上場企業と非上場企業の違い|就活生なら抑えておきたいメリットデメリット

上場企業と非上場企業の違い|就活生なら抑えておきたいメリットデメリット

2020年8月28日更新

はじめに

知り合いや先輩から

「上場企業に勤めている」

「上場企業から内定をもらった」

と聞くと、優秀だなと感じることはありませんか?

 

ですが、改めて「上場企業」について考えてみると、

きちんと説明できないことが多いのではないでしょうか。

 

 

そこで本記事では

 

・上場企業と非上場企業の違い

・上場か非上場かを調べる方法

・それぞれのメリット・デメリット

・どちらに就職することがお得なのか

 

といった項目について、検討していきます。

早速見ていきましょう!

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1.上場企業と非上場企業の違い

「上場企業と非上場企業の違い」というと、

「株式市場がなんとなく絡んでいる」

と理解している人も多いのではないでしょうか?

 

これは正確にいうと、

株式を公開しているか、していないか」ということになります。

 

株式は「株」ともいわれることがあり、

会社の資本を構成する単位となります。

 

上場企業は(詳しくは後述しますが)証券取引所で株式を公開しているため、

投資家が自由に売買することが可能です。

 

一方、非上場企業の場合は

証券所で会社の株を買うことはできず(未公開株」と表現します)、

その企業の役員や社員、あるいは関連会社などの

内輪で保有している場合がほとんど。

 

この「株式公開・未公開」の差は、

資金調達のしやすさや、

会社買収のリスクに大きく関わってきます。

 

どういうことかというと、

企業が資金を募るとき、

その調達方法としては「金融機関からの借入」と「株で賄う」という2つの方法があります。

 

金融機関の場合、当然ですが返済の義務がある一方、株にはないため、

「株を公開している=誰でも買い付けができる」ということはつまり、

資金調達のしやすさにつながっているのです。

 

しかしながら、

株式を買った株主は、その会社のオーナー的な権利を保有するので、

その企業の業績がよければ配当金をもらえたり、

株主総会に出席して会社の経営に口を出したりすることが可能になります。

 

このように、

株式公開にあたっては、株主の意見も大きく反映されることになるため、

たくさんの株を所有されてしまった暁には、買収のリスクも少なからず存在するのです。

 

まとめると、

以下のようになります。

 

上場企業非上場企業
公開有無公開未公開
証券取引所での買付できるできない
主な株主投資家など企業役員・社員・関連会社
経営株主に左右される株主に左右されない
資金調達のしやすさしやすいしにくい
買収のリスク高い低い

 

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2.志望企業が「上場」か「非上場」か調べる方法

上場と非上場の違いについて理解できたところで、

早速自分の志望企業がどちらに該当するのか、調べてみましょう。

 

ですが、意外と調べ方が難しいんですよね…

 

載っていそうなWikipediaにもハッキリと書かれていませんし、

中小やベンチャー企業に至っては、どのように調べていいのか検討がつかないかもしれません。

 

上場か非上場かを調べる方法としては、

大きく分けて次の2つの方法があります。

 

 

2-1.企業ホームページの「沿革」に目を通す

 

まず一つ目の方法として、

企業規模に関係なく使えるのが「沿革」ページに目を通すことです。

 

「上場」というのは、

企業経営にとって非常に大きなターニングポイントの一つ。

いわば、分社化や合併と同様の意味合いがある、といっても過言ではありません。

 

ですので、

企業が上場している場合は、沿革ページに必ずといっていいほど

「〇〇年××月 上場」

というように記載があるはずです。

 

あるいは、上場が最近の場合は、

企業ホームページの「ニュース」として掲載している場合も少なくありません。

 

記載があれば「上場企業」、

記載がなければ「非上場企業」ということになりますので、

まずは確認してみましょう。

 

 

 

2-2.株式の公開有無を調べる

 

続いて、上記に比べると少し手間がかかるかもしれませんが、

株式銘柄が公開されているかどうかを調べる、という方法もあります。

 

というのも、先ほどお伝えしたように

 

・上場企業=株を一般に公開

・非上場企業=株を一般に公開していない

 

ということですので、

非上場企業の場合、ネットで株価を調べても銘柄がヒットしません

 

例えば「Yahoo!ファイナンス」などのページで、

検索欄に会社名を入力して株価を検索してみましょう。

 

