【徹底解説】面接で好印象を与える自己紹介とは?例文もあわせて紹介
2024年3月24日更新
はじめに
「面接が苦手・・・。」「初めての自己紹介から面接官に悪い印象をもたれたらどうしよう。」
このようにお考えの方も多いはずです。
初めての面接は慣れていないし、緊張してしまいますよね。
しかも自己紹介の段階でつまずいた時には、その後のリカバリーができるか不安になってしまいます。
そこで本記事では、
- 面接で好印象を与える自己紹介の方法
- 好印象にならないNGな自己紹介
- 自己紹介の例文
などを解説していきます。
いろいろなパターンを想定した例文も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただき、面接を成功に導いて内定をゲットしましょう。
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【大前提】面接での自己紹介の目的は就活生の人柄を知るため
大前提として、なぜ面接官は自己紹介を求めるのでしょうか。
考えられる理由としては、以下が挙げられます。
- 人柄を見るため
- アイスブレイクのため
- コミュニケーション能力を観るため
第一印象に関する法則として、「メラビアン」というものがあります。
このメラビアンの法則では、人はまず見た目が55%、声が33%、話し方が7%で決まるといわれています。
この法則に当てはめると、見た目は入室時にわかります。
面接官が「この就活生は清潔感があるな」と感じたなら、第一印象は好印象と言えるでしょう。
その後、自己紹介で声や話し方がわかり、メラビアンの法則が成り立ちます。
面接官は無意識にメラビアンの法則を活用していると考えられます。
就活生としては、いきなり志望動機という重めのテーマを聞かれてしまうと、プレッシャーがかかる傾向にあります。
そのため、面接官はまずはアイスブレイクとして話しやすい状況を作っているのです。
総じて、面接官は就活生の見た目や声、話し方を知ることに加え、緊張をほぐす意味でも自己紹介を求めていると考えられます。
面接で好印象を与える自己紹介の方法5つ
面接で好印象を与える自己紹介には、以下の4つの方法があります。
- 見た目に気を配る
- 面接官の目を見て話す
- 気取らずにシンプルに話す
- 伝えようという気持ちで話す
- 他の人にはない自分らしさアピールする
これらについて詳しく見ていきましょう。
見た目に気を配る
メラビアンの法則に当てはめてみると、人の印象は見た目が55%と約半分を占めます。
面接官は、入室した時点から就活生をしっかり見ています。
そのため見た目がだらしないと、その時点で評価が下がってしまうでしょう。
具体的に気をつけるべきポイントを男性と女性で分けると、以下が考えられます。
■面接時に気をつけるべきポイント
男性 | 女性 |
|
|
男女共通で言えることは、A4サイズの書類が入る黒か茶色のビジネスバッグを使用することです。
リュックサックはNGです。
どうしても荷物が多くなってしまう場合は、面接会場前の駅のコインロッカーに預けておきましょう。
オンライン面接の場合には、以下のポイントにも注意が必要です。
- 画面の明るさ
- 音質
- 接続状況
画面が暗い・回線が切れる・聴き取りにくいといった事象が発生すると、面接官からは「準備不足なのでは?」と思われてしまいます。
そのため、これらに気をつけた上で事前に準備しておきましょう。
面接官の目を見て話す
好印象を与えるポイントとして、面接官の目を見て話すことが大切です。
緊張してうつむきながら話してしまうと、印象が悪くなってしまうでしょう。
とはいえ、真剣に聞こうとし過ぎて睨んだ目つきにならないように注意してください。
どうしても目を見て話すのが苦手な方は、以下の方法が有効です。
- 面接官の眉間を見る
- 口角を上げる
注意したいのは、面接官の目を見ようと意識するあまりに話に集中できないことです。
何度も聞き返してしまうとむしろ印象が悪くなってしまうので、あくまでも自然にアイコンタクトを意識しましょう。
