26卒向け人気企業を一覧で紹介!理想の企業に就職するための見極め方

26卒向け人気企業を一覧で紹介!理想の企業に就職するための見極め方

2024年3月22日更新

はじめに

そろそろ本格的に始まる就活に備えて準備をしたいと考えている学生の方も多いのではないでしょうか。

就活を始める上で、他の学生に人気の業界や企業を把握することは、自分の業界・企業選びにおいて貴重な情報として参考になるでしょう。

企業を選ぶ際には、福利厚生の充実度や離職率の低さ・残業時間の長さ・有給取得率など、従業員がより働きやすい環境を整えている「ホワイト企業」であるかという点も、検討材料の1つとして確認しておきたい事項です。

この記事では、26卒の就活生に向けて人気企業をランキング形式で紹介しています。業界別の志望度ランキングや、ホワイト企業の特徴・超優良企業10選の他にも、内定獲得のためにできる3つのことを解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、26卒の就活生が参考とする、24卒の就活生に人気の業界1位はIT・ソフトウェア・情報通信業であり、業界の安定性・将来性と就職することで身に付くスキルでキャリアアップを狙っている就活生が多いことが分かりました。

また、従業員がより働きやすい環境を整えている特徴を持つ「ホワイト企業」も就活生から人気を得ており、企業選びの際の1つの判断基準となっています。

自己分析をしっかり行った上で、自分にとって理想の企業とはどのような企業なのか、考えを明確にすることが大切です。

次の章からは、各内容をそれぞれ詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2024年卒の就活生が選ぶ人気企業トップ10を紹介!

屋外で集合写真を撮るビジネスカジュアル姿の数人

2024年卒の就活生が選ぶ人気企業10選を、ランキング形式で紹介します。

金融機関や大手保険企業・情報通信サービス企業が上位にランクイン

キャリタス就活が行った調査によると、3年連続で損害保険ジャパンが1位、上位は金融・保険業がランクインしており、人気の高さが伺える結果となっています。

NTTデータやSkyといった、情報通信サービス企業も前年よりランクアップしており、IT・ソフトウェア・情報通信業が就活生に注目されていることが分かります。

1位:損害保険ジャパン

損害保険ジャパン株式会社は、東京都新宿区に本社を構える、従業員数21,705名の保険業を事業とする企業です。

損害保険の引渡しや保険金に係る支払い業務、新規商品の企画開発や資産運用など、保険業にまつわるさまざまなサービスを提供しています。

2位:三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行は、東京都千代田区丸の内に本社を構える、従業員数32,786人の金融業を事業とする企業です。

国内の企業・個人の顧客に対し、預金・貸出や資金決済・資産運用や相続・不動産など幅広い金融サービスを提供する他、デジタル金融サービスの提供や、タイやインドネシアの顧客に向けた金融サービスを提供しています。

3位:東京海上日動火災保険

東京海上日動火災保険株式会社は、東京都千代田区大手町に本社を構える、従業員数16,645人の損害保険業や資産運用を事業とする企業です。

各種損害保険の引受や業務の代理・事務の代行、確定拠出年金の運営管理や資産運用といった幅広い保険サービスを提供しています。

4位:みずほフィナンシャルグループ

株式会社みずほフィナンシャルグループは、東京都千代田区大手町に本社を構える、従業員数2,270人の金融業を事業とする企業です。

グループおよび連結子会社を合わせると、従業員数は51,212人に及ぶ、日本国内の銀行持株会社の大手企業の1つです。

子会社にみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券があり、資産運用や資産承継にかかわるサービスの提供や信託業務、企業に向けて資金調達や運用・経営・財務戦略といった幅広い金融サービスを提供しています。

