【面接対策】好奇心旺盛を効果的にアピールするには?言い換え表現・自己PRの例文や適職について紹介します!
2024年3月21日更新
はじめに
本記事では、就職活動の自己PRでよく用いられる「好奇心旺盛」について解説していきます。
「好奇心旺盛って他の表現で言い換えられる?」
「好奇心旺盛をアピールする際のポイントは?」
「好奇心旺盛な学生が向いている職業って具体的に何?」
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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そもそも「好奇心旺盛」とは?
好奇心旺盛とは、「好奇心」と「旺盛」という2つの単語を連ねた言葉のため、それぞれの言葉の意味を下記で紹介します。
【好奇心の意味】
珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心。
引用ページ
好奇心(こうきしん)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
【旺盛の意味】
活動力が非常に盛んであること。また、そのさま。
引用ページ
旺盛(おうせい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
上記の内容を踏まえると、好奇心旺盛は「珍しい事や未知のことへの興味が盛んである性格」を指すといえます。
また「好奇心」に関しては性質によって3種類に分類されるため、下記で紹介します。
【拡散的好奇心】
知らないことについて「知りたい」と思う心の性質で、新しい人間関係の構築や知識や経験を求めていくきっかけになります。
例えば、赤ちゃんは危険に繋がるかどうかは関係なしになんでも触ってみたり、口の中に入れてみたりする性質がありますが、これは拡散的好奇心の1種になります。
大人になるにつれて上記で挙げた「危険を顧みないで行動する習性」などはなくなっていきますが、例えば恋愛や小説・映画・ゴシップの分野など、自身が経験したことがないようなものに興味が湧いていく心情は拡散的好奇心がもとになっています。
このように年齢と共に行動に変化はあるものの、拡散的好奇心は常に人間にあるものと言われています。
【知的好奇心】
拡散的好奇心によって知りたいと思った物事に対して、より「理解したい」というような知識の獲得への気持ちが高くなる、その好奇心を「知的好奇心」と呼びます。
例えば印刷機・冷蔵庫・掃除機などの身近な道具をはじめ、世の中のあらゆるモノやサービスは知的好奇心がきっかけで生まれたといえます。
知的好奇心をもとに課題解決能力やクリエイティブな力を発揮することが、上記のような発明に繋がっています。
【共感的好奇心】
上記の知的好奇心は「モノ」に対しての好奇心でしたが、人間の感情に対する好奇心は「共感的好奇心」と呼ばれます。
具体的には
- なぜこの人が好きなの?
- なぜこの教科が得意なのか
といった、感情や思考のより深い部分への興味を指します。
この共感的好奇心は、一般的に男性よりも女性に盛んな傾向が強いと言われています。
参照・引用ページ
好奇心旺盛の言い換え表現とは
先ほどは好奇心旺盛が「珍しい事や未知のことへの興味が盛んである性格」という説明をしました。
就職活動の自己PRにおいて、この「好奇心旺盛」という言葉は表現の仕方によっては長所にも短所にもなります。
また面接時では、企業によっては
- 自身の短所はどんな点ですか?
- その短所を克服するために、どんなことを実践しますか?