可能であれば、事前に面接のシミュレーションをしておくといいです。
気取らずシンプルに話す
そもそも面接官は、自己紹介で強い印象を残してほしいわけではないでしょう。
ですから、意外にシンプルに話すほうが好印象につながるケースが多いです。
「アピール力が弱いのでは」「話すことが短いと不安」といった気持ちもわかりますが、実は面接官はさほど気にしていません。
自分をよく見せようとして独りよがりにならないように、気取らず必要なことだけを端的に話しましょう。
伝えようという気持ちで話す
言葉が途切れたり、拙い言葉だったりしても、伝えようとする意思があれば面接官に好印象を持たれるでしょう。
面接官もプロなので、就活生の表情や声、視線を見れば伝えようとする意思があるか見抜くことができます。
「言葉が詰まってしまったから面接に失敗した」とマイナスに考える就活生もいますが、言葉が詰まること自体は、面接官はあまり気にしていません。
ジェスチャーを交えながら、言葉に詰まりながらも一生懸命表現しようとする就活生は、好感を持たれることでしょう。
無理はせず、自然な気持ちを伝えようと努めるだけで、逆に好印象を与えることができるでしょう。
他の人にはない自分らしさをアピールする
面接で好印象を残すためにも、他の人にはない自分らしさをアピールしましょう。
自分らしさとは、例えば以下が考えられます。
- 研究結果で賞をもらった
- 学生時代は皆勤賞だった
- 部活で全国大会まで勝ち上がった
こういった実績をアピールすると、面接官に好印象を持たれやすくなります。
面接官は多くの就活生に対応するので、全員の話を鮮明に覚えるのは難しいです。
ですが、印象に残る発言や言動があった就活生は、自然に記憶に残るものです。
そのため、他の就活生と差別化を図るという意味で、自分にしかないアピールをすることをおすすめします。
ただし、個性を出そうとし過ぎて悪目立ちしないよう注意してくださいね。
たくさん個性を出そうと思わず、面接時間中に1〜2点ほど他の就活生と違う内容を盛り込むことがポイントです。
面接時に好印象にならないNGな自己紹介4選
面接で好印象にならない自己紹介には、以下が考えられます。
- 自己紹介にまとまりがない
- 区切りのない話し方をしてしまう
- 覚えたセリフをそのまま話そうとする
- 面接官が理解できないような専門用語や略語を連発する
これらに気をつけるためにも、それぞれ詳しく解説していきます。
自己紹介にまとまりがない
自己紹介は、まとまりがなかったり、1分以上話したりすると印象が薄れることがあります。
ここで、「じゃぁ1分ってどれぐらいの文字量?」と疑問に思う方もいるでしょう。
人が1分間に話す文字量の目安は、300文字程度だといわれています。
また、自己紹介を求められているにも関わらず、自己PRを始めてしまう就活生も多く見られます。
就活生の心理として、少しでも印象を残したいという意図があるのでしょう。
しかし面接官は、「自己紹介を聞いているのになぜ自己PRで返ってくるのだろう」「この人はしっかりコミュニケーションが取れるのだろうか」と心配してしまいます。
自己PRは、別の質問として設けられる場合が多いです。
そのため、自己紹介は1分を目安にコンパクトに収めましょう。
区切りのない話し方をしてしまう
話す文章に区切りがなく、早口になってしまうと、面接官に悪い印象を与えてしまいます。
例えば、「〇〇で、〇〇なので、〇〇ということは」という話し方は、区切りがないと言えます。
ダラダラ話しているような印象を与えてしまい、マイナスな印象になることがあるのです。
これを避けるためには、「〇〇のため、〇〇でした。しかし~」といった形で区切りをつけましょう。
どう区切るべきか分からない方は、抑揚をつけて話してみて、明確に話が終わるタイミングをわかるようにしましょう。
状況にもよりますが、「以上です」とバッサリ切るのも一つの方法です。
また、口癖にも気をつけましょう。
「えー」や「あのー」を連発してしまうと間延びしてしまい、面接官は内容が入ってこなくなります。
