就活で知っておくべきことは?4つの基本と今から準備すべき5つの就活対策を紹介!

就活で知っておくべきことは?4つの基本と今から準備すべき5つの就活対策を紹介!

2024/4/19更新

はじめに

面談する女性

大学3年生からはじまる就活では、志望する企業の内定をもらうことを目指し、多くの就活生が採用試験への対策をおこないます。

しかし、これから就活時期を迎えるひとは、「就活では何からはじめれば良いのだろう」と悩むことも多いのではないでしょうか。

志望する企業を決めるまえに、自分はどのような企業にあうのかどんな企業があるのかなど、情報をたくさん集めることから就活ははじまります。

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就活で知っておくべき4つの基本

微笑む女性 桜の背景

ここでは就活の基本となる4つのポイントについて解説します。

  • 自分のことを知る
  • 業界や企業研究
  • 企業説明会やインターンシップ
  • ES・筆記・面接対策

就活の流れでもあるので、しっかりポイントをつかんでおいてください。

特に就活では重要となる「自分のことを知る」では、細かく解説しているので、ぜひ参考にして実施してみてくださいね。

自分のことを知る

就活生は、どれくらい自分自身のことを知っているでしょうか。

自分のことを知ることは、就活における自己アピールや志望動機などで、欠かせない要素となっています。

価値観や適性など、他人と比べるのではなく、自分自身と向き合ってしっかり理解し、把握しながら就活に臨むことが大切です。

以下では、自分のことを知る方法について解説しています。

自己分析をはじめ、自分の意外な部分が見つかる可能性もあるので、ぜひ実践してみてください。

自己分析をする

就活でもっとも重要といっても過言ではないほど大切な「自己分析」では、これまでの経験を振り返ってみましょう。

行動パターンや思考を分析してみると、価値観や強み、苦手な部分が見えてくるはずです。

自己分析が難しいと感じたら、次のようなポイントを紙に書き出してみてください。

  • 好きなもの、嫌いなものをそれぞれ10個書き出し、自分の価値観を見つける
  • 幼稚園から大学までの時系列で自分史を書し、エピソードの共通点を見つける

 

人や物、スポーツや趣味など、なんでも良いので「好きなもの」と「嫌いなもの」を、紙に書き出してみましょう。

一見、バラバラに見えるものでも、10個あれば共通点が見つかりやすくなります。

好きなものと嫌いなものは、感覚的なものであり、好きなものなら自分の強み、嫌いなものなら自分の価値観と考えられます。

こうした自分の強みと価値観がわかったら、企業選びの軸にできるのです。

職種や安定性、ワークバランスや給料など、どこまで頑張ることができ、譲れないものにはどんなものがあるのかを知ることができます。

 

また、自分史では長く続いた経験や努力したこと、目標を決めた出来事など、さまざまなエピソードをもとに、深堀していくことができます。

  • なぜ続けることができたのか
  • なぜ頑張ることができたのか
  • 目標を決めたとき、どのようなことを感じたのか
  • どんな課題があり、どう乗り越えたのか
  • 出来事を通じて、学んだことはどんなことがあるのか

このように、「なぜ」「どうして」を追求し、1つ1つ深堀していくことで、モチベーションが高まる瞬間や、課題に対する考え方や行動を、自分の時系列に沿って自己分析できるのです。

責任感の強さやコミュニケーション能力の高さ、協調性や自己主張の強さなど、本来の自分はどんな人物なのかを知ることができれば、就活に役立てることができます。

また、ジョーカツでは「自己分析の極意!就職活動で差をつけるツール活用法」でも、自己分析の方法について解説しているので、合わせてご覧ください。

マインドマップで自己分析

自分の考え方を具体的に表現する方法が「マインドマップ」です。

日常生活のなかで、自分が大切にしている3つのポイントを知ることができます。

  • どんなことを考えているか
  • なにを大切にしているか
  • どんな心理で行動を起こしているか

この3つのポイントをそれぞれ中心に、これらに繋がる言葉や物をイメージし、放射状にどんどん広げていきましょう。

マインドマップのメリットは、視覚的な自己分析です。

書き出した言葉は、すべて自分の思考に繋がる人や物であるため、自分がどのようなことに興味を持ち、どのような分野に目を向けているのかを知ることができます。

 