など、「自身を客観的に分析することができているか?」という点などを目的に短所に関して深掘りしてくるケースもあります。
そのため、下記では好奇心旺盛という言葉の言い換え表現を、長所で利用する場合と短所で利用する場合の2つに分けて紹介していきます。
好奇心旺盛の言い換え表現(長所)
- 興味を持った事柄を深く追求する
- 新しいものに対するチャレンジ精神がある
- 視野が広い
- チャレンジ精神がある
- 行動力がある
- アグレッシブ・積極的に行動できる
- リスクを恐れず飛び込む力がある
- 流行に敏感でアンテナを張り巡らせている
- 知的欲求(好奇心)が盛ん
- 挑戦心がある
- 探求心がある
- 行動力がある
- 向上心がある
- 意欲的である
- 柔軟性がある
- 何事にも前向きである
好奇心旺盛の言い換え表現(短所)
- 計画性に欠ける
- 飽き性
- 気移りしやすい
- 周囲が見えなくなる
- 没頭しすぎる
- 熱中しすぎる
- 浪費家
- 知らなくていいことまで気になってしまう
- 首を突っ込みがち
参照・引用ページ
【例文あり】自己PR「好奇心旺盛」の魅力的な伝え方 | 言い換え一覧,長所/強みに使えるエピソードも | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト
企業側が好奇心旺盛を評価する理由
学生の自己PRの場では、上記での言い換え表現を含めて好奇心旺盛な点をアピールする学生が多くいます。
では実際に、企業側は好奇心旺盛という点をなぜ評価するのでしょうか。
下記では、面接官を含めた企業側が「好奇心旺盛」という点を評価する理由について紹介していきます。
仕事に対して意欲的に取り組んでくれる
企業側が好奇心旺盛を評価する理由の1つ目は、「仕事に対して意欲的に取り組んでくれる」点です。
好奇心旺盛な人の特徴の1つに、新しいことに積極的に取り組む点が挙げられますが、この特徴は仕事をするうえで大いに役立つと考えられます。
社会人になったら「言われたことだけを行う」だけでは評価は大きく上がりにくいとされます。
一方知らないことに対しても自発的に行動し、自身の能力アップに努めることができれば、成功や失敗含めて多くの経験を積むことができ、将来的に有望な人材になることを企業側がイメージすることができます。
人間関係を良くしてくれる事が期待できる
企業側が好奇心旺盛を評価する理由の2つ目は、「人間関係を良くしてくれる事が期待できる」点です。
企業で働くということは、社内外で関わる人間のあらゆる価値観を受け入れていく必要があります。
そんな中で好奇心旺盛な性格は人間関係の構築という点でも役立たせることができ、自身とは全く違う価値観を持っている社員に対しても楽しんで関わってくれることが予想できます。
一般的に好奇心旺盛な人はコミュニケーション能力も優れているケースが多く、それらの要素を社内外で発揮することで会社をよりよくしてくれるポテンシャルを持っている人材と判断します。
チャレンジ精神を発揮してくれる
企業側が好奇心旺盛を評価する理由の2つ目は、「チャレンジ精神を発揮してくれる」という点です。
企業が行っている各種事業は、
- 新型コロナウイルスの感染拡大など、度々発生する未曽有の出来事
- 優良企業の参入・台頭
などがきっかけとなって、今まで通用していたことが通用しなくなることが多々あります。
そしてそのような「通用しない状態」を未然に防ぐためには「常に新しいことにチャレンジしていく」ことが重要になります。
そのため、特にこれからさらに成長していくことを掲げる企業は、好奇心旺盛な学生が持つ「チャレンジできる点」は企業側も高い評価をするケースが多いです。
好奇心旺盛な人の特徴
上記では、好奇心旺盛な学生を企業側が高く評価する理由について記載しましたが、実際に「自身の強みは好奇心旺盛な点だ!」と判断するには、どのような判断基準を持てばいいのでしょうか。
そのため、ここでは好奇心旺盛な方々に良くあてはまる特徴について紹介します。
様々な物事が魅力的と感じる
好奇心旺盛な人の特徴の1つ目は、「様々な物事が魅力的と感じる」点です。
より沢山のことに影響されるということは、大前提として物事に対して興味・関心が湧きやすいと考えることができ、好奇心旺盛な人の特徴の1つになると言えます。
他人の出来事を自分事として捉える
好奇心旺盛な人の特徴の2つ目は、「他人の出来事を自分事として捉える」点です。
