伊藤園が行っているインターンシップ内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024年8月15日更新
この記事の監修者
杉崎 聖輝(キャリアアドバイザー リーダー)
東京学芸大学卒業後、6年間中学教員として勤務。2000人以上の生徒との関わりで人の良さを見出す力を磨く。ソフトテニス部顧問として部活指導も経験。現在は株式会社ナイモノに転職し、キャリアアドバイザーとして活躍。教育現場での経験を活かし、自己分析から選考対策まで、1人1人の価値観を大切にした就活サポートを提供。適性のある業界・業種の発見や差別化されたガクチカ作りが得意。就活初心者や不安を抱える学生・チャレンジ精神旺盛な20代向けのサポートに力を入れている。
東京学芸大学卒業後、6年間中学教員として勤務。2000人以上の生徒との関わりで人の良さを見出す力を磨く。ソフトテニス部顧問として部活指導も経験。現在は株式会社ナイモノに転職し、キャリアアドバイザーとして活躍。教育現場での経験を活かし、自己分析から選考対策まで、1人1人の価値観を大切にした就活サポートを提供。適性のある業界・業種の発見や差別化されたガクチカ作りが得意。就活初心者や不安を抱える学生・チャレンジ精神旺盛な20代向けのサポートに力を入れている。
はじめに
本記事では伊藤園のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、伊藤園のインターンシップへの参加は、早期選考に参加することができるため、少しでも興味がある就活生は、選考フローの1つと考え、参加することをオススメします。
インターンシップへの参加人数も多く、参加するだけで本選考に有利というわけではありませんが、印象付けることで、本選考で優位になることはありますので、インターンシップも本選考同様にしっかりと事前準備や対策を行い臨んでください。
特に、下記のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 伊藤園のインターン選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 伊藤園の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また伊藤園の企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください。
【伊藤園業界研究】飲食業界は!特徴や向き不向きは?選考に役立つ情報を徹底解説!
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
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株式会社伊藤園の基本情報
出典元
社名 | 株式会社伊藤園 |
本社所在地 | 東京都渋谷区 |
主な事業内容 | 清涼飲料の製造・販売、健康食品の製造・販売など |
主要取引先 | 一般小売店、国内・海外大手量販店、百貨店、鉄道、官公庁など |
全国のスーパーやコンビニに卸している他、自動販売機も設置されているため、流通は非常に多く、直営店も107店舗展開しています。
従業員数は、連結7,928名、単独5,205名であり、食品・飲料業界に属する企業の1つとなっています。
主力商品である「お〜いお茶」ブランドは、緑茶飲料の販売実績が日本・世界で1位となり、ギネス世界記録にも認定されています。
1990年に世界初のペットボトル入り緑茶飲料を発売して以来、日本のお茶文化を日本や世界へ発信し続けている代表的な企業です。
また、お茶だけでなく、野菜飲料や関連会社に「タリーズコーヒー」を持つことから、コーヒーや紅茶飲料も展開しています。
伊藤園の商品が好きな人や「実力主義」を掲げ、若手からでもチャレンジのできる環境で、裁量を持って自身が手がけた商品を世の中や世界へも届けたいという人にとって、魅力的な企業の1つとなっています。
引用ページ
伊藤園に必要とされる人材像
伊藤園の採用情報では、未来の伊藤園に必要な人材像として下記2項目を挙げています。
- お客様第一主義の理念を実践できる人
- 夢や人生の目標を持ち、実現に向けて自ら努力し行動できる人
また、人事制度として「実力主義」を掲げており、年次や性別、国籍に関係なく、意欲のある人には平等に機会が与えられます。
チャレンジしやすい環境であると同時に、現状維持や目標を持たない人にとっては、入社後に差がつきやすい環境とも言えます。
これらの内容から、「チャレンジ」「成長」「向上心」「前向きさ」など、上昇志向の強い人材を求めてることがわかります。
伊藤園のサイトや社員インタビューより、キーワードとなりそうな言葉は以下のようになります。
- コミュニケーション力
- チーム力
- 健康志向
- 目標設定
- 実力主義
- 裁量
- 開拓力
- 実行力
- 挑戦
- 貢献性
- 対応力
- 日本文化
多くの社員インタビューやサイト内で使用されていたキーワードを中心にピックアップしましたが、伊藤園では、営業職、販売職、事務職、研究開発職、生産職と複数の職種があります。
求める人材のベースは同じですが、希望する職種の理解を深め、職種ごとにどういった能力があれば活躍できるのかを考え、求められる要素をさらに読み解きアピールするようにしてみてください。
強みなどに目が行きがちですが、まずは伊藤園やその商品に興味関心があるということを伝えることが大切です。
その上で、具体的にどのように興味があるのか、どんなことを入社後実現してみたいのか、その実現のためにどのような行動を取ることができるのかをしっかりと順序立てて考えてみましょう。
その際に、上記のようなキーワードを入れることで、企業とのマッチがしやすくなります。
企業は新卒採用において目先の成果よりも、長期的に活躍し、企業の将来を担う人材を採用したいと考えていますので、長期的視野で物事を考えていることが伝わるよう工夫することもポイントとなります。
