株式会社Mizkan(ミツカン)が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/19更新
はじめに
本記事では株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説していきます。
結論としては、インターンシップに参加することで早期選考に挑戦する機会が与えられるため、本選考同様に力を入れて対策すべきでしょう。
参加する就活生のレベルも高いため、確実にインターンに参加したい就活生は対策が必須です。
この記事は特に以下のような就活生に向けて書かれています。
- 株式会社Mizkan(ミツカン)の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 株式会社Mizkan(ミツカン)の選考対策を知りたい
これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください!
また、株式会社Mizkan(ミツカン)の企業研究は以下の記事で解説しているので、併せて読んでいただくことをおすすめします。
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株式会社Mizkan(ミツカン)の基本情報
出典:ミツカン
社名 | 株式会社Mizkan |
本社所在地 | 愛知県半田市 |
主な事業内容 | 家庭用/業務用 調味料・加工食品、納豆の製造販売 |
主要取引先 | 消費者・購買者・調理者・得意先など |
株式会社Mizkan(ミツカン)は、日本を代表する調味料メーカーの一つであり、1804年に創業した長い歴史を持つ企業です。
同社は、酢やポン酢、つゆ、納豆など、多様な食品を提供しており、その品質の高さで知られています。
特に「味ぽん」や「追いがつおつゆ」などの商品が日本国内で広く親しまれていることは皆さんもご存知でしょう。
また、株式会社Mizkan(ミツカン)は日本国内だけでなく、海外においても事業を展開しており、北米や欧州では積極的にM&Aを行い、グローバルな食品メーカーとしての地位を確立しています。
株式会社Mizkan(ミツカン)に必要とされる人材像
株式会社Mizkan(ミツカン)は、「買う身になって まごころこめてよい品を」と「脚下照顧に基づく現状否認の実行」を基本理念として掲げています。
この二つの原点をもとに、株式会社Mizkan(ミツカン)が求める人物像は以下の通りです。
- 自身の考えを持ち、周囲を巻き込める人
- 失敗を恐れずにより良くする意欲を持ち、実行できる人
- 多様な価値観を持つ仲間を尊重し、本音の議論ができる人
- ミツカンの理念・ビジョンに共感し、新しい価値が創造できる人
また、株式会社Mizkan(ミツカン)がこれから共に会社の未来を築いていく人材に求める人物像も予測できると良いでしょう。
というのも、最終面接で対峙する面接官は役員や社長であり、彼ら/彼女らは会社のこれからを決定していく人たちだからです。
そういった方々に自身をアピールするうえで効果的なのは、会社が進みたい方向へ行くために貢献してくれそうなイメージを与えることになります。
そのため、終盤の面接では、この学生と一緒に働きたいかではなく、「この学生は将来的に会社が良い方向へ進むために貢献してくれるか」で合否を判断されると考えていた方が良いでしょう。
未来の会社に求める人物像は、IRや企業が掲げる未来像などをHPなどで確認すると参考になると思います。
参照ページ:
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンに参加するメリット
早期選考に挑戦できる
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップに参加することで早期選考に挑戦するチャンスが与えられます。
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンにはStep1とStep2があり、Step1でのグループワーク評価が高ければ、Step2に進むことができるでしょう。
早期選考ルートへは、Step2のインターンに参加した後に案内されることとなります。
特に株式会社Mizkan(ミツカン)の内定者は早期選考ルートが多数を占めるため、Step1でのグループワークでしっかりと自分の能力をアピールすることが重要となるでしょう。
また、早期選考ルートではグループディスカッションが免除になるようです。
社内の雰囲気を感じることができる
就職する企業を選ぶうえで会社の雰囲気を知ることは重要ですが、それらを言葉で表現することはなかなか難しいと言えます。
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンでは、社員や株式会社Mizkan(ミツカン)を目指す学生らの雰囲気を肌で感じ取ることができるため、非常に有意義な時間を過ごすことができるはずです。
口コミによれば、社内の雰囲気を感じることで、さらに志望度が上がったとする声も多く見られます。
業務内容や職場環境を詳細に知ることができる
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンでは、グループワークだけでなく、パネルディスカッションや座談会が実施されます。
そのため、株式会社Mizkan(ミツカン)の詳しい業務内容や職場環境など、HPだけでは知ることのできない情報を得ることができるのです。
また、これらの情報から自分が株式会社Mizkan(ミツカン)で実際に働いている姿をリアルに想像することができるようになるため、面接での志望動機やキャリアプランに関する回答をより深いものにすることができます。
株式会社Mizkan(ミツカン)が行っているインターン内容
株式会社Mizkan(ミツカン)で過去に実施された4つのインターンについて、概要をご紹介します。
- 【1Day仕事体験】技術系コース
- 【1Day仕事体験】事務系コース
- 【1Day仕事体験】ITデジタルコース
- 【1Day仕事体験】生産技術コース
一つずつ、詳しく見ていきましょう!