マインドマップで自己分析するときは、真っ白な大きな紙を用意しておいてください。

イメージを膨らませながら、どんどん外に向かって広がっていくため、あまり大きく書きすぎたり、小さすぎる紙に書いたりすると、書く場所がなくなり連想がストップしてしまうので、注意しておいてくださいね。

また、カラフルに書くこともおすすめです。楽しいイメージとなり、前向きな考えが頭に浮かびやすくなりますよ。

また、連想のなかで嬉しい、楽しいなどプラスのイメージは明るい色、逆にマイナスのイメージがある連想となったときには、少し暗めの色など使い分けてみてください。

ひとめでわかるマインドマップとなるのでおすすめです。

このようにしてできあがったマインドマップをもとに自己分析し、自分がどのような人物なのかを客観的に考えてみましょう。

16パーソナリティを活用してみる

一時期、年齢問わず流行した16パーソナリティも、職種を考えるときに参考となります。

93種類の質問に答えることで、16種類の性格に分類される性格診断テストです。

50年以上にわたって使われてきた16パーソナリティでは、自分が考えているような職種とは、真逆の適性が出て驚く人も多く、自分の意外な一面を知るきっかけにもなるでしょう。

16パーソナリティは、直感で答える質問であるため、時期をあけてみると違う結果となる場合もあります。

深層心理が浮き彫りになるテストでもあるので、落ち着いた場所で1人になったときに実施することがおすすめです。

なお、16パーソナリティの結果について詳しく解説している記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。

スマホを見て談笑する3人の就活生

業界や企業研究

就活においては、どのような道を歩んでいくのか将来を決めるためにも、就職を志望する業界や企業の研究をおこなうことも重要です。

就活がはじまったら、さまざまな業界や企業を確認することをおすすめします。

好きな分野や興味のある企業だけでなく、幅広い視野をもって複数の業界や企業を比較しながら、理解を深めるようにしておきましょう。

好みだけで業界や企業を選ぶと、自ら選択肢を狭める結果となります。

同じ業界に身を置く企業でも、それぞれ特色があり、企業理念や社風が大きく異なります。

また、同じ職種であっても、企業によって業務範囲が異なったり、勤務時間や年収の違いに気づくことでしょう。

就活は、人生の分岐点といっても過言ではないため、自分自身の可能性を広げる意識をもって、業界や企業研究をしっかりおこなってくださいね。

企業説明会やインターンシップに参加する

企業研究をするうえで大切なことが、企業説明会やインターンシップです。

就活生は「必ず企業説明会やインターンシップに参加するべき」と言っても過言ではないほど、重要だと考えておくべきでしょう。

企業説明会には、2つのパターンがあります。

  • 個別説明会
  • 合同説明会

個別説明会は、その企業が1社で開催する説明会です。じっくりと企業の話を聞けるため、自分が就職したいと思う業界や企業が、ある程度決まっている就活生におすすめです。

一方、合同説明会では1つの会場に、複数の企業が集まり開催されている説明会です。各企業はブースに分かれ、それぞれ説明会を実施しています。

さまざまな業界や企業を知りたいと考えている就活生は、合同説明会がおすすめです。

志望する企業によっては、企業説明会でエントリーシートを配布したり、グループワークを実施し、採用選考が始まっている場合もあるので、就職したい企業があるなら、企業説明会に参加するようにしておきましょう。

 

在学中に企業で就業体験ができるインターンシップは、企業ごとに期間が異なっています。

長期にわたる場合や、1~2日のみのインターンシップもありますが、気になっている業界や企業があるなら、参加することがおすすめです。

インターンシップに参加すると、業務内容や社風、先輩社員から生の声が聞けるので、就活では大きな参考になることでしょう。

ただし、インターンシップのなかには、選考がある企業もあります。

一般的に、1dayなど短期間のインターンシップは、参加人数が多く間口が広くなっているので、選考があっても通過しやすくなります。

しかし、中長期にわたるインターンシップは、すでに志望企業として採用枠を狙っている就活生が参加しているため、選考基準も高くなり、通過できる倍率は高くなってしまいがちなので、注意しておいてください。

就活では、興味のある業界や企業を見つけたら、積極的に企業説明会やインターンシップに参加し、視野をひろげて進むべき道を見つけることが大切です。

エントリーシート(ES)・筆記・面接対策

長い就活のなかで、志望する企業が決まったら、いよいよ選考突破を目指して、採用を獲得するための対策が必要となります。

採用選考には、エントリーシート(ES)や筆記試験、面接が一般的ですが、なかにはグループワークや自分史の提出など、企業独自の選考をおこなっているケースもあるので、しっかり選考ステップを確認しておきましょう。

