株式会社ベイカレント・コンサルティングが行っているインターンシップ内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/19更新
はじめに
本記事ではベイカレント・コンサルテイングのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、ベイカレント・コンサルティングのインターンシップは、最終選考前の実践型選考となっていることから、企業理解を深める場ではなく、本選考の一つと考えてください。
インターンシップへ参加するためには、エントリーシートや複数回の面接を通過する必要があります。
面接に含まれる「ケース選考」でも、いくつかのケースに置いてどのように課題を解決するかなど、ベースとなる幅広い知識や情報がなければ答えることが難しい質問も含まれます。
一夜漬けでは難しく、ハードルも大変高いと考えられますので、選考対策は入念に行ってください。
この記事では、以下のような就活生に向けて記事を執筆していますので、ぜひ最後までご覧ください。
- ベイカレント・コンサルティングの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- ベイカレント・コンサルティングの選考対策を知りたい
またベイカレント・コンサルティングの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください
【企業研究】 ベイカレントの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック
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ベイカレント・コンサルティング株式会社の基本情報
出典元
社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
本社所在地 | 東京都港区麻布台 |
主な事業内容 | 総合コンサルティング(経営戦略、業務改革、企画立案など) |
主要取引先 | 総合商社、外資、IT、通信、製造、小売、金融、政府など |
ベイカレント・コンサルティングは、1998年に創業され、従業員数4,761名(2024年4月時点)を誇る、総合コンサルティング企業の一つとなっています。
その取引先は、国内大手企業から外資系企業や政府まで、非常に幅広く実績を積んでいる企業です。
国内のみならず、海外での交渉も共同実施するなど、海外案件も取り扱っているため、グローバルに活躍したい方にも良いでしょう。
就職偏差値も業界の中でも高く、偏差値の高い大学からの採用も多いことから、志望する就活生にとってハードルの高い企業であることが伺えます。
総合コンサルティング企業では、セクションを分けている企業も多いですが、ベイカレント・コンサルティングでは、初めから専門領域に特化するのではなく、さまざまな業界や分野の案件を経験することができるところもコンサルティング業界で活躍していきたい就活生にとって、非常に魅力的な企業の一つともなっています。
引用ページ
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ベイカレント・コンサルティングに必要とされる人材像
ベイカレント・コンサルティングの採用情報では、ビジョンである付加価値を誰よりも追求し、会社の未来を担うのに必要な人材像として、下記のような価値観を共有できる人を挙げています。
- 現状維持は衰退を意味する
- 既成概念に捉われない
- 公明正大、真摯な姿勢
これらの内容から、「成長」「チャレンジ」「革新」など、成長意欲があり、例のないことにでも果敢にチャレンジできる、革新者を求めてることがわかります。
また、既成概念に捉われず、物事に取り組んでいくには、幅広い視野や柔軟性、素直さなどが必要です。
自分自身の考えや世界観だけでなく、周りからの助言や意見なども素直に聞き入れ、取り入れてみるということも時には必要となります。
上記の内容や企業サイト、代表メーセージなどから、もう少し具体的に「未来のベイカレント・コンサルティング」に求められている人物像を予測しましょう。
ベイカレント・コンサルティングが今後力を入れていくであろう分野や、サイト内の文章などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下のようになります。
- 既成概念に捉われない
- チャレンジ精神がある
- 向上心がある
- 現状で満足しない
- 革新的
- スピード感
- 真摯な姿勢
- 主体性
- 貢献性
- メリハリがつけられる
- 未来志向
- 柔軟性
- 判断力
- 分析力
- 課題解決力
- 論理的思考
- テクノロジー
- IT
- DX
- メタバース
他にも気になるワードがないか、ぜひ読み込んで自分なりに箇条書きにしてみてください。
コンサルティング会社は、社会情勢や顧客の経営状況の把握や未来の予測などを行い、顧客の利益となるよう提案していくことが必要となります。
企業のトップや経営陣も、さまざまな計画や予測などは経験からも行っている場合が多いです。
そのため、コンサルティング会社に求められるのは、その計画で進めていくことに対する後押しや、更なる成長のための違ったアイデア、第三者による客観的な意見などさまざまあります。
企業の未来を左右するだけに責任は重いですが、失敗を恐れて無難な安定策を取っていては、どちらの成長にも繋がりません。
また、課題解決力に目が行きがちですが、課題が明確な企業ばかりではないため、課題を発見する力も評価されやすいです。
近年では、ITテクノロジーの発展によって、IT導入企業が増えると同時にその活用に頭を悩ませる企業も増えてきています。
今後ビジネスを発展させていく上で、そういった分野にも興味関心を持つことも必要であると考えられます。
一つの分野に特化していく場合でも、知見を広げて自身の引き出しを増やしておくことが、顧客の利益や自身のパフォーマンス向上に繋がりますので、日々アップデートし続ける努力は必要不可欠となります。
