SBI岡三アセットマネジメントのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/4/22更新
はじめに
SBI岡三アセットマネジメントへの就職を考えているけれど、
- どんなことを書けばいいのかわからない
- 伝わるエントリーシートの書き方ってどうすればいいの
そう思うことありませんか?
この記事では、SBI岡三アセットマネジメントへの就職を目指しているものの、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、エントリーシートの書き方のポイントについて詳しく解説しています。
特に、SBI岡三アセットマネジメントが求める人材像に着目してエントリーシートでのアピール方法から実際の記述例まで、わかりやすく解説しています。
また、SBI岡三アセットマネジメントの選考情報の重要なポイントについても詳しくアドバイスしています。
この記事を見ることで、SBI岡三アセットマネジメントの企業概要、採用難易度、求める人材像、採用の方向性、エントリーシートを書く際に企業が注目していること、過去のエントリーシートでの質問の内容とその回答例について記載しています。
SBI岡三アセットマネジメントの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までご覧ください。
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SBI岡三アセットマネジメントの概要
出典元
はじめに、SBI岡三アセットマネジメントとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
SBI岡三アセットマネジメントとは
SBI岡三アセットマネジメントとは、金融業界の中でもアセットマネジメント業界に分類される業種になります。
アセットマネジメントとは、顧客が持つ株式・債券・不動産などの金融資産を代理で運用する業務です。
顧客の運用資産を増加させることが大きな目的です。
SBI岡三アセットマネジメントでは、アクティブファンドに分類されるさまざまな投資商品の企画から販売、運用、管理までを行っています。
低金利政策により個人投資が進められている日本において、投資のエキスパートとして顧客の生活を支える重要な役割を担っています。
また、SBI岡三アセットマネジメントでは、SBIグループが掲げる「顧客中心主義」の考えのもと、業界に先駆けた先進的な投資商品の開発などを行っています。
この積極的な活動により、「R&Iファンド大賞」や「リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワードジャパン」におけるさまざまな部門で毎年最優秀ファンド賞を獲得しています。
SBI岡三アセットマネジメントの採用難易度
SBI岡三アセットマネジメントの採用難易度は比較的難関であると考えられます。
その理由は、金融業の中でも一般的にアセットマネジメント業界は専門的な知識だけでなく、経験から培われるノウハウが重要であるためです。
他のアセットマネジメント業を行っている企業も、上位の一流大学から中堅大学が主な採用大学になっています。
ここから、この業界ではやや学歴フィルターがかかっていると感じられます。
そのため、SBI岡三アセットマネジメントでも高学歴の新卒者を採用する傾向はあると考えられます。
SBI岡三アセットマネジメントの採用大学
SBI岡三アセットマネジメントの採用大学の実績はインターネット上には公開されていません。
そのため、グループ会社であるSBI証券の採用大学について以下に示します。
あくまでも、参考程度にご覧いただけると幸いです。
東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、一橋大学、首都大学東京、横浜国立大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、学習院大学、中央大学、法政大学、東京理科大学、立命館大学、成城大学、駒澤大学、日本大学、日本女子大学、フェリス女学院大学 |
SBI証券の採用実績のある大学は、上位の一流大学から中堅大学まででした。
そのため、難易度としては比較的難関であると考えられます。
そのため、SBI岡三アセットマネジメントにおいても採用難易度はそれなりに高くなると予想されます。
SBI岡三アセットマネジメントが求める人材とは?
SBI岡三アセットマネジメントの企業ホームページに詳しい内容についての記載はありませんでした。
しかし、新卒採用ページには、「資産運用業務に興味があり、自ら考え行動する人を募集している」と記載されています。
また、SBI岡三アセットマネジメントは2022年からSBIホールディングスの一つとなっています。
そのため、求める人材像についてもSBIグループが求めるものと近いと考えられます。
以下は、SBIグループが求める人材について示しています。
SBIグループでは、20年後のさらにその先まで将来的に見据えて、
- 時代の流れを捉える広い視野
- イノベーションを実現する新年
- チャレンジ精神
- 革新的なビジネスの創出
これらを通じて社会に貢献したいと考えている人が求められています。
インターネットを通じた金融サービスを提供しているSBIグループでは、現状だけでなく将来的に社会を見ていく視点が必要であると考えられます。
これは、グループ会社であるSBI岡三アセットマネジメントにも当てはまることであると考えられます。
参照ページ
SBI岡三アセットマネジメントの採用方向性は?
