中堅企業の給与ランキングトップ10! 中堅企業に就職するメリット&デメリットも解説

中堅企業の給与ランキングトップ10! 中堅企業に就職するメリット&デメリットも解説

2024/04/27更新

はじめに

この記事では、次のような方に向けて、中堅企業の給与ランキングトップ10や、中堅企業に就職するメリット・デメリットを解説しています。

 

  • 給与の高い中堅企業がどこなのか知りたい
  • 中堅企業に入社するメリットとデメリットを知りたい
  • 自分は中堅企業に向いているのかが気になる

 

この記事を最後まで読むと、給与の高い中堅企業トップ10と各社の基本概要が一目でわかるでしょう。

くわえて、中堅企業に入社するメリット・デメリットや、中堅企業に向いている人の特徴などもあわせて解説しています。

中堅企業への就職を考えている方や、中堅企業のことを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

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この記事の結論

結論からいうと、中堅企業の給与ランキング第1位は「フロンティア・マネジメント」で、同社の平均年収は「1,269万円」です。

全職種における平均年収は458万円ですから、この年収は非常に高水準だといえるでしょう。

中堅企業に就職する最大のメリットは、安定と自由のバランスがよいことです。

中堅企業は大手企業より自由があり、ベンチャー企業より安定している企業が多いため、安定も自由も両方手に入れたい人に向いています。

また、中堅企業は転居を伴う転勤が少ないところも多いため、現在の地域から動きたくない人や人生設計を早くかためたい人にもおすすめです。

一方、中堅企業に就職するデメリットとしては、中堅企業から大手企業への転職は非常に難しいということが挙げられます。

そのため、新卒カードをどのように使うかをしっかり考える必要があるでしょう。

そして、そんな中堅企業に向いている人の特徴としては、自分で考えて行動できる自立心と、周囲と協働できる柔軟なコミュニケーション能力を併せ持った人です。

くわえて、中堅企業は1つまたは少数の事業を展開しているところが多く、やりたいことがはっきり決まっている人や、好きな分野だけに関わりたいと考えている人にも向いているといえるでしょう。

この記事では、中堅企業の給与ランキングトップ10をまとめてご紹介します。

中堅企業に就職する3つのメリットと2つのデメリットについても詳しく解説します。

さらに、中堅企業に向いている人の特徴4選もご紹介しますから、中堅企業への就職に関心がある人は、ぜひ最後までお読みください。

中堅企業に就職するメリット

携帯を持ってどこかを見つめる若い女性

中堅企業に就職する主なメリットは、次の3つです。

 

  • 大手より就職難易度が低い
  • ベンチャーより安定している
  • 大手より柔軟かつ自由に働ける場合が多い

 

1つずつ詳しく解説します。

 

①大手より就職難易度が低い

中堅企業に就職するメリットの1つ目は、大手企業より比較的就職難易度が低い傾向にあることです。

大手企業は、世間に名前が知られており、経営基盤も安定しているため、全国から優秀な就活生が集まります。

そのため、就活における内定獲得のハードルは必然的に高くなるでしょう。

また、企業によっては、大学名で足切りを行う「学歴フィルター」があると考えられるところもあります。

その点、中堅企業は、大手企業と比較すると就職難易度が低くなる傾向があります。

大手企業と比べると知名度が落ちる企業が多いため、「とりあえず受けてみよう」といった就活生が少なく、選考に参加する就活生の母数が減るからです。

学歴フィルターと呼ばれるものがあまりないと考えられる企業が、中堅企業のなかには多いのも魅力です。

以上の理由から、中堅企業は大手企業と比べて就職難易度が低いことが多いと考えられます。

そのため、自己分析や企業研究、業界研究、面接練習などを行い、しっかりと対策をしていれば、じゅうぶんに内定獲得の可能性があるでしょう。

 