 

エントリーシートは、志望動機や自己PRなど、企業が求める人物像を意識して、記入することが重要です。

つまり、複数の企業にエントリーする場合、企業ごとに求める人物像が異なるケースが多いため、準備に時間がかかってしまいがちです。

提出期限をしっかり確認し、エントリーシートに記入する共通の内容は、事前に準備しておき、複数枚ストックしておくと、1社1社、じっくりと記入する時間が持てるでしょう。

 

筆記試験では、SPI試験が採用されていることが多くあります。

回答は時間との勝負となるので、過去問を繰り返し解いて、頻出問題など出題傾向について対策しておく必要があるので、早めに取りかかることがおすすめです。

 

面接対策では、どのような面接がおこなわれるのかを確認し、企業がどのような人材を求めているのかを理解しながら、質問へ回答できるよう意識しておくと良いでしょう。

対策方法には、何度も繰り返し練習する方法があります。

本命の企業で面接を受けるまえに、他の企業で実践を積む方法や、模擬面接を受ける方法があるので、緊張して言葉に詰まってしまわないよう、対策は万全にしておいてください。

5つの就活対策

スマホを持って佇む就活生 女性

ここからは、就活対策で大切な5つのポイントを紹介します。

志望する業界や企業を決めたり、就活へのモチベーションが下がってしまったり、就活中はさまざまな変化が起こりがちです。

最終目標である希望する企業への就職まで、しっかり就活が継続できるよう、ここでは就活対策で気をつけておいて欲しいポイントを解説するので、ぜひ覚えておいてください。

ミスマッチを防ぐ

就活を経験した人のなかには、就職してから予想と大きく異なっていたというミスマッチが起きているケースがあります。

自己分析が不足していたり、企業研究が不十分だったりすると、就職してから「やりたい仕事じゃなかった」「自分には合わない仕事だった」と感じてしまい、早期退職に繋がるケースがあるのです。

企業には、外部から見えない業務や社風があり、しっかり企業研究をしていなければ、見えていないまま就職してしまい、入社後にはじめて知ることになります。

結果として、せっかく入社できても退職に至ってしまったり、仕事へのモチベーションが上がらないまま、なんとなく仕事をしているだけとなってしまうのです。

このようなミスマッチを防ぐためにも、自己分析を徹底的におこなった結果と、企業研究から考えられる求められている人物像が、どれくらいマッチしているのかを客観的に見て考えてみましょう。

選考情報を確認する

選考情報の確認は、非常に重要です。

人物像だけでなく、エントリーシート(ES)や面接以外に、グループディスカッションなど、どのような選考ステップとなっているのかをしっかり確認しておきましょう。

企業がどのようなポイントを重視しているのかが不明瞭なときは、OB・OG訪問で、アドバイスをもらう方法があります。また、サークルのOB・OGやゼミの教授などに紹介してもらうなど、情報を集めることを徹底しておいてください。

内定が決まらなくても諦めない

志望企業によっては、選考の間口が狭く、なかなか内定に辿りつけないケースが多々あります。不採用通知が続くことも、決して珍しいことではありません。

そんなとき、友人や知人の内定が決まると、心が折れてしまうこともしばしば・・・

こんなに就活を頑張っているのに・・・」と自分自身が否定されたような気持ちになってしまうこともあります。

しかし、内定が決まらない企業とは相性が合わなかったと割り切り、次の就活に全力を注ぎましょう。

内定が決まるまで、決して諦めることなく継続することが、就活でもあるのです。

就活とプライベートのバランス

長期間にわたる就活では、プライベートとのバランスを保つことが、就活へのモチベーションにつながります。

就活では、企業研究や自己分析、企業説明会やインターンシップなど、次から次へと時間がかかることばかりです。

そのため、プライベートの時間を削ることになるだけでなく、学業がおろそかになってしまい、卒業が危うくなってしまうことも考えられます。

もし志望する企業から内定をもらっても、卒業できなければ辞退する以外ありません。

確かに就活は、将来を決めることでもあり、大切なステップです。

しかし、プライベートの時間を確保して息抜きをしたり、スキルを磨いたりすることも重要ですので、健康な生活を送るためにも就活とプライベートのバランスは、上手に保っておきましょう。

