Fusicが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/28更新
はじめに
本記事では、Fusicのインターンシップの情報や、選考対策やFusicの選考の特徴、求める人物像の詳細を解説しています。
結論からいうと、Fusicでは採用プロセスにおいて、インターンシップから本選考まで、会社との適合性を重視しています。
これは、採用担当者や経営者だけでなく、様々な社員が参加して、「社員全員での判断と採用」を行うという方針ということです。
なぜなら、就活生と企業の両方にとって、入社後のミスマッチは望ましくないからです。Fusicは新卒や中途採用者を、社員全体が参加して選ぶことで、双方が幸せになり、共に成長できる環境を目指しています。
Fusicのインターンシップには、大学1年生から大学院生まで幅広い学生が参加しています。したがって、参加を考える際には、自身の学年に応じた目標を明確にしましょう。
この記事は、特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- Fusicのインターンに参加したいけど未経験でも大丈夫か不安
- Fusicのインターンシップの内容を知りたい
- Fusicのインターンシップで何が得れるのかを知りたい
- Fusicの本選考の対策を知りたい
IT業界に興味がある、将来はITエンジニアとして活躍したいと考えている就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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株式会社Fusicの基本情報
出典元
社名 | 株式会社Fusic |
本社所在地 | 福岡県福岡市中央区天神4-1-7 第3明星ビル6F |
主な事業内容 | Webシステム / スマートフォンアプリ開発 AI・機械学習 / IoTシステム開発 クラウドインフラ(Amazon Web Services) プロダクト事業 |
主要取引先 | アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社、ソフトバンク株式会社、 九州電力株式会社 、アストラゼネカ株式会社、アイリスオーヤマ株式会社 、三井物産人材開発株式会社 、 株式会社佐賀銀行 、SCSK株式会社、日本放送協会(NHK)、宇宙航空研究開発機構、 九州大学、京都大学、各種研究機関、ネットサービス関連会社など他業界との取引あり |
引用ページ:株式会社Fusic COMPANY 会社について 会社概要
Fusicは、2003年に設立された福岡に本社を置くシステム開発会社です。
2023年に東京証券取引所グロース市場、福岡証券取引所Q-Boardに上場しました。
今の代表取締役社長と取締役副社長は、九州大学大学院を卒業した直後、わずか2人で「日本を代表する福岡の企業になる」という目標を掲げ、Fusicの歴史が始まります。
最初は小さな一歩でしたが、21年の歳月を経て、現在では100名を超える社員を抱える会社へと成長しました。
これからも社員全員が団結し、力強く前進していくでしょう。
Fusicは個々の社員の個性を最も大切にし、それらを融合させることで健全な摩擦を生み出し、それが熱量となって新たな視点を生み出しています。
これが会社の成長に必要なポイントを見出しているのです。
その中には、世の中を新たな視点から見るための情熱が込められています。
Fusicの強みは以下の5点です。
- 100%自社開発のプロダクトを持っている
- エンジニアが顧客と直接コミュニケーションを取ることで、顧客の課題とニーズを確実にキャッチできる
- 社員の7割を占めるフルスタックエンジニアが在籍している
- AWSアドバンストティアサービスパートナーとしてクラウド導入支援で一般企業に加え、パブリックセクター(学校・官公庁・研究機関)に強い
- 技術力とビジネス力の両軸を兼ね備えている
システム・スマートフォンアプリの開発に加え、今後ますます需要が高まるクラウド技術の導入と活用支援も行っています。
そのため、世界中で活躍したいと願うITエンジニア志望の学生にとって、この会社は魅力的な選択肢となるでしょう。
Fusicに必要とされる人材像
Fusicの採用情報には、インターンシップや本選考において求められる人物像が示されています。
その中でも特に重視されているのは「個性」です。
Fusicは、他のIT企業とは異なり、大都会に進出して世間に名を馳せることが目標ではなく、独自の価値観を持ち、福岡を拠点として世界へ飛び出すことを重視しているのです。
福岡に本社を構えることは、Fusicにとって大きな意味を持つでしょう。
そこで、Fusicでは「とがった個性を持ち、世の中にインパクトを与えたい」という志を持ち、自由ながらも他者と異なる視点を持つ人材を求めています。
具体的には、「自分の考えをしっかりと持ち、他とは違う視点を持っている」「安易な流れには乗らず、自らの信念を貫く」といった人物像が重視されます。
これらを踏まえ、Fusicでは以下のような求める人物像を挙げているので、ご参考にしてください。
- 夢中なヤツ!