ヒットすれば「上場企業」、

ヒットしなければ「非上場企業」ということになります。

3.「上場」とは? 4つの株式市場と代表企業

上場・非上場の違いについて

ざっくり理解したところで、

続いて「上場企業」ひいては「上場する」という言葉の意味について

詳しく見ていきましょう。

 

上場企業とは「株式を上場している企業」のことを指します。

そして「上場」とは、

証券取引所で株式の売買ができるようになることを指します。

 

つまり、

その株式の売買が公(株式市場)で行われている企業のことを

上場企業ということができます。

 

とはいえ、全ての株式会社が上場できる訳ではありません。

いくつかある証券所が定める審査基準を満たすことで、

上場することが可能になります。

 

証券所ごとに特徴がありますので、簡単に株式市場の4つの種類をみておきましょう。

例として有名な東京証券取引所を挙げます。

 

3-1.(東証)一部

 

「東証一部上場」と聞くと大企業のイメージが湧きませんか?

実際に大企業が多く上場しており、非常に審査基準も厳しい市場です。

 

【代表的な企業】

トヨタ自動車、日本郵便、ソフトバンクグループ、三菱商事、

三菱UFJフィナンシャルグループ、日本郵便など

 

 

3-2.(東証)二部

 

一部ほど審査基準は高くないので、中堅どころの企業が上場する市場となっています。

最終的には、一部を目指す企業であっても段階的に二部に上場しているケースが非常に多くなっています。

 

【代表的な企業】

東芝、エスビー食品、三谷商事、西川ゴム工業

日本ハウズイング、ブルボン、マックスバリュ西日本など

 

 

3-3.(東証)マザーズ

 

こちらは新興市場であり、

ベンチャー企業などが上場する市場と考えてもらって大丈夫です。

審査基準が「会社の成長」であり、株式の値動きが非常に激しい市場です。

 

【代表的な企業】

ミクシィ、メルカリ、Chatwork、UUUM

サマンサタバサジャパンリミテッド、旅工房など

 

 

3-4.(東証)JASDAQ

 

こちらもマザーズと同じく、新興市場に該当します。

老舗企業中心で、一定の水準を満たすことが要件となる「スタンダード」と、

新興企業中心で、赤字でも成長の可能性があれば上々可能な「グロース」という市場に分かれています。

 

【代表的な企業】

日本マクドナルドホールディングス、セリア、シダックス

ココスジャパン、大塚家具、大戸屋ホールディングス

 

 

どうでしょうか?

代表的な企業の他にも、

日本には数多くの上場企業が存在しています。

 

ぜひ、自分の志望企業はどこに該当するか、

調べてみてくださいね。

4.上場企業のメリット

上場企業の大きなメリットとしては、

 

・社会的信用が高い

・親にも安心してもらえる

・営業先での第一印象が良い

・額面の大きな案件にも携われる

・非常に優秀な仲間と出会える

 

などがあります。

 

 

4-1.社会的信用が高い

 

上場企業と聞くと、なんとなく安心してしまいませんか?

実際、取引証券所で株式の売買を行うためには、一定の審査基準を満たす必要があります。

そのため、財務状況や業績などに関して公にお墨付きであり、社会的な信用が非常に高いといえます。

 

その結果、社員も「立派な会社に勤めている優秀な社員」とされ

クレジットカードを作る際や賃貸契約を結ぶ際なども、

特に問題なく審査が下りることでしょう。

これが自営業であったりすると、なかなか審査が通らなかったりします。

 

また、将来持ち家の購入を検討しているのであれば、住宅ローンを組むことになりますが、そのような場合もまず問題ないと言えます。

 

 

4-2.親にも安心してもらえる

 

上場企業は大きな企業も多く、

多くの人が知っている、非常に知名度がある場合がほとんど。

 

子供を送り出す立場である親や親戚も、

どんな会社に就職するか、

そこは本当に大丈夫な会社なのかどうかは、とても気になるもの。

 

そんな時、親御さんや親戚の方も知っている有名企業に入社できれば、福利厚生面でも充実している場合が多いので、

「あそこなら、安心ね」

と、親にも納得してもらいやすいと言えます。

 

上場?非上場?自分はどっちがいいのか…

わからないことはキャリアアドバイザーに聞いてみませんか?

