危険性もありますが、それまでの受け答えなどによって非常によい評価を受けていれば、入社意思に関して曖昧に答えても内定をもらえる場合があります。

またごくまれに、正直な気持ちを答えることでかえって新鮮さを与え、好印象をもたれるかもしれません。

そのため、どうしてもウソをつきたくないと感じている就活生は、曖昧さを残した答え方をしたり、あえて正直な気持ちを丁寧に伝えたりするという方法も検討してみるとよいでしょう。

ただし、前述のとおり、基本的にはマイナスな印象につながってしまうことが多いため、積極的にはすすめません。

④事前に答え方を決めておく

最後に、事前に答え方を決めておくことも非常に重要です。

面接へ行く際には、「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときにどう答えるかを、事前に決めておくようにしましょう。

就活生にはそれぞれ、企業の志望順位があるはずです。

第1志望の企業であれば、「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれても、正直に「御社に入社します」と素直に伝えられるでしょう。

しかし、第2志望以下の企業についてはどのように答えるべきか、迷ってしまう人も多いはずです。

「御社に入社します」と断言するのか、それとも、リスクも承知のうえで曖昧さを残して答えるのか、といったところでしょうか。

また、入社すると断言するにしても、その後どのような言葉で入社意欲をアピールするかも重要ですので、企業ごとに答え方は少しずつ変わってくるはずです。

そのため、面接へ行く前に、どう答えるかをしっかり考えておくようにしましょう。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」への回答例3選

就活生 桜の背景

「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときの、ベストな回答例を3つご紹介します。

ぜひ、回答内容を考えるときの参考にしてください。

回答例①

内定をいただけた際には、御社に入社したいと考えています。私は、御社の企業理念と、座談会の際の社員の方々のお言葉に惹かれ、御社を第1志望としてこれまで就職活動を進めてきました。そのため、御社に内定をいただけたあかつきには、現在選考中の2社を辞退し、御社へ入社いたします。

 

この回答例は、もっともよい答え方のひとつです。

はじめに「入社します」と即答し、入社意思をアピールしています。

また、その企業が第一志望であることを伝えるだけでなく、第1志望である理由も具体的に言い添えることで、入社意欲の高さをアピールできています。

内定が出たら他社を辞退するということも明言しており、入社意思の強さがしっかりと伝わる回答例です。

回答例②

内定をいただけましたら、御社に入社いたします。インターンシップの際、社員の皆様が生き生きと働かれている様子に非常に感銘を受け、御社を第1志望として就活をしてきました。入社したあかつきには、皆様から仕事のやり方だけでなく、プロフェッショナルとしての姿勢や考え方なども学び、早く一人前として活躍できるよう努力していきたいと考えています。

 

まず、内定をもらえたら入社することや、その企業が第一志望であること、そして第1志望である理由をしっかりと伝えられています。

そして、入社意欲の高さをアピールする手段として、この回答例では「入社後どのように働きたいか」を盛り込んでいます。

面接担当者に入社後の姿をイメージしてもらうことで、よい印象をもってもらうことができるでしょう。

回答例③

現在のところ、御社に内定をいただけた際には、御社に入社したいと考えています。入社後は、「お客様にとことん寄り添う」という企業理念を大切にし、お客様一人ひとりに対して真剣に向き合いたいと考えています。社員の皆様から仕事のやり方や考え方を学び、1日でも早く活躍できるよう努力いたします。

 

その企業が第一志望ではないうえに、「どうしてもウソはつきたくない」と感じている就活生は、このような回答でもよいでしょう。

「現在のところ」と付け加えると、入社意思は低いと思われてしまいますが、「ウソをついている」という相手側への罪悪感は軽減できるでしょう。

また、こちらの回答例では、その企業が第1志望であるとはいっていません。

しかし、入社後にどのように働きたいかをしっかり伝えており、悪い印象は与えていないでしょう。

また、この回答だと「『現在のところ』とおっしゃっていましたが、今後志望度が変わる可能性があるということですか」「当社の志望順位は現在何番目くらいですか」などと、入社意思について深掘りされるおそれがあります。

リスクについてもしっかりと考えたうえで、回答内容を練ってみてください。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」はオワハラ!?