仕事も遊びも、とことん夢中に。人生を楽しむヤツはかっこいい。
- いいヤツ!
相手にも自分にも誠実に。おせっかいくらいが丁度いい。
- ヤバいヤツ!
「コレと言えばあいつ!」一目置かれるヤツになろう。
インターンシップや本選考に臨む際には、自己分析を細かく行うことが不可欠です。
社会人になる道を歩む就活生にとって、経験が浅いのは当然でしょう。
しかし、若さゆえに抱える悩みや考え、将来の目標など、自分自身に対する深い洞察を持つことが重要です。
Fusicでは、真剣に自身の人生を考え、どのような未来を切り開きたいかに向き合う人材を求めています。
そのため、面接では美辞麗句を並べるだけでは通用せず、自己分析を基にした独自の目標を語ることが求められます。
これは、単に面接に通りたいという目標を持つのではなく、自らの成長と未来への志を追求していることの表れです。
Fusicは、会社説明会において、会社の魅力だけでなく課題も率直に伝えることを重視しています。
現実のFusicを正直に伝え、理解してもらいたいという願いが込められているのです。
そのため、インターンシップや本選考において、自分らしさを大切にし、率直な言葉で自己表現しましょう。
Fusicのインターンに参加するメリット
エンジニアとして幅広いスキルが身に付く
学生でありながら実務経験を積むことができるFusicのインターンシップは、技術的なスキルだけでなく、エンジニアとしての心構えを学ぶ絶好の機会となります。
プロジェクトに参加し、チューターと呼ばれる先輩社員から直接指導を受けることで、実践的な知識を得られるでしょう。
技術面だけでなく、コミュニケーションやルールなど精神面についても指導してもらえます。
Fusicのエンジニアは単なる技術者ではなく、フルスタックエンジニアとして顧客と直接コミュニケーションを取り、要望や課題を理解することが求められる仕事です。
ITスキルだけでは不十分な世界で、エンジニアとしてのあり方を学ぶことが、Fusicのインターンシップの魅力と言えるでしょう。
IT業界志望の文系学生には入社への近道になる
文系の学生でありながら、IT業界に興味を持っている方にとって、Fusicのインターンシップは入社への近道となるというメリットがあります。
Fusicは、圧倒的な技術力とビジネス力を兼ね備えることを目指しています。
ビジネス力は会社の発展に不可欠な要素です。
自社プロダクトのセールスマーケティングのインターンシップに参加することで、自社プロダクトへの理解を深めることができるでしょう。
また、営業として現場で活躍することで、お客様のニーズや要望を直接感じることができます。
これにより、「Fusicが世の中から何を求められているのか」という視点を身に付けることができるのです。
本選考では、入社後にインターンシップで培った多角的な視点を活かし、Fusicのビジネスを発展させる仕組みづくりに貢献できる人材だとアピールするといいでしょう。
Fusicが行っているインターン内容
Fusicで過去に実施されていた3つのインターンについて、概要を紹介します。
ある程度の募集時期は設けられていますが、基本的に随時募集を行っています。
- Webエンジニア【インターン未経験者向け】
- 自社プロダクト(360)のセールス/マーケティング
- PHP・Rubyサーバーサイドエンジニア(ハイレベルインターン)
Webエンジニア【インターン未経験者向け】インターン
開催時期 | 7月下旬頃~2か月限定 |
開催時間 | 平日のみ9時00分〜18時00分の間で1日3時間以上 週2日以上の勤務 |
場所 | 株式会社Fusic 福岡本社 原則オフィスへの出社勤務、条件によってはリモート勤務も可能 ※遠方在住でのフルリモート勤務は不可 |
人数 | 複数名 |
報酬 | なし ※長期有償インターンに切り替わった場合は、時給1200円~ |
交通費 | 原則 実費支給 |
この2か月間で、サーバーサイドの開発スキルを身に付けることができます。