例えば「この前やった適性検査の結果が~だった」という結果を他人から聞いた際、好奇心旺盛な人は持ち前の共感力や豊かな想像力をもとに「自分がやってみたらどんな結果になるんだろう?」といつの間にか自分事として捉えていることがしばしばあります。
常に謙虚な姿勢を持っている
好奇心旺盛な人の特徴の3つ目は、「常に謙虚な姿勢を持っている」点です。
例えば社会人歴の長い社員の中には、新入社員など経験が浅い社員が発する意見に対して「年齢が下の人から教えられるのは恥ずかしい・プライドが許さない」という理由で、耳を傾けない方がいます。
一方、好奇心旺盛であればそのように年齢や立場を全く気にせずに、気になることなら例え年下や、役職が下の社員に対しても教えを請うような「謙虚な姿勢」を常に持っています。
ポジティブで人見知りしない
好奇心旺盛な人の特徴の4つ目は、「ポジティブで人見知りしない」点です。
自身にとって興味のあることや、楽しいと思えることに意識の方向が向くことが多く、逆に悩みなどのネガティブな内容にはあまり意識が向きません。
そして多くの人間の悩みの種になる「人間関係」という場面でも、自身の興味をもとにネガティブに考えることが少なく、結果的に積極的に話しかけることができます。
参照・引用ページ
面接時に好奇心旺盛さをアピールする際のポイント
先ほどは好奇心旺盛な人に良くあてはまる特徴について述べましたが、実際に好奇心旺盛な点をアピールしていきたいと考える学生は、次に面接時のアピール対策をしていく必要があります。
理由は、先ほど好奇心旺盛な点の言い換え表現を長所と短所に分けて記載した通り、好奇心旺盛な点は表現の仕方によっては受け手が短所だと判断してしまうケースがあるためです。
そのため、下記では「面接時に好奇心旺盛さをアピールする際のポイント」について2点紹介していきます。
結論ファーストで、かつ具体的エピソードを交えて話す
面接時に好奇心旺盛さをアピールする際のポイントの1つ目は、「結論ファーストで、かつ具体的エピソードを交えて話す」という点です。
結論ファーストは、聞き手がおおよその話の展開をイメージでき、ストレスなく話を聴くことができるためです。
また具体的エピソードは「自身の経験」をもとに、できる限り定量的な要素を交えて話していくと、より最初に提示した結論部分に説得力が生まれます。
優秀な社会人はこのように結論ファーストで話し、かつ相手を納得させるための細かい言葉選びができる特徴があるため、学生自身も結論ファーストで話を展開していくことを意識して、面接官に「優秀な学生」だと連想させされるようにテクニック面も磨いていきましょう。
好奇心旺盛な点が企業にどう生かせるかを明確にする
面接時に好奇心旺盛さをアピールする際のポイントの2つ目は、「好奇心旺盛な点が企業にどう生かせるかを明確にする」という点です。
例えば好奇心旺盛な点のデメリットの1つとして「飽き性な点」が挙げられますが、同じことを継続して行っていくような、日々の業務がルーティン化している企業の面接時に「好奇心旺盛な点」を上手にアピールしても、企業側は「自社には適していない」という判断をする材料になってしまうだけです。
そのため事前に企業研究を綿密に行って、「自身の好奇心旺盛な点が御社の~という点に貢献できる」というような話が明確にできる企業に対してのみ、好奇心旺盛な点をアピールすべきだと考えます。
参照ページ
【例文あり】自己PR「好奇心旺盛」の魅力的な伝え方 | 言い換え一覧,長所/強みに使えるエピソードも | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト
「好奇心旺盛」の自己PR例文
ここでは、自己PR時に好奇心旺盛な点を用いる際に参考になるような例文について紹介していきます。
好奇心旺盛なエピソードの例文①人間関係
私の長所は、好奇心が旺盛な点です。
特に「自分とは違う趣味を持つ人」に興味を感じることが多々あり、部活・サークルなど所属するコミュニティに依拠することなく、皆がお互いの趣味を知り、交流を深めるきっかけを作っていきたいと思いました。
そこで趣味に熱中している人へのインタビュー記事を連載するブログを立ち上げ、SNSで広めました。
結果、例えば文化祭ではジャズ研究会とピアノ同好会がブログをきっかけに共演するなど、ブログ開設とSNS拡散によりサークル間の交流が促進されました。
私はこの経験を通して、好奇心は人を繋げるきっかけになることを学びました。
この姿勢を貴社でも活かし、チーム間の連携を強めるきっかけに私がなることで貢献していきます。
引用ページ
好奇心旺盛の意味と特徴12個|自己PRとして伝える方法も解説 | 就活の未来
