インターンで評価されるには?本選考に進むためのポイントを紹介!
2024/3/24更新
はじめに
24卒の就活から、企業はインターンシップの選考を採用に活かすことができるようになりました。
学生にとっても、インターンシップに参加することで本選考に進めたり、選考の一部が免除されたりなど、有利になることが多いです。
せっかく参加するのであれば、高い評価を受けたいという方は多いでしょう。
しかし、インターンシップへの参加は強制ではないため、参加するべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、インターンシップの評価がどのくらい本選考に影響するのか、インターンシップに参加するメリットや評価される人の特徴を紹介していきます。
インターンシップに参加するか悩んでいる人、就活で高い評価を受けて確実に内定を獲得したい人はぜひ参考にしてください。
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インターンは実際参加した方がいい?
結論から言ってしまうと、インターンシップは、参加するメリットの方が大きいと言えます。
インターンシップを開催する企業も参加する学生も年々増えてきており、早期選考で内々定や内定を獲得する学生は非常に多くなってきています。
これは、より良い企業の内定を獲得すると、他の企業の内定を辞退する学生も一定数いるために、企業が早い段階で優秀な学生を獲得しておきたいと考えているからです。
学生にとっても、早い段階で納得する形で就活を終えることできるのであれば、インターンに参加することは大きなメリットですよね。
インターンには参加するべき!メリット4つ紹介
インターンシップに参加するべきメリットは次のようなものがあります。
- 会社の雰囲気がわかる
- 業界や仕事への理解が深まる
- 本選考で優遇されることがある
- 社員や人事、学生と交流できる
会社の雰囲気がわかる
インターンシップは実際の会社での就業体験です。
そのため、社内の雰囲気を感じ取ることができるでしょう。
実際、社会人として会社で働いたことがないと具体的に働くイメージがわかないという人は多いと思います。
インターンシップに参加すれば、働く際の雰囲気を感じ取ることができるため、入社後のギャップを減らすことができます。
また、インターンシップに参加することで、自分と会社の雰囲気が合うかどうかの判断材料にもなるというメリットもあります。
業界や仕事への理解が深まる
インターンシップに参加することで、業界や仕事への理解が深まります。
インターンシップでは実際の仕事に近いものや、実際の仕事につながるものをグループワークで行うためです。
例えば、ある一つのテーマについてグループで話し合ったり、ある一つの課題を解決するワークや、何か制作物を生み出すワークなど、企業や職種によって様々あります。
そのため、インターンシップに参加することでその業界や仕事についてより深く理解することができるのです。
業界や仕事についてきちんと理解していれば、本選考で仕事についてどのくらい理解できているか質問される時や、将来どんな仕事をしたいか聞かれた時にすぐに答えることができるでしょう。
本選考で優遇されることがある
インターンシップに参加することで本選考で優遇措置を受けられる場合があります。
企業は、インターンシップに参加した優秀な学生に早いタイミングで内定を出したいと考えているためです。
例えば、早期選考への参加やエントリーシート提出、一次選考の免除、人事面談や交流会などです。
詳しくは後ほど解説します。
社員や人事、学生と交流できる
インターンシップでは、社員や人事、学生と交流する貴重な機会です。
社員や人事と交流すれば、就活に関する相談に乗ってもらえることもあるかもしれません。
また、学生と交流することも大事です。
同じインターンシップに参加しているほとんどの学生が同じ業界や職種を目指しているのではないでしょうか。
その場合、お互いに就活の状況や志望企業の情報共有が出来るはずです。
さらに、インターンシップに参加している学生は、今後同期として一緒に仕事をしていくかもしれませんし、同じ会社に入らなくても、仕事で関わることもあるでしょう。
顔見知りである方が新卒として働く時に安心感が増えるはずです。
このインターンシップの機会を十分に就活に活かしましょう。
インターンは参加するメリットの方が大きい!
