実習はガクチカにしても良い?ポイントや注意点をご紹介

2025/2/5更新

はじめに

ガクチカは就活を進めていくと必ず聞かれる事項の1つです。

ガクチカは自分で決めなければならないため、どのような内容にすればいいか分かりにくいでしょう。

実習はガクチカにしていいのでしょうか。

ここでは、実習とガクチカについてポイントや注意点をご紹介します。

実習をガクチカにしようとお考えの方は、ぜひご確認ください。

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ガクチカとは?

ガクチカという言葉はよく聞きますが、就活したてだとその言葉の意味が分からない人もいるでしょう。

まずはガクチカの意味や代表例を確認していきましょう。

ガクチカの概要

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略語です。

就活において、学生の人物像や能力を理解するために面接でよく質問される項目です。

ガクチカで評価されるポイントは大きく3つあります。

  • 主体性:自発的に取り組んだことかどうか
  • 継続性:どれくらい長く取り組んだか
  • 成果:どのような結果を出したか

これらのポイントを踏まえ、自分が最もアピールできるエピソードを選びましょう。

また、ガクチカを準備する際には以下の点にご注意ください。

  • 具体的なエピソードを選ぶ
  • 数字を用いて成果を明確にする
  • 自分自身の成長や学びを伝える
  • 企業の求める人物像に合った内容にする

ガクチカは就活において非常に重要な項目です。

しっかりと準備をし、面接官に自分の魅力をアピールできるようにしましょう。

ガクチカの代表例

ガクチカの例としては下記のようなものがあります。

  • 部活動やサークル活動での実績
  • 学業での努力や研究活動
  • ボランティア活動やアルバイトでの経験
  • 学生団体での活動
  • 起業や留学などの特別な経験

これら以外にもガクチカは多数あり、正解はありません。

自己分析などから学生時代に何に力を入れていたかを思い返し、ガクチカにできないか考えましょう。

避けておいたほうが良いガクチカ

ガクチカは基本的には何でもいいのですが、一部避けておいたほうが良いものがあります。

例えば、ギャンブルや夜遊びはマイナスイメージがあるため、避けておいたほうが良いでしょう。

趣味である分には問題ないのですが、就活の場では避けたほうがいいです。

自分で避けるべきかどうか判断がつかない場合は、就職エージェントやキャリアセンター課など、就活のプロに聞いてみることがおすすめです。

実習をガクチカにしても良いのか

結論、実習はガクチカにしても大丈夫です。

実習は、きちんと勉学や学びに取り組んでいる証明にもなります。

やや固い印象を持たれるのではないかと不安の方もいるでしょうが、実習であれば問題ないでしょう。

実習をガクチカにすることでアピールできること

実習をガクチカにすると、大きく分けて4つのことをアピールできます。

それぞれどのようなアピールに繋がるのか確認してみましょう。

また、自分はどれを最も伝えたいのかもご確認ください。

実務経験

実習は実際に職場に入り、業務に携わることです。

学生時代に学べない実践的なスキルを身につけることができます。

具体的には以下のようなスキルが挙げられます。

  • 業務手順:書類作成、顧客対応、データ分析など、実務で必要な手順を理解し、実践する能力
  • コミュニケーション能力:上司や同僚、顧客との円滑なコミュニケーション
  • 問題解決能力:業務中に発生する問題を分析し、解決策を導き出す能力
  • 時間管理能力:複数の業務を効率的に進める能力