②ベンチャーより安定している

中堅企業に就職するメリットの2つ目は、ベンチャー企業より安定しているということです。

ベンチャー企業とは、新しいアイデアやサービス提供を行う企業のことをいいます。

本来、設立年や資本金、従業員数の定義はありませんが、現在では、設立から年月が経っていない比較的若い企業を指すことが多いようです。

ベンチャー企業は勢いのある企業が多く、働くうえでやりがいにあふれているといえますが、同時に、新しい価値創造を行う企業のため、経営基盤が安定していないという面もあります。

また、従業員数が少ないことも多く、働き方も安定していない場合があります。

その点、中堅企業は、大手企業ほどではないにせよ、比較的安定した経営基盤をもっていることが多いです。

中堅企業は設立からそれなりに年月が経っている企業を指すことが多く、資本金や従業員数も比較的多いため、経営基盤や働き方が安定しています。

社内ノウハウも蓄積されているため、新入社員も、先輩社員に教わりながら安心して業務に当たれることが多いでしょう。

このように、中堅企業は、大手企業より就職難易度が低く、ベンチャー企業より経営が安定しているというメリットがあります。

つまり、中堅企業は「大手企業とベンチャー企業のいいとこどり」のようなメリットをもっているといえるでしょう。

 

③大手より柔軟かつ自由に働ける場合が多い

中堅企業に就職するメリットとして、大手企業より自由に働ける場合が多いということも挙げられます。

大手企業は企業規模が大きく、従業員数も多いため、自分がいま受け持っている仕事の全体像をなかなか把握できないことがあります。

1つの仕事に多数の人々や複数の部署が関わっているため、1人のもとで仕事が完結することがほぼないからです。

しかし、中堅企業は大手企業より企業規模が小さく、従業員数や部署数も少ない傾向があります。

そのため、自分が現在関わっている仕事の全体像を把握できることが多いでしょう。

自分1人または同僚2~3人の間で完結する業務も少なくありません。

自分の仕事の全体像を把握できると、締切や内容の変更を自由に行うことができます。

クライアントや下請け企業からの急な要望にも、自己裁量で柔軟かつスピーディーに対応できるため、中堅企業のほうが、大手企業よりも柔軟かつ自由に働けるでしょう。

くわえて、大手企業は全国転勤の可能性がありますが、中堅企業は支社が少なく、転居を伴う転勤がないことのほうが多いです。

転居を伴う転勤がないことによって、人生設計も自由に組みやすいといえるでしょう。

中堅企業に就職するデメリット

中堅企業に就職する主なデメリットは、次の2つです。

 

  • 大手より給与は低いことが多い
  • 多くの場合、中堅企業から大手企業への転職は難しい

 

1つずつ解説します。

 

①大手より給与が低いことが多い

中堅企業に就職するデメリットの1つ目として、大手企業より給与が低いことが多いでしょう。

大手企業は事業規模が大きく、事業数も多いため、売上高も大きくなります。

そして、経営基盤も安定しているため、社員に支払われる給与もそのぶん高いでしょう。

その点、事業規模の大きさや事業数の数で大手企業に劣ってしまう中堅企業は、売上高も大手より下がるため、社員の給与も低くなってしまいます。

そのため、「とにかくたくさん稼ぎたい」「とにかくたくさん働きたい」と思っている人は、中堅企業には向かないかもしれません。

ただし、ニッチな分野で業界トップシェアを誇る「ニッチトップメーカー」などのなかには、中堅企業でも大手企業に劣らぬ給与額であることがあります。

また、この記事で紹介している中堅企業給与トップ10の企業の一部は、大手企業と肩を並べる給与額を誇っています。

そのため、中堅企業に就職しつつ大手企業に比する給与をもらうことも、不可能ではありません。

 

②多くの場合、中堅企業から大手企業への転職は難しい

新卒で中堅企業に就職する場合、中堅企業から大手企業への転職は難しくなることも把握しておきましょう。

かつての日本では、「終身雇用制度」といい、定年退職の年齢まで1つの企業に勤める人がほとんどでした。

しかし、現在では転職する人が珍しくありません。

総務省統計局の「就業構造基本調査」によると、15~54歳のうち43.9%の人が、1回以上の転職を経験しています。

この数字から、現在では半分近くの人が生涯で1回以上転職することがわかっています。

ちなみに、年代別の「転職経験あり」の人の割合は以下のとおりです。

 

