野村證券が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024年8月15日更新
はじめに
野村證券のインターンシッププログラムは実践的な学びや、市場分析、顧客サービス、そして金融商品開発に至るまでの幅広い経験を得られます。
金融業界でのキャリアを目指す学生や、野村證券について深く知りたい学生に向けて、本記事はキャリア構築に役立つ内容となるでしょう。
本記事では、野村證券がどのような人材を求めているのか、インターンシップ参加による豊富なメリット、プログラム内容の充実度、そしてとくに26卒の学生に向けた選考対策まで、幅広く解説します。
金融界の最前線で活躍する野村證券での経験は、あなたの将来に向けた強固なステップとなり、自身の潜在能力を最大限に引き出し、夢に一歩近づく旅をはじめる絶好の機会となるでしょう。
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野村證券の基本情報
出典元:毎日新聞
野村證券株式会社は、1918年に設立された大阪野村銀行を前身とし、現在は東京都中央区日本橋一丁目に本社を置く野村ホールディングスの子会社であり、野村グループの証券業務を中心に展開する中核企業です。
長い歴史のなかで債券取引を強みとして経営を拡大し、多国籍企業としての地位を確立しています。
日本の総合証券会社大手5社の一角を占め、1997年の山一證券の廃業以降は、日本で証券業界の首位を維持しています。
とくに、メガバンクの金融持株会社に属さない独立系の証券会社として、大和証券と共に業界をリードしてきました。
1925年には、野村財閥の中核であった旧・大阪野村銀行の証券部が独立して誕生しました。
これは、日本の財閥解体に伴う商号変更で、のちに大和銀行、現在のりそな銀行となる過程での重要な出来事です。
野村證券は世界金融危機の際にはリーマン・ブラザーズの買収に参加し、シャドー・バンキング・システムを継承するなど、その経営基盤を世界に広げ、欧州事業を含む国際的な展開を通じて、野村の収益源として重要な役割を果たしています。
野村證券に必要とされる人材像
野村證券に必要とされる人材像は以下のとおりです。
野村證券が求める人材像
野村證券に必要とされるのは、基礎力と応用力を兼ね備えた金融のプロフェッショナルです。
OJT(On-the-Job Training)と研修制度が整備されており、若手社員がプロフェッショナルへと飛躍的に成長できる環境が提供されています。
新入社員から管理職まで、個々の成長を促進する豊富な研修プログラムが用意されています。
野村證券の人材育成の理念
野村證券では、人材育成において「育成」と「成長」に対する熱量をとくに重視しています。
その源泉となる成長文化を大切にし、社員一人ひとりのポテンシャルを引き出すことに注力し、社員が責任ある仕事を担い、人生経験豊かなお客さまと対話する機会を通じて、高いスキルと柔軟な人間力を備えた人材への成長を促しています。
成長を支える教育制度
野村證券では、自らの意欲に基づき、視野を広げ、学び続ける姿勢が重要です。
通信講座やEラーニング、デジタル研修プログラムなど、自己研鑽のための多様なプログラムが用意されています。
さらに、社会課題の解決に貢献できる構想力や柔軟性を高めるための野村新世代育成プログラム(NNG)や海外留学支援プログラム、ベンチャー企業出向研修なども整備されています。
野村證券で求められるプロフェッショナル
野村證券では、新しい価値の創造し続ける力を持ったプロフェッショナルが求められます。
基礎知識に加え、期待を超える応用力と、前例にとらわれず進化させていく力を持つことが重要です。
自ら考え、行動し、周囲に働きかけながら最後までやり抜く自律型の人材を目指し、野村證券はこれからも人材育成に力を入れていくでしょう。
参照ページ:インターンシップ|野村證券 新卒採用ホームページ
野村證券のインターンに参加するメリット
野村證券のインターンシップは、将来金融業界で活躍を目指す就活生にとって、貴重な学びと成長の機会を提供するプログラムです。
このインターンシップに参加することで、業界の最前線で働くプロフェッショナルから直接知識を得られるだけでなく、実際のビジネス環境で自身のスキルを試すことができます。
以下に、野村證券のインターンシップが提供するメリットを紹介します。
グローバルかつダイナミックな体験の提供
野村證券のインターンシップでは、世界的な視野を持って金融ビジネスを運営する野村のダイナミズムを直接体験できます。