SBI岡三アセットマネジメントの採用の方向性は、SBIグループの採用方向性に近いものになると考えられます。
採用者は主に、2025年3月末までに国内外の大学あるいは大学院を卒業予定の人です。
また、学部や学科の指定はありません。
採用職種は、次の5つです。
- 運用
- 調査
- 商品企画
- マーケティング
- ディスクロージャー等の各部門
企業のホームページでは書類選考を通過したのちに面接と記載があります。
応募方法はエントリーシートに指定された質問内容への回答を記述してエントリーという流れです。
その後、書類選考の合格通知がきたら面接を行い、内定となります。
各業務に対しての採用方向性の違いはないため、アセットマネジメント業全体に対する理解が必要であると考えられます。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートを書くときのポイントは、主に以下の4つです。
- 文の見た目(字が綺麗か、量が十分か)
- 文章の構成力
- 自身の能力や性格をアピールできているか
- テンプレートになっていないか
エントリーシートでは、多くの応募文を企業の人事の方が全て読んで合格、不合格あるいは保留のどれかに分類しています。
そのため、まずは人事の方が読みやすい字で記載できているか、やる気が感じられる文量になっているかなど文の見た目が重要です。
また、読みやすい文章構成にすることであなたのアピールポイントを伝える力は格段に異なります。
なぜなら、文章構成が煩雑な文では、話に筋が通っていないことが多く、何を伝えたいのかわからない文章になってしまうためです。
逆に、文章構成ができていると自身の能力や性格をわかりやすく明確に読み手に伝えることが可能になります。
さらに、人事の方はこれまで何枚ものエントリーシートを読んできています。
そのため、エントリーシートがテンプレートなのか一瞬で判断することができます。
自分の言葉で、「会社に入りたい」という意志を書くことが非常に重要です。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートを書くときに、おすすめの文章の型があります。
それは、PREP法という結論ファーストで書く文章構成方法です。
PREPとは、具体的に以下の要素からなります。
- P:Point(結論)
- R:Reason(理由)
- E:Example(具体例)
- P:Point(結論)
このように最初に結論を伝える構成にすることで相手は、あなたのお話の目的地をわかった上で文章を読むことができます。
また、内容が変わる時には改行すると読みやすさがグンと上がります。
以下の例文を参考にしてみてください。
P(結論) 私が、貴社を志望する理由は主に2つです。 R(理由) 一つ目は、学生時代に身につけた英語力分析力を生かすことができると考えたためです。 E(具体例) 大学では、入学当初から興味があったデータサイエンスの講義を受けていました。 データサイエンスの講義では統計学についてやコンピュータによるビックデータの解析などについて学びました。 また、在学中に1年間の海外留学経験があります。 現地では、日本人学生も数名いましたが、1日に3人以上の人と話すことを目標に英語で積極的に話していました。 そのため、日本ではなかなか身につかないスピーキング力の向上につながるだけでなくコミュニケーション力を身につけることができました。 P(結論) そのため、大学で学んだことをアセットマネジメント業務で発揮できると考えています。 R(理由) 二つ目は、SBIグループが掲げる「顧客中心主義」の理念に共感したためです。 E(具体例) 私は、学生時代に家具屋でアルバイトをしていました。 家具屋ではお客様のインテリアの雰囲気やご要望に応じて家具のご案内をします。 身につけた家具の知識に基づいてお客様をご案内できたときに、お客様から「お願いしてよかった」と言われました。 お客様のために自分が持つ知識を最大限発揮できたことが、嬉しくもあり達成感も感じることができました。 P(結論) そのため、「顧客中心主義」を掲げる貴社で資産運用を通して私がもつ知識によりお客様の生活に貢献できると考え、貴社を志望いたしました。 |
文章を一通り書き終えたら、一度読み返して見ることをおすすめします。
ここでのポイントは、
- 全体を通じて何が言いたいのか冒頭に一言で記述できているか
- 結論と理由が論理的に整合性があるか
です。
さらに、読み返す際にはぜひ声に出して読んでみてください。
こうすることでより修正点に気づきやすくなります。
SBI岡三アセットマネジメントの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートで大事なポイントの一つでもある「テンプレートになっていないか」は、企業の独自性について触れることが重要になります。
具体的には、なぜその企業でなくてはいけないのか、同じ業種の他の企業ではだめな理由です。
例えば、SBI岡三アセットマネージメントでは、新卒採用の応募資格に
「資産運用業務に興味をもち、自ら考え行動する人」
と記載されています。
また、投資哲学には、
「企業、産業、技術、経済にとどまらず、国家、通貨、文化など世界の潮流の変化をしっかりと認識し、それらが投資対象資産の価格に織り込まれる前に投資を行うことが、より良い成果を生むと考えています。」
