新卒で優秀なのに落ちるのはなぜ?不採用時の心構えや採用のコツを紹介

新卒で優秀なのに落ちるのはなぜ?不採用時の心構えや採用のコツを紹介

2024/4/20更新

はじめに

スーツ姿で椅子に座る就活生
いかに優秀な人材であっても、選考に落ちてしまうケースは多々あります。

人とは違う経験や資格を保持している就活生からすると、なぜ落ちるのかと疑問に感じる方も多いかもしれません。

では、何をもって「優秀」と呼べるのか考えたことがあるでしょうか。

新卒採用においては即戦力ではなく、将来性への期待値が重要視される傾向にあり、経験やスキルの差が影響することはほとんどありません。

この記事では優秀なのに落ちてしまうと悩む就活生に向けて、落ちる理由や選考を通過する就活生との違い、について解説します。

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新卒採用で優秀なのに落ちる理由

しっかりと準備をして挑んだのに不採用が続く、知識やスキルに自信があるのに内定がもらえないなどの理由から就活に行き詰まる学生も多いでしょう。

新卒採用はポテンシャル採用とも呼ばれ、応募者の可能性に対しての評価が重視される傾向にあります。

そのため、いかに優秀な人材であっても選考に落ちるケースは少なくありません。

この章では、優秀なのに不採用となってしまう要因について紹介します。

どれだけ知識や経験が豊富でも、企業の求める条件とマッチしなければ採用には繋がりません。

企業文化や価値観の相違

優秀なのに落ちる要因の1つ目は、企業文化や価値観の相違です。

企業文化や価値観の相違は、早期離職のリスクを含んでおり、採用コストや教育に費やす時間など企業にとって大きな損失です。

そのため、近年の新卒採用では、学歴やスキルだけでなく、企業文化や価値観の一致を重視する傾向が強まっています。

企業文化や価値観への理解を深めるだけでなく、それが自分の大切にしている価値観と合致するのかを確認することも重要です。

募集ポジションと応募者スキルのミスマッチ

優秀なのに落ちる要因の2つ目は、募集ポジションと応募者スキルのミスマッチです。

例えば、営業職の募集に対して、数字に苦手意識のある人材や課題解決の経験がない人材は不適合と判断されかねません。

ポテンシャル採用と呼ばれる新卒採用でも、募集しているポジションで活かせるスキルや経験を持った応募者に魅力を感じるのは必然です。

募集ポジションと自身のスキルのミスマッチを防ぐためには、募集要項を正しく理解し、求める人物像や条件と合致するかを確認することが重要です。

不明確な志望動機

優秀なのに落ちる要因の3つ目は、不明確な志望動機です。

企業は志望動機から自社でなければならない理由を重要視しています。

企業が自社でなければいけない理由にこだわるのは、入社後に活躍してくれる人材を採用したいと考えているからです。

新入社員は企業にとって将来を担う存在であり、採用コストや教育にかける時間は新入社員への先行投資といえます。

そのため、不明確な志望動機や他社で通じるような志望動機では、意欲や熱意が伝わらず、自社でなくても良いのではと捉えられるため不採用になりやすいと考えられます。

採用枠の不足

優秀なのに落ちる要因の4つ目は、採用枠の不足です。

企業によっては募集人数に対して応募者が多く、他の応募者と比較した結果、不採用となるケースもあります。

数に限りのある採用枠を獲得するためには、事前の準備が欠かせません。

企業が応募者について知る機会は、エントリーシートと面接の2回であり、応募者全員に与えられる機会は平等です。

そのため、限られた機会でいかに自分をアピールできるかが重要となります。

企業は自社で長期的に活躍してくれる人材を求めており、これまでの経験から自社でどのように活躍できるのかや、叶えたいキャリアプランなどをアピールし、自社で働くイメージを持ってもらうことが採用へのポイントです。