 

 

4-3.営業先での第一印象が良い

 

上場企業で働くということは、

いわゆる「誰もが知る一流企業で働く」ということ。

 

大きな会社の看板を背負うわけですので

例えば営業先と、初めて名刺交換をした際、

会社の名前が追い風に働く可能性が高いです。

 

「ああ、あそこの会社ね!」

と、話も弾みやすく、第一印象が良いことは間違いありません。

 

 

4-4.額面の大きな案件にも携われる

 

非常に厳しい審査をパスした上場企業はそれだけ社会からの信用も厚いので、

ビジネスとして取り扱う金額も、他の中小企業と比較しても非常に大きくなります。

 

新卒の時点で関わることが難しくても、昇進していけば、そのうち

そのような額面の大きな案件を任されることが増えていくことでしょう。

 

また、そのような案件に携わっていることで、

自らも大きな達成感とやりがいを感じやすくなるかもしれません。

 

 

4-5.非常に優秀な仲間と出会える

「会社の顔」である「社員」。

一流企業の社員も、もちろん一流の社員ばかり。

 

非常に厳しい倍率をくぐり抜けた、優秀な面々ばかり集まっています。

そのため日常会話のレベルも高く、お互いに切磋琢磨し合うことで

入社以降は仕事面のみならず、様々な側面で成長を実感することでしょう。

 

5.上場企業のデメリット

次にデメリットについてです。

大きく分けると

 

・会社が買収されてしまうリスク

・コンプライアンスの厳しさ

・裁量権が小さい

 

などがあります。

 

5-1.買収のリスク

 

先ほどもお伝えしたように、上場企業では株式が自由、

つまり投資家が自由に株を購入できます。

 

もちろん、良い株主に買ってもらえればそれに越したことは無いのですが、

そのように上手く物事が運ぶとは限りません。

 

つまり、場合によっては、会社にとって不利な株主(”良くないお客さん”)に買われる可能性もあります。

 

その結果、会社にとっては都合の良くない条件でも

飲まなければならない事態が起こったり、

株を買い占められた結果、買収されて会社名が変わってしまい、

社員の待遇も大きく変わる可能性も否めません。

 

 

5-2.コンプライアンスの厳しさ

 

社員として働く以上、最低限のコンプライアンス遵守は

会社の規模に関わらず当然のことですが、

一流企業になればなるほど、輪をかけて厳しくなっていく傾向にあります。

 

というのも、

それほど有名な企業であれば、当然抱える社員の数も非常に多くなりますし、

社会的責任も大きいので、

もし何か有事の際、与える影響も非常に大きくなってしまうからです。

 

 

5-3.裁量権が小さい

 

これはよく聞くことですが、

例えばベンチャーと大手ですと、ベンチャーの方が裁量権が大きいと言いますよね。

 

社員数が少ない分、1人で多くの業務をカバーしなければならないため、

裁量権を持って物事に対処できるからです。

 

上場企業では、逆のことになります。

社員も多く、社会的責任も大きいので、

社内の風土としては保守的になりがち。

 

自分に回ってくる仕事も、新卒のうちは末端の末端のような仕事しかなく、

嫌気がさしてしまう方もいるかもしれません。

6.非上場企業のメリット

 

次に非上場企業のメリット・デメリットについて解説する前に、

非上場かつ大企業である企業を紹介します。

 

・サントリー

・竹中工務店

・YKK

・佐川急便

・大創産業

・ジェイティービー

・ロッテ

・小学館

・朝日新聞社

 

結構、聞いたことのある企業や知っている企業もあるはずです。

 

これは一例ですが、大企業であっても上場しないケースがあることを理解していただけたかと思いますので、

「大手は上場企業、ベンチャーは非上場企業」

と括らないようにしましょう。

 

それではまず、

非上場企業のメリット、

 

・社内での意思決定が迅速

・裁量権が大きい

・成果が報酬という形で見えやすい

 

について見ていきます。

 

 

 

6-1.社内での意思決定が迅速

 

非上場であることは、つまり

株主を排しての意思決定を可能にします。

 

もっと極端な言い方をしてしまえば、

株主の顔色に左右されることなく、社内での意思決定がそのまま経営方針となる

ということですね。

 

その結果、意思決定のスピードも上がりますし、

社内で完結しているので、会社運営も円滑に行われやすくなります。

 