と記載されています。
以上のことから、資産運用業務について業界・企業分析を行っておくことが重要です、
さらに、国内や海外の社会や経済などのさまざまな情報にいち早く気づくことができる人材であることが求められます。
そのため、日頃から世界にも目を向けて取り組んでいることがあればそれは非常に大きな強みになると考えられます。
参照ページ
エントリーシートの位置づけおよび対策方法
エントリーシートの位置づけは、その後の面接での質問内容のネタです。
面接では、エントリーシートで問われていることをさらに深掘りしていくという流れになります。
そのため、まずはエントリーシートで「何が問われているのか」さらにそれが問われている背景も考えることが重要です。
問われていることに対してただ回答するだけではあと一歩足りません。
なぜなら、人事の方はどういう経緯でその結論に至ったのかまでのプロセスを知りたいからです。
企業の採用担当の方は多くの就活生のエントリーシートを見てきています。
就活生が強みとしていることや志望動機の内容は似たようなものばかりです。
そのため、応募者がエントリーシートで質問している内容の回答に至ったプロセスを論理的に記述していると、あなたの独自性がでます。
これが、採用担当者に読んでもらえるエントリーシートとなります。
では、具体的にどう記述すれば良いでしょうか。
それは、まず自己分析をしたうえで自分の経験について、
- どんな状況だったか
- そこで何に悩み、苦しんだか
- それをどう乗り越えたのか
- その経験から何を得たのか
- それが現在にどのようにつながっているのか
- 企業にとってどう役に立つのか
- 将来的にどうつなげていくのか
のように、過去・現在・未来の順番で記述していくことがおすすめです。
まずは、設問で何が問われているのかを考えてそれに対する回答を一言で記述できるようにしておくと良いです。
そこから、回答に至る理由や具体例などを自己分析を行った内容から深掘りしていくと、記述する際にも相手にわかりやすく伝えることができます。
また、エントリーシートで問われることは企業によりさまざまです。
それぞれの内容の対策についてさらに詳しい情報が欲しい方は、必要な情報を以下のエントリーシート対策記事にまとめて記載しております。
ぜひ、こちらをご活用ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
SBI岡三アセットマネジメントの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
【質問例】
資産運用業および弊社の志望理由(200~400字)
【記載例】
資産運用業界を志望する理由は、日本の資産運用を促進させていきたいからです。 日本では2001年以降、「貯蓄から投資へ」のスローガンの元、個人投資による資産形成が推進されています。 しかし、現状では日本の家計資産の半分以上は現金や銀行への預金が占めています。 2024年から新NISA制度が開始され、信託投資への関心が高まっている一方でまだ普及はできていないことが現状です。 そのため、資産運用業務を遂行し、投資による資産形成の普及につなげたいと考えています。 貴社を志望する理由は、顧客中心主義というSBIグループの理念の元、先進的な商品開発に積極的、意欲的に取り組むことができる環境があると考えたためです。 業務では常にスピード感を持って仕事に臨むことが求められます。 その中でも、より良い商品開発に取り組み、毎年複数のファンド賞を受賞されている貴社に身を置くことで、自身も成長していけると考えています。 |
ポイント
大前提として、問われている内容に関して確実に回答することが重要です。
ここでは、大きく以下の二つについて問われています。
- 資産運用業を志望する理由
- SBI岡三アセットマネジメントを志望する理由
まずは、これらに対する回答を一言で記述してください。
次に、文の構成です。
エントリーシートを記述する際のポイントは、PREP法を用いることです。
PREP法とは、文章構成を
P(結論)→R(理由)→E(具体例)→P(結論)
とする方法です。
言いたいことを結論として最初に記述することで読み手が話の大枠を理解した上で読み進めることができます。
まとめ
この記事では、SBI岡三アセットマネジメントの会社概要やエントリーシートの書き方について解説しました。
SBI岡三アセットマネジメントは、2022年にSBIグループと岡三証券グループの合弁会社となりました。
金融業界の中でも、アセットマネージメント業界に位置する企業で、信託投資の商品企画・開発、運用、顧客サポートを行っています。
投資のエキスパートとして国際的な社会や経済の動きをみて分析を行い、顧客の投資利益の向上に努めなければなりません。
そのため、採用大学からは採用難易度は比較的高いと推測されます。
SBI岡三アセットマネジメントの新卒採用情報や投資哲学から、業界・企業分析や世界の社会・経済に関心を持つことが重要であると言えます。
また、SBIグループの一つでもあるため、SBIグループが掲げる「顧客第一主義」についても評価されると考えられます。
エントリーシートを書く際は、これらのことを念頭に自己分析を行うことがポイントです。
この記事が、SBI岡三アセットマネジメントの内定獲得のための参考になれば幸いです。