インターンシップ期間中、参加者は国際金融市場の動きやグローバルな経済トレンドに関する実践的な知識を深めることが可能です。
この経験は、将来的にグローバルなビジネスシーンで活躍するための貴重な基盤を築きます。
専門知識の獲得
野村證券は、財務分析、投資戦略の策定、リスク管理など、金融業界で求められる高度な専門知識の習得をサポートします。
専門コースを通じて、実務に即した知識を体系的に学び、現場で直接応用する機会を得ることができます。
これらの知識とスキルは、金融業界のみならず、将来どのようなビジネスフィールドに進んでも役立つものです。
業界理解の深化
参加者は、実際の業務体験を通じて金融業界の仕組みや企業文化、職種の特性について深く理解できます。
これは、単なる情報収集を超えた、リアルなビジネスシーンでの体験を通じて得られる知見です。
業界や企業、職種に対する具体的な理解を深めることで、より適切なキャリア選択をするための基盤を築くことが可能になります。
自己分析とキャリア形成のサポート
インターンシップは、自分の適性やキャリアに対するビジョンを明確にする絶好の機会です。
実務体験を通じて自身の強みや改善点を客観的に評価し、将来の職業選択やキャリアプランに役立てることができます。
また、インターンシップを経験することで、就職活動において自己PRや面接でのアピールポイントを豊かにできます。
社会人基礎スキルの向上
野村證券のインターンシップでは、ビジネスマナーやプレゼンテーション技術、効果的なコミュニケーション方法など、社会人としての基礎となるスキルを磨けます。
これらのスキルは、どの業界で働くにしても非常に重要であり、インターンシップを通じてこれらを実践的に学ぶことで、将来社会人としてスムーズに活躍するための土台を構築できるでしょう。
野村證券のインターンシップは、就活生にとって多方面にわたるメリットを得られます。
とくに、金融業界でのキャリアを目指す就活生にとっては、専門知識の習得や実務経験の積み重ねはもちろん、自己のキャリアパスを考える上での貴重な機会となり得ます。
また、社会人基礎スキルの向上は、どのような職種に進むにしても役立つため、インターンシップの経験は学生生活のなかで非常に価値のあるものといえるでしょう。
野村證券が行っているインターン内容
野村證券のインターンシップは、金融ビジネスの幅広い領域に深く潜り込み、実践的な体験を通してビジネスマンとしての成長を促すプログラムです。
グローバルかつダイナミックなビジネス体験を提供し、グループワークを中心としたさまざまなプログラムを通じて、参加者に貴重な学びの機会を提供します。
インターンシッププログラムの種類
野村證券のインターンシッププログラムは5つに分かれています。
- リサーチインターンシップ(アナリストコース)
企業や産業のファンダメンタルズを調査し、株式の投資価値を評価する証券アナリスト業務を体験します。
アナリストによる講義や業績予想モデルの構築など、財務分析の知識や関心を持つ参加者に興味深い課題を提供します。
- クオンツソリューションコース
企業の経営・財務に関わる意思決定を科学的アプローチでサポートする定量コンサルティングを体験します。
コーポレート・ファイナンス理論や統計学/機械学習を用いた課題に取り組みます。
- ストラテジストコース
株式・為替・金利などの金融市場を分析し、投資戦略を策定するストラテジスト業務に挑戦します。
実際の業務体験を通じて、野村證券のストラテジストがどのような業務を行っているかを学びます。
- データサイエンスコース
金融経済のデータを数理的手法で分析する業務を体験します。
機械学習や自然言語処理の応用など、データサイエンスの手法を用いた金融経済分析に挑戦します。
- ウェルス・マネジメント部門インターンシップ
お客さまの人生や想いに寄り添い、真の課題解決に向けた提案を考えるプログラムです。
野村證券の「顧客第一の精神」を体感しながら、ビジネス展開をリアルに体験できます。
その他のプログラム
- IT・デジタルインターンシップ
金融ビジネスを支えるITの魅力や職種を理解し、キャリアフィールドを探求します。
- グローバル・マーケッツインターンシップ
株式・金利・為替などの商品に関する知識や、セールス/トレーディングなどの職種について学びます。
- インベストメント・バンキングインターンシップ
引受業務やM&A業務を含む、投資銀行ビジネスの業務について深く理解を深める機会を提供します。
グループワークを通じて、実際の業務体験として投資銀行ビジネスの魅力に触れ、最終的にプレゼンテーションを行います。
