【27卒】リクルートのインターン対策|選考直結の優遇や倍率も解説
2025年8月30日更新
はじめに
リクルートのインターンは、本選考に直結する可能性があるため、多くの就活生から高い人気を集めています。
しかし、その分選考の難易度も高く、徹底した準備が欠かせません。
本記事では、リクルートが実施するインターンの種類や参加するメリット、具体的な選考フローと突破するための対策を分かりやすく解説します。
事業立案型とエンジニア型、それぞれの特徴からES・面接対策のポイントまで網羅しています。
本記事を参考にして、リクルートのインターン参加を勝ち取りましょう。
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リクルートのインターンは本選考に直結?参加する3つのメリット
リクルートのインターンシップは、単なる職業体験にとどまらず、参加者にとって大きな価値をもたらします。
- 本選考での優遇措置がある
- 実践的なスキルとフィードバックが得られる
- 高水準の報酬が得られる
選考を受けてでも参加すべき、具体的なメリットを3つ紹介します。
本選考での優遇措置がある
リクルートのインターンシップは「選考直結型」と明記されており、参加者の一部は本選考において選考過程が一部免除されることがあります。インターンシップでの活躍が認められれば、早期内定につながる可能性もあるでしょう。
また、参加者限定のイベントに招待されるなど、優位に選考を進められます。インターン選考に落ちても本選考で不利になることはないため、積極的に挑戦する価値があると言えるでしょう。
実践的なスキルとフィードバックが得られる
リクルートのインターンでは、社員が現場で取り組むようなレベルの高い課題に挑戦できるのが特徴です。
事業立案コースでは、ゼロからビジネスを創造するプロセスを体感し、論理的思考力や課題解決能力を養えます。
さらに、現場で活躍する社員から直接フィードバックをもらえるため、自身の強みや弱みを客観的に把握し、今後の成長の糧にできるでしょう。インターンシップでの経験は、就職活動全体を通して役立つ貴重な経験となります。
高水準の報酬が得られる
リクルートのインターンは、参加することで報酬が支払われる点も魅力の一つです。2025年のインターンシップでは、参加報酬として10万円、最優秀チームにはさらに賞金20万円が贈呈されます。
また、エンジニア向けインターンでは時給3,000円という高水準の報酬が設定されています。実践的な経験を積みながら、対価を得られる点は、学生にとって大きなメリットと言えるでしょう。
リクルートのインターンは2種類!コース内容と開催概要
リクルートでは、主に2つのコースでインターンシップが開催されます。それぞれの特徴や対象者が異なるため、自身のキャリアプランや興味に合ったコースを選びましょう。
事業立案型インターンシップ
「RECRUIT BUSINESS PITCH」は、新規事業の立案を体験するコースです。数日間にわたり、チームで社会課題の発見からビジネスモデルの構築、最終提案までを一貫して進めます。
リクルートの持つ膨大なデータを活用しながら、社員からの手厚いサポートのもと、リアルな事業創造プロセスを学べるのが特徴です。文理や専攻を問わず、ビジネスの最前線で価値創造に挑戦したい学生におすすめです。
エンジニア向けインターンシップ
「RECRUIT INTERNSHIP for Engineers」は、エンジニア志望の学生を対象とした、より実践的な開発インターンシップです。リクルートが展開する実際のサービス開発チームに配属され、社員と同じ環境で約1ヶ月間、開発業務に取り組みます。
最先端の技術に触れながら、大規模サービスの開発ノウハウを吸収できる貴重な機会です。プログラミング経験やコンピュータサイエンスの知識が求められます。
【重要】リクルートがインターンで求める人材像とは
選考を突破するためには、リクルートがどのような人材を求めているか理解する必要があります。公式サイトで示されている3つのキーワードと、それぞれのインターンで求められる資質を解説します。
リクルートが大切にしている価値観
リクルートは、圧倒的な成果を残すために、以下の価値観を大切にしています。
3つの価値観 | 内容 |
新しい価値の創造 | 世界中があっと驚く未来のあたりまえを創りたい。 遊び心を忘れずに、常識を疑うことから始めればいい。良質な失敗から学び、徹底的にこだわり、変わり続けることを楽しもう。 |
個の尊重 | すべては好奇心から始まる。一人ひとりの好奇心が、抑えられない情熱を生み、その違いが価値を創る。 すべての偉業は、個人の突拍子もないアイディアと、データや事実が結び付いたときに始まるのだ。私たちは、情熱に投資する。 |