自分なりに伊藤園を分析し、課題や更なる飛躍の糸口も考えてみてください。
インターンシップでも新商品案を考えるような課題や、事前のエントリーシートで、伊藤園の課題や取り組みを考え記述する問題が出題されています。
伊藤園の強みや良い部分だけを推すのではなく、少し攻めた内容も取り入れて、客観的に物事をみて分析できる力やチャレンジ精神、入社後に一員として、より会社の発展に貢献したいという熱意を表現してみてください。
伊藤園のインターンシップシップに参加するメリット
社員の方から直接話を聞くことができる
伊藤園では、OB・OG訪問など社員の紹介は行っていないため、本選考までに人事担当以外の現場社員の方から直接話を聞くことをできるのがインターンシップになります。
数名ではありますが、新入社員や若手社員、リーダーなどを務める中堅社員の方などと会う機会があるようです。
伊藤園のサイト上でも他社に比べると非常に多くの社員インタビューが掲載されているので、なるべく全てに目を通すことをオススメしますが、それに加えて、本選考に向け、より企業理解を深め、他の就活生と差をつけるためにも、現場社員の話を直接聞ける機会は重要なものと考え臨むようにしましょう。
本選考に向けた予行演習になる
伊藤園のインターンシップ参加には、WEBエントリーシートの提出が必要です。
本選考同様に、志望動機などの記載も必要となるため、まずはこの選考をクリアすることで、本選考への予行演習ともなります。
また、インターンシップの中で新商品を考えるという事前課題とそれに基づいたグループワークがあり、その発表に対して、社員の方からフィードバックをもらうことができるようです。
商品開発部の社員の方が参加されたこともあります。
企業説明や職種説明、グループワークなどから得た内容も踏まえ、本選考に臨むことができるため、本選考に向けた予行演習になると言えるでしょう。
早期選考に参加することができる
伊藤園では、インターンシップの参加者向けに早期選考の案内があるようです。
インターンシップの受け入れ人数は、100名以上と非常に多く、伊藤園の内定にはインターンシップへの参加がファーストステップであり、選考フローの1つと言っても良いでしょう。
全てのインターンシップ参加者が内定となるわけではありませんが、早期選考終了後に選考に参加する就活生に比べると、非常に有利であると言えます。
近年では、4回生になるまでに内定が出ている就活生も少なくありません。
企業も早期から優秀な人材を確保すべく工夫を凝らし、インターンシップの開催や採用活動の前倒しなども行っています。
チャンスと捉え、インターンシップには積極的に参加をしてみてください。
伊藤園が行っているインターンシップ内容
伊藤園で過去に実施されていたインターンシップについて、概要を紹介します。
確認できるインターンは下記のプログラムとなり、時期や職種によってコース分けされているといったことは、現時点では見受けられませんでした。
- エントリーシート提出
- 事前課題(当日グループワークにて使用)
- 会社説明
- 業界・職種研究
- グループワーク
- 質疑応答
食品業界・清涼飲料業界・伊藤園について深く知ろう!
伊藤園が実施しているインターンシッププログラムの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 8月下旬から9月上旬 |
開催時間 | 未定 ※1day開催 |
場所 | オンライン ※場合によって会場実施など変更あり |
人数 | 100名以上 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
今年度の応募は、2024年7月5日が締切です。
締め切りが7月上旬であり、実施は夏休み期間であるため、インターンシップの参加に向けた対策は、3回生に上がる前の春休みなどを利用して、しっかり情報収集や準備を行うことをオススメします。
インターンシップの参加資格は、大学・大学院・短大・高専および専門学校に在籍の方となっていることから、1〜2回生でも参加が可能となりますので、早いうちからさまざまな企業のインターンシップに計画的に参加していくことも良いでしょう。
3回生の夏休み前までに、志望業界を固め、その業界に特化して複数企業のインターンシップに参加できると、本選考の際に業界に関する動向や情報の引き出しが増えますので、インターンシップへの参加経験がより活かされるでしょう。
引用ページ
(株)伊藤園のオープン・カンパニー&キャリア教育等 | マイナビ2026
伊藤園のインターンシップ選考対策
伊藤園は、インターンシップが早期内定に直結するため、夏のインターンシップまでにある程度準備を進めておく必要があります。
インターンシップに参加することで、早期選考の案内があることは、過去の選考参加者などの口コミから容易に知ることができます。
伊藤園を志望しているか否かに関わらず、食品・飲料業界に興味がある就活生なども多く参加することが予想されますので、少なくとも情報収集は2回生の頃から行っておきましょう。
特に、3回生に上がる前の春休みには、遅くとも就職活動の準備をスタートできていると良いでしょう。
伊藤園のインターンシップ選考には、面接などがなくエントリーシートでの内容選考となります。
そのため、エントリーシート対策には力を入れて行ってください。
インターンシップの参加決定後、事前課題が課され、その内容を元にインターンシップ当日にグループワークなどが実施される流れです。
インターンシップで得たことや内容は、本選考のエントリーシート作成や面接に活かすことができますので、単に企業説明を聞いて終わりとならないよう、しっかりと活かすことを想定して、質疑応答などの機会も積極的に活用するようにしましょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析