目標に向けて困難な場面でも、やり遂げることのできる「熱意」「継続性」「粘り強さ」などを発揮したエピソードを準備しておくと良いでしょう。
現時点で、即戦力となるだけの知識を期待されているわけではありませんので、コンサルティング業界や企業で活躍したいという強い思いをアピールすることも大切にしてみてください。
引用ページ
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップに参加するメリット
早期内定を獲得できる
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップは、サマーインターンとされ7〜9月頃に実施されます。
また、対象者を次年度の卒業予定者としているため、主に3回生を対象としています。
そのため、3回生のうちに早期内定を獲得することができるでしょう。
早期内定は、その後の大学生活を有意義に過ごすことができますので、学業や留学などに時間を充てることも可能となります。
コンサルティング業界の就職活動に役立つ
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップでは、実際の業務を想定し、コンサルタント体験を行う内容となります。
実践型であることが特徴の一つとも言えます。
同じようにコンサルティング業界を目指す学生との交流ができる他、グループワークのフィードバックなどを通じて、自身にない発想や価値観を知り、知見を広げるチャンスでもあります。
ベイカレント・コンサルティングの選考においては、内定に直結しているという点が最も大きなメリットであり、また、他企業の選考に向けては予行練習ともなるでしょう。
ベイカレント・コンサルティングが行っているインターンシップ内容
現時点では、26卒向けの概要や日程は確認できておりませんが、ベイカレント・コンサルティングで過去に実施されていたインターンについて、概要を紹介します。
詳細や今年度の締め切り、開催日程などは、サイトなどで随時情報を確認するようにしてみてください。
1day コンサルタント体験インターンシップ
2025年卒向けに行われた「1dayコンサルタント体験インターンシップ」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 7月下旬〜9月下旬 |
開催期間 | 1day |
場所 | 本社 |
人数 | 20〜50名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 原則なし(一部遠方者に支給あり) |
昨年の締め切りは、2023年8月31日でした。
今年の募集締め切りは、情報を確認してください。
対象者が、2025年3月に大学・大学院を卒業する学生のため、主に3回生を対象とし、1〜2回生は参加ができないのでご注意ください。
3回生を対象としていることから、少しでも興味のある方は遅くとも3回生の夏までに就職活動を始めてください。
情報収集は、3回生に進級する前に行っておくと、余裕を持って選考に臨むことができるでしょう。
就職活動は計画的に行っていくことが重要です。
引用ページ
【BayCurrent Consulting】 2025年新卒 サマーインターンエントリー|就活サイト【ONE CAREER】
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップ選考対策
概要
ベイカレント・コンサルティングはインターンシップが内定に直結するため、夏までにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップは興味本位で体験しにきたという学生も多いですが、ベイカレント・コンサルティングでは、参加対象者が限定されている上に、選考の一つのフローとして含まれているのです。
参加までの道のりも長く、エントリーシート作成や面接など、クリアすべき点は多くなります。
他企業のインターンシップと異なり、本選考と同じように準備し臨むことが求められます。
また、コンサル業界特有のケース面接という選考も行われます。
ケース面接を初めて受ける就活生にとっては、決して楽なものではありません。
ベースとなる幅広い知識が必要となりますので、早期から入念な対策をしておかないと突破できません。
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップは、企業説明などもありますが、主な内容はグループディスカッションとなります。
取り扱う業界から選定し、調査や課題発見・解決まで一貫して行うことも必要です。
また、議論から発表準備まで短い時間で行うことから、議論や準備に対して、スピーディーに取り組むことが求められます。
エントリーシートや面接でも「簡潔に」や「短い時間」といった指示が多いようです。
いかに短い時間で簡潔にまとめ伝えられるかは、企業にとっても評価ポイントの一つであると考えられます。
選考フローごとの選考対策
エントリーシート作成
エントリーシートは、自分自身をアピールする最初の選考となりますので、時間を掛けてしっかりと準備を行って作成に挑んでください。
「他のコンサルではなくて、なぜベイカレント・コンサルティングなのか」を明確にし、自身のどのような能力や経験が、企業でどのように活かすことができるのかをイメージできるようにアピールしていきましょう。
ベイカレント・コンサルティングの過去質問は下記になります。
- 志望理由(200字以内)
- 自己PR(200字以内)
- 学生時代に最も打ち込んだこと
一般的な質問ではありますが、企業研究をしっかりと行い作成してください。
200字以内と比較的少ない文字数の設定のようですので、端的かつ効果的にアピールできる文章の作成を心掛けましょう。
端的というのは、ベイカレント・コンサルティングの選考においては、重要なポイントの一つと考えられます。
まずは箇条書きで抽出し、アピールポイントの優先をつけ、組み立てを行ってみてください。
ビデオ選考
ベイカレント・コンサルティングでは、ビデオ選考を導入しています。
自己PRや志望理由など、内容はエントリーシートと変わりがないように感じますが、文章では伝わりにくい就活生の全体的な雰囲気や話し口調、人柄などを確認しやすい選考となります。