区切りのない話し方と同様に、誰かに面接官役をしてもらい、口癖を確認してもらいましょう。
あるいはスマホのボイスレコーダーを使い、自分の話し方を客観的に聞いてみるのも有効です。
覚えたセリフをそのまま話そうとする
しっかり話そうと思うことは大事ですが、セリフを覚えようとし過ぎて無機質な話し方になってしまうと、かえって印象に残りません。
頭で考えながら話すと視線も落ち着かなくなりますし、面接官から「棒読み」「ロボットのよう」と思われてしまうリスクがあります。
特にこれはオンライン面接で多いのですが、カンペを読んで話してしまう就活生がいます。
面接官は、話し方や目線でカンペを読んでいることがわかってしまうものです。
セリフを暗記して話さなくても済むように、伝えたいことは事前にピックアップしておき、思いを込めて話したほうが印象に残りやすいでしょう。
面接官が理解できないような専門用語や略語を連発する
一般的ではない専門用語や略語は、連発しないように気をつけましょう。
自分は意味がわかっていても、面接官には通じない場合があるからです。
特に最終面接に近づくほど重役が出てくるため、専門用語を使って分かりにくく話すとマイナスです。
専門用語を連発してしまうと、面接官は「分かりやすく伝えようとする努力ができない人」と評価してしまう可能性があるのです。
どうしても専門用語を使う必要があるなら、先に補足説明を入れたり、略さず発言したりするといった対策が必要です。
一番いいのは、専門用語を使わずに済むように別の簡単な言い回しを考えておくことです。
【実践編】自己紹介の基本的な流れ3ステップ
ここでは、実際に自己紹介する場合の流れを見ていきます。
基本的な流れは以下の3STEPです。
- 基本情報
- 過去の経験や自分の特徴
- 面接への意気込み
それぞれ詳しく解説していきます。
1.基本情報
まず自己紹介をする上で、ご自身の基本情報は必須です。
必要な基本情報については、以下の流れで話しましょう。
- 学校名
- 学部
- 学科
- 氏名
これらの情報を端的に伝えて次に進みましょう。
2.過去の経験や自分の特徴
基本情報を伝えたら、過去の経験や特徴を伝えましょう。
例えば以下が挙げられます。
- 性格
- 趣味・特技
- 学生時代の活動(サークル・部活・研究課題・バイト・ボランティアなど)
アピールしたいからといって、話し過ぎないように気をつけてください。
3.面接への意気込み
最後に意気込みを伝え、挨拶をして締めましょう。
以下の意気込みを加えると、より好印象になります。
- 過去の経験から活かせることを伝える
- 面接を受ける上での思いを伝える
自己紹介の最後に、「本日はよろしくお願いします」という言葉を添えるとさらに良いです。
面接時に好印象を与える自己紹介の例文3選
それでは、実際に面接官に好印象を持ってもらえるための自己紹介を、以下3つの例に沿って紹介します。
決して長くなり過ぎず、1分前後で収まる自己紹介を心がけてください。
- 趣味をアピールする場合
- 元気の良さをアピールする場合
- 過去の経験から強みをアピールする場合
それぞれ、「【実践編】自己紹介の基本的な流れ3STEP」に当てはめながら見ていきましょう。
1.趣味をアピールする場合
【基本情報】
〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました、〇〇と申します。
【過去の経験や自分の特徴】
大学では文学を学んでおり趣味は読書で、年間350冊は読んでいます。
お気に入りの1冊は「〇〇」という本で、作者〇〇の独特な世界観が好きで、年に30回は読み返しています。
【面接への意気込み】
面接では読書で身につけた知識や想像力を発揮して、自分らしさを出せたらなと思っております。
本日は何卒よろしくお願いいたします。
■ポイント
「年間350冊は読んでいる」のように、具体的な数字を示すと印象に残りやすくなります。
お気に入りの著者や一冊を紹介することで、趣味や好みをより深堀りできて意欲をアピールできるでしょう。
2.元気の良さをアピールする場合
【基本情報】