【1Day仕事体験】技術系コース
開催時期 | 9月随時、10月随時 |
開催時間 | 半日 |
場所 | オンライン(Zoom) |
人数 | 各回20~30名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
技術系コースは、理系学生(栄養系専攻含む)を対象としたインターンシップです。
実施プログラムとしては、以下のようなものがあります。
- 職種説明
- 商品開発体験GW
- GWフィードバック(個人、グループ、全体)
- 人事座談会
プログラムの趣旨は「mizkanの「商品開発」を理解する1day仕事体験」となっていますが、グループワークの評価が早期選考ルートへと繋がるので油断せずに臨みましょう。
【1Day仕事体験】事務系コース
開催時期 | 11月随時 |
開催時間 | 半日 |
場所 | オンライン(Zoom) |
人数 | 各回20~30名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
事務系コースは、株式会社Mizkan(ミツカン)の「営業・販売企画」を理解することを目的とした文理不問のインターンシップです。
実施プログラムとしては、以下のようなものがあります。
- 職種説明
- メニュー提案体験GW
- GWフィードバック(個人、グループ、全体)
- 人事座談会
こちらもグループワークの評価が早期選考ルートへと繋がるので油断せずに臨んでください。
【1Day仕事体験】ITデジタルコース
開催時期 | 9月随時、10月随時 |
開催時間 | 半日 |
場所 | オンライン(Zoom) |
人数 | 各回20~30名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
ITデジタルコースは、株式会社Mizkan(ミツカン)の「DX戦略」を理解することを目的とした情報系の勉強をしている学生向けのインターンシップです。
実施プログラムとしては、以下のようなものがあります。
- 職種説明
- システム導入企画体験GW
- GWフィードバック(個人、グループ、全体)
- 部門社員との座談会
こちらも、グループワークの評価が早期選考ルートへと繋がるので頑張りましょう。
【1Day仕事体験】生産技術コース
開催時期 | 9月随時、11月随時 |
開催時間 | 半日 |
場所 | オンライン(Zoom) |
人数 | 各回30名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
生産技術コースでは、株式会社Mizkan(ミツカン)の「新規調味料工場の建設立案」をテーマに、ミツカンの生産技術職の立場から新規工場の建設のケーススタディを体験します。
対象となる学生は、工学系学部、主に機械・電気・システム系学科です。
実施プログラムとしては、以下のようなものがあります。
- WEB工場見学
- 現場社員からの業務紹介
- 生産技術職体験グループワーク
こちらも他のプログラムと同じように早期選考ルートに直結するインターンシップであるため、自身の能力を十分に発揮できるように準備しておきましょう。
インターンシップの内容
インターンは基本的にグループワークを中心に進められます。
事前に資料を配布され、それぞれのコースで設定されたテーマに沿ってグループごとに話し合いをします。
限られた時間のなかで意見をすり合わせ、発表できる状態に仕上げなければならないため、難易度は高いと考えられるでしょう。
インターン(Step1)での評価が次のインターン(Step2)に繋がるため、参加する学生は発言量が多く、議論に積極的な傾向があるようです。
グループワーク終了後は人事の方からフィードバックを貰うことになります。
口コミによれば、グループワーク中に人事の方と話す機会はほとんどなく、学生たちの言動を審査することに徹しているようです。
自分の実力を十分に発揮できるように、積極的な発言を心がけましょう!
