インターンシップ先におすすめの企業10選!企業の選び方やインターンの目的も紹介
2024年3月21日更新
はじめに
就職活動を始める際に、気になる企業のインターンに参加する学生は多いでしょう。
実際の企業の業務内容や雰囲気を知ることができ、就活にも有利になる可能性が高いため、インターンへの参加は積極的に行うことをおすすめします。
この記事では、インターンシップ先としてどんな企業がおすすめか知りたい以下のような就活生を対象に、解説していきます。
- 自分に合うインターン企業を知りたい
- インターンの概要や目的を理解したい
- インターン先の選び方が知りたい
ぜひ、最後までご覧いただき、インターンシップに役立ててください。
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インターンシップとは
インターンシップ(略称インターン)とは、学生が就業前に実際に志望する企業などで一定期間、就業体験やイベント等に参加し、企業の業務内容や職場の雰囲気、現場などに触れて、企業を理解するためのプログラムです。
企業で実際の仕事をしている人から直接話を聞いたり、仕事を体験したりすることで、自分のキャリアを考える良い機会にもなります。
インターンは大学3年生の夏〜冬頃に行うのが一般的ですが、企業によっては大学2年生でも参加できるものもあります。
しかし近年では、学年不問のインターンシップも増えており、大学1年生から参加する学生も多いです。
インターンシップの期間や、内容は企業によって異なります。
興味のある分野や魅力を感じる業界に基づいて、さまざまなインターンシップの内容を考慮して選択できます。
インターンのメリット・デメリットとしては、主に下記が挙げられます。
メリット
- 業界や企業研究に活かせる
- 入社後の業務のイメージがつきやすい
- 志望動機の裏付けや実績になる
- 自分をアピールできる
- スキルを身につけることができる
- 自己分析の材料になる
デメリット
- インターン期間中は学業との両立が大変
- 倍率が高く参加できないインターンもある
- 目的がなければ無意味になる
インターンに参加することにはデメリットもありますが、圧倒的にメリットの方が多いと考えられるため、参加することをおすすめします。
インターンシップおすすめ企業10選!
数多くの業界や企業がありますが、その中でもインターンシップの内容が充実していて、学生から人気のある企業を紹介します。
ぜひ下記の企業も参考にしながらインターン先を決めてみてください。
1.NTTデータ
NTTデータは、国内のSler業界の中でもトップであり、学生から非常に人気です。
毎年500人ほどの学生を採用しており、比較的採用人数が多い印象です。
倍率が低いわけではありませんが、志望者も多いため、インターンシップへの参加の重要性は高いと言えるでしょう。
NTTデータのインターン倍率も高く、約20〜30倍と言われています。
早期選考が行われ、インターン経由ですぐに内定が決まった人もいます。
NTTデータのインターンは、夏と冬の2回開催されます。
インターンシップの形式はさまざまで、1日から複数日にわたるワークショップ型や、5日から1か月ほど実際の職場で業務に参加するプロジェクト型、新しいアイデアを生み出すためのアイデアソンなどがあります。
- 夏のインターン:7月から10月の開催(ワークショップ型、プロジェクト型)
- 冬のインターン:1月から2月の開催(アイデアソン)
2.ソフトバンク株式会社
多彩なインターンを導入しているソフトバンク株式会社は、2012年から導入している下記の2種類のインターンを開催しています。
- JOB-MATCHインターン:自分の成長に向けて挑戦する人を本気でバックアップするプログラムと、夏季の就労体験型のインターン。本プログラムを通し、企業の社風やお互いの魅力や個性を確認し合います。
- TURE-TECH:次の時代を創る「変革リーダー」を目指す学生のためのインターンシッププログラム。地域のリアルな課題に触れ、ICTを用いた課題解決の提案を市や自治体に行います。愛媛県今治市で夏季に開催されます。
インターンに参加する際は、社員と同じ環境で業務に従事できるように、パソコンやスマートフォンの貸し出しがあります。
現場に入る前のインターン前日に、基本的なビジネススキルに関する研修を1日がかりで行うのも特徴です。
3.三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行のインターンは、職種により多岐に渡ります。
主に下記のインターンが行われます。
それぞれ開催時期や内容が異なるため、志望する職種のインターンを選択しましょう。
- One to One INTERNSHIP:法人営業を担う1日のみのインターン。オープンコースやグローバルコース志望者向けです。1月より随時開催。
- カスタマーサービスインターンシップ:カスタマーサービスコース志望者向けの1日のみのインターン。グループで支店長業務のワークに取り組みます。9月〜12月中に開催。
- トレードビジネスインターンシップ:外国為替業務や企画立案業務、アドバイザリー業務、リスク管理業務に関心がある学生向けの1日のみのインターン。2月開催。