年代割合
15~24歳20.4%
25~34歳43.4%
35~44歳55.4%
45~54歳47.7%
全体平均43.9%

 

上記の数字を参考にすると、およそ2人に1人が転職を経験していることになるため、転職はだれにとっても他人事ではありません。

中堅企業から大手企業への転職は難しいとされていますが、その理由は、主に次のとおりです。

 

  • ほかの大手企業からの転職者のほうが有利
  • 中途採用でも学歴フィルターがある場合がある
  • 大手企業は、新卒採用と同じく中途採用も倍率が高い
  • 大手企業では高いスキルをもった即戦力を求められることが多い

 

このような理由から、中堅企業から大手企業への転職は難易度が高いといわれています。

そのため、新卒の際にはできる限り大手企業への入社を目指すべきだという声もあります。

 

中堅企業への入社を検討する際には、新卒カードをどのように使うかをしっかり考える必要があるでしょう。

 

参照ページ

就業構造基本調査 / 平成29年就業構造基本調査 / 全国編 人口・就業に関する統計表

中堅企業に向いている人の特徴

中堅企業が向いている人の特徴は、主に次の3つです。

 

  • 安定と自由のバランスを重視している
  • 自分で考えて行動するのが得意
  • 柔軟なコミュニケーションが得意
  • やりたいことが決まっている

 

ただし、社風は企業によって千差万別ですので、気になる企業の社風はしっかりチェックしてみてください。

ここでは、参考として、一般的に中堅企業に向いている人の特徴を1つずつご紹介します。

 

①安定と自由のバランスを重視している

中堅企業に向いている人の特徴として、安定と自由のバランスを重視しているというものが挙げられます。

中堅企業の最大の魅力は、安定と自由のバランスがよいという点です。

なぜなら、中堅企業は大手企業より自由がききやすく、ベンチャー企業より安定していることが多いからです。

中堅企業は、事業規模や事業数、従業員数、資本金、売上高などの観点から、大手企業とベンチャー企業の中間に位置している企業です。

そのため、大手企業の魅力とベンチャー企業の魅力を両方とも兼ね備えた企業だといえるでしょう。

「安定した働き方がしたいけど、ある程度自由もほしい」という方には、中堅企業がおすすめです。

反対に、「とにかく安定を最重要視している」「自由でない働き方は絶対にいや」という方は、大手企業またはベンチャー企業が向いているかもしれません。

 

②自分で考えて行動するのが得意

中堅企業に向いている人の特徴として、自分で考えて行動するのが得意というものがあります。

中堅企業は、大手企業と比較すると従業員数が少なく、社員一人ひとりの自由裁量権が大きいところが多いです。

そのため、次になにをすべきかを自分で考え行動できる人が、中堅企業に向いているといえるでしょう。

その反面、自分一人でなにかを決めるのが苦手な人や、自己主張が苦手な人は、中堅企業にはもしかするとあまり向いていないかもしれません。

 

「ある程度自分で物事を決められる環境がいい」「なにをするにも人の許可を得なきゃいけない環境はいや」という人は、中堅企業が向いている場合が多いといえそうです。

 

③柔軟なコミュニケーションが得意

柔軟なコミュニケーションが得意な人も、中堅企業に向いていると考えられます。

中堅企業は、大手企業と比較すると従業員数が少ない傾向にあります。

また、支社の数も少なく、支社があっても一部の地方のみに固まっていたり、2~3カ所のみだったりすることも。

支社がなく、本社のみで経営しているところもあります。

そのため、人間関係に流動性が少なく、いつも同じ人たちと一緒に働くことになる場合が多いでしょう。

職場の顔ぶれがなかなか変わらず、場合によっては10名程度のメンバーで何年も働くということも珍しくありません。

このように中堅企業で働く場合、周囲の人と上手く関われる柔軟なコミュニケーション能力が必要です。

一度だれかと上手くいかなくなると仕事に大きな支障をきたすことが多いため、自分の意思を押し通しすぎず、周囲と上手く協働できる力が求められるでしょう。

 