参照ページ:
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターン選考対策
概要
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップは、グループワークでの評価が高ければ早期選考ルートを案内されるため、しっかりと準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップでは会社の雰囲気を知りたいという学生も多いですが、ミツカンのインターンシップは早期選考ルートを目指して入念に対策してくる就活生も多いです。
業界理解や企業分析を十分に行ったうえで、グループワークでしっかり評価されるようにアピールしていきましょう。
また、株式会社Mizkan(ミツカン)の選考では60秒間のエントリー動画を提出する必要があり、それに対応した準備も行わなければなりません。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析を通じて、自分の長所や短所、思考の傾向や大事にしている価値観を把握することができるはずです。
自分がいったい何を求めているのか、あるいは何ができるのかを理解したうえで、株式会社Mizkan(ミツカン)の求める人物像に合致するようにアピールすることを意識していきましょう。
自己分析をもとに、基本的な志望動機やガクチカだけでなく、「なぜミツカンを目指すのか」をしっかりと考えていきたいところです。
業界研究・企業分析
業界研究をするなかで重要なのは、ミツカンが食品業界のなかでどのような立ち位置を占めているのか、競合他社とはどのように差別化しているのかを確認することです。
また、食品業界以外にも関心のある業界を分析することで、なぜ自分が食品業界を志望するのかを明確にすることもできるので、余裕があれば他の業界についても調べましょう。
食品業界に対する客観的な視点を確立することで、志望動機や自己PRなどエントリーシート・面接の受け答えをより深いものとすることができるはずです。
エントリーシートの作成
自己分析や企業分析を一定の段階まで進めた後は、過去に出題されたエントリーシートの設問を参考にすることが重要です。
これらのESは、ワンキャリアやユニスタイルといったウェブサイトで探すことができるでしょう。
実際に自分でESを書いてみて、その内容をOB・OGや周りの社会人に見てもらうことをおすすめします。
フィードバックは非常に貴重で、自分では気づかないような細かなミスや、理解しにくい表現などを指摘してもらえるからです。
また、他人の目を通して自分の書いた内容を評価してもらうことは、自己分析を深めるのにも役立ちます。
このプロセスを通じて、自分の長所や短所、改善点などが明確になり、より効果的な自己PRが可能になるでしょう。
過去に株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップ選考で質問されたエントリーシートの設問は次の通りです。
- 最も自ら考え周りを巻き込み行動出来たと思う場面の状況を記入してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400字以内)
- あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
- それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
以上の設問に答えるうえで、以下のポイントに注意しましょう。
- 具体的な状況の選定
リーダーシップを発揮し、チームやプロジェクトを成功に導いた具体的な例を選びましょう。
例えば、大学のプロジェクト、アルバイト、ボランティア活動、クラブ活動などが挙げられます。
- 課題の明確化
遭遇した具体的な課題を記述してください。
例えば、チームの意見が分かれていた、予算が限られていた、期限が迫っていたなどが考えられます。
- 具体的な行動
自分がどのように周りを巻き込み、問題解決に取り組んだかを具体的に書いてください。
例えば、意見を統合するためのミーティングを開催した、専門家にアドバイスを求めた、効率的なワークフローを構築したなどです。
- 周りを巻き込んだ方法
チームメンバーや関係者をどのように巻き込んだかを具体的に記述してください。
例えば、各メンバーの意見を聞き、共通の目標に合意した、役割分担を明確にしたなどが考えられるでしょう。
- 行動の結果
行動がどのように成功につながったかを具体的に記述してください。
例えば、プロジェクトが期限内に完成し、高い評価を受けた、チームの士気が高まり、より良い成果を出したなどです。
- 反省点と学んだこと
完璧ではなかった点や反省点があれば、それも正直に記述し、そこから何を学んだかを述べてください。
例えば、もっと早い段階で意見の相違を解決すべきだった、コミュニケーションをもっと頻繁に行うべきだったなどがあるでしょう。
以上のほかにも、可能であれば数値や具体的な成果を盛り込むことで説得力を持たせたり、チームのなかで自分がどのような役割を果たしたかについて強調したりすることで、より人事の目に留まるエントリーシートに仕上げることができるはずです。
自己分析や業界研究をもとに、上記の質問に対して深みのある回答ができるようにしておきましょう!