Fusicの開発業務で使用する言語である、PHP(Laravel)または、Ruby(Ruby on Rails)を学べるでしょう。
自社プロダクト360(さんろくまる)セールスマーケティングインターン
開催時期 | 7月頃~長期(3か月以上) |
開催時間 | 平日のみ9時00分〜18時00分の間で1日3時間以上 週2日以上の勤務※遠方在住でのフルリモート勤務は不可 ※勤務時間や日数に関しては応相談可 |
場所 | 株式会社Fusic 福岡本社 |
人数 | 複数人 |
報酬 | 最初の1ヶ月はプロダクトについて理解を深めていただく研修期間で、この期間は無償です。 2ヶ月目以降は業務習熟度や進捗を確認し、有償インターンとしての採否を判断します。 |
交通費 | 原則 実費支給 |
自社プロダクトの人事課題解決ツール「360(さんろくまる)」のセールスマーケティングインターンシップで、大学1・2年生や25卒、26卒も応募できます。
営業としての基本的なスキルである提案力、忍耐力、論理的思考、コミュニケーション力をはじめ、マーケティング職の基本スキルである事例やコラム記事の企画・執筆、資料作成能力、新規営業や既存顧客の分析力など、幅広いスキルを身に付けることができるでしょう。
PHP・Rubyサーバーサイドエンジニア(ハイレベルインターン)
学生インターンでもハイレベルな内容で、即戦力を期待されるインターンシップです。
ハイレベルなインターンシップのため、以下のように応募条件が設けられています。
- 大学の授業やプログラミングスクール、Progate等プログラミング学習サービスを活用してプログラミングの勉強をしている方
- 実践的なスキルを身に付けたい方
- 論理的思考力を有している方
開催時期 | 9月下旬から10月中旬にかけて4タームに分かれる |
開催時間 | 平日のみ9時00分〜18時00分の間で1日3時間以上 週2日以上の勤務 |
場所 | 株式会社Fusic 福岡本社 |
人数 | 複数人 |
報酬 | 時給1,000円~ ※昇給あり |
交通費 | 原則 実費支給 |
Fusicは、多くのフルスタックエンジニアが活躍している会社です。
ハイレベルインターンシップでは、代表的なバックエンド言語であるPHPやRubyを使用し、即戦力としてサーバーサイドエンジニアとして活躍できることを目指しています。
学生の能力に合わせて、Webシステム開発(社内システム、各種サービス、プロダクト)を行っているため、学生は先輩社員の高い技術力による直接指導を受けられるでしょう。
幅広いプログラミングスキルを身につけることができるのが、Fusicのハイレベルインターンの魅力です。
実践的なスキルを身に付けたい学生にとって、非常に意義のあるインターンシップと言えます。
Fusicのインターン選考対策
概要
Fusicのインターンシップは、内定への直結ではなく、「一緒に働きたいと感じる人物か」が選考の重要な要素となります。
一部の学生はインターンシップから本選考に進み、入社するケースもありますが、インターンシップ参加が有利になるとは限りません。
Fusicのインターンシップには、将来のエンジニアとしての明確な目標を持つ学生もいますが、自身の個性や能力を発見するために参加する学生もいます。
なぜなら、Fusicの採用姿勢は学生の悩みや模索する姿勢に共感を示し、採用に本気で取り組んでいるからです。
Fusicは「人が個性を伸ばしながら育つ場所でありたい」という思いを持ち、採用に真剣に取り組んでいます。
このメッセージは、将来を模索する学生にとって、チャレンジする良いきっかけとなるでしょう。
Fusicのプロジェクトにアサインされる際は基本的に「挙手制」です。
つまり、自ら積極的に動くことが求められます。
インターンシップに応募する際には、「自分の得意分野」「身に付けたいスキル」「勉強している目的」など、自己の軸を明確に話せるように準備しておきましょう。