これらのスキルがあれば入社後にすぐに戦力となるため、企業にとって非常に魅力的なポイントです。

業務に対する理解度

実習を通して実際の業務内容や職場環境を肌で感じることができます。

それによって業界や企業に対する理解が深まり、入社後のギャップを減らせるでしょう。

また、実習で学んだことを活かし、業務改善提案を行うこともできます。

これは企業にとって大きなメリットであり、高い評価を得られるポイントです。

ただし、実習ですべてを知ったかのように伝えてしまうと、悪い印象を持たれるリスクがあります。

あくまでも「一部」を学んだという謙虚な気持ちを忘れないようにしましょう。

責任感

実習では、与えられた仕事を最後までやり遂げる責任感が求められます。

また、チームの一員として働くことで協調性や自主性も養われます。

これらの能力はどの企業でも求められる重要な能力です。

実習で培った経験をアピールすることで、高い評価を得られるでしょう。

業界に対する熱意

実習を通して業界に対する熱意を伝えることもできます。

熱意があれば仕事に対して高いモチベーションを持ち、その分高いパフォーマンスを発揮できます。

そのため、企業としても就活生のモチベーションを重要視していることが多いです。

しかし、実習に参加しただけでは熱意が伝わらない場合があります。

実習参加に加え、下記のような方法で業界に対する熱意を伝えましょう。

  • 積極的に質問する
  • 課題に粘り強く取り組む
  • 周囲と積極的にコミュニケーションを取る
  • 業界の最新情報を常にチェックする

実習をガクチカにするメリット

実習をガクチカにする就活生イメージ

実習をガクチカにすることによるメリットがいくつかあります。

実習をガクチカにしようとお考えの方は、こちらもぜひご確認ください。

具体的なエピソードを出しやすい

実習は実体験したことであるため、具体的なエピソードを述べやすいというメリットがあります。

例えば、実習では「〇〇という課題に対して、〇〇という方法で取り組み、△△という成果を上げた」など、より具体的なエピソードを作ることができます。

就活生は具体性が大切だと言われていますが、実習をガクチカにすることで自然に具体性が出せるでしょう。

熱意を伝えやすい

実習を受けたということは、自分がその業界や職種に興味を持っていることを証明するものです。

面接官は実習を通して得た経験や学び、課題や成果を聞くことで、学生の熱意を判断できます。

また、実習に参加したのが早い時期や、長期間であった場合はより熱意が伝わるでしょう。

他の学生との差別化を図れる

多くの学生は、アルバイトや部活動などの経験をガクチカに使っています。

そんな中で、実習は他の学生と差別化を図るための有効な手段です。

特に、専門性の高い業界や職種を目指す学生にとって、実習経験は大きなアピールポイントとなるでしょう。

面接官がイメージしやすい

実習は実際に職場で行う仕事に近い内容なので、面接官が学生の能力や可能性をイメージしやすいというメリットがあります。

学生がどのような状況でどのような役割を果たしたのか、具体的なエピソードを聞くことで、面接官は学生が実際に働いている姿を想像できます。

実習をガクチカにする際の注意点

実習をガクチカにすることはメリットがある一方で、注意点もあります。

メリットだけでなく注意点についても確認し、ガクチカを実習にすべきかどうか考えましょう。

選考企業の業務と関連付ける

実習をガクチカにする際には、選考企業の業務と関連性のある内容を選ぶことが重要です。

選考先の企業の事業内容や求める人物像を事前に調べ、自分がどのように貢献できるかをアピールしましょう。

全く違うジャンルの業務の企業だと、加点がされない可能性があります。

単なる経験の羅列にしない

単に実習の内容を羅列するのではなく、どのような課題に取り組み、どのように克服したのか具体的に説明する必要があります。

また、その経験を通して何を学び、どのように成長したのかをアピールすることも重要です。

面接官はただ経験を知りたいのではなく、そこで考えたことや学んだことを知りたいのです。

かなり前の実習は避ける

実習はできるだけ最近のものを選びましょう。

数年前の実習だと当時の記憶が曖昧になり、具体的な説明が難しくなる可能性があるからです。

また、当時の経験が現在の自分に活かされているのか、面接官は疑問に感じることもあります。