「優秀な人材」の基準は企業によって違う

PCを見ながら面談する女性

優秀な人材には、決まった定義がありません。

特に新卒採用は、即戦力としてではなく、今後の将来性に期待されているためです。

企業にとって優秀な人材とは、企業の価値観や求める人物像に合致する人材であり、その基準は企業によって異なります。

この章では、優秀なのに選考を通過できない理由を企業視点から解説します。

公表されている情報が正しいとは限らない

企業は一般的に採用情報として、求める人物像を公開しています。

就活生の多くは企業が公開してる情報をもとに、志望動機や自己PRを組み立てるのではないでしょうか。

しかし、企業が公表する情報が必ずしも正確とは言い切れません。

企業によっては本当に必要な人材が見えておらず、汎用性の高いコミュニケーション能力や主体性を求める人物像として挙げている場合があります。

また、企業のイメージアップや募集担当者の主観、情報の更新が追いついていないなどの要因も考えられます。

そのため、企業が公表している情報は鵜呑みにせず、参考程度にとどめましょう。

経営側と現場の認識相違

企業の求める人物像は、経営陣と現場で認識のズレが生じる場合があります。

採用情報は会社の採用戦略に基づいて決められ、最終決定権を持つのが経営陣です。

経営陣は将来の経営に対する危機感が強く、社会の変化に柔軟に対応できる人材を求める一方で、現場は新しい価値や挑戦よりも協調性や真面目さを重視します。

企業選考の初期段階は現場に近い社員が行いますが、最終選考は役員クラスが対応する企業が一般的です。

現場と経営陣の求める人物像の認識に相違があることで、経営陣が面接対応にあたるころには、経営人が求める人材が残らないといった事象が起きます。

また、現場から優秀な人材として推薦されても、経営陣から優秀な人材を活かせるのか、任せられる仕事があるのかなどオーバースペックを疑われ不採用となるケースもあります。

面接官の独自基準

企業は求める人物像を提示しているものの、すべての面接官がその基準通り判断してくれるわけではありません。

その理由は、面接官を担う社員の多くがそれなりのポジションについており、自身の経験や考えに基づいて独自の判断を下すためです。

事前に企業全体の採用戦略に基づいて採用情報を公開しても、結局のところ面接官の独自基準一つで結果は変わってしまいます。

また、設定された判断基準とはまったく別のところで選考されるケースも少なくありません。

 

参照ページ:現役人事が語る「優秀なのに選考されない人

新卒で採用される就活生とされない就活生の違い

就活に苦戦する就活生もいれば、一人でいくつもの内定を獲得する就活生もいます。

苦戦している学生からしてみれば、何が違うのか疑問に感じる方も多いでしょう。

しかし、新卒で採用される就活生とされない就活生には明確な違いがあります。

この章では、新卒で採用される就活生とされない就活生の違いについて紹介します。

事前準備とリサーチ

採用される就活生との違いの1つ目は、事前準備とリサーチがしっかりできていないことです。

採用される就活生は企業研究や自己分析を徹底して行っているため、企業文化や価値観、求める人物像をしっかり把握しており、自分のスキルや経験が企業でどのように活かせるのかを企業にアピールできます。