このように、インターンシップに参加することはメリットが非常に多いです。
現在、インターンシップを通して優秀な学生を見つけたいと考えている企業は多いですし、参加する価値は大いにあります。
インターンシップに参加しないよりも、一歩リードして就活を有利に進めることができる可能性が高いでしょう。
インターンの評価は本選考に影響あり?なし?
インターンシップの評価が本選考にどれくらい影響するのか気になる人は多いのではないでしょうか。
実際のところ、インターンシップに参加することで、内定に直結するものは多いです。
インターンシップで高い評価を得ると、早い段階で本選考を受けられたり、本選考の面接などを免除されたりすることで、インターンシップに参加していない人よりも内定へ一歩近づきます。
ただ、インターンシップの種類によってどんな優遇があるか、内定に直結するかどうかは違ってくるため、気になっている企業のインターン情報を確認しておきましょう。
反対に、インターンシップで高い評価を得られなかったからといって、本選考で不採用になってしまうということは少ないです。
ただ、非常識な言動などがあると人事の目についてしまう可能性はあります。
悪い印象を残さないために、ある程度のマナーや常識的な行動をとることは心がけた方が良いでしょう。
インターンで落ちても本選考は受けられる
インターンシップに参加するために、あらかじめ選考を受けなければいけない企業もあります。
そのインターンシップの選考に落ちたからといって、必ずしも本選考が受けられないということはありません。
一部の企業は、インターンシップに参加することで本選考を受けることができるというものもあります。
しかし、そもそもインターンシップは、企業の仕事や雰囲気を知るために参加するという目的の方が大事です。
インターンシップの選考で落ちてしまっても本選考にはチャレンジできることの方が圧倒的に多いので、インターンシップの選考でどこが良くなかったのかを振り返り、本選考の対策に活かせるようにしましょう。
内定に繋がるインターンの種類
では、実際に内定に繋がるインターンにはどのようなものがあるのでしょうか。
内定に繋がるインターンは大きく4つの種類に分けられます。
インターンが内定に繋がるのは以下のような種類です。
- ジョブ型のインターン
- インターン後の本選考で優遇されるもの
- インターン後に早期選考に参加できるもの
- リクルーター面談があるもの
それぞれ解説していきます。
ジョブ型のインターン
ジョブ型のインターンシップは、実際に会社で就業体験をして、そこで結果が出せると内定に直結します。
ジョブ型のインターンシップは外資系の企業で行っていることが多いです。
ジョブ型のインターンシップはある程度の期間実際の仕事を行うため、実際の働く時の雰囲気や仕事内容を掴むことができます。
また、ジョブ型のインターンシップを行っている企業の中には、本選考に参加するための条件としてインターンシップへの参加が必要なものが多く、インターンシップに参加しないと本選考への参加ができない場合もあるようです。
また、本選考においてもガチガチの面接というよりかは入社意思があるかどうかの確認程度で行うところも。
インターンシップ自体が選考になっていると言っても良いでしょう。
インターン後の本選考で優遇されるもの
インターンシップ後の本選考で優遇されるものは、インターンシップに参加することで書類選考や一次面接の免除といった優遇を受けられます。
また、人事面談や交流会に呼ばれるケースもあるため、早いうちから企業の人事と顔を合わせることができ、本選考でも有利になる可能性が高いです。
ただ、本選考の優遇の内容は企業によって変わります。
インターン後に早期選考に参加できるもの
インターンシップ後に早期選考に参加できるものでは、就活が始まる時期より早い段階で選考を受けることができます。
つまり、一般的に就活解禁とされる3月より前に選考を受けることができるということです。
実は、インターンシップ後に早期選考を行う企業は毎年増えています。
企業にとっては優秀な学生を早いうちから獲得することができますし、学生目線でも早いうちに内定をもらえたら嬉しいですよね。
そのため、今では多くの企業がこのタイプのインターンシップを行っています。
早期選考についての情報はインターンシップ参加者のみに知らされるため、インターンシップに参加しておくメリットの方が大きいと言えるでしょう。
リクルーター面談があるもの
リクルーター面談があるインターンシップでは、インターンシップ参加後にリクルーターと複数回面談をします。
リクルーターとは人事ではなく、学生とコンタクトを取るための社員のことで、担当する社員はその学生の大学のOB・OGであることが多いです。
リクルーター面談は、あくまで面談ですが、「なぜこの企業に興味を持っているのか」「将来はどんな仕事がしたいか」など、本選考に繋がることを聞かれることが多いです。
