マーケターとして新卒採用されるには?主な仕事内容の解説と人気の高い就職先5つを紹介!

マーケターとして新卒採用されるには?主な仕事内容の解説と人気の高い就職先5つを紹介!

2024年3月22日更新

はじめに

最近注目され始めているマーケティング業界は、多くの就活生から人気があります。

しかし、新卒がいきなり入れる分野ではないとされています。

新卒からマーケティング分野で活躍することは可能ですが、経験者向きなので難しいでしょう。

そのため、半ば諦めようと考える方もいるはずです。

中には、まったくの社会人未経験の新卒者でも、マーケターを目指すことが可能なのか知りたい人も多いでしょう。

そこで今回は、マーケターとして新卒採用されるケースがあるのか解説していきます。

それとともに、人気の就職先も紹介していきます。

ぜひこの記事を参考にしながら今の就活を見直してみてください。

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この記事の結論

マーケターとして新卒を採用する企業は少ないです。

多くの一般企業が、まずは新卒者を営業職・販売職などへ配置し、その後経験次第で配置転換します。

ただし、考え方や行動次第では、新卒者が狭いマーケティング分野へ配置される可能性はあります。

とくに近年では、WebマーケティングやDXを扱う企業はおすすめの分野です。

新卒からでも募集枠を持っている企業もあるので、決して諦めずにエントリーをしてみましょう。

早めにマーケティングに関する勉強を始め、長期インターンの募集をする企業をチェックして対策を練ることが肝心です。

新卒採用者がマーケターに就く確率

新卒時に配属された職種のグラフ
新卒採用でそのままマーケティング職へ配属されるケースは、実際はかなり少なく、採用枠そのものが限られています。

あるアンケート結果によれば、新卒採用時に企画・マーケティング部署へ配属された人の割合はわずか2.1%でした。

これは女子の場合ですが、最も多い配属先はサービス・販売系の35.2%です。

その次に事務・経理・人事系の27.2%と続いています。

男子の場合は、おそらく営業職が圧倒的に多い配属先になるでしょう。

現在のところ、新卒からマーケターの道が開かれている企業は少なく、難易度はとても高いと言えます。

 