一方で採用されない就活生は、企業情報の不足や自身のアピールポイントが明確になっていないため、企業側からの深い質問に応えることができません。

その結果、入社意欲が低い、一緒に働くイメージが持てないなどの理由から不採用になると考えられます。

新卒採用では、長期的に自社で活躍してくれる人材や企業の価値観に合う人材が求められており、いかに一緒に働くイメージを持ってもらえるかが勝負です。

自己分析による明確なキャリアビジョン

採用される就活生との違いの2つ目は、明確なキャリアビジョンをもっていないことです。

企業は、応募者がどのようなキャリアプランを描いているのか、そのためにどのようなキャリアを築いていきたいと考えているのかを重視しています。

その理由は企業が、目標達成に向けて自ら考え努力し続けられる人材や現状に満足せず貪欲に成長する姿勢のある人材を確保したいと考えているからです。

採用される就活生は、明確なキャリアビジョンに基づいて企業選択を行っているため、目指すキャリア実現に向けて活躍するイメージをもってもらいやすいといえます。

採用されない就活生は明確な目標が見えず、指示通りにしか動けないのでは?将来的に成長がとまるのでは?といった懸念が生まれやすくなります。

志望動機の妥当性

採用される就活生との違いの3つ目は、志望動機の妥当性です。

企業は採用活動を行ううえで、自社でなければならない理由を重視します。

なぜなら、新入社員は企業にとって将来を担う存在であり、採用コストや教育にかける時間は新入社員への先行投資であるからです。

妥当性のある志望動機は、企業や自身のことを深く理解していないと書くことが難しいため、企業は応募者の熱意や意欲が高く、企業の価値観に合致していると判断します。

一方でどこにでも通用するよう志望動機は、自社である必要性が感じられないため将来性が見込めず不採用の判断をせざるをえません。

柔軟な対応

採用される就活生との違いの4つ目は、柔軟な対応ができないことです。

これまで新卒採用は、即戦力としてではなく、これからの将来性に重点をおいた採用が一般的でした。

しかし、環境の変化が激しい現代では、就活生に柔軟性や適応力を求める企業も増え、即戦力として期待する傾向も強まっています。

新しい環境に柔軟に対応し、成長するために自ら学ぶ学生は即戦力として期待値が高く、長期的にみても魅力的な人材です。

一方、変化に対して消極的な就活生は、新しい環境に適応する自信がない、これからの変化に対応できないと判断され不採用となる可能性があります。

新卒採用で不採用が続く場合の心構え

就職活動を続ける中で、不採用が続く時期もあるでしょう。

不採用が続くと、自信の喪失やモチベーションの低下など気持ちが不安定になりがちです。

マイナスの感情は表情や態度から伝わり、採用担当者はそれを敏感にキャッチします。

この章では、不採用が続いた際の心構えについてを紹介します。

モチベーションが落ちているときこそ、いかに気持ちを切り替えられるかが重要です。

不採用の原因は就活生だけではない

不採用の原因すべてが就活生にあるとは言い切れません。

企業は就活生の能力だけを見て判断しているのではなく、社風に合うかや、入社後に活躍できる人材であるかなど様々な視点から合否を判断しています。

企業研究や自己分析を通じて自分自身の強みが業務のどの場面で活かせるのか考え、企業ごとに対応させていく努力は必要ですが、それが必ずしもマッチするとは限りません。

また、面接官との相性や当日の体調など、外的要因が影響する場合もあります。

1社でも自分に合う企業が見つかれば良い

就職活動の最終ゴールは、自分に合う企業に出会うことです。

多くの企業から内定をいただいたとしても働きたいと思える企業でなければ意味がないですし、実際に入社できるのは1社のみです。

内定や内々定の数が入社後の活躍に影響することはありません。

スピードや数に捉われて妥協することなく、自分が本当に働きたいと思える企業を見つけることを最優先に考えましょう。

内定時期は入社後に影響しない

内定時期は、今後のキャリアや待遇に影響しないということです。

優秀な人材から採用が決まっていくというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、入社してしまえば内定獲得時期は関係ありません。

特に新卒採用はこれから業務を覚えていくため、これまでのスキルや経験よりも業務に対してどれだけ柔軟に対応し、企業に貢献できるかの方が重要です。

早い段階で内定を得られることは安心材料の一つにはなりますが、決して人材の優劣を図る基準にはなりません。

就活を早く終えることよりも、自分が後悔しない選択をするために時間を使うことが大切です。

 

