【就活】面接で泣く人の感情は?実際に面接官はどう見ているかなどを徹底解説

【就活】面接で泣く人の感情は?実際に面接官はどう見ているかなどを徹底解説

2024/03/23更新

はじめに

就活は自分の今後の人生を左右するイベントなので、真剣に取り組むべきですね。

就活中には感情的になってしまい、極度に緊張して泣いてしまうこともあるでしょう。

プレッシャーがかかる場面で涙を流すことは仕方ないことです。

緊張してしまうことの多い面接で涙を流さないようにするためには、どうすればいいでしょうか。

ここでは、面接を控えている以下の学生を対象に紹介していきます。

是非最後までご覧ください

  • 面接で泣く人の気持ちを知りたい
  • 面接に苦手意識がある
  • 面接で泣くことは不利になるのかを知りたい

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この記事の結論

日常生活においては、就活ほど緊張感やプレッシャーを感じることは少ないでしょう。

面接官から突然予期せぬ質問をされると、プレッシャーに負けてしまうことがよくあります。

面接で泣いてしまう理由は様々です。

例えば、プレッシャーや緊張に押しつぶされてしまった、うまくいかない面接が続いた、過去の挫折や辛い経験を思い出してしまったなどが原因です。

過去の面接で泣いてしまった経験があれば、ぜひここで当てはまる理由を探してみましょう。

面接で泣いてしまう就活生に対して、企業はマイナスの印象を受けることがあります。

面接で泣かないようにするには、なぜ泣いてしまうかを整理し、面接の準備を念入りに行い、他人と比較せず、アルバイトや学校などで目上の方と話す機会を作るといいです。

そうすれば面接に対する緊張感は和らぐでしょう。

もし面接中に泣いてしまった場合でも、泣き続けず、一度落ち着いて謝罪をしてから再スタートしましょう。

泣いてしまった理由はきちんと伝え、再度その場で改めて面接をお願いすることを心がけることで、面接官への印象を改善することができます。

面接で泣く理由

スーツ姿の男女

面接で泣く理由は様々ですが、ここでは主な理由を紹介します。

泣いてしまう理由によって、面接へ臨む時の態度や対応が変わってきます。

そのため正しい理由をきちんと押さえておきましょう。

 

プレッシャーや緊張に押しつぶされてしまいそうだから

日常生活においては、そこまで緊張感やプレッシャーを与えられることは少ないでしょう。

そのため、突然面接官の質問や、真剣に取り組んでいるときの思いを抱えると、プレッシャーに負けてしまいがちです。

また、集団面接では他者の魅力に圧倒され、弱気になってしまって涙ぐんでしまうこともあるでしょう。

 

うまくいかない面接が続いていたから

就活では何度も面接を経験することが多いです。

面接を受けたかった企業から断られたり、新たに受けたばかりの選考で実力を発揮できなかったりすると、焦りや悔しさ、もどかしさから涙が出てしまいます。

普段とは違う慣れない面接の場ですので、張り裂けそうな思いが一気に溢れてしまうこともあるでしょう。

小さな失敗でもナイーブになってしまうのです。

 

過去の挫折や辛い経験を思い出したから

面接では過去の辛い経験などを話すことがあります。

誰にも伝えられなかった挫折経験など、自分の胸中を話すこともあるでしょう。

その時当時の感情が戻り、泣いてしまうことがあります。

面接で当時のことを振り返って話している最中に、当時の気持ちを思い出して泣いてしまうことがあるのです。

 

圧迫面接など高圧的な態度を取られたから

よく聞く圧迫面接ですが、単なる嫌がらせではなく、就活生のストレス耐性を測るために、面接官はあえてキツい口調で喋ることがあります。

高圧的な面接はかなり緊張しやすいため、その場の雰囲気に耐えられずに泣いてしまうことがあるでしょう。

※面接官が高圧的な態度をとったり態度が悪かったりする場合、意図的な可能性があります。

このような企業で働くことをイメージするには、下記の資料を読んでみましょう。

就活の圧迫面接が怖い!!対策や企業の意図まで解説します

 