内定が決まってもそれで終わりではない

内定が決まったからと言って、就活が終わるわけではありません。

選考対策は終わりますが、新たにやるべきことが始まります。

志望する企業から内定を貰えることが一番ですが、第2第3志望、もしくはそれ以外の企業だった場合、就職を決めて良いのかを、よく考えなければなりません。

就活から解放されたいばかりに、よく考えず内定された企業に就職し、後悔するケースも珍しくないのです。

入社して、どのような働き方をしているのか自分をイメージし、長く働けるイメージや活躍できる分野があるかを思い浮かべ、自分に合った企業に就職することが大切です。

就職内定を承諾し、入社日を待つ新社会人も、企業で働くためのスキルアップを目指し、短い期間であっても努力しておくことが、就職後の働き方に大きく影響すると考えられます。

年々早期化する就活時期について

スマホとキャリーバッグを持つ女性

就活をスタートする時期で悩む学生は多いですが、明確な時期は決まっていません。

しかし、年々就活は早期化していると考えられます。

一般的に3月に情報が解禁され、6月から選考開始されています。

しかし、実際は3月以前に情報解禁している企業もあり、一般的な就活時期だと思い込んでいると、「気になる企業はすでに選考が始まっていた」ということになりかねません。

ここでは、就活スケジュールや、就活時期が異なる業種について紹介します。

就活スケジュール

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)によると、以下のような就活スケジュールが発表されています。

  1. 広報活動開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  2. 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
  3. 正式な内定日:卒用・修了年度の10月1日以降

 

しかし、就活は3月になったから、募集企業の情報を探すのではなく、自らの意思で積極的に就活へ参加することが大切です。

各企業の選考スケジュールを確認し、能動的な活動が必要だといえるでしょう。

なお、内閣府の令和5年度委託調査事業では、就職活動に要する期間と学生の認識において、以下のようなデータがあります。

  • 就職活動に要する期間は9ヶ月以上と回答した学生は約4割
  • 就職活動が始まったのは広報活動開始前年の9月以前と答えた学生が約5割
  • 全体で見ると、大学3年生の6月以前に就活が始まったと考える学生は32.7%

 

令和4年度は、大学3年生の6月以前に就活が始まったと考える学生は28.4%であったため、少しずつ就活の始まりが早くなってきていることがわかります。

 

参考ページ

「2025年(令和7)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等について」-一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)

令和4年度「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」-株式会社マーケティング・コミュニケーションズ

令和5年度「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書」-株式会社マーケティング・コミュニケーションズ

就活時期が異なる業種に注意

一般的な就活時期と異なる業種もあるので、以下に紹介します。

  • 外資系企業
  • 一部のマスコミ業界の企業

就活を始めるときには、志望する企業の就活スケジュールを確認することが大切ですが、一般的な時期より早くなる業界や企業には、注意しておかなくてはなりません。

 

外資系企業は、他の業界に比べて選考時期が早く、内定までの期間が短いことが特徴です。

サマーインターンシップが終了した10月頃に、会社説明会をおこなっている企業が多い傾向です。

なかには、すでにサマーインターンシップシップが選考に影響している企業もあるので、早めに確認することがおすすめです。

 

また、一部のマスコミ業界の企業では、年2回採用試験を実施している企業があります。

たとえば、大学3年の秋に企業説明会を開催し、エントリーが開始されている企業もあるのです。

時事問題を筆記試験に含め、独自の採用試験を実施している企業もあるので、早めの試験対策が必要となります。

まとめ

就活は大学4年生の3月から情報開示が始まり、6月頃から採用選考が始まることが一般的です。

しかし、近年は就活が始まる時期が早期化しており、大学3年生の6月以前から開始しているという就活生が増えてきています。

就活を始めるときには、興味のある企業や企業をピックアップするだけなく、自己分析や業界分析、企業研究や選考対策など、しっかりおこないながら決めていかなければなりません。

安易に就職先を決めてしまうと、希望する仕事ができなかったり、想像していた職場ではなかったりとミスマッチを起こしてしまいます。

就活が9ヶ月以上続いたという就活生が多く、途中で心が折れてしまわないよう、プライベートとのバランスも大切にし、高いモチベーションを保ちながら継続するようにしましょう。

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就活ハンドブック編集部

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