参照ページ

マーケターSHIFT

新卒採用者がマーケターになれない3つの理由

スーツケースを持った若い男性
新卒採用でマーケティング職に就職することは、一般的に難しいです。

その理由は大きく3つあると考えられます。

  • 他の職種に比べて求人が少ないから
  • 経験者重視に職種とされているから
  • スキルの高さが必要だから

以下でそれぞれの詳細を解説していきます。

他の職種に比べて求人が少ないから

マーケターの採用枠自体が他の職種と比べて求人が少ない上に、応募が集中することが大きな原因です。

マーケティング職は近年注目され始め、人気の高い職種になりつつあります。

そもそもなぜ応募が多いのか、その理由としては以下が考えられます。

  • いずれ独立ができそうだから
  • AIへの代替がなさそうだから
  • あらゆる業界に利く分野だから
  • Webマーケティング市場が成長しているから

今後の将来を考えると、明るい未来が期待できる花形の職業といったイメージがあります。

社会的に希少性が高いことは、新卒者にとって魅力的に映るでしょう。

マーケティング職は社会的立場も高いと認知されています。

それにもかかわらず、まだまだ希少価値のある未知の世界です。

経験者重視の職種とされているから

マーケティング職は、過去にさまざまな職務経験を積んだ人物が相応しいと考えられているため、新卒者がいきなり就くのは難しい分野とされています。

マーケターは、その企業の事業内容や顧客などについて理解し、分析する職種です。

そのため、マーケティング志望だとしても、一旦は営業を中心に現場の仕事を経験することになるでしょう。

自社商品・サービスや顧客を理解した上で、初めてマーケティング部門に配属する方法をとる企業が圧倒的に多いです。

新卒で社会人未経験からマーケティング職に就ける可能性は低いです。

スキルの高さが必要だから

マーケターに求められるスキルはとても高く、一般的なビジネスの細かい部分にまで知識を持っていなくてはなりません。

自社の事業への理解だけではなく、統計学、企画力、プロジェクト推進に必要なコミュニケーション能力、経営学など、広義な高い専門性が求められます。

そのため、社会人経験の豊富な中途採用の方が即戦力になり、効率的だとされているのです。

学生時代からマーケティングの勉強をして高い成績を修めているのなら、可能性はあるでしょう。

しかし原則的には、まずは社会人経験者が第一候補となります。

マーケターが人気になった4つの理由

腕時計で時間を確認する若い男性
マーケターは、企業の売上や利益にとって重要とされる役割の職種で、最近では花形職業としても注目されています。

新卒者からも人気を集めています。

中には、トレンドだから、楽しそうだからという漠然としたイメージだけで志望する方もいるでしょう。

もし本当にマーケティング職に就きたいのであれば、この職業を理解しておくことが対策の第一歩です。

ここではマーケティング職の主な内容と、人気や魅力の理由を4つに分類して解説します。

  • 顧客へ価値を提供できる仕事
  • ハイレベルなスキルが身につく
  • クリエイティブな仕事のイメージ
  • 規模の大きさとやりがい

顧客へ価値を提供できる仕事

マーケターの仕事は、直接的に顧客への価値提供ができて反応も早いのが魅力です。

商品・サービスの売れる仕組みを分析し、考える仕事なので、効果が実際に出せた時の喜びはとても大きいでしょう。

マーケティング活動によって顧客ニーズの発掘、課題解決を支え、新しい商品・サービスを開発・提供することは社会貢献にもなります。

それも人気の理由の一つです。

ハイレベルなスキルが身につく

マーケティング分野の仕事は、市場調査、分析、企画立案、プレゼンテーション、施策の実行など業務が多岐にわたっています。

マーケティング職を始めれば、だんだんと幅広い知識やスキルが磨かれていくことでしょう。

顧客の事業展開を客観的に捉えることで、経営視点にも慣れてきます。

経営視点が持てれば、今後どの分野の仕事でも活躍でき、自分の市場価値を上げられるでしょう。

クリエイティブな仕事のイメージ

マーケティングの仕事は、売れる仕組みを作るためのクリエイティブな発想が必要です。

顧客がそれまで気づいていなかったニーズを発掘することもあれば、ニーズに合う新しい提案をすることもあるでしょう。

そのため、社会の動向やトレンドにアンテナを張り、敏感につかむ姿勢が問われます。

スマートで好印象な点も、新卒者には魅力的に見えるのでしょう。

決まったルーティンにこだわらず、答えのない問題に取り組むため、現場で斬新なものに触れられるのも醍醐味です。

規模の大きさとやりがい

マーケターの仕事は、その企業の事業全体へ大きな影響を与えます。

商品・サービスの詳細から、経路、広告・宣伝などを通じて、事業の根幹を決定させることが可能です。

既存商品やサービスについても、新しい切り口を提案してヒットする事例もあるほど、とても大きな役割を果たします。

自分たちの考え出した手法がいかに世の中へ浸透していくのかを観察でき、常に影響の大きさを数字で実感できるのがマーケティング職のやりがいです。

新卒でマーケターになることは不可能なのか?

話をする就活生 女性
ここまでの内容から、新卒採用からいきなりマーケターとして仕事に就くのは不可能なのではと、諦めかけてしまう方もいるでしょう。

しかし、新卒からマーケティング職に就くこと自体は不可能ではありません。

マーケターになりたいなら、正しい知識と巧妙な対策を練った上で採用試験に臨む必要があるでしょう。

マーケターは近年浮上してきた人気職です。

そのまま普通に就活をしていても、簡単に内定は獲得できません。

まずは他の候補者との差別化がポイントです。

自分はその他大勢の候補者とはこの点が違うという差別化できるポイントを見つけ、集中して取り組みましょう。

企業研究や業界研究、自己分析も重要ですが、マーケティングの明るい知識や視点を得るため、普段から努力を積み重ねておくことも大切な対策です。

新卒でマーケターとして内定獲得する5つのポイント

パソコンを打ちながら横目でどこかを見つめる女性
多くの場合、新卒では営業職や販売へ配属されるでしょう。

マーケティング部門の職種を志望しても、採用人数が限られているのが現状です。

しかしそんな状況下でも、マーケターになることを諦めたくない人は、早々に準備や対策を練って実行に移してください。

マーケターとして内定獲得するためのポイントをまとめました。

必ずしも成功するとは言い切れませんが、近づくことができます。

以下の5つの内容を心がけて臨みましょう。

  • 論理的思考力を身につける
  • 長期インターンに参加しマーケティング職を担当する
  • 普段より個人でWebマーケティングをする
  • Webテスト対策を練っておく
  • ケース面接の対策をする