5位:三井住友銀行

三井住友銀行は、東京都千代田区丸の内に本社を構える、従業員数27,945人の金融業を事業とする企業です。

預金・貸出や有価証券売買、内国・外国為替業務や融資・集金代行業務など幅広い金融サービスの他、投資顧問・投資信託業務、確定拠出年金に係る運営業務を行っています。

6位:伊藤忠商事

伊藤忠商事は、東京都港区北青山に本社を構える、従業員数4,187名の総合商社です。

繊維・機械・エネルギー・食品・住生活など各分野で輸出入および三国間取引を行う他、国内外における事業投資をはじめとするさまざまなビシネスを展開しています。

7位:三井住友海上火災保険

三井住友海上火災保険株式会社は、東京都千代田区神田に本社を構える、従業員数12,572名の損害保険業を事業とする企業です。

各種損害保険の引受や資産運用の他、他社の保険業に係る業務代理・事務代行業務や、確定拠出年金の運営管理業務を行っています。

8位:NTTデータ

NTTデータは、東京都江東区豊洲に本社を構える、従業員数195,100人の電気通信業を事業とする企業です。

情報通信に関する機器・ソフトウェア・システムの開発・構築・販売・運用保守や、情報処理システムの建築・設備工事の請負の他に、不動産の賃貸・仲介や労働者派遣事業といった幅広い事業を展開しています。

9位:Sky

Sky株式会社は、東京都港区に本社を構える、従業員数3,525人の情報通信業を行う企業です。

各種ソフトウェアや業務系システムの企画・開発・販売や、組み込み・制御システムの開発、ネットワーク構築など幅広いIT関連サービスを提供しています。

10位:日本生命保険

日本生命保険相互会社は、大阪府大阪市に本社を構える、従業員数70,714名の生命保険業を行う企業です。

各種生命保険の引受や資産運用業務、他社の保険業に係る業務代理・事務代行業務や、投資信託・確定拠出年金の運営管理業務を行っています。

就活生に人気の業界はIT・ソフトウェア・情報処理!業界別志望度ランキングを解説

株式会社インタツアーが23卒〜26卒の学生を対象とした「業界別志望度・関心度調査」によると、2026年卒業の学生のうち、最も志望度が高かった業界は「IT・ソフトウェア・情報処理」業界であることがわかりました。

ここでは、学生が志望する業界を4つご紹介します。

1位のIT・ソフトウェア・情報処理業界

23卒〜26卒の学生のうち、最も志望度が高かった業界は「IT・ソフトウェア・情報処理」業界で、全体の30.3%を占めています。

現代社会において、ITやソフトウェアをはじめとする情報処理技術は非常に重要な役割を果たしており、学生達の興味や関心度も高いことが分かります。

今後も新しいサービスや技術の開発が進んでいくことが考えられ、業界としても安定的で将来性があると言えるでしょう。

また、IT・ソフトウェア・情報処理業界で身につけたスキルで、キャリアアップが狙えることも学生達に人気の理由です。

IT・ソフトウェア・情報処理業界では、システムエンジニアやプログラマーなど、仕事をしていくことで沢山の技術を身につけられる職種が存在しています。

身についた技術や経験を活かして、さらなるキャリアアップを目指すことができるため、学生にとって魅力的な業界として人気を得ています。

2位は広告・マスコミ・出版業界

2番目に志望度が高かった業界は「広告・マスコミ・出版業界」で25.3%でした。

テレビやラジオなどのマスコミ業界は、ネームバリューや知名度の高さの他にも、人生を豊かにしてくれる業界で、普通の人にはできない体験ができる等、就活生から依然として人気を得ていることが伺えます。