そのため、リクルーター面談での受け答えによっては、本選考での選考免除といった優遇措置を受けられたり、人事面接に進むことができたりなど、有利に進められることもあります。
インターンで評価されるポイント
インターンシップの評価が本選考に少しでも繋がるのであれば、高い評価を得たい学生は多いでしょう。
実際、インターンシップでは、専門的なスキルよりも、学生の言動を見て素質を評価する企業の方が多いです。
ここでは、企業の人事がインターンに参加する学生のどこを見ているのか紹介します。
インターンで評価されるポイントは以下の6つです。
- 熱心に取り組めるか
- 積極性があるかどうか
- 協調性とコミュニケーション力があるかどうか
- 将来性があるかどうか
- 想像力があるかどうか
- 理論的に話せるか
熱心に取り組めるか
企業は、「インターンシップのプログラムに熱心に取り組んでいるかどうか」を見ています。
将来その企業に就職して実際に仕事をする時も、熱心に取り組んでくれるかを判断するためです。
実際仕事をしてみると、全てがうまくいくものばかりではありません。
成果を出すまでに長い時間かかってしまうことや、苦労することもあるはずです。
そんな時に、諦めず真摯に仕事に取り組んでくれる人を企業は採用したいと考えています。
短期のインターンシップであっても、目の前のことに真摯に取り組むことを心がけましょう。
積極性があるかどうか
「積極性があるかどうか」も見られています。
インターンシップの活動を行う中で積極性がないと、「この学生は志望度が低いのではないか」と捉えられてしまうこともあります。
インターンシップの多くは、課題を解決するワークや、グループでの話し合いや意見交換などを行います。
そういった活動の中で発言が少なかったり、メモを取ることが少なかったりすると、積極性がないと思われてしまう可能性が高いです。
中には、友人に誘われて、とりあえず参加したなどの理由で参加する学生もいるかもしれません。
しかし、そういった気持ちが少しでもあると、発言する機会が少なかったり、消極的な行動に繋がってしまいます。
企業はやはり「志望度の高い学生」を採用したいと考えているはずです。
積極性のなさから「志望度が低い」と判断されて、評価が下がってしまわないように注意しましょう。
協調性とコミュニケーション力があるかどうか
インターンシップでは他の学生と関わることが多いため、「協調性とコミュニケーション力があるかどうか」も重要視されます。
社会人になると、関わる人の年齢層は大幅に変わってきます。
同年代はもちろん、会社の上司や取引先の人などさまざまです。
そういった時に適切なコミュニケーションをとって円滑な人間関係を築くことができる力が必要になります。
そのため、インターンシップにおいても、グループワークで他の学生と円滑に活動を行うことができるか、協調性を持って取り組むことができるかを見られているのです。
グループワークを行う際には、自分の意見を言うだけでなく周りの意見にも耳を傾ける、周りにも意見を聞いてみるなどを意識して取り組むと良いでしょう。
将来性があるかどうか
「将来性があるかどうか」は本選考においても見られる素質です。
新卒採用は、いわゆるポテンシャル採用と言われるもので、今現在のスキルなどではなく、将来活躍できる人材になれるかどうかを見られます。
そのため、インターンシップにおいても、将来会社に入ってから成長することができるかどうかを見ているのです。
あなた自身が成長したいという意思を持っていれば、成長する意欲の高い学生として評価されるでしょう。
そのため、インターンシップを通して少しでも成長したいという意思を持つこと、また、将来どんな人物になりたいかを明確にさせておくと良いです。
想像力があるかどうか
想像力は、新卒によく求められる素質の一つです。
企業の人事は、新卒には柔らかいアタマを持って新製品の開発や企画に活かして欲しいと考えています。
そのため、固定概念にとらわれずに考えることができるか、新しい発想を生み出せるかといった部分も見られるでしょう。
特に、クリエイティブな仕事のインターンシップでは想像力を重視している企業が多いです。
理論的に話せるか
理論的に話せるかどうかは、本選考においても評価されます。
理論的な話し方は、相手にわかりやすく、説得力があるためです。
例えば、結果が出せなかったのであれば、なぜ結果を出せなかったのか、原因は何か、次に結果を得るためにどうしたらいいかといったことを話します。
特にインターンシップではグループワークがあるため、グループで意見交換するときや、グループごとの発表などでの話し方を見られる可能性が高いです。
この話し方は就活の本選考においても活きるため、覚えておくと良いでしょう。
インターンで評価される人の特徴は?