短い時間で端的にはっきりと話すように心掛けてください。
事前に自身でリハーサルを行い、動画を確認してみると、改善点などが見えるようになります。
笑顔や間の取り方など、見返すことで気付くこともあります。
友人やキャリアセンターの担当者など、周りの方に動画から感じる印象を聞いてみるのも良いでしょう。
自分をどのように見せたいか考え、話すスピードやトーンも工夫してみてください。
Webテスト
一般的に使用されている「玉手箱」のようです。
Web受験につき、自宅での受験が可能ですが、カメラオンでの受験のようです。
こちらは、他企業でも使用されますので、早くから対策を行っておくと就職活動に活かすことができるでしょう。
一通り問題を解き、自身の得意・不得意や解答に掛かる時間を把握し、演習を重ねておきましょう。
筆記試験
企業独自の論述形式のテストのようです。
200字程度で、設問に対して記述していきます。
いかに簡潔に要点を抑えて書くかということを意識してみてください。
また、WEBテストなどと異なるので、事前の対策には限りがありますが、他の選考対策としても述べたように、時事ニュースをチェックしておいてください。
ニュースの要点を日頃から整理しておくとまとめやすくなるでしょう。
面接対策
面接では、エントリーシートやビデオ選考の内容を基にさらに深堀した質問をされることが多くあります。
自己PRや志望理由、ガクチカなどの基本的なことは必ず抑えておきましょう。
企業が求める人物像を研究した上で、自身の性格や経験とマッチさせるよう心掛けてください。
過去に出題された質問内容は下記になります。
- 自己PR
- 志望動機
- ガクチカ
- 自身の強みと弱み
- キャリアビジョン
- 人生で挫折した経験
- その経験をどのように乗り越えたか
- 〇〇業界の新規事業を10分で考えよ
上記を参考に回答をシミュレーションしてみてください。
また、ベイカレント・コンサルティングの面接では、「ケース面接」も導入されているようです。
ケース面接では、いくつかのケースが示され、そのケースに対して、考えや解決案などを問われる内容となります。
インターンでは、この課題設定から自分たちで行ったり、グループで意見をまとめたりしますが、面接では個人の意見が問われますので、しっかりと考えを述べ、アピールに繋げてください。
また、ここでの質問などを覚えておき、参考にしておくと、グループディスカッションに役立つでしょう。
突破の鍵として、時事ニュースには、常日頃から関心を持つようにしておいてください。
広く浅く自身の興味関心に関わらず、情報収集はしておきましょう。
グループワーク
限られた時間の中でメンバーと議論を行い、まとめる必要があります。
ベイカレント・コンサルティングでは、4〜5名のグループメンバーと課題に取り組み、発表をする形式を取っています。
実際の職種体験のような内容であることから、グループで決めた業界や企業に対して、調査、課題発見、改善策の立案をまとめ発表していきます。
〇〇の業界についてや〇〇企業について改善策をまとめてくださいというものではないだけに、何を取り扱うのかという部分でどのように決定するのかが最初の関門であると考えられます。
コンサルティング志望であるという点は一致していても、それぞれ興味関心のある分野は異なる可能性はあります。
総合コンサルティング企業であるため、特にそういったことが発生しやすい中、誰がどのように舵を取り、短い時間の中で進めていくのかはポイントの一つです。
このような場面では、リーダーシップを取らなければと考える就活生も多いですが、必ずしもリーダーシップを発揮することだけが評価の対象ではありません。
メンバーとのバランスなどをみて、自分にできることや役割を見つけ果たすことも十分コンサルティングの仕事に活かせる能力となります。
過去に出題された課題は下記になります。
- 〇〇業界に求められる人材を定義せよ
- 韓国政府からの依頼「訪韓外国人を増やす施策を考えてください」
グループワークでは、役割分担や課題の進め方などに注目する企業もあれば、ディスカッションの内容や結論に注目している企業もあります。
ベイカレント・コンサルティングでは、2チームに1名程度の割合で社員の方が付いているようなので、グループワークではあるものの個人を評価されていることは、念頭に置いておきましょう。
【内定者のエントリーシートを大公開】
先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、内定者のエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
エントリーシートに行き詰っているなら、必ず参考になるでしょう。
内定者のエントリーシートを見る機会は、ほとんどありません。
このチャンスを逃したくない就活生は、ぜひチェックしてください。
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップ選考の流れ
ベイカレント・コンサルティングのインターンシップ選考の流れは以下の通りです。
インターンシップ対策も重要ですが、まずはエントリーシートや面接対策を行いましょう。
- エントリーシート
- 録画選考
- Webテスト
- 筆記試験
- 面接2〜3回 ※ケース面接あり
- インターンシップ
- 最終面接
- 内定
さいごに
いかがでしたでしょうか。
インターンシップと一口に言っても、企業が就職活動の入り口として設けている場合と選考の一つとしてフローに含まれている場合があります。
どちらも選考対策は必要ですが、後者は特に臨戦態勢で、入念に準備をして参加することが重要です。
また、近年ではどの企業も学生の早期獲得に動いており、その手段の一つとしてインターンシップを導入している企業も多くあります。
コンサルティング業界を志望する学生は、特に意欲が高く、早くからインターンシップの情報収集や参加を積極的に行うケースが見受けられますので、少しでも興味があれば、前向きに参加を検討してみてください。
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