また、インターンシップは実践的な内容ですので、一定のプログラミング基礎知識が必要です。
文系の学生も参加可能ですが、エンジニア職に興味を持つ学生はプログラミングの学習に積極的に取り組むことも重要と言えます。
選考フローごとの選考対策
自己分析
Fusicのインターンシップ選考を受ける際に最も重要なのは、自己分析です。
自分の得意なことだけでなく、自身の課題やそれに対する向き合い方、そしてFusicで目標を達成するために必要な能力を考えるために、多角的な視点から自己分析を行います。
入社後は、プロジェクトチームを結成し、クライアントのニーズに応えるシステムを提供するだけでなく、クライアントのビジネスの成功がFusicのゴールです。
チーム全体の力がなければ、このゴールに到達することはできません。
自己の強みや弱みを率直に語れる人材が、Fusicが求める人物像です。
企業・業界研究
Fusicのシステム開発における位置づけや業界全体の仕組みを調査することで、Fusicの独自の強みが明確になります。
他社との差別化ポイントを把握することは、選考において非常に重要です。
なぜFusicを選ぶのかを説明する際にも、企業研究を行うことで、説得力のある志望動機を述べることができます。
現場メンバーとのオンライン面談
Fusicの採用は「一緒に働く仲間は自分たちで決める」が基本スタンスです。
そのため、インターンや本選考でも、複数回の現場メンバーとの面談があります。
面談では、自分の希望する職種以外の部署のメンバーや、入社2年目の新人メンバーなど、社内の様々な人材が参加します。
これにより、面接官の個人的な主観だけでなく、多角的な視点から応募者を評価することができるのです。
この取り組みは就活生にとっても、将来一緒に働く人々がどのような考え方や働き方を持っているかを理解し、ミスマッチを避けられるというメリットになります。
面談に臨む際には、自己分析を基にして自身の姿勢を明確にし、等身大の自分をアピールすることが重要です。
所属チームリーダーと最終面接
面接では、メンバーやプロジェクトを率いるリーダーとの対話によって、就活生がチームメンバーとしての貢献をどれだけイメージできるかが評価されます。
「一緒に働きたいと感じるか」という点や、Fusicが重視する「コミュニケーション力」が大きな焦点となるでしょう。
Fusicが重視するコミュニケーション力とは、明確かつわかりやすく相手に情報を伝える能力に加えて、相手の意見を正確に理解する「聴く力」を含んでいます。
Fusicのインターン選考の流れ
エンジニア職、セールスマーケティング職のインターンシップの選考の流れは以下の通りです。
- 書類選考
- 課題提出
- 現場メンバーとの面談(オンライン・来社どちらでも可能)
- 所属チームリーダーとの最終面接(オンライン・来社どちらでも可)
ハイレベルインターンシップの選考の流れは以下の通りです。
- 書類選考(制作物の提出)※スクールで作成したものは受付不可
- 現場メンバーとの面談(オンライン・来社どちらでも可能)
- 代表または本部長との最終面接
さいごに
Fusicは、従業員約100名の少数精鋭企業であり、毎年複数の新卒社員を採用しています。このため、インターンシップの選考基準は本選考と同様であり、社員全員で採用を行うのが基本方針です。
これにより、就活生は実際の現場や企業の雰囲気を深く理解した上で入社することができます。
ただし、企業も人と同様に完璧ではなく、入社後には予想外の困難が待ち受けることもあります。
実務に入ると、思い通りにいかないことにも直面するでしょう。
インターンシップが理想的だったとしても、入社後には思い描いていた状況と異なる場合があります。
そんな時は、現状に対処する能力が必要です。
常に社会の変化に敏感であり、自己成長を続けましょう。
この記事が、就活生にとってインターンシップが意義深い経験となるための参考になれば幸いです。
インターンシップが意味のある経験になるための参考になることを願っています。