論理的思考力を身につける

マーケターとして仕事をしたいならば、普段から論理的思考を意識する必要があります。

自社製品が思ったよりも売れない時、よくやってしまいがちなのは、価格設定を安くするといった一時しのぎの方法です。

しかし本当の原因は全く別なところにある場合が多く、常に現状分析して筋道の立つ方向へ促す必要があります。

単なる閃きや直感では世の中は通用しません。

論理的思考能力の高い人物は、マーケターとして有能でしょう。

まずは書籍などでロジカルシンキングの勉強を始めてみるといいです。

長期インターンに参加してマーケティング職を担当する

企業が催す長期インターンに参加してみましょう。

実際にマーケティングの現場を経験することが、何よりの近道です。

長期インターンに参加すると、有給制で3ヵ月以上現場で就業できます。

もちろん正式な業務ではありませんが、マーケティング業界の仕事の流れを概ね把握できるでしょう。

長期インターンには様々な職種があります。

もし経験したい場合は、長期インターンの専門サイトで探してみることをおすすめします。

普段から個人でWebマーケティングをする

必ずしも企業に属さなくても、簡単なマーケティングを経験したいなら個人でもできます。

自ら作り上げてみましょう。

例えばSNSやブログを個人で運用しながら、成果を上げようとしてみるのです。

まずは体験して慣れてみるのが早いです。

SNSなら手間やコストがかからないというメリットがあります。

アクセス数を増やし、ヒットさせる方法を研究・分析してみましょう。

とはいえ、一朝一夕で成果が出るものではないので、それなりに時間もかかり、頑張っても成果が出ないといったデメリットも考えられます。

それでもSEOなどのWebマーケティングの基礎を学ぶことができ、得られるものはあるはずです。

Webテスト対策を練っておく

Webテストの数学で良い成績を取ることを意識してみましょう。

マーケティング分野では数字に強いと有利です。

マーケティングでは業務上、データ分析する機会は多いでしょう。

そのため、マーケティング関連企業の人事では、数字に強い学生かどうかを判断基準にすることも多いです。

これから自分が受けたい企業はどのようなWebテストを行なうかをチェックしておき、対策ができる参考書を購入して勉強しておきましょう。

ケース面接の対策をする

単なる面接対策ではなく、ケース面接の対策もしておきましょう。

ケース面接では論理的思考力の判定をするため、とくにマーケティング分野の企業が実施することが多い面接方法です。

面接官から課題が出題され、その解決方法について制限時間内に回答をしなければなりません。

マーケティング職はデータ分析から仮説と検証を繰り返し、正しい筋道の上で最適な答えを導き出すのが仕事です。

客観的かつ論理的に、課題についての答えを導けるかを試す面接試験といえるでしょう。

外資系コンサルタント企業が実施しているケースが目立ちます。

対策としては、コンサルタントの面接対策関連の本で学習するといいでしょう。

新卒者に人気が高いマーケター向けの企業5選

東京駅で携帯片手にたたずむ若い女性
先述したように、新卒からマーケターになる人はハイレベルです。

かといって選択肢がまったくないわけではなく、運と対策次第で道は開かれるでしょう。

最初からマーケティング分野の仕事には就けないと諦めてしまうのはもったいないです。

少ない採用人数の枠にエントリーが集中しているのは事実ですが、あくまでも数値上の結果です。

本当にマーケターになりたいのであれば、チャレンジする機会を逃してはいけません。

以下は、新卒者でもマーケターになれる可能性のある人気企業を5社紹介しましょう。

  • 博報堂
  • サイバーエージェント
  • インテージ
  • ベクトル
  • Speee

博報堂

博報堂ロゴ
出典元

博報堂HP

博報堂は日本屈指の広告代理店として知られ、主に自動車企業や大手IT企業をクライアントとしている知名度の高い企業です。

従来の広告ビジネスから飛躍して、クライアントの課題に応える統合マーケティング・ソリューションの提供も始めています。