好奇心旺盛なエピソードの例文②インターンシップ
私が好奇心を発揮した経験は、インターンシップ先での就活記事の執筆です。
インターンシップ先では就活情報を発信していましたが、数ある就活支援サイトの記事との差別化を図ることに苦労しました。
しかし、日常的に新聞や情報コンテンツから分野を問わず記事を読んでいたため、その習慣を生かして、業界ごとのトレンドや関連事業・新規事業などの分野で他業界とのつながりに関する情報を多く記載し、他社との差別化を図りました。
また、文字に起こすときには分かりにくい言葉を用いずに、なるべく簡単な言葉で書くことで、誰が読んでも理解できるよう「読み手目線」を意識して執筆しました。
その結果、業界研究に関する記事において、月間の閲覧者数で1位を獲得することができました。
この経験から、様々なことに対して情報感度を高く持つという「好奇心旺盛な点」を活かす重要性を認識しました。
そのため、常に情報のアンテナを張ることで、世の中の変化の一歩先を見据えてお客様のポートフォリオの形成の手助けをしたいと考えています。
引用ページ
好奇心旺盛な人に向いている仕事とは
上記では好奇心旺盛な点をアピールする際の自己PR例文について紹介しましたが、大前提として好奇心旺盛な点が活かせる業界の面接時に、上記のような例文を話していくことでより高い評価を得ることができます。
そのため、下記では好奇心旺盛な人が向いている仕事について紹介していきます。
研究職
好奇心旺盛な人が向いている仕事の1つ目は、「研究職」です。
研究者の場合は、自身で仮説を立てて、研究を通してその仮説が正しいかどうかを検証していく職業のため、一般的には成功よりも失敗を多く経験することになります。
また仮説は「成功の可能性がある」という期待が持てる内容をベースとして立てていきますが、その期待が持てる仮説が検証失敗に終わると挫折感を感じ、時に逃げ出してしまいたくなることがあります。
しかし好奇心が旺盛な学生であれば、基本的にポジティブで興味や関心に思考が引っ張られることから、失敗した事実よりも「なぜ失敗だったのか?」という点に興味が湧き、失敗を引きずらずに次に向けて行動できる性質を持っています。
そのため、研究職は好奇心旺盛な学生に適しているといえます。
コンサルタント
好奇心旺盛な人が向いている仕事の2つ目は、「コンサルタント」です。
コンサルタントとは「自身の知識や分析をもとにした助言を通して、顧客が抱える課題を解決する」ための職業で、例えば経営コンサルタントの場合は「経営上の課題を解決するために助言や解決策の提示」を行う職業になります。
また扱う分野は多岐に渡るため、好奇心旺盛のデメリット面で挙げられる「飽き性」のような側面をカバーしています。
そしてコンサルタントに必要な能力としては
- 論理的思考力
- 分析力
- 好奇心がある
- ストレスに強い
- ポジティブ
など様々な要素が必要ですが、好奇心旺盛な学生は上記で挙げた多くの要素をすでに持っているといえます。
コンサルタントは、先ほどの「研究職」と同様で自身が提示した解決策が成果に繋がらず顧客に貢献できない事があり、また不測の事態も起きるなど思い通りに物事が進まないことが多々あります。
そんな中、好奇心旺盛な人物はネガティブな結果を引きずらない「ポジティブ」な傾向があるため、多くのストレスを感じることなく足を動かし続けることができると考え、コンサルタントも好奇心旺盛な学生の適職の1つと予想します。
参照ページ
まとめ
本記事では、面接対策】好奇心旺盛を効果的にアピールするには?言い換え表現・自己PRの例文や適職について紹介します!というテーマで、就活生に役立つ情報をまとめました。
好奇心旺盛な点は、特に
- 変革が必要な企業
- これからさらに成長していきたい企業
にとっては特に必要な人材と考えられ、企業の「求める人物像」で好奇心旺盛な点に関わるような人物像を掲げる企業も多々あります。
そのため、多くの企業で好奇心旺盛な点は評価されるという認識は間違いないですが、そのうえで学生は「好奇心旺盛な点の伝え方」が非常に重要になります。
好奇心旺盛は悪く言えば「継続力がない」「飽き性」などと言い換えることもできるため、そのような好奇心旺盛な点が持つ負の側面を面接官に連想させないようなエピソードの展開が必要です。
そのため、自身の好奇心旺盛さを的確にアピールしていきたい就活生はぜひ本記事を参考に対策をしてみてください!
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。