インターンシップでどんなポイントが評価されるのか理解できたでしょうか。
先述したポイントで評価される学生は、以下のような行動を取ることが多いです。
- 積極的に参加している
- 周りの人への興味関心が高い
- 理論立てて話すことができる
積極的に参加している
先述した通り、企業はインターンシップを通して学生の志望度の高さや仕事への姿勢を見ています。
そのため、積極性を持って話し合いやグループワークに参加し、意欲が感じられる学生の方が人事の印象に残るでしょう。
就活では、自分をアピールすることが必要です。
思い切って自分の意見を周りに伝えてみましょう。
周りの人への興味関心が高い
周りの人への興味関心が高い人は、同じように評価を得られる可能性が高いです。
周りの人への興味関心が高い人は、社員さんや学生であっても気になることがあれば聞いてみたり、積極的に話しかけたりするはずです。
そのため、企業から意欲がある学生だと思われやすいでしょう。
インターンシップのグループワークでは、自分の意見を周りに伝えるということはもちろん大事ですが、周りの意見をしっかり聞いてその上で新しい視点を見つけることも必要になります。
積極性やアピールすることが大事だと先述しましたが、周りが見えていないような自分中心の積極性はあまり良い評価はされません。
周りの意見にも耳を傾けながら、コミュニケーションを取ることを意識していきましょう。
理論立てて話すことができる
最後に、理論立てて話すことができる人も評価されるでしょう。
理論立てて話すことができる人は、物事を整理して話すことができているので、聞き手にとって非常にわかりやすく聞くことができます。
意識していないと理論立てて話すことが難しい方もいるかもしれません。
そんな方は、次のような話し方の順序を意識してみてください。
- 結論(例:私が一番重要だと思うのは〇〇である)
- 理由・根拠(例:なぜなら、〇〇だからだ)
- 事例(例:例えば、〇〇は〇〇だ)
- 結論(例:このことから、〇〇が一番重要だと考える)
この理論的な話し方は、就活において非常に重要となってきます。
エントリーシートや面接などで評価されるのはこのような話し方であるためです。
今から身につけておいても損はないでしょう。
まとめ
今回は、インターンシップでの評価のされ方や、評価されるために気をつけるべきポイントについて解説しました。
解説したように、インターンシップでは、現時点で持っているスキルなどよりも、その人自身の性格や素質をよく見られることが多いです。
インターンシップが本選考に必ずしも影響するわけではありませんが、悪い印象を持たれてしまうと人事の方でマイナスなイメージとして覚えられる可能性はあります。
インターンシップを通して企業から高い評価を得るためには、どんな人が高く評価されているのか、そのためにどんな行動を取るべきかを理解しておくことが重要です。
インターンシップに参加して本選考で有利になるために、ぜひこの記事を参考にしてインターンシップの対策を行ってください。