就職活動の基本ですが、まず自己分析にはしっかりと取り組んでおきましょう。
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意などを客観的に把握できます。
自身の特徴を理解した上で、伊藤園の求める人物像にマッチするよう自己アピールを組み立てていきましょう。
いくつか強みやアピールポイントがある場合は、求める人物像にマッチする部分と自身が最もアピールしたいと思う部分から優先的に記載するようにしてみてください。
伊藤園であれば、「失敗を恐れずチャレンジする精神がある人」や、「実力主義の環境で自身の力を発揮していく意欲のある人」が評価されやすいです。
そのような経験エピソードは、企業分析をきちんと行っている就活生であれば、準備済みであることが予想されますので、その経験から学んだことや、具体的にどのように入社後に活かせるかを、相手にイメージしてもらえるよう内容を深堀していってください。
自己分析は、自分自身で行うだけでは中々気付けないこともありますので、友人や学校のキャリアセンターなども活用して、客観的な意見をもらうこともオススメです。
業界研究・企業分析
企業分析を行うことはもちろんですが、その他に、業界研究にも力を入れるようにしましょう。
なぜ、この業界なのか。その中でなぜ、伊藤園を選んだのかということを明確にすることで、志望度の高さをアピールすることができます。
業界の中でもトップクラスの企業や志望企業と同規模、似た特色を持つような企業は、少し詳しく調べておきましょう。
他社を調べることで見えてくることもあります。
過去には、エントリーシートにて、伊藤園の課題や今後の取り組みについて記述する問題も出題されていました。
この内容に回答するには、伊藤園の立ち位置を把握し、客観的に他社とも数字や事業の取り組みに関して比較を行い、現状課題を炙り出すことが必要となります。
どれだけ情報収集と企業分析ができているか、また論理的志向で物事を考えられているかを企業は図ることができます。
学生目線で課題や取り組みを投げ掛けていくことも、違った角度から切り込むことができ、斬新な意見として目に止まることもあるでしょう。
単にダメ出しや批判をするのではなく、現状よりも、より多くの人の手に商品が渡るために考えるということを根底に置いてみてください。
また、質問には「市場動向を踏まえ」という一言が含まれることから、世の中や業界の動向にも目を向け、ニュースなどをチェックしておくようにしましょう。
動向を踏まえているということが伝わるように作成することも必要となっていきます。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析を行った後、過去に出題されたエントリーシートの質問内容を就職サイトなどで確認し、実際に想定し作成してみましょう。
過去の質問内容には以下のようなものがあります。
- 伊藤園インターンシップの志望理由
- 自己PR(200字以内)
- 市場動向を踏まえ、伊藤園の課題そして今後取り組むべきことは何か(400字以内)
- 伊藤園に共感した点について、どのような点に共感したのか(50字以内)
Webでの提出につき、自身でまとめたメモなどを参考に記述することも可能であると考えられますので、箇条書きで長所・短所や志望動機、ガクチカなど、基本的なことはまとめておきましょう。
また、企業理念や先輩社員の声など、過去の質問に沿って、キーワードとなりそうな文言も抽出しておくと、事前の準備を行っていることが伝わりやすく、作成の際に慌てることなく臨むことができるでしょう。
伊藤園のインターンシップ選考は、面接などがなくエントリーシートでの選考となりますので、過去問での演習は、選考通過に有効な手段であると考えられます。
質問内容は年度によって変わることもありますので、想定外の質問にも対応できるよう、準備は入念に行ってください。
伊藤園のインターンシップ選考の流れ
伊藤園のインターンシップ選考の流れは以下の通りです。
選考フローは、時期や内容によって異なることもありますので、採用サイトなどで事前に確認しておきましょう。
- マイナビよりエントリー
- 伊藤園マイページ開設(ID・PWの発行)
- Webエントリーシート提出
- 書類選考
- インターンシップ参加者決定
【選考通過したエントリーシートを大公開】先輩就活生のエントリーシートを見れば選考通過のヒントが得られるかも?!
「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?
就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。
今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。
各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
近年、オンラインでのインターンシップや選考参加ができるようになり、就活生にとっては情報収集のしやすさや就活に掛かる時間や経済的負担の軽減などのメリットがある他、企業にとっても手段が増えたことで、早期からターゲットを広げてインターンシップを開催するなど、互いに接点を持つ機会が増えてきました。
就活生の早期獲得は、企業にとっても重要課題となってきています。
志望の業界や企業がある学生は、活動を始めた頃には、志望の業界や企業の採用が終わっているということにならないよう、早期から情報収集は始めておきましょう。
インターンシップは、単に企業理解を深める場ではなく、選考の1つとなっている企業もあります。
伊藤園は、本選考とは別で実施されていますが、インターンシップへの参加が内定への一歩とも言えますので、本選考同様にしっかりと準備をして参加することが重要です。
この記事が伊藤園のインターンシップ選考を検討している就活生の参考になることを願っています。