近年ではデジタルマーケティングに注力していることも特徴で、その強化を計画しています。

「ハクスク」と呼ばれる就活生向けのコミュニティサロンも設け、インターン生も導入しています。

ストラテジックプラニング職というのがマーケティング職に該当します。

サイバーエージェント

サイバーエージェントロゴ
出典元

サイバーエージェントHP

近年、アメーバブログの運営で知られているのがサイバーエージェントです。

大手ネット広告代理店として、ネット広告およびスマホゲームなどが収益のメイン事業となっています。

他にもメディア事業にも着手し、2016年4月放送の「ABEMA」は、サービスの利便性向上や対応デバイスの拡充から8,300万DLを突破しました。

現在では多くの人々に愛され、利用されているメディアの一つに成長を遂げています。

インターン制度も充実し、すでに2026年度の新卒者向けの案内も掲示しています。

新卒採用に積極的であり、かなり長期で選考をする特徴があるため、気になる人は早めにエントリーし、こまめにチェックしましょう。

インテージ

インテージロゴ
出典元

インテージHP

インテージは1960年に創業したマーケティングリサーチ業界でトップクラス(国内1位、世界10位)を誇る企業です。

ネットアンケートに関するノウハウやサービス提供に力を注ぎ、その正確なデータ収集などに評価が集まっています。

国内だけに限らず、海外企業・団体のマーケティング活動もトータルサポートしている企業です。

現在は世界9の国に拠点を持ち、事業展開をしています。

購買データおよび小売店データを活用した分析、デジタルマーケティング、ビッグデータの活用といった幅広い対応と、データの組み合わせによる信憑性の高い成果を得ている企業です。

新卒者は総合職として採用予定で、募集枠も80〜100名と多いのも魅力です。

ベクトル

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ベクトルHP

株式会社ベクトルは、国内外のPR業務に関連した事業を展開する企業です。

プレスリリース配信事業、ダイレクトマーケティング事業、HR事業、デジタルマーケティング事業、投資事業といった幅広いドメインをベースにしながら、総合的なコミュニケーションをワンストップで提供しています。

PRとは広告による大々的な宣伝とは違い、マスメディアでの特集やSNSの口コミを中心として、戦略的な商品・サービスのアピールをする仕組みのことです。

SNSで個人が気軽に情報発信できるようになったこともあり、株式会社ベクトルではPRに力を入れ展開しています。

企業だけではなく、官公庁、地方自治体、NPOなどもクライアントで、上場を目指すベンチャー企業への投資事業まで手掛けています。

Speee

Speeeロゴ
出典元

SpeeeHP

Speeeは、マーケティングインテリジェンス(市場戦略情報)事業、デジタルトランスフォーメーション事業、ビジネス R&D(研究開発)に精通している企業です。

とくに近年注目されているDX(デジタルトランスフォーメーション)に関する事業に力を注いでいます。

社会に潜在する課題の抽出、 最先端のテクノロジーの駆使などを通じて、独自のアプローチによる新しい価値の創出をモットーにしています。

新卒採用では「ビジネス職」という名目でのエントリーとなるでしょう。

ビジネス職ではセールス・マーケティングやデータ分析、リサーチなどの業務をします。

まとめ

新卒からマーケターとして採用されるのは、不可能ではありません。

一般的な新卒採用の枠から考えると、狭き門になっているのは事実です。

しかし事前の対策の方法によっては、その狭い場所へ入り込むことができます。

マーケターとして自分がどのようなビジョンを掲げていきたいのか明確にし、客観的な視点と論理的思考を展開できるようにトレーニングしておきましょう。

マーケターを募集している企業へ積極的なアプローチを試みてください。

また、長期インターンを募集する企業も目立ってきたので、計画的に参加することをおすすめします。

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