様々な制約からも解放されるため、

経営陣からすると自由な経営を行うことができると言えますね。

 

 

6-2.裁量権が大きい

 

これは上場企業の反対で、

人員が少ない非上場企業では、一人一人の業務量、業務範囲が広くなります。

 

そのため、様々な業務を1人でカバーすることになりますが、

言い換えるとそれだけ成長機会に溢れている、ということが言えますので

 

「新卒のうちから、裁量権を持って業務に当たりたい」

という方には向いていると言えるでしょう。

 

ただし、冒頭でもお伝えしたように

「誰もが知っている」けれど「非上場」の場合、

実質的には、上場企業のような企業風土を有している場合もあります。

 

6-3.成果が報酬という形で見えやすい

 

先ほどの延長ですが、

非上場企業、例えばベンチャーなどの例でいうと、

実力主義、成果主義的な風土のところが多いです。

 

頑張って成果を出せば、それが社内で表彰されやすく

結果的に報酬という形で返ってきやすいと言えます。

 

上場企業ですと、いくら頑張って売り上げを出しても

毎月固定の額しか貰えなかったりするのですが、

 

非上場の場合は頑張りが数字に直結しているので

やる気やモチベーションも維持しやすいと言えるでしょう。

 

 

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7.非上場企業のデメリット

次にデメリットについてです。

 

非上場企業のデメリットとしては、

経営者視点からすると「資金調達の手段が少ない」というのがありますが、

働く側からすると、以下のような点が挙げられます。

 

・親から心配される

・福利厚生面で劣る

・審査に時間がかかる場合も

 

 

7-1.親から心配される

 

非上場企業の実態は、中小企業やベンチャー企業がほとんど。

したがって、上場企業に比べると

知名度が劣ってしまうところが多いでしょう。

 

もちろん、そこで働くことになるのは本人であり、親ではないので

本人が納得しているのであればそれで良いのですが、

親としては、やはり心配してしまうかもしれません。

 

「え、どこそれ?何してる会社なの?」

「本当にそこで良いの?」

 

と、なかなか納得してもらえないかもしれません。

 

内定を承諾する場合は、自分の意思を親御さんにきちんと伝え、

「ここで働くことに、自分は大きな意義を感じている」

ということを説明し、理解してもらう必要があるかもしれません。

 

 

7-2.福利厚生面で劣る

 

やはり上場企業と比べると、そこまで潤沢な資金を持ち合わせていないケースが多いため、

福利厚生面でも劣ってしまいがちです。

 

もちろん企業にもよりますが

残業が多かったり、休日出勤があったり、家賃補助がなかったり

このようなことは、ある程度想定しておく必要があります。

 

 

7-3.審査に時間がかかる場合も

 

上場企業も非上場企業も、

会社員であることには変わりがないのですが、

やはり社会からの信頼は大きく異なっている側面があります。

 

そのため、

上場企業であれば難なく通るような審査にも

いちいち時間がかかってしまったり、

 

またはきちんとした企業であることを証明するために

社員数や資本金、設立年数など

細かく記載しなければならないことがあります。

 

もちろん、自営業の方などと比べると

格段に通りやすいことには間違いありませんが、

上場企業よりは若干ハードルが高くなる、と言えます。

まとめ

あまり上場・非上場に振り回されないようにしよう

 

いかがでしたでしょうか?

 

上場企業と非上場の違いを説明し、

それぞれのメリット・デメリットについて解説しました。

 

「大手・ベンチャーの違い」と被る部分も

多くあったかもしれませんね。

 

大手とベンチャーの特徴とメリットは?

 

 

就活生たるもの、

もちろん、自分が選考を受ける企業の情報として

「上場しているか、していないか」

は最低限把握しておく必要があります。

 

とはいえ、

冷静になって自分が社員である場合のメリット・デメリットについて考えていくと、

人によって価値観が全く異なっているように、

メリットがデメリットになったり、

デメリットがメリットになったり。

結論、あまり重要でなかったりしますね。

 

もちろん、大企業の方が給料や福利厚生といった条件面において、

優れているケースが多いでしょう。

 

しかし、大企業で上場していない企業もたくさんあるので、

上場・非上場はあまり関係ないといえるでしょう。

 

上場・非上場が就活の判断軸になることは少ないと思いますが、

あくまで参考程度に留め、

あまり振り回されることのないようにしましょう。

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