【就職活動】就活スーツで紺色を選んでOK？メリットや注意事項も踏まえて徹底解説します！
2024/4/14更新
はじめに
本記事では、新卒の就職活動で度々話題になる「紺色のスーツ」について、様々なテーマを用いて解説していきます。
「結局のところ、新卒の就職活動で紺色のスーツを着ていいの？
「紺色のスーツを着ることのメリットを知りたい！」
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報を紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください！
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そもそもなぜ就活スーツの色にこだわる必要がある？
どの年度においても就活スーツの色がたびたび議論になりますが、現在に至っても
- 就活といえば黒のスーツ一択だ！
- 紺の方が見栄えが良いから面接官へ好印象を与えることに繋がるのでは？
など、人によって意見が分かれています。
一方最近の学生は「黒」や黒に近い色を選ぶ方が増えていて、これから就職活動を迎える学生も「黒色」のスーツが主流という認識を持つ方が少なくないようです。
就活スーツの色に関するトレンドについては、就活サイト「キミスカ就活研究室」によると「黒色のスーツが就活で主流」という考えが広まったのは2000年代前半ごろと紹介されています。
また2000年代の前半以前の就職活動では「紺色」のスーツが主流で、黒色と言ったら「冠婚葬祭」で用いるもの、というイメージが強かったようです。
そんな中、紺色から黒色にトレンドが変わった理由については「就活氷河期」が関わっていて、「就活用だけのために紺色の就活スーツを購入するのはもったいない！」という発想のもと、冠婚葬祭など汎用性の高い黒色を好む方が徐々に増えていったとされています。
そのような経緯もあり、就活市場では「黒色」のスーツが無難と考えられているようですが、就職活動をする学生は「企業から内定をもらうためにより効果的なスーツを着こなしたい」という視点でスーツの色などを選んでいくと考えられます。
実際にスーツの色は面接官が抱く学生への印象に大きな影響を与え、スーツは以下で記載したようなツールとも言われています。
自身の人柄をアピールするためのツール
明るめの柄や色のスーツを着ている学生は、その学生が「明るい性格」と判断される1つの要因になり、暗めの柄や色のスーツだと「真面目」な印象を与える事に繋がることがあります。
社会人としての最低限のマナーを持っていることを表すツール
就職活動にそぐわないスーツを着ていると「マナーがない」と思われ、またサイズが合っていないスーツを着ていると「だらしない」と印象をもたれる可能性があります。
そのため、就職活動の面接では志望理由・ガクチカなど「話す内容」も重要ですが、
- 話し方
- 振る舞い
- 清潔感
- 身だしなみ
など「外見的要因」も重要で、外見的要因をアピールするうえでスーツはカギを握るツールともいえます。
参照ページ
就活スーツは紺色の時代！ 選ばれる理由と注意点を解説 | キャリアパーク就職エージェント
キミスカ就活研究室 | 自己分析や自己PRが攻略できる情報収集サイト。「偽らない就活を。」をテーマに、企業と学生がありのままでいられる就活を目指して発信していきます。
「就活スーツ 紺」に関する世間の口コミ
上記では、就活スーツのトレンドや色にこだわりを持つべき理由について紹介しましたが、その中で「就活スーツの色がたびたび議論になっている」ということも記載しました。
学生がスーツに関して抱いている内容は様々で、
- 自分をアピールするためにより良い就活スーツを選びたい！
- マイナスイメージを持たれないような「無難」なスーツの色にしたい…
など、世間の認識を踏まえたうえで紺色のスーツにするか検討したい学生もいると思われます。
そのため、ここではインターネット上やSNSで「就活スーツ 紺」に関する口コミを紹介して、紺色の就活スーツに関する世間の印象を明確にしていきます。
口コミ①一昔前は「紺」色が主流だった
明日は次男の就活スーツを買いに行くんよ（証明写真撮るのに買うの忘れてたーー💦）
長男の就活の時に知ったんだけどね、最近は黒スーツが定番らしいっすね。
私らの頃は紺だった気が…?!