- リサーチインターンシップ(エコノミストコース)
日本経済の調査・分析に携わり、マクロファンダメンタルズや経済政策、産業分析に関する実務経験を積みます。
参加者はそれぞれの興味やバックグラウンドに応じたテーマに取り組み、専門的な指導を受けることができます。
- リスクマネジメントインターンシップ
金融商品のリスク管理に必要な分析や軽減策を学びます。
デリバティブの評価やリスク分析に実際に取り組み、基本的な金融商品の特性を理解し、リスクマネジメントの重要性の理解が可能です。
これらのインターンシッププログラムは、野村證券が提供するリーディングカンパニーならではの体験であり、参加者には金融ビジネスの多様な側面を学ぶ貴重な機会を提供します。
各コースは、それぞれ特定の分野や職種に興味がある学生に対して、専門知識の習得や実務体験を通じて、金融業界でのキャリアを探求するための基盤となるでしょう。
野村證券のインターン選考対策
野村證券のインターン選考は、本選考と同様の内容が多く、企業が評価するポイントを把握した上で対策を立てることが重要です。
インターン選考に落ちても本選考に大きな影響を与えることは少ないため、自信を持って挑みましょう。
インターン選考の方法
- 履歴書・エントリーシート
氏名や学歴、資格、志望動機などを記載。企業による指定があればそれに従います。
- 筆記試験・適性検査
SPIなどの適性検査が行われることがあります。能力検査と性格検査に分かれています。
- グループディスカッション
コミュニケーション能力や論理的思考力が評価されます。
- 面接
個人面接やグループ面接があります。学生1人に対して面接官が1人、または複数人の場合があります。
インターン選考の対策
- 自己分析を徹底する
「なぜインターンシップに参加したいのか」や「なぜ自社のインターンシップに参加したいのか」を明確にしておきましょう。
- 企業研究を徹底する
企業の求める人材像や社風、仕事内容について理解を深めましょう。
- ビジネスマナーや身だしなみを確認
社会人としての基本的なビジネスマナーや身だしなみを整えましょう。
- 面接対策を徹底する
自分の強みや長所を効果的にアピールできるように準備しましょう。
企業がインターン生を受け入れる目的
- 入社後のミスマッチを防ぐ
- 優秀な人材を早期に見つける
- 企業の魅力を伝える
インターンシップへの参加は、自分の適性や興味を再確認し、より具体的なキャリアビジョンを描くための絶好の機会です。
インターン選考の準備をしっかりと行い、野村證券での貴重な経験を得るチャンスを最大限に活用しましょう。
野村證券のインターン選考の流れ
野村證券では、お客さまと共に真の課題解決に取り組むパートナーとして、参加者に圧倒的な成長を経験してもらうことを目的とした少数精鋭のインターンシッププログラムを提供しています。
以下は、野村證券のインターンシッププログラムへの参加要項と選考プロセスの詳細です。
参加要項
開催日程・場所 | 第1回・第2回: 2023年8月21日(月)~8月25日(金) オンライン(午前または午後のセッション) 第3回・第4回: 2023年8月28日(月)~9月1日(金) オンライン(午前または午後のセッション) |
募集人数 | 各日程50名程度 |
プログラム内容 | お客さまの潜在的ニーズに寄り添い、『顧客第一の精神』を体験しながら、野村證券独自のビジネス展開を実践するプログラム。 |
応募資格・条件 | インターンシップ実施時に大学または大学院に在籍中で、全日程に参加可能な方。適切なPC環境および通信環境を持つ方。 |
:応募締切 | 書類選考ー2023年7月18日(火)11:00 録画選考(書類選考通過者のみ) – 2023年7月23日(日)23:00 |
選考プロセス | マイページからの応募:エントリーシートと適性検査A・Bを提出。 |
書類選考 | 提出されたエントリーシートと適性検査の結果に基づき選考。 |
録画選考 | 書類選考を通過した方を対象に、録画による面接選考を実施。 |
面接(オンライン) | 録画選考を通過された方には、オンラインでの面接。 |
面接日程 | 実施期間: 2023年8月7日(月)~8月14日(月)のいずれか1日 時間帯: 9:00~18:00の間で1時間 |
インターンシップはオンラインで実施されるため、交通費や宿泊費は発生しません。
参照ページ:営業部門 夏インターンシップ
野村證券のインターン選考で実際にあった質問
野村證券のインターン選考で実際にあった質問をまとめました。
【質問1】
インターンへの参加が本選考に有利になると思いますか?