受ける企業に対して特別な思いがあるから

思いが強すぎて、感極まって泣いてしまうこともあるでしょう。

どうしても受かりたい第一志望の企業のエントリーシートが通り、面接を受ける時の気持ちです。

喜怒哀楽や感情表現が豊かな方は、面接に行けたこと自体に感動して泣いてしまうことがあります。

面接で泣いてしまう理由は、上記のような理由がメインとなります。

面接で泣く就活生を企業はどのように評価するのか

では、実際に面接官は面接中に泣く就活生をどのように評価するのでしょうか。

面接で泣いてしまったからといって、その企業に就職できる可能性がなくなるわけではありません。

とはいえ、面接中に泣いてしまうとマイナス評価に繋がる恐れがあるのは事実です。

面接中に就活生が泣いたら面接官はどのように感じるかも考慮して臨むことが重要です。

 

面接中泣いても評価に直接関係しないこともある

面接中に泣いてしまうことに対しての面接官の捉え方は、十人十色です。

「この人はメンタルが弱そうだけど大丈夫かな?」と心配する面接官もいれば、泣いてしまうほど強く志望しているのかと感銘を受ける面接官もいるでしょう。

 

質問内容によっても違いがある

質問の内容によっても面接官がどう評価するかは変わってくるでしょう。

志望動機や挑戦したいことなどの質問で気持ちが溢れてしまい、興奮して涙が出てしまう人もいます。

こういう場合、面接官はそのやる気を評価してくれる可能性があります。

一方で答えられずにもごもごして泣いてしまうようならば、良い評価をしてもらえない可能性があります。

 

面接官によってはマイナス評価になる

面接官によっては、感情の起伏が大きい人だと判断し、避ける方も一定数います。

その際は泣いたことが不利に働いてしまうでしょう。

このように、面接中に泣いてしまう就活生への評価は様々ですが、悪い評価をする面接官が一定数いるのも事実です。

できる限り泣かないほうがリスクは少ないことを認識しておきましょう。

面接で泣かないようにするにはどうしたらよいか

スーツ姿の女性

面接ではとても大きなプレッシャーがかかります。

他者と比較することで、自分はなんてダメなんだろうと落ち込んでしまうこともよくあるでしょう。

そのため、準備もせずに面接に挑んでしまうと、プレッシャーに負けてしまう恐れがあります。

面接で泣かないためにはきちんと準備をすることです。

準備しておけば本番で感情的にならず、冷静に対処できるでしょう。

ここでは、面接で泣かないようにするための心構えを説明します。

是非参考にしてください。

 

なぜ泣いてしまうのかを整理する

泣いてしまうということは、それ以前に自分が何かしらの強い思いを抱いているということです。

そこで、その面接に臨む際は、自分の考え方をきちんと整理することが重要です。

特に、面接で泣いてしまう理由がある場合には、自分の特性をしっかり理解することが非常に重要です。

 

面接の準備を念入りに行う

面接を念入りに練習することで、本番で緊張することなく解答できるでしょう。

面接を成功させる方法

面接を成功させる方法は、以下の通りです。

 

熱意をもって面接に臨む

面接官が重視しているポイントの中には、「熱意」や「前向きな姿勢」などが挙げられます。

特に、面接の際はどうしてこの企業じゃなきゃだめなのか、何がそこまで魅力的なのかについて話せるといいでしょう。

話す時は面接官の目を見て話し、重要だと考えている部分は特に大きな声で強調しましょう。

いくら伝えたい想いがあっても、もごもご話したり面接官と目が合わなかったりすれば、思いがうまく伝わらなくなってしまいます。

 

PREP法を使って内容を伝えていく

面接および仕事においては、なぜそうなるのかということを論拠をもって説明することが求められます。

そこで重宝される手法は、PREP法です。

PREP法とは、ビジネスの場面でも良く使われる会話の手法です。

「結論/point」「理由/reason」「具体例/example」「結論/point」の4段階で構成されています。

具体的に結論を最初に延べ、その理由や具体的な自身の経験を述べた後に、再び結論に戻るのが特徴です。

PREP法のメリットには下記があります。

  • 何を話したいのかが最初に伝わるため聞き手にストレスがかからない
  • 自分の頭の中が整理される

例えば、面接で「あなたの自己PRをしてください」という質問がされたとします。

その際の模範的な回答例はこちらです。

「私は常に向上心を持ち、前向きに行動することができます。(結論)

その理由は、サッカー部で大きな怪我をしてしまいましたが、前向きにリハビリをしたことで、レギュラーとして全国大会に出場できたからです。(理由)