引用ページ
口コミ②世代によって認識が違う
うちの真ん中の子の持ってる紺スーツ、ボタンがゴールドだから就活スーツには適していないと学校で言われたらしい。
今の会社はスーツに厳しいところの方が少ないよ！先生何年前の感覚なんですか？？
引用ページ
chikarin/STONEセラピストさん（@orionsecondline）のツイート
口コミ③周りはみんな紺色だった
私は就活スーツ
ベージュでしたね〜☺️
自分に似合うスーツを着たかったです😃
周りはみんな紺色でした😀
引用ページ
いずみん＠LuckyFesアンバサダーさん（@izumi_self）のツイート
口コミ④紺色は金融業界でウケがいい？
ありがとうございます！
赤のネクタイ、流行りましたね！！
就活スーツ買う時に、昔は紺でしたが今は黒です。紺を選ぶのは金融狙いですね．悪目立ちをする可能性があるので．みなさん黒を選ばれますって言われました。
「いや、金融ちゃうけど、紺色で」って息子の意思で選びました。
引用ページ
口コミ⑤黒じゃなくていい
うちの若いの、就活の最終面接に黒の就活スーツではない紺色のにピンクのシャツを合わせて挑み、無事に内定を頂いたんですってw 黒じゃなくていいのよねw
引用ページ
これらはX（旧：Twitter）で「就活スーツ 紺」で検索してヒットした口コミです。
傾向としては、子供が就活を迎える父母が「昔は紺が主流だった」「今は黒が多い」と話す口コミが最も多く確認できました。
また現在は黒色の就活スーツが主流な一方で、「紺色の就活スーツで臨んだ」という学生の口コミも複数確認できたため、紺色を選ぶ方も多くいることが予想できます。
就活スーツで紺色はOK？メリットは？
上記ではX（旧：Twitter）で投稿されている口コミをもとに「就活スーツ 紺色」の世間の認識を確認しました。
そして本記事のタイトルでもある「就活スーツは紺色でもOK？」の回答としては
- 社会人としてふさわしい
- フォーマルな見た目のスーツ
という条件をクリアしていれば「紺色の就活スーツでOK」という回答になります。
就活スーツの色は「黒色」が主流という世間の認識があるものの、スーツ販売店では「紺色スーツ」を就職活動の定番カラーの1つとして推しているケースが多いです。
また紺色の就活スーツを着るうえで学生にもたらすメリットがあるため、下記で紹介します。
爽やかなイメージを与えられる
学生が紺色の就活スーツを着るメリットの1つ目は、「爽やかなイメージを与えられる」という点です。
紺色はそもそも「青色」の色素を濃くした色になりますが、色彩に関して紹介するサイト「色カラー」によると、青という色は「海」「空」といった広大な自然のイメージ、具体的には
- 爽やかな空
- 生命の源の海
- 透き通った水
という内容を連想させるため好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統と紹介されています。
そのため、青系統の中でも落ち着いた色とされる紺色を就活スーツで用いることは、面接官に
- 爽やかな学生
- フレッシュ
- 誠実で落ち着きがある
といった印象を与えることに繋がります。
就活市場での汎用性が高い
学生が紺色の就活スーツを着るメリットの2つ目は、「就活市場での汎用性が高い」という点です。
就活スーツは「黒が主流」とされていますが、例えば「化粧品メーカー」「アパレル」などはカジュアルな印象から、黒以外の爽やかな色の就活スーツを選んだほうがいいという声もあります。
業界によって「堅実」「カジュアル」などのイメージがあり、その業界・企業のイメージに適した色のスーツを選ぶのが最適ではありますが、紺色の場合は「柔らかい印象を感じさせつつも、カジュアルになりすぎない」というメリットがあります。
そのため「堅実」「カジュアル」を踏まえたより多くの業界に当てはまる色といえ、汎用性が高いです。
社会人になっても使える
学生が紺色の就活スーツを着るメリットの3つ目は、「社会人になっても使える」という点です。