【回答例】 はい、インターン参加が本選考に有利になると感じます。インターンを通じて企業文化や仕事内容に深く触れることで、本選考時の面接やエントリーシートで具体的な経験や学びをアピールできました。また、インターン中に築いた社内の人脈が、選考を進める上で大きなサポートとなりました。 |
ポイント:
インターンシップの経験は、自分がその企業でどのように価値を提供できるかを示す貴重な材料となります。
また、事前に社内文化や働き方を理解していることが、本選考での自己アピールに直結します。
加えて、インターンシップでの人脈構築が選考プロセスをスムーズに進める助けになる点も重要です。
【質問2】
インターンへの参加がその後の就職活動へどう影響しましたか?
【回答例】 インターンシップへの参加は、就職活動において自己分析を深め、業界や職種への理解を高める大きな影響を与えました。とくに、実際の業務体験を通じて自分の興味や強みを再確認できたことが有益でした。 |
ポイント:
インターンシップは、自分の適性や興味がどの業界や職種にあるかを探る絶好の機会です。
また、実務経験を通じて得たスキルや知識は、就職活動の自己PRや面接時の議論で深みを与え、差別化を図ることができます。
【質問3】
印象的なフィードバックはありましたか?
【回答例】 はい、インターンシップ中に顧客への提案が採用された際、具体的な改善案を出す能力を評価されたフィードバックが印象的でした。この経験は、自分自身の問題解決スキルに自信を持つきっかけとなりました。 |
ポイント:
フィードバックは、自己の強みや改善点を客観的に理解する手段です。
とくに、ポジティブなフィードバックは自信の向上につながり、就職活動のモチベーションを高める要因となります。
また、フィードバックを反映させた自己改善は、長期的なキャリア形成においても価値があります。
【質問4】
インターンを通じて、野村證券に対する志望度は上がりましたか?
【回答例】 はい、大きく上がりました。インターンシップを通じて、企業の顧客に寄り添う姿勢や、新しい挑戦を推奨する文化を肌で感じることができ、自分が求める働き方や価値観と合致していると感じました。 |
ポイント:
インターンシップは、企業の日常を間近で体験できるため、企業理解を深めることができます。
実際に企業文化を体感し、仕事のやりがいや職場の雰囲気を知ることで、その企業に対する志望度が具体的に変化するのは自然なことです。
インターンシップの経験が、企業への理解を深めるだけでなく、その企業で働くことへの熱意を高め、自分のキャリアビジョンにどのようにフィットするかを再評価する良い機会になります。
このようなプロセスを経ることで、就職活動における意思決定がより明確になり、効果的なアピールが可能になります。
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
さいごに
野村證券のインターンシップは、金融業界でのキャリアを考えている学生にとって、貴重な学びと成長の機会となるでしょう。
専門知識の習得から、実務経験、企業理解の深化、そして社会人基礎スキルの向上まで、インターン参加者は多岐にわたるメリットを享受できます。
選考対策を含め、この経験を最大限に活用し、自己のキャリア形成に役立ててください。
野村證券というリーディングカンパニーでのインターンシップは、将来の職業選択において重要な判断材料となるでしょう。