参照ページ:就活で落ちまくるのは当たり前?全落ちの原因や対策を紹介

優秀でも不採用が続く新卒就活生へ

リクルートスーツ姿で歩く就活生 女性

いかに優秀な人材でも、不採用が続くことはあります。

不採用の理由がわからないだけに、焦る就活生も多いかもしれません。

しかし、不採用が続く要因は意外と基本的なことである場合が多いです。

最後の章では、優秀なのに不採用が続く就活生が見直すべきポイントについて紹介します。

自己分析の徹底

見直すべきポイント1つ目は、自己分析です。

不採用が続く理由の1つとして考えられるのが、企業の価値観や求める人物像に対して自身の強みがマッチしていないことです。

自身の興味や関心、価値観などについて深く掘り下げることで、自分の目指すキャリアプランや企業に求めること、譲れない条件など企業を選択するための軸が見えてきます。

その軸に沿って企業を選別したり、志望動機や自己PRを組み立てたりすることで、企業との認識の相違が減り、選考通過の可能性が高まります。

企業への理解を深める

見直すべきポイント2つ目は、企業に対する理解度です。

選考を通過するためには企業の求める人物像を正しく把握し、自分がどのように業務に貢献できるのかをアピールすることが重要です。

企業について理解を深めることで、志望動機やキャリアビジョンがより具体的になり、説得力が生まれます。

事業内容や企業理念などの基本的な情報だけでなく、業界の動向や企業の強み、特徴など徹底的にリサーチしましょう。

また、OB・OG訪問や合同説明会に積極的に参加し、実際に働く社員さんの声を聞くのもおすすめです。

実際に働く人の意見を取り入れることで、文字だけではわからない会社の雰囲気や働くイメージを持ちやすくなります。

応募書類の質の向上

見直すべきポイント3つ目は、応募書類の質の向上です。

エントリーシートや履歴書は、応募者の第一印象を左右する重要な書類です。

面接などとは違い、採用担当者は文字から多くの情報を集め、応募者のイメージを膨らませて判断します。

誤字脱字がないのはもちろんのこと、読みやすさや質問項目に対する妥当性などにも気を配ることが重要です。

エントリーシートに記載する自己PRや強みなどの項目においては、受験する企業ごとに内容をカスタマイズし、その企業でなければならないという熱意や意欲を伝えるようにしましょう。

企業にフィードバックを求める

見直すべきポイント4つ目は、企業からのフィードバックです。

選考に通らなかった企業に対して、面接のフィードバックを求めてみましょう。

フィードバックをもらうことで、客観的に面接を振り返ることができ、自身の課題を把握することに繋がります。

多くの就活生を見てきた採用担当者視点から意見はとても有益な情報であり、今後の就職活動にも活かすことが可能です。

しかし、すべての企業が教えてくれるわけではないことは覚えておきましょう。

企業にフィードバックを求める際は、明確な理由を伝えたり、「自己PRについて〇〇という意図をもって伝えたのですが、どのような印象を持ちましたか?」など具体的に質問したりすることを意識しましょう。

まとめ

新卒採用において、優秀なのに落ちる原因は事前の準備不足です。

企業が新卒に対して求めるのは、自社で活躍してくれそうな人材や、企業の文化や価値観にマッチし、長期的なキャリアが見込める人材です。

そのため、これまでの経験から自身が業務でどのように活躍できるのかや、この企業でなければならない理由をアピールすることが重要といえます。

そして、アピールに対して説得力や妥当性を持たせるために欠かせないのが、自己分析や企業研究などの事前準備です。

採用される就活生は、選考に進むための事前準備として企業研究や自己分析などを徹底して行い、企業や自分を正しく理解したうえで自信をもって選考に臨んでいます。

 

一方で間違ってはいけないのが、就職活動の目的です。

就職活動の目的は、自分に合う企業を見つけることであり、決して内定までのスピードや数ではありません。

就職活動の期間が長期化するほど不安が募り、気持ちが焦ります。

しかし、事前準備を徹底し前向きな気持ちで就職活動に取り組んでいれば、いずれ自分の価値観や能力を認めてくれる企業と出会うことができるはずです。

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