就職活動では「黒色の就活スーツが無難」という印象を持っている方が多い一方で、実際に社会人がビジネスの場で黒色のスーツを着ているケースは、就活市場に比べて大きく減ります。
一方で紺色は就活だけでなくビジネスシーンでも主流の色であるため、社会人以降も長く利用できることもメリットです。
参照・引用ページ
就活スーツで色以外に重視すべきポイントとは？
先ほどは就職活動で紺色の就活スーツを選ぶこと自体は問題なく、また紺色の就活スーツを着ることによりメリットを紹介しました。
一方、紺色のスーツを着る場合は
- 社会人としてふさわしい
- フォーマルな見た目のスーツ
ということが大前提であることも述べました。
では、ここでいう社会人としてふさわしい、そしてフォーマルな印象を与えるスーツとはどういったスーツなのでしょうか。
ここでは、「就活スーツで色以外に重視すべきポイント」について紹介していきます。
柄
就活スーツで色以外に重視すべきポイントの1つ目は、「柄」です。
スーツの柄については、
- 無地
- チェック柄
- ストライプ柄
などがあり、同じ色のスーツの場合でも柄が異なると、相手に与える印象も大きく変わってきます。
そして就職活動の場合では、最も無難な柄は「無地」です。
ストライプ柄やチェック柄は「オシャレ」な印象を与えることに繋がりますが、一方で業界によってはオシャレすぎるスーツを着ていることをマイナスと捉える可能性があるためです。
また、柄のある就活スーツを着こなしたい場合は「派手すぎず・幅が細いストライプ柄」をおすすめします。
ストライプ柄は線の幅でさらに印象を変えることができ、具体的には下記の効果があると言われています。
- 幅が狭いストライプ：爽やかさを演出したい場合
- 幅が広いストライプ：大人っぽい落ち着いた雰囲気を表現したい場合
ストライプ柄そのものが「スタイルを良く見せる」効果があると言われていますが、幅が広いストライプ柄の場合は人によって「就活市場ではオシャレすぎる」という印象を持つため、柄のある就活スーツを着たい場合はスーツ販売店で店員さんと相談することをおすすめします。
光沢
就活スーツで色以外に重視すべきポイントの2つ目は、「光沢」です。
就職活動の場合は、光沢があまりない「マット」な質感のスーツを選んでください。
光沢があると、照明など光の当たり具合で「派手」な印象を与えてしまうためです。
派手すぎたり、オシャレすぎると感じられるスーツの場合は就活市場で「フォーマル」とは言えないため、光沢にも気を配ってスーツ選びをしましょう。
参照ページ
柄物のスーツの選び方とは？世代やシーン別、スーツの柄の選び方 | オーダースーツブランドDIFFERENCE（ディファレンス）
就活スーツで紺色以外におすすめできる色2選
先ほどは就活スーツの色の他に注意すべき内容について紹介し、同じ色でも柄や光沢で印象が大きく変わることを述べました。
そのように学生によっては「就活スーツの柄や光沢・色」によって大きく印象が変わる場合があることから、しっかり各々の色・柄・光沢などのポイントを認識したうえで就活スーツを選んでいくべきと言えます。
また先ほどの章で「柄」と「光沢」の特徴については紹介しているため、この章では「紺色以外でオススメできる就活スーツの色」について各々紹介していきます。
黒色
紺色以外でオススメできる就活スーツの色の1つ目は「黒色」です。
サイトによっては「就活生の70％は就活スーツの色を黒色にしている」という記載があるほど定番化されている色です。
そのため「周りと同じ」「スーツ選びとしては無難」という認識を持つことができ、学生に安心感をもたらす色といえます。
また黒色の就活スーツがもたらすメリットは他にも以下があります。
- 明るさで色味が大きく分かれることがないため選びやすい
- 誠実・真面目といった印象を連想させる
- 冠婚葬祭などの場でも使用できる
また黒が地味すぎると思って迷っている方は、
- 「幅が狭いストライプ柄」の黒スーツを選ぶ
- ネクタイを派手にする
など他のポイントを織り交ぜていくことで「地味さ」を解消するケースがあります。
様々な場面、そして様々なバリエーションで考えることができる色で、メリットが多いためおすすめです。