- フィナンシャル・エンジニアリングインターンシップ:フィナンシャル・エンジニアリングコースの志望者向けの5日間のインターン。1月と2月に2回開催。
- システム・デザインインターンシップ:システム・デジタルコース志望者向けの1日のみのインターン。11月開催。
- サイバーセキュリティインターンシップ:システム・デジタルコース志望者向けの5日間のインターン。8月開催。
- 戦略財務インターンシップ:戦略財務会計コース志望者向けの2日間のインターン。11月開催。
- ウェルネスマネジメントインターンシップ:ウェルネスマネジメントコース志望者向けの1日のみのインターン。2月開催。
- グローバル・マーケッツインターンシップ:グローバル・マーケッツコース志望者向けの5日間のインターン。12月開催。
4.阪急阪神ホールディングス
阪急阪神ホールディングスのインターンは、夏季と冬季に開催されます。
インターンは下記のような内容で行われます。
- 参加メンバーと顔合わせ・合流し、自己紹介を通じてお互いに親睦を深めます。
- 最終日の発表に向け、グループワークと座談会が行われて企業の社風を学びます。
- 施設見学を通して企業が手掛ける事業の幅広さや裏側を知り体感します。
- 最終日には企画・立案のプレゼンテーションが行われ、優秀な班には豪華景品が贈呈されます。
- 社員からのフィードバックを通じて社員目線からも企業を学びます。
- 懇親会を通じて、インターンシップの思い出を振り返ります。
また、都市交通事業・不動産事業・エンタテインメント事業・情報・通信事業などのすべての事業を学ぶ機会も設けられています。
5.LINE株式会社
LINE株式会社のインターンは、実際の業務や雰囲気をリアルに体験できるのが特徴です。
内容が充実している他、すべてのインターンに給与や報酬が支給されます。
金額はそれぞれ異なりますが、毎年学生が殺到する人気のインターンばかりです。
職種別に、下記のようなコースのインターンが開催されます。
- 技術職:就業型コース、ハッカソンコース
- デザイン職:BXデザインコース、プロダクトデザインコース
- セールス職:広告事業コース
- 企画職:2days Planing Camp、就業型コース
- ビジネス系職種共通:Business Contest
また、LINE株式会社では、インターンシップに参加した人には本選考で優遇される制度があるため、志望者はぜひ参加しましょう。
6.大塚製薬
大塚製薬には全職種のインターンがあるわけではないですが、定期的にそれぞれの職種のインターンが開催されています。
特にワークショップ型のインターンが多いのが特徴です。
- 臨床開発職・薬事職3daysインターンシップ
- MR職・消費者商品担当営業職 2daysワークショップ:ワークや社員交流を通じ、仕事の魅力ややりがいについて体感し学びます。
- 研究技術職・生産職オープン・カンパニー/インターンシップ:学生が勉強している内容について、将来どのように社会に役立つのかを考える機会に活用してもらうプログラム。社内で実際どんな仕事があるかを知り、自身の学習や研究活動がどう活かされるかを、現場の社員と一緒に考える機会となります。
7.富士通
富士通では、有償のインターンが開催されます。
富士通の一員としてプロフェッショナルを体感し、よりリアルに実際のビジネスにチャレンジできるでしょう。
インターンのテーマや内容は多岐にわたるため、関心のあるものを選択してください。
富士通のインターンは下記の通りです。
- 大分の病院をターゲットにした病院情報システムの保守、新規ビジネス企画・提案。
- AWSやAzureなどのパブリッククラウド環境の構築。
- PC・スマートフォンのワークプレイスLCMサービスにおいてDX運用を検討。
- コンテナ関連サービスの品質検証・検証技術開発の実施。
- 将来のネットワークに向けた集積フォトニクス技術の研究開発。
富士通のインターンでは、各領域のスペシャリストと社会解決に向けたビジネスに挑戦でき、スキルアップしながら専門性を高めることができます。
8.関西電力
関西電力のインターンシップは事務系と技術系に分かれており、それぞれ異なる業務に挑戦しながら学んでいきます。
関西電力のインターンには、下記の3つのポイントがあります。
- 幅広い事業内容に挑戦する:日々挑戦し続ける関西電力の業務に取り組みます。
- 新たな可能性に挑み自己成長に繋げる:実際のグループワークや業務体験を通じて自己成長に繋げます。
- 同じ志の仲間と挑戦する:先輩社員や同級生との交流が経験でき、人を通して自己成長に繋げます。
関西電力のインターンは、マイナビの関西電力ページに登録しエントリーをします。
選考によって参加できるか決まります。
9.株式会社オリエンタルランド
株式会社オリエンタルランドでは、総合職/専門職それぞれで各インターンが開催されます。
インターンの詳細は、オリエンタルランドのマイページに登録すれば閲覧できるでしょう。
- 【総合職】テーマパークビジネスを通じて企業の価値を体験する2日間のイベント:グループや業務、先輩社員の企業説明、座談会を通して社風や実務を学びます。