〇〇大学〇〇学部から参りました、〇〇と申します。
【過去の経験や自分の特徴】
中・高・大学と剣道部に所属していました。
試合中は誰よりも声を発して自分を奮い立たせ、応援では大きい声で応援しすぎて審判から注意が入ったこともあります。
元気の良さや前向きに取り組む姿勢を持ち、仲間と喜怒哀楽を共有できることが私の持ち味です。
【面接への意気込み】
面接では元気の良さを感じてもらえるように、誰よりも大きな声で臨みたいと思います。
本日はよろしくお願いいたします。
■ポイント
元気の良さをアピールする場合は、面接中も明るく振る舞いましょう。
最初だけ元気なだけだと、面接官に「自己紹介のときだけかな」「他の就活生のほうが元気あるな」と矛盾しているように思われてしまいます。
とはいえ、、元気の良さをアピールしようとするあまり、大声で叫ぶように話すのはNGです。
あくまでもTPOに合った対応をしましょう。
不安であれば第三者に見てもらうと有効です。
3.過去の経験から強みをアピールする場合
【基本情報】
私は〇〇大学〇〇学部〇〇学科から参りました〇〇と申します。
【過去の経験や自分の特徴】
私の性格は明るく好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することが好きです。
大学では、アメリカへ短期・長期留学を一回ずつ、海外ボランティアを経験してきました。
日本との文化の違いにはじめはホームシックになりかけましたが、持ち前の明るさでホストファミリーとはすぐ仲良くなりました。
最終日は離れるのが寂しかったです。
【面接への意気込み】
面接では、自身の性格と過去の経験を活かした回答ができればと思っています。
本日はよろしくお願いいたします。
■ポイント
過去の経験では、どんな困難があってどう乗り越えてきたのかを説明できると良いです。
短い時間なので、自己紹介にあまり多くの情報を詰め込むのは難しいでしょう。
それでもできる限り具体性を持ってアピールすると、より好印象になります
好印象な自己紹介に関するよくある質問
ここでは、面接時に好印象に残る自己紹介についてよくある質問をまとめてみました。
- 選考フローごとに自己紹介は変えるべきでしょうか?
- 企業や業界別に自己紹介を変えるべきでしょうか?
それぞれの回答をみていきましょう。
Q1.選考フローごとに自己紹介は変えるべきでしょうか?
基本的に変える必要はありません。
ただし、選考が進んで個人面接の段階になってくると、詳しく聞かれる場合があります。
例えば、「長所と短所を交えた上で自己紹介をしてください」といった形です。
その際は自己紹介と一緒に、一言二言追加して話しましょう。
一番気をつけるべき点は、「伝え方」です。
1次面接・2次面接・3次面接と進むにつれて、面接官の人数が増えることが考えられます。
面接官が複数いる場合は、質問してきた面接官の顔だけではなく、スピーチをするかのように面接官全員に目線を送るように意識して話しましょう。
話す内容そのものは大きく変えなくても、話す際の視線や伝え方を柔軟に変えることで面接の評価が高まります。
Q2.企業や業界別に自己紹介を変えるべきでしょうか?
基本的に変える必要はありません。
ただし、自分の専攻や学んでいることが、受ける業界や職種に関係してくる場合は、一言そのことを追加しておくと好印象です。
基本的には「自信をもってシンプルに」が大事なので、無理に追加せず、自然体で挑むといいです。
まとめ
好印象を与える自己紹介や、NGな自己紹介などを紹介していきました。
ほとんどの企業の面接は自己紹介から始まることが多いため、いきなりつまずくと心が折れてしまうでしょう。
しかし、自己紹介より本題が重要なので、できるだけシンプルに伝えてください。
自信を持って振る舞い、ぜひ希望する企業の内定を勝ち取りましょう。
自己紹介に不安がある方は、ぜひ今回の記事を参考に実践していただけると幸いです。
皆さまの就活がうまくいくことを願っています!
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