学歴至上主義の業界と言われているだけあり、広告・マスコミ・出版業界の就職難易度は極めて高く、内定倍率が非常に高いとされています。

3位「食品メーカー」

23卒〜26卒の学生の志望度が高い業界3番目は「食品メーカー」で全体の21.8%でした。

他の業界に比べて年収が安定していることや、CMやスーパーで企業名を目にする機会が多いこと、景気に比較的左右されにくいことなどが就活生に人気の理由でしょう。

誰もが口にする身近な商品を作るために働けるということで、仕事の意義がはっきりしていて分かりやすいことも人気の理由に挙げられます。

4位「商社(総合)」

4番目に志望度が高い業界は「商社(総合)」で、全体の20.1%でした。

さまざまな分野の商品を取り扱う総合商社は、日本の平均年収と比べて圧倒的に高く、若いうちから海外勤務が期待できるため、志望する就活性が多いです。

業界的にも安定しており、年功序列的に年収も増えるため、金銭的にも安定感があるイメージの業界です。

福利厚生も充実している企業が多く、理想の業界として挙げる就活性が多いのでしょう。

将来性と身に付くスキルでキャリアアップを狙えるIT業界が人気

23卒〜26卒の学生が志望する業界を4つご紹介しました。

業界の安定性や将来性、働くことがで身に付くスキルや、キャリアアップで狙える収入アップなどを考えて、企業選びを行っている就活生が多い印象が見受けられました。

企業選びの前に、丁寧に自己分析を行い、自分にとって理想の業界・企業がどのようなものなのか、判断基準を設けて検討していくことが重要です。

ホワイト企業を見極めて理想の企業へ就職しよう

ソファーに座って待機するスーツ姿の男女2名

就活生に人気の業界は、安定性と将来性を兼ね備えた金融・保険業や、IT・ソフトウェア・情報通信業であることが分かりました。

ですが、就活生に人気の業界・企業が必ずしも自分にとって理想の企業であるとは限りません。

就活で企業選びを行う際は、従業員がより働きやすい環境を整えている企業「ホワイト企業」であるかという点も、確認しておくのが良いでしょう。

ここでは、ホワイト企業の特徴とトップ10、超優良企業10選を紹介します。

ホワイト企業の特徴を紹介!自分にとって理想の企業か判断しよう

「ホワイト企業」とは、従業員の働きやすい環境のために、福利厚生を充実させたり、残業時間の削減・有休休暇を取得しやすい労働環境に改善したり、さまざまな企業努力を行っている企業のことを指します。

ホワイト企業についての定義はありませんが、ホワイト企業であるかの見極め方として、以下の特徴を確認しましょう。

  • 離職率の低さ
  • 平均年収の高さ
  • 平均残業時間の短さ
  • 有給休暇取得率の高さ
  • 福利厚生の充実度
  • 設立年数の長い企業か
  • 業績が安定しているか

①離職率の低さ

離職率が低い企業は、長い年数働き続けている従業員が多いことを示しています。

仕事内容はもちろん、福利厚生や有給休暇取得率など、その企業で働き続けたいと思える理由がたくさんあるということでしょう。

 

②平均年収の高さ

平均年収が高い企業も、ホワイト企業である特徴の1つです。

国税庁によると、日本人の平均年収は461万円です。

ホワイト企業を選ぶ際は、平均年収が600万円以上の企業を検討材料として探してみましょう。

③平均残業時間の短さ

残業時間が長ければ長いほど、ワークライフバランスは整わず、業務内容が過酷であることが多いでしょう。

従業員の心と身体の健康のために、残業時間を削減する企業も増えてきています。

平均残業時間が月15〜20時間程度の企業は、ホワイト企業であることが多いです。

④有給休暇取得率の高さ

有給休暇が取りやすい企業も、ホワイト企業と言えます。

有給休暇取得率が平均50%を超えている企業であれば、従業員の半数以上が有給休暇をもらえていることになります。

有給休暇を取りやすい社内の雰囲気であること、上司や管理職が積極的に有給休暇を取得している企業であることなどが、有給休暇の取得率アップにつながっているのでしょう。

⑤福利厚生の充実度

福利厚生が充実している企業も、ホワイト企業であることが多いです。

健康保険や雇用保険・労災保険の他にも、通勤・住宅手当、時短勤務制度や在宅勤務手当・退職金制度・育児休暇・産後休暇といった従業員のためのサービスを手厚くしている企業は、従業員のことを第一に考えてくれていることが分かります。

希望する企業の福利厚生がどのような内容か、事前に確認しておきましょう。

⑥設立年数の長い企業であるか

設立年数の長い企業は、それだけ社会的に信用されている証拠です。

設立年数が長い企業の方が、ベンチャー企業のような設立年数の短い企業よりも、従業員への待遇が良くなる傾向があります。

⑦業績が安定しているか

ホワイト企業を選ぶ際は、業績が安定しているかという点も確認しましょう。

どんなに福利厚生が充実していて、平均残業時間が短くても、業績が不安定な企業では、安心して長く働き続けられません。

長い間、業績が安定している企業を選ぶようにしましょう。

ホワイト企業10選を紹介!