「人当たりがいいとよく言われる」「あまり人と衝突することがない」という人は、中堅企業で働くのに向いているかもしれません。

さらに、「アットホームな職場が好き」「さまざまな人と働く刺激的な職場よりは、いつも同じ人たちと落ち着いて働けるような環境がいい」という人にも、中堅企業が向いているといえるでしょう。

 

④やりたいことが決まっている

自分のなかでやりたいことが決まっている人も、中堅企業で働くのに向いています。

なぜなら、中堅企業は1つまたは少数の事業に特化している企業が多いからです。

大手企業は、経営の安定化や事業規模拡大のために、複数の事業を展開していることがほとんどです。

グループ企業を抱え、グループで幅広い事業展開を行っている企業もあります。

それに対して、中堅企業は1つまたは少数の企業に特化している場合が多いです。

大手企業と比較すると事業規模は小さいながらも、専門分野に特化した企業として、業界を支えているのです。

そのため、「私はこれがやりたい!」とやりたいことがはっきり決まっている人は、その分野に特化している中堅企業が向いているでしょう。

また、「やりたい分野以外には関わりたくない」「やりたいことだけをやりたい」という人も、中堅企業に向いているといえます。

大手企業の総合職などで採用されると、好きな分野の部署に配属されるかどうかわからないからです。

その点、大手企業は「やりたいことはあるけど、そこまでのこだわりはない」「いろいろなことに興味があるので、ある程度どこに配属されてもかまわない」という人に向いている企業だといえそうです。

中堅企業の給与ランキングトップ10!

横並びに並んだ男女

中堅企業の給与ランキングトップ10は、次のとおりです。

 

企業名給与(平均年収)事業内容
フロンティア・マネジメント1,269万円経営コンサルティング事業、M&Aアドバイザリー事業、再生支援事業
ペプチドリーム959万円医薬品の開発・販売など
エクサウィザーズ901万円AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
FRONTEO899万円AIソリューション事業、リーガルテックAI事業
山田コンサルティンググループ866万円コンサルティング事業、投資事業
ビジネスエンジニアリング830万円企業経営および情報通信システムのコンサルティング、コンピュータネットワークの企画および開発、

情報通信システムの企画・開発・販売・リース

エフアンドエム825万円個人事業主及び小規模企業向け会計サービス、中堅中小企業向け管理部門支援サービスなど
NJS821万円上下水道等のインフラに関するコンサルティング、調査・設計・施工管理・経営コンサルティングなど
B-R サーティワンアイスクリーム787万円アイスクリームおよびこれに付随する製品の製造・輸出入および販売、アイスクリームショップのフランチャイズ展開
西部電機783万円搬送機械事業、産業機械事業、精密機械事業

 

参照ページ

EDNET書類簡易検索

まとめ

ここまで、中堅企業の給与ランキングトップ10や、中堅企業に就職するメリット・デメリットについてご紹介してきました。

中堅企業には、大手企業とベンチャー企業のいいとこどりをしたような魅力があります。

そのため、安定と自由を両方手に入れたいという人には、中堅企業への就職がおすすめです。

また、やりたいことがはっきりしている人にも中堅企業が向いているといえるでしょう。

中堅企業のなかでも給与ランキングトップ10に入る企業は、給与も非常に高水準で、大手企業に劣りません。

一方、中堅企業から大手企業への転職は非常に難しいと考えられるため、新卒カードをどのように使うかしっかりと考える必要があるでしょう。

中堅企業への就職には、メリットとデメリットの両方があります。

自分がどのような人生を歩んでいきたいか、どのような働き方をしたいか、しっかりと考えて、納得のいく就職活動を進めていってください。

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