大学3年の冬に靭帯を損傷し、約半年間チームを離脱しました。

その時はかなり落ち込みましたが、リハビリを通して体を作り直していきました。

その努力が実り、再度チームに合流できました。

それだけでなく、以前よりもレベルアップすることができました。

目標を立てて前向きに行動した成果が出て、強い体幹を身につけて全国大会に出場することができました。

したがって私は常に向上心を持ち、前向きに行動できます。」

いかがでしたか。

最初に結論を持ってくることで、何を話したいのかがすぐに理解できるでしょう。

このような話し方をすれば、面接官にとって聞きやすくなります。

 

自分史を作って自身を最大限アピールする

NHK就活の公表によれば、企業が新卒採用で最も重視しているポイントは、「ポテンシャル(将来の活躍可能性や潜在能力)」です。

これは、即戦力を重視する企業の2倍の結果です。

逆に、採用面接者側の悩みの一位は、「就活生の本来の性格や人間性を見抜くのが難しい」ということです。

そこで、自分史を作成し、自己分析して人に伝えることが非常に重要です。

自分史とは、自身の生まれた時から現在までの経緯をまとめたものです。

人生のターニングポイントを詳しく書き、そこに喜怒哀楽を追加していきます。

それを表にしていきます。

私の例は下記の通りです。

 

幼稚園小学校中学校高校大学
頑張ったこと泥遊び野球、サッカー野球部での部活野球部での部活野球サークル
勉強についてゲームを買ってもらうため九九を覚えるクラスでは3番目くらいで親に言われ渋々やっていた上位だが部活に熱中したため力は入っていなかった。勉強は手につかず成績を落とすフル単位を取得
部活・課外活動無し少年野球クラブに入る中学校の野球部に入る高校の硬式野球部へ行くサークル活動
交友関係濃い三人組でいた男女分け隔てなく仲良し、好きな子ができる部活の友達とばかりいる部活の友達とばかりいるサークル仲間やバイト仲間と時間を過ごす
趣味マリオカートなどのゲーム鉱物などの石集めモンスターハンターなどのゲームYouTubeバイクでのツーリング

 

上記のような表が作成できたら、喜怒哀楽で分けてみましょう。

例)

  • 幼稚園の時にゲームを買ってもらうために九九を覚えた。
  • 九の段まで言えてゲームを買ってもらったときは非常にうれしかった。
  • 小学校の時は鉱物集めにはまり図鑑で覚えるのが時間を忘れるほど楽しかった。
  • バイク仲間とのツーリングはいろいろなところへ行けて楽しかった。

このように、過去から自分がしていることを一つずつまとめてみましょう。

ただし、事実と異なることや未来の出来事を書くのはやめましょう。

嘘のエピソードは面接官にすぐ見抜かれてしまいます。

事実のみを鮮明に書いてください。

このような自分史を作っておくことで、面接の際にどんなことをアピールしていくのか方針を決められます。

惜しみなく、自分がどんな人物でどんなことを頑張ってきたのか伝えるチャンスです。

 

想定される質問はまとめておく

面接は企業によって様々な特色がありますが、想定される流れは以下の通りです。

  1. 面接官は提出された履歴書や適性検査を確認し、質問したい内容をピックアップします。
  2. 最初は候補者をリラックスさせるために、簡単なアイスブレイクを行います。
  3. 簡単な面接官の自己紹介とともに自己アピールをします。
  4. 候補者が志望動機を話します。
  5. 履歴書、志望動機や面接の中から候補者に対し、質問をしていきます。
  6. 他の企業の就活状況についての確認を行います。
  7. 逆質問タイム

このような面接が一般的でしょう。

では、実際にどのような質問がされるでしょうか。

よくある質問をまとめました。

  • 当社をなぜ志望したのでしょうか?
  • なぜこの業界を志望したのでしょうか?
  • 就職活動において譲れない部分はあるでしょうか?
  • 同業他社と比べて当社が良いと感じる部分はどこでしょうか?