実際にホワイト企業の特徴を持つ企業10選を紹介します。

  • キャノンマーケティングジャパン
  • オリックス
  • パナソニックホールディングス
  • セイコーエプソン
  • グーグル合同会社
  • 第一三共株式会社
  • シャープ
  • 日立製作所
  • 三菱地所株式会社
  • 伊藤忠エネクス

 

ホワイト企業が多く存在する業界として、IT・ソフトウェア・情報通信業が挙げられます。

情報通信やソフトウェアの他にも、インターネット・web業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界とさまざまな種類の業界が存在しているため、自分がどういった業界でどのような働きをしたいのか、考えを明確にしておくことが大切です。

みんなが知らない超優良企業を10選紹介

ホワイト企業10選を紹介しましたが、一般的な知名度が低く、平均年収が700万以上の「みんなが知らない優良企業」を10選、紹介します。

  • 伊藤忠エネクス
  • 日本精工
  • 東京建物
  • 島津製作所
  • キャノンマーケティングジャパン
  • オムロン
  • 日本電子
  • 日鉄ソリューションズ
  • 日本紙パルプ商事
  • 浜松ホトニクス

みんなが知らない優良企業の特徴は以下の5つです。

  • BtoB事業である
  • 地方にある
  • 入社倍率が低い
  • 大手企業の子会社
  • 企業規模が小さい

一般的に有名な企業はBtoC事業であることが多く、テレビCMやスーパーなど普段からよく目にする機会が多いことが特徴です。

みんなが知らない優良企業は、普段馴染みが少ないBtoC事業を展開している企業が多く、大手企業の名前は知っていても子会社のことはよく知らないといったことが多いです。

また、地方にある企業も一般的な知名度が低いため認知されにくいですが、従業員が働きやすい環境を整えていたり、近年の業績が安定している企業も存在しています。

就活で企業選びを行う際は、人気で有名な企業ばかりを調べるのではなく、BtoB事業を展開している企業や、大手企業の子会社など、知名度が低くてもホワイト企業の特徴を持っている企業も視野に入れるようにしましょう。

選択肢が広がるだけでなく、本当に理想とする企業に出会えるでしょう。

人気企業・業界での内定獲得のためにできる3つのことを紹介!

オフィスビルから出てくるスーツ姿の女性

人気の業界・企業で内定を得るために、3つのことを行いましょう。

それぞれ丁寧に行うことで、自分の理想とする企業で内定獲得を目指せます。

①自己分析を深める

就活を始める上で最も大切なのが自己分析です。

自分がどのような経験を積んできたのか、どういった教育を受け、何を得意とするのか、じっくりと時間をかけて丁寧に自己分析を行いましょう。

自分という人間がどのような人物なのか、客観的に理解することで、自分の理想とする業界・企業が見えてくるでしょう。

面倒だからと怠らず、しっかりと自己分析を行うことが、理想の企業で内定獲得するための近道です。

②企業研究・業界研究を行う

自己分析を行ったら、興味のある業界・企業の研究を始めましょう。

どんなに下調べをしていても、実際に入社すると、さまざまなギャップを感じるのは一般的なことです。

入社後のギャップを最小限に抑えるためにも、自分の希望とする業界・企業がどのようなところなのか、企業の社風や面接までの流れを事前によく確認しておくことが大切です。

③インターンに積極的に参加する

自己分析・企業分析が済んだら、希望する企業がインターンを行っているか調べましょう。

インターンを行っている企業には、積極的に参加をし、企業の雰囲気や実際の仕事内容を確認するのがおすすめです。

インターンに参加することで、入社後のギャップを最小限に抑えられますし、面前の前段階として、企業に認識してもらい易くなります。

まとめ

26卒の就活生に向けた、人気の企業・業界ランキングやホワイト企業の特徴、内定獲得のためにできることを紹介しました。

就活生に人気の業界は、金融・保険業やIT・ソフトウェア・情報通信業など、安定性や将来性がある業界で、働くことで身につくスキルをキャリアアップにつなげようと考えている就活生が多いことが分かりました。

従業員がより働きやすい環境を整えているホワイト企業は、福利厚生が充実していたり、有給休暇取得率が高かったり、さまざまな特徴を持っています。

自己分析を丁寧に行い、判断基準を明確にして企業選びをし、自分にとって理想の企業に就職しましょう。

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