- 【専門職】テーマパークを支える現場で実習する5日間インターンシップ:技術専門職を知るインターンで、テーマパークを支えている様々な技術や仕事のやりがいを実習を通して理解します。4つのコースがあるため、興味のある分野が選べます。
10.伊藤忠グループ
伊藤忠グループのインターンでは、業務を基にしたワークを通じて、主体的な取り組みを疑似体験できます。
自身の成長やビジネスの醍醐味を体感し、日々現場の社員がどのような想いで困難と向き合い、乗り越えているのかを学びます。
自分の成長が感じられる内容です。
- 1dayインターン:伊藤忠グループのビジネスに基づくワークを通し、経営方針や成長過程を学びます。
- 5dayインターン:実際のビジネス現場を疑似体験できるワークに取り組みます。伊藤忠グループで働くことに関して、リアルに体感でき
インターンシップの選び方
数あるインターンの中からマッチするものを選んで参加することで、自己成長に繋がる有意義な時間が過ごせます。
下記の点を考慮しながら、インターン企業を選んでください。
①業界や職種
希望する業界や職種が決まっている場合でも、決まっていない場合でも、業界や職種でインターン先を選ぶことで、企業が絞りやすくなります。
もし、決まっていない場合は、いくつか興味のある業界や職種をリストアップし、そこから選ぶと良いでしょう。
業界や職種は多種多様ですが、的を絞って選択することで、自分に合ったインターン企業を選ぶことができます。
希望する企業がまだ決まっていない場合は、まずは営業や販売、エンジニアなど興味がある職種から検索してみるのもおすすめです。
いくつか気になる職種がある場合は、複数の職種や業界にチャレンジしても問題ありません。
複数のインターンに参加することで、よりリアルに仕事内容を比較できて良いでしょう。
さらに、希望の業界や職種のインターンに参加することで、その業界の理解がより深まり、専門性を高めることができます。
その業界や職種が自分に合っているか見極めることができ、業界や企業研究の材料にもなるはずです。
②身につけたいスキルの種類
身に付けたいスキルが決まっている場合は、インターンのプログラム内容を考慮し、参加企業を決定しましょう。
インターンで実施される内容は企業によって異なるため、その内容や経験できる業務に着目して選ぶと、必要なスキルを集中的に身につけることができます。
さらに、実際に専門スキルを学ぶことができ、その業界や職種が自分に合っているかどうか、やりたい仕事が明確になります。
この経験を就職活動の志望動機に活かすこともできるでしょう。
実際に体験した経歴によって説得力が増すため、内定獲得につながる可能性が高くなります。
③企業の募集要項や待遇
インターン先にはさまざまな募集要項や待遇が設けられているため、それらを必ずチェックし、魅力に感じたものに参加するのも一つの方法です。
特に長期インターンの場合は、給料や勤務時間の確認が必須です。
インターンによっては大学に通いながら参加するものもあり、学業と両立できる勤務時間であるかも考慮することが大切です。
長期インターンに参加する場合はアルバイトの掛け持ちは難しいため、アルバイトを断念し、インターンに専念できるかもポイントです。
1日や5日間などの短期インターンであっても、プログラムの内容をしっかり確認しておき、参加後にギャップを感じないよう注意しましょう。
インターンシップに参加する際の注意点
企業理解を深め、自分が成長するために参加するインターンですので、社会人としての自覚と節度を持って臨みましょう。
下記の注意点を厳守しながら有意義なインターンを過ごしましょう。
①ビジネスマナーを心得ておく
インターンでは実際の企業の業務を体験するため、学生でも企業の一員であり、1人の社会人として認識されます。
企業の一員として活動する際には、他社の社員や来客との接触も考えられるため、一般的なマナーやビジネスマナーを心得ておくことが重要です。
挨拶や言葉遣い、服装、エチケットなど、社会人として求められる振る舞いを身につけましょう。
②参加企業の概要を把握しておく
インターンに参加する際は企業の概要を必ず把握しておき、企業や業界の理解を深めておきましょう。
インターン選考では、企業への志望度の高さが一番考慮され、選考に影響するからです。
企業への志望の高さを示すには、業界や企業への興味・関心の強さを提示することが大切です。
企業や業界への理解度の高さは、志望度の高さと判断されます。
企業や業界を十分に理解することは、自分の適性を見極めるためにも役立ちます。そのため、インターンシップに参加する前に、事前に企業や業界について十分な調査を行うことが重要です
まとめ
この記事では、インターンにおすすめな企業や選び方、注意点などを紹介しました。
企業の選考においては、インターンに参加したかどうかも厳しくチェックしている企業があるため、極力参加するのがおすすめです。
インターンへの参加は選考に役立つだけではなく、専門スキルや社会人としてのモラルやマナーの向上、自己成長にも繋がるため、積極的に参加しましょう。
多くの企業や業界・職種があるため、どのインターンに参加するかを決めるのは簡単ではありません。
しかし、自己分析をしっかり行い、自分の興味や関心がある業界や職種を明確にしてからインターン先の企業を選ぶことが重要です。
この記事を参考に、ぜひインターンの企業を選んでください!