「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問は、オワハラにあたるのでしょうか。

ここでは、「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問はオワハラなのかどうかを解説します。

オワハラとは

「オワハラ」とは、採用活動のなかで見られるハラスメントのことで、「就活終われハラスメント」の省略形です。

企業側が就活生に対して、就職活動を終わらせて自社に入社するよう強制するハラスメントが、オワハラです。

たとえば、以下のようなものがオワハラにあたると考えます。

  • 内定承諾書をむりやり書かせる
  • 怒鳴ったり暴言を吐いたりする
  • 「入社しなければ損害賠償を請求する」と脅す
  • 「今後あなたの大学から学生を採用しない」と脅す
  • 面接中に「今ここで他社を辞退しなさい」と電話させる

オワハラは、採用を焦る企業によって行われる場合が多く、就職活動で見られるハラスメントの一つとして問題になっています。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」はオワハラとはいえない

結論からいうと、「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問は、それだけでオワハラだということはできません。

入社意欲や志望順位、他社の選考状況を聞くといった程度のことであれば、ハラスメントにはあたらないと考えられるからです。

ただし、この質問に対して「御社に入社します」と答えたあとで、「では、この場で他社の選考を辞退してください」と言われたり、「入社しなければ損害賠償を請求します」と脅されたりすれば、それはオワハラにあたるでしょう。

オワハラされたときの対処法

オワハラの被害にあってしまったときは、次のように対処しましょう。

  • ①冷静に受け答えをする
  • ②その場で判断しない
  • ③大学へ相談する
  • ④辞退を検討する

1つずつ解説します。

①冷静に受け答えをする

オワハラをされたときにまず大切なのは、冷静に対処することです。

面接担当者からオワハラをされ、脅されたり怒鳴られたりすると、パニックになってしまうかもしれません。

しかし、オワハラは違法行為だということを頭に入れ、冷静に落ち着いて受け答えをするように心がけましょう。

②その場で判断しない

次に大切なのは、その場でなにかを判断しないということです。

オワハラをする面接担当者は、もっともらしい説明をつけたり、法律違反をチラつかせたりして就活生を追い詰めます。

しかし、それらしい説明であっても、あとでよく考えれば内容はまったくのでたらめであることが多いです。

そのため、「この場で内定承諾書を書きなさい」「いま他社の選考を断りなさい」などと言われても、その場で判断しないようにしましょう。

「しっかり納得できるまで考えたいので、一度持ち帰らせてください」と答えるようにしてください。

③大学へ相談する

オワハラにあった場合は、大学へ相談するのもひとつの手段です。

オワハラをする面接担当者は、相手が学生という弱い立場であることに付け込んできます。

そして、社会経験がまだ浅い学生は、オワハラに対して毅然とした態度をとることが難しい場合も多いです。

そんなときは大学へ相談し、大人の助けを借りましょう。

大学のキャリアセンターや就職支援センターのほか、信頼できる教授へ相談するのもよいでしょう。

学生でない就活生は、地域の労働局へ相談してみるとよいでしょう。

④辞退を検討する

オワハラを受けた場合は、その企業を辞退することも検討してください。

オワハラをする面接担当者は、「ここで断ったら内定をもらえないのではないか」と不安に思う就活生の心理を利用してオワハラを行います。

そこで無理をして入社しても、入社後も同じような目に遭わないとも限りません。そのため、たとえその企業が第1志望だったとしても、オワハラにあったときは辞退を検討しましょう。

まとめ

ここまで、「今、当社の内定が出たらどうしますか」と聞かれたときの答え方について解説してきました。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問は、就活生の入社意思をはかるのが目的です。

そのため、「内定をいただけたら、御社に入社します」と答えるのが原則です。

面接の際に「入社します」と答え、そのあとで内定辞退をしても、違法行為にはなりません。

「今、当社の内定が出たらどうしますか」という質問に対しては、答えを即答できることが大切です。

面接へ行く前に回答内容をしっかりと練って、質問に対して備えるようにしましょう。

この記事を参考にして、ぜひ、自分なりの回答内容を考えてみてください。

この記事が、内定獲得のための一助となることを祈っています。

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就活ハンドブック編集部

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