実習を今でも継続しているなら問題ないですが、かなり前に一度だけ行なった場合は避けておきましょう。

専門用語は使いすぎない

実習で学んだ専門用語を使うこと自体は問題ありませんが、使いすぎると面接官に理解してもらえない可能性があります。

必要最低限の専門用語を使い、わかりやすい言葉で説明しましょう。

ただし、業務が近い場合は専門用語でも伝わる可能性があります。

専門用語を使うかどうかは、選考先の企業と実習を照らし合わせて判断しましょう。

定量化できるところは定量化する

成果をアピールする際には、定量化できるものは定量化しましょう。

例えば、「顧客満足度を〇%向上させた」というように、具体的な数字を用いるとより説得力のあるアピールができます。

ただし、定量化できないのに無理にする必要はありません。

定量化できる部分がなくとも、自然な内容になることを優先しましょう。

実習をガクチカにすると好印象な業界・企業

実習は、学生が実際の仕事に携わることにより、社会人としてのスキルや経験を積める貴重な機会です。

特に、以下のような業界・企業では実習経験をガクチカにすることで好印象を与えられるでしょう。

学校の講師

学校の講師は生徒に知識や技能を教える仕事です。

実習を通して生徒とのコミュニケーション、授業の計画・実施、課題解決を経験し、スキルを身につけることができたはずです。

これらの能力は学校の講師として働く上で必須となるため、実習経験は大きなアピールポイントとなるでしょう。

塾の講師

塾の講師は生徒の学力向上をサポートする仕事です。

実習を通して生徒の理解度に合わせた指導方法、学習意欲の向上、個別指導の経験を積むことができます。

これらの経験は塾講師として働く上で活かせるため、実習経験は大きなアピールポイントとなります。

人材業界

人材業界は、求職者と企業のマッチングを行う仕事です。

実習を通して求職者とのカウンセリング、企業との交渉、採用活動の企画・運営などを経験することができます。

これらの経験は人材業界で働く上で活かせるため、大きなアピールポイントとなるでしょう。

福祉業界

福祉業界は、高齢者や障がい者、児童などの生活支援を行う仕事です。

実習を通して利用者とのコミュニケーション、介護・支援技術、ケースワークなどの経験を積むことができます。

これらの経験は福祉業界で働く上で活かせるため、大きなアピールポイントとなるでしょう。

研修関連企業

研修関連企業は企業向け研修の企画・運営を行う仕事です。

実習を通して研修プログラムの開発、講師としての指導、効果測定などの経験を積むことができます。

ただし、研修といっても幅広い種類のものがあるため、内容については各社で調べる必要があります。

人材コンサルティング業界

人材コンサルティング業界は、企業の人材課題の解決を支援する仕事です。

実習を通して企業分析、課題診断、人材育成プログラムの提案などが経験できます。

これらの経験は人材コンサルティング業界で働く上で活かせるため、大きなアピールポイントとなります。

実習をガクチカにした際の例文

真剣な表情の就活生 男性

実習をガクチカにした際の例文をご紹介します。

あくまでも参考程度にご確認ください。

例文①

「私は大学3年生の時、2週間の教育実習で、個性豊かな生徒たちと深く向き合うことで、課題解決能力とコミュニケーション能力を大きく向上させることができました。

担当クラスは活発な生徒が多い一方で、授業に集中できない生徒もいました。

そこで、授業内容を見直し、グループワークを取り入れたり、一人ひとりに合わせた個別指導を実施したりしました。

休み時間には積極的に生徒と会話し、信頼関係を築きながら悩みや課題を引き出し、解決に向けてサポートしました。

当初は授業に集中できなかった生徒も、グループワークや個別指導を通して徐々に学習意欲を高め積極的に授業に参加するようになりました。

生徒との信頼関係を築くことができ、悩みや課題を積極的に相談してもらえるようになり、個々の課題解決に貢献することができました。

この経験を通して、課題解決には多角的な視点と柔軟な対応力が重要であること、そして、信頼関係に基づいたコミュニケーションが課題解決の鍵となることを学びました。

企業に入社後もこの経験を活かし、顧客の課題を深く理解し、最適な解決策を提案できる人材になりたいと考えています。

また、チームワークを重視し、周囲と積極的にコミュニケーションを取ることでより良い成果を生み出すことに貢献したいです。」