エントリー動画の撮影
ミツカンのインターンシップ選考では、エントリーシートのほかに60秒間のエントリー動画の提出を求められます。
設問はエントリーシートに近い内容であるため、振る舞いや表情、喋り方など、全体的な印象をより重点的に見られるものと推測されています。
動画は何度でも撮り直すことができるので、話す内容だけでなく、照明や角度、表情などを意識しながら撮影しましょう。
撮影時には、明るい照明とクリアな音質を確保することが重要です。
自然光か明るい室内灯を利用し、顔がはっきりと映るようにしましょう。
また、周囲の雑音を避け、声がはっきりと聞こえるようにハキハキと話すことを心がけると良いです。
背景はシンプルで落ち着いた色合いを選び、不要なものが映り込まないようにしましょう。
声には明るさとエネルギーを持たせ、見ている人と目が合うようにカメラを見て話すことがポイントです。
表情を豊かにし、自信を持って自己紹介をすることが大切です。60秒以内に収まるよう、事前にタイミングを測りながら練習してください。
要点を絞り込み、簡潔に伝えることが重要です。
動画を何度も撮り直し、最も自信のある一本を提出しましょう。
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターン選考の流れ
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップ選考の流れは以下の通りです。
コースによって選考内容が変更される可能性もあるため、参加したいコースの選考フローを事前に確認しておくと良いでしょう。
- ミツカン1day仕事体験マイページに登録
- エントリーシート(1200字)およびエントリー動画(60秒間)を提出
- インターンシップ合否通知
株式会社Mizkan(ミツカン)のインターンシップ選考においては、面接がありません。
そのため、エントリーシートの限られた文字数のなかで自分の魅力を十分に伝える必要があります。
自己分析と業界研究、企業分析をしっかりと行い、論理的かつ人柄がわかるような文章が書けるように心がけましょう。
また、これまでも述べてきたように、早期選考ルートに乗るためにはインターンシップのStep1とStep2の両方に参加する必要があります。
Step1ではグループごとに人事の方が、審査員としてグループワークの様子を観察しています。
グループワークでの言動から株式会社Mizkan(ミツカン)への適性があると認められれば、晴れてStep2のインターンシップに案内されることになるでしょう。
Step2のインターンシップに関する情報はあまり公開されていませんが、口コミサイトによればStep1と同様にグループワークを通して適性の有無を確かめるようです。
さいごに
近年の傾向として、早い時期から就職活動を積極的に行う学生が増えており、早期選考にチャレンジできる機会としてインターンシップの重要性は特に高まっています。
また、企業側としても優秀な学生を競合に他社に奪われたくないため、インターンシップのなかで学生の適性を把握しようと努めているのです。
そのため、インターンシップとは本来、企業理解や業界理解の場としての役割を担っていましたが、もはやインターンシップが選考の一部として組み込まれているのが現状です。
お試し感覚でインターンシップに挑むことは必ずしも悪いことではないですが、特に大企業への就職を目指している就活生は、本選考さながらの準備と心構えで参加することが重要になってきます。
是非この記事を参考にしてミツカンのインターンシップに挑戦してみてください!