就活の履歴書用の証明写真を撮る際に知っておきたいこと
はじめに
ESや履歴書などで証明写真を貼る必要もしくは貼付する必要がありますよね。
「え、ただの写真じゃん」
と感じる方もいるかもしれませんし、
「就活の証明写真って何か気をつけることありそう…」
なんて思っている方もいるかもしれません。
そこで本記事では、
就活の履歴書やESのための証明写真を撮る際には知っておきたいことについて解説します。
内容としては、
なぜ証明写真が求められるのか解説した後、気をつけてほしいポイントを説明します。
就活の証明写真で困っている人は必見です。
1.就活の証明写真ってなんで必要なの?
就活で証明写真を求められるのは普通ですよね。
しかし、求めるのは日本の企業だけで日本の文化の1つのようです。
実際、外資系や海外の企業でESや履歴書に貼付しないのが一般的です。
ではなぜ日本の企業は証明写真を求めるのでしょうか?
答えは以下の2つです。
・書類選考の時に参考にするため
・本人確認のため
それでは簡単に解説します。
・書類選考時に参考にするため
企業にもよりますが、書類選考ではあまり一人当たりの時間をかけることができません。
そこで、短時間で応募者の人柄を判断し、合否を決めるための材料として証明写真を利用します。
当然、写真がある方が人物のイメージが簡単ですよね。
逆にいうと、写真の貼り方が雑であったり、身だしなみがきちんとしていないまま撮影された写真は担当者にマイナスのイメージを与える可能性もあるので気をつける必要があります。
・本人確認のため
ESや履歴書の学生と目の前の学生が一致しているかどうかの判断材料としての側面もあります。
入試や大学の試験などでは受験票や学生証の証明写真と受験者が一致しているかどうか確認されますよね。
そのイメージと同様です。
なので、証明写真は面接を受ける顔で撮影した方が良いでしょう。
もちろん、顔は簡単に変えることはできませんので、メガネの着用のするしないを統一しましょうということです。
2.就活の証明写真で気をつけておきたいポイント
それでは次に証明写真を撮影する際に気をつけておきたいポイントについて解説します。
気をつけるべきポイントは以下です。
なお、服装・髪型・メイクについては次章で解説致します。
・無表情
・アゴの上げすぎ・引きすぎ
・にやけている
・口角
・目力
・姿勢
それぞれ簡単に解説します。
・無表情
証明写真だからといって真顔である必要はないです。むしろ、真顔だと暗い印象を与えかねません。
・アゴの上げすぎ・引きすぎ
アゴが下がっている場合は自信がなさそうに見えたり、媚びているようにみえたりします。特に女性に多いです。
一方、アゴが上がりすぎていると、偉そうにみえたり、だらしなくみえてしまいます。
・にやけている
どのような仕事においても信用がとても大事です。にやけていると真面目にしていないのではないか、という印象を与えかねません。
・口角
口角の上げ下げで印象は大きく変わってきます。女性は少し微笑むような感じで、男性は少し力を入れることでキリッとさせてもいいでしょう。
・目力
気持ちを相手に伝えたい時は、目力がとても重要になってきます。難しいですが、いつもより気持ち少しだけ目に力を入れたりするといいかもしれません。
・姿勢
姿勢は印象を大きく左右します。背筋をしっかり伸ばして、良い姿勢を保つように心がけましょう。
このように姿勢や表情は実際に写真を撮られる際には注意しておく必要があります。
3.就活の証明写真にふさわしい服装・髪型・メイク
次は男女別の服装・髪型・メイクについて解説していきます。
3-1.就活の証明写真にふさわしい服装・髪型・メイク 男性編
・服装
黒または紺のスーツを着用することが望ましいです。
ネクタイは派手すぎない物を選びましょう。
シャツのボタンはきちんと留めて、ネクタイをきちんと締めましょう。
基本的にボタンダウンシャツはカジュアルなので選ばない方が無難です。
・髪型
清潔感のある髪型で撮影しましょう。
程よい短髪でワックスなどを使って自然な感じにまとめましょう。
寝ぐせは論外ですが、不自然な立たせすぎや固めすぎもよろしくありません。
・メイク
最近では男性のメイクも流行ってきてはいますが、使う場合自然な感じにしましょう。
もちろん、メイクをしなければ注意する必要はありません!
3-2.就活の証明写真にふさわしい服装・髪型・メイク 女性編
・服装
女性の場合も黒か紺のスーツが一般的です。
胸元が開きすぎないシンプルなデザインのカットソーを選択しましょう。
アクセサリーも外します。
・髪型
表情がわかるようにしましょう。前髪が目や眉にかからないよう分けるか流すかにし、サイドが長ければ後ろに流すか結んでしまいましょう。
・メイク
清潔感と血色の良いよう見せることが非常に大事です。
また、強い色は避け、濃いマスカラやアイライナーを使うのもよろしくありません。
基本的にはスーツで企業の面接に行く場合を想定してもらうとわかりやすいかなと思います。
4.就活で使う証明写真はプロ任せよう
ここまで就活の証明写真について説明しましたが、結局はプロに任せてしまうのが1番です。
確かに予算や時間は多少かかってしまいますが、プロに任せてしまいましょう。
ここでは、なぜプロに任せるべきなのかと証明写真を撮影できる店舗を紹介します。
4-1.就活の証明写真をプロに任せるメリット
以下が証明写真をプロに任せるメリットです。
・表情や身だしなみのアドバイスをもらえる
・画像のクオリティがいい
・加工や修正が可能
・データでももらえる
それぞれ解説します。
・表情や身だしなみのアドバイスをもらえる
顔の表情や身だしなみへのアドバイスをくれるので、客観的な評価を得ることができます。
撮影が終わった後、自分の撮った写真について後悔することがなくなるでしょう。
・画像のクオリティがいい
最近では、肌荒れや髪の乱れを修正してくれる場合があります。
気になる部分があっても気にする必要はありません。
また、背景を綺麗にしてくれるので写真館で撮ったような感じが出るのも良いでしょう。
・データでももらえる
データで証明写真をもらえるのも就活生にとって非常にありがたいです。
実際にESや履歴書の提出を始めると、写真が足りなくなることがよくあります。
そんな時データがあればコンビニや自宅のプリンターで印刷することができます。
また、web上でESを出す場合に都合がいいのはいうまでもありません。
このように証明写真をプロに任せることには多くのメリットがあります。
確かにお金も時間もかかるかもしれませんが、必ずプロのスタジオで撮影してもらいましょう。
4-2.就活の証明写真を撮ることができる店舗
ここでは就活生に人気の写真館を紹介します。
今回紹介するのは全国展開の写真館です。
スタジオ728 ttps://studio728.jp/
スタジオ アットーレ https://studio.attore.jp/
カメラのキタムラ http://www.kitamura.jp/
このあたりの店舗で撮影するのが無難でしょう。
写真館の名前+自分の住んでいる地域で検索して、
自分の家の近くのスタジオを探しておきましょう!
まとめ 就活の証明写真は意外と穴
就活での証明写真について解説してきましたが、
正直なところ、就活の準備としては後回しになってしまいがちですよね。
ESや試験対策に比重を置かざるをえません。
ただ、撮ればすぐに終わります。
なので、サクッと写真を撮ってしまってデータだけ持っておきましょう。
もちろん、企業によっては「撮影してから3ヶ月以内」などの指定があるケースも多いので、そのあたりは気にしておきましょう。
本記事が就活の証明写真で悩んでいる人の参考になれば幸いです。