例文②

「私は大学2年生の時、1ヶ月の介護実習で利用者の方々に寄り添い、一人ひとりに最適なサポートを提供することで主体性と責任感を大きく強化することができました。

実習では、入浴介助や食事介助など利用者の方々の日常生活をサポートする様々な業務を担当しました。

利用者の方々一人ひとりの身体状況や性格、生活習慣などを把握し、その方に合わせた最適なサポートを提供することを常に意識しました。

また、利用者の方々と積極的に会話し、心身の状態や要望を丁寧に聞き取り、より良い生活を送れるようサポートしました。

利用者の方々とのコミュニケーションを深めることで、信頼関係を築き、安心して生活を送っていただけるようになりました。

また、利用者の方々から感謝の言葉をいただき、笑顔を見ることができた時は、大きな達成感を得ることができました。

この経験を通して利用者の方々に寄り添い、ニーズを的確に把握することの重要性、そして、主体的に行動し、責任を持って業務を遂行することの大切さを学びました。

企業に入社後もこの経験を活かし、顧客のニーズを深く理解し、最適な提案を行うことができる人材になりたいと考えています。

また、常に状況を把握し、主体的に行動することで、周囲と協力しながら目標達成に貢献したいです。」

例文③

「私は大学3年生の時、3週間の保育実習でチームの一員として、子どもたちにとって安全で楽しい環境を作るために、チームワークとリーダーシップを発揮しました。

実習では、他の学生とチームを組んで保育計画の作成や保育活動の運営を行いました。

チームメンバーと意見交換を重ね、子どもたちの興味や発達段階に合わせた計画を作成しました。

保育活動ではリーダーとしてチームをまとめ、円滑な運営に努めました。

チームメンバーと協力することで、子どもたちにとって安全で楽しい環境を作ることができ、子どもたちから笑顔や感謝の言葉をいただくことができました。

また、リーダーとしてチームをまとめることで、責任感とリーダーシップを身に付けることができました。

この経験を通してチームワークとリーダーシップの重要性、そして、多様な意見を尊重しながら、目標達成に向けて協力することの大切さを学びました。

企業に入社後もこの経験を活かし、チームの一員として周囲と協力しながら目標達成に貢献できる人材になりたいと考えています。

リーダーシップを発揮することでチームをまとめ、プロジェクトを成功に導きたいです。」

例文④

「私は大学3年生の時、1ヶ月の販売実習で顧客のニーズを的確に把握し、臨機応変に対応することで売上向上に貢献しました。

想定外のトラブルにも柔軟に対応することで、問題解決能力を大きく向上させることができました。

実習では家電量販店で販売員として勤務しました。

顧客に丁寧に商品説明を行い、ニーズに合わせた商品を提案することで売上向上に貢献しました。

顧客からクレームを受けた際には、迅速かつ誠実に対応することで顧客満足度向上に努めました。

また、商品知識不足や接客スキル向上のために、自主的に勉強や練習を行いました。

販売実習を通して顧客のニーズを的確に把握し、臨機応変に対応することの重要性を学びました。

さらに、想定外のトラブルにも柔軟に対応することで、問題解決能力を大きく向上させることができました。

この経験を通して顧客のニーズを深く理解し、最適な提案を行うこと、そして、問題解決能力と柔軟性を活かして、様々な状況に対応することの大切さを学びました。

企業に入社後もこの経験を活かし、顧客のニーズを深く理解し、最適な提案を行うことができる人材になりたいと考えています。

また、問題解決能力と柔軟性を活かし、様々な状況に対応し、目標達成に貢献したいです。」

まとめ

今回は実習をガクチカにする場合についてご紹介しました。

実習をガクチカにすると、下記のようなメリットが出てきます。

  • 具体的なエピソードが出てきやすい
  • 熱意を伝えやすい
  • 他の学生との差別化を図れる
  • 面接官がイメージしやすい

一方で、下記のような点に注意する必要があります。

  • 選考企業との業務と関連付ける
  • 単なる経験の羅列にしない
  • かなり前の実習は避けておいた方が良い
  • 専門用語は使いすぎない
  • 定量化できるところは定量化する

これらを考慮し、実習のガクチカを作成していきましょう。

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