ダークグレー
紺色以外でおすすめできる就活スーツの色の2つ目は「ダークグレー」です。
就職活動は「他の学生との差別化」が重要とされますが、上記で挙げた黒色は多くの学生が使用していることから差別化しにくいデメリットがあります。
一方、ダークグレーを就活スーツで選ぶ学生の割合はあまり多くないため、「就活スーツでの差別化」を図っていきたい学生にはおすすめの色です。
ダークグレーの就活スーツのメリットは他にも「知的・上品な印象」な印象を抱かせる事に繋がる」などがありますが、紺色と同様に「柄・光沢」によってはフォーマルさが感じられないスーツになってしまうため、注意が必要になります。
参照ページ
「就活スーツ 紺色」以外に把握しておくべき就職活動の身だしなみに関するQ＆A
本記事では「就活スーツ 紺色」について様々なテーマを設け、各々解説してきました。
要するに「身だしなみ」として重要な内容の1つである就活スーツについて解説してきましたが、就職活動の身だしなみに関しては他にもたびたび議論になる項目があります。
そのため最後に「Q＆A」という形で、身だしなみに関する他の重要な内容を紹介していきます。
顔周りの身だしなみは何が正解？
こちらに関しては男女別で異なる内容のため、各々回答していきます。
【男性の顔周りの身だしなみ】
- 前髪：眉毛が見えるようにセットする
- 耳元：耳がはっきり出るようにする
- 襟足：刈り上げる、または襟足につかない長さで調整する
- ひげ：しっかりと剃る
【女性の顔周りの身だしなみ】
- 前髪：眉毛の上までの長さにする
- 後ろ髪：方につくと「長い」と判断される傾向があるため、長い場合はゴムなどでまとめる
- 髪色：黒色が無難、一般的には7トーン以下が望ましい
- 化粧：厚くしすぎない
男女ともに、「オシャレすぎず、かつだらしなさを感じない」ような見た目にするという点で共通しています。
【男性編】ネクタイはどうあるべき？
「証券会社の場合は右上がりのストライプ柄にすべき」など様々な情報がありますが、特に「これじゃないといけない！」というような決まりはありません。
一方で、「無難」なネクタイを選びたい学生へのオススメは以下の内容になります。
- 色：濃い色（紺・えんじなど）
- 柄：ストライプ、ドット、チェックが一般的
大前提として「着用するスーツの色・柄」に準じたネクタイである必要があるため、迷ったらスーツ専門店に訪問して店員に相談してみてください。
【女性編】パンツとネクタイはどちらにすべき？
どちらを着用しても問題ありません。
一方で各々で与える印象が異なるため、下記で紹介します。
- パンツスーツ
パンツは「動」のイメージで、行動的、積極的などの「明るく活発な印象」をもたらすことに繋がります。
- スカート
スカートは「静」のイメージで、「落ち着きがある、柔らかい雰囲気」という印象を与えることに繋がります。
参照ページ
【人事が教える】就活の身だしなみ完全版【具体例あり】 | みんなの人事ブログ
就活中の髪色Q＆A。選ぶべきトーンや黒染めの有無、好印象なヘアカラースタイルも解説｜ホットペッパービューティーマガジン
まとめ
本記事では、【就職活動】就活スーツで紺色を選んでOK？メリットや注意事項も踏まえて徹底解説します！というテーマで就活生に役立つ情報をまとめました。
就職活動は「今後の人生を左右する」と言っても過言ではないほど重要なイベントです。
また学生はアルバイト経験を積んでいるものの、ビジネスマンとしての常識に触れる機会が少ない方が多い傾向にあるため、今回挙げたようなスーツの色など「身だしなみ」で頭を悩ませてしまうことでしょう。
しかし裏を返せば、就職活動は社会人になっても活かせることを多く学べる貴重な機会でもあります。
内定がなかなか出ずに辛い思いをする方もいるかもしれませんが、その壁を乗り越えることは「自身が大きく成長すること」に繋がるため、ぜひ粘り強く就職活動に取り組んでみてください！
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