是非過去の質問を確認しながら対策を練っていきましょう。

 

他人と比較をしない

他の就活生と比較をすると、どうしても気になってしまうものです。

気にするだけならいいですが、基本的に人と比べると相手の優れた部分ばかり見えてしまい、自分がダメな人間に見えてしまうことが多いです。

就職活動では、他人と比べたり他人を意識しても仕方がありません。

自分がどう役に立てるかをPRすることが非常に重要です。

是非自分が主役であるという意識を持って取り組みましょう。

 

アルバイトや学校などで目上の方と話す機会を作る

大学生活の中では、目上の方に自分の考えを話す機会がほとんどないでしょう。

面接では、面接官の前で自分のことをしゃべらなければなりません。

慣れないことをするので緊張してしまうはずです。

そこで、面接に挑む予行練習として、アルバイト先や学校の教授などと会話する機会を増やしましょう。

ゼミで発表を率先して行ったり、人前で話すことが求められる場面で積極的に練習したりすれば、本番の緊張が和らぎます。

積極的に人前で話しをしてください。

上記のように、対策や心構えをしっかりと行うことで面接で泣かずに済むでしょう。

もし面接で泣いてしまったときの対処法は?

就活スーツの女性 会社訪問イメージ

たくさんの練習や心構えを身に着けたとしても、本番は雰囲気や緊張感がいつもと異なるため、泣いてしまうこともあるでしょう。

その際は面接官への印象を良くするための対応策をきちんと習得しておくことが重要です。

 

泣き続けない

面接中に一度泣いてしまっても、泣いたことで焦って泣き続けてしまうことがあります。

これはあまり印象がよくないでしょう。

泣き止むことができないというのは、感情をうまくコントロールできない人だと評価されてしまいます。

また、話が中断され、面接の大事な時間を割いてしまうことにもなるでしょう。

そのため悪い評価につながってしまうのです。

すぐに泣き止めば、突然の出来事への対応力を評価してもらえる可能性があります。

泣いてしまった時は深呼吸をして気持ちを落ち着かせましょう。

 

一度落ち着いて謝罪をしてから再スタートする

面接で泣いてしまっても、そこで諦めるのはやめましょう。

一度深呼吸をして気持ちを切り替え、しっかりと受け答えができれば、きちんと評価してもらえるはずです。

ダメな例としては、面接で泣いてしまった後に投げやりに回答してしまうことです。

せっかくお互い時間を割いているのに、それでは貴重な時間が台無しです。

きちんと気持ちを切り替えたところを面接官に見せれば、逆にプラスに評価してもらえるでしょう。

「ここできちんと立て直せたら、泣いたことが逆にいい評価になる」と考え、好印象な態度を保ちましょう。

 

泣いた理由を伝えて再度その場で改めて面接をお願いする

面接で泣いてしまった時は、気が動転しています。

それでも泣き止み、事情をきちんと説明し、改めて面接をしてくださいとお願いしましょう。

会社に勤めているとトラブルに見舞われることも度々あるはずです。

そのような緊急の事態でも冷静に対応できる人材は、企業にとって非常に貴重な存在です。

理由をきちんと伝えて改めて面接をお願いすれば大丈夫です。

上記3つを心がけることで、泣いてしまった時でも面接官への印象は大きく変わるでしょう。

まとめ

面接で泣いてしまう理由は様々ですが、主にプレッシャーや緊張、うまくいかない面接が続いていた、過去の挫折や辛い経験を思い出した、圧迫面接、受ける企業に対して特別な思いがあることなどが背景にあります。

就活生が面接で泣いてしまった場合、企業は直接的にそれを評価するわけではありません。

しかし、質問の内容や感情の起伏によっては、面接官によってマイナスの印象を持たれてしまうでしょう。

特に、感情が大きく変動する就活生を避ける傾向にある面接官もいます。

面接で泣かないようにするには、なぜ泣いてしまうのかを整理し、面接の準備を念入りに行うことです。

また、他人と比較せず、アルバイトや学校で目上の方と話す機会を作って練習しておきましょう。

そうすれば面接に対する緊張感は和らぐはずです。

たとえ泣いてしまっても、泣き続けようとせず、一度落ち着いて謝罪をしてから再スタートすることをおすすめします。

その際は泣いた理由をきちんと伝え、再度その場で改めて丁寧に面接をお願いしましょう。

このような事を心がけることで、面接官に良い印象を与えられます。

泣いてしまうのは生理現象です。

本気で取り組んでいる証拠だと捉えられることもあるので、あまり深く考えすぎないようにしましょう。

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