社会への貢献 | 私たちは、すべての企業活動を通じて、持続可能で豊かな社会に貢献する。一人ひとりが当事者として、社会の不に向き合い、より良い未来に向けて行動しよう。 |
これらの価値観を自己分析と結びつけ、自身のエピソードで具体的に語れるように準備することが、選考突破のポイントです。
参照:
大切にする価値観・理念|キャリア採用|株式会社リクルート
コース別で求められる専門性
上記の3つの資質に加えて、インターンでは以下の専門的な志向が求められます。
種類 | 内容 |
事業立案型 | 社会課題への強い関心と、ビジネスを通じてその課題を解決したいという情熱。ゼロからイチを生み出す思考力と行動力。 |
エンジニア型 | テクノロジーへの深い探求心と、それを用いてビジネスや社会に新しい価値を創造したいという意欲。実践的な開発スキルと継続的な学習姿勢。 |
自身の経験やスキルが、これらのどの部分に合致するかを明確にアピールしましょう。
リクルートのインターン選考フローと各段階の対策
リクルートのインターン選考は、本選考と同等のプロセスで進められます。各ステップで評価されるポイントを理解し、入念な対策を進めましょう。
STEP1:エントリーシート(ES)|自己分析の深さが鍵
最初の関門であるエントリーシートでは、学生時代の経験を深掘りする設問が多く見られます。過去には「これまでの人生で成果を出した経験」について、その背景や自身の役割、こだわった点などを詳細に記述する形式が出題されました。
単に事実を羅列するのではなく「なぜその行動を取ったのか」「その経験から何を学んだのか」を「求める人材像」と結びつけて記述するようにしてください。
特にリクルートが大切にしている価値観と関連のあるエピソードを具体的に示すことで、入社後の活躍する姿を面接官にイメージさせられるでしょう。
STEP2:Webテスト・書類選考
エントリーシートと並行して、Webテストの受検が求められます。事業立案型では一般的なSPI(言語、非言語、性格)、エンジニア型ではコーディングを含む技術的なテストが課される傾向にあります。
特にSPIは、対策本を繰り返し解くことでスコアアップが可能です。リクルートを受検する学生はレベルが高いため、油断は禁物です。大学3年生の早い段階から対策を始め、苦手分野をなくしておきましょう。性格検査は自己分析の結果と一貫性のある回答を心がけてください。
STEP3:面接|論理的思考力と人間性を見る
面接は複数回実施され、オンラインと対面の両方が想定されます。雰囲気は和やかですが、質問は鋭く、思考の深さをチェックされます。「学生時代に力を入れたこと」といった定番の質問に加え「幼少期から今までの経験」を遡って聞かれるケースもあるようです。
自身の過去の経験一つひとつに意味づけをし、一貫したストーリーとして語れるように準備しましょう。なぜリクルートのインターンなのか、参加して何を得たいのかを自分の言葉で熱意を持って伝えることが、合否に大きく影響します。
リクルートのインターンに関するよくある質問
ここでは、多くの就活生が抱くリクルートのインターンに関する疑問にお答えします。
Q.インターンの難易度や倍率はどのくらい?
A.リクルートのインターンは、本選考への優遇があることやプログラム内容の質の高さから、非常に人気があり、難易度は極めて高いと言えます。
明確な倍率は公表されていませんが、数十倍から百倍以上になる可能性も考えられます。本選考を突破するレベルの準備が必要だと認識しておきましょう。
Q.インターンに落ちたら本選考で不利になりますか?
A.インターンシップ選考に落ちたことが、本選考で不利に働くことはありません。リクルートは公式にそのように明言しているため、安心して本選考に再チャレンジできます。
インターン選考で得た反省点を活かし、本選考に向けてさらに準備を深めるようにしてください。
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さいごに
本記事では、リクルートのインターンシップの内容から、選考を突破するための具体的な対策まで詳しく解説しました。
- リクルートのインターンは本選考優遇があり、参加メリットが大きい
- 「事業立案型」と「エンジニア型」の2種類があり、求める人材像が異なる
- 選考対策の鍵は「自律・チーム・進化」を体現した経験を語ること
- ES・Webテスト・面接の各段階で、深い自己分析と論理的思考力が求められる
リクルートのインターンは難関ですが、参加できれば他では得られない貴重な経験と、本選考への大きなアドバンテージが得られます。
本記事を参考に、早期から準備を進め、ぜひ憧れの企業のインターン参加権をつかみ取ってください。