就活で無気力・やる気が出ない時の対策方法
2024年3月21日更新
はじめに
就活は人生において大事な分岐点となるため、やる気に満ち溢れている学生が多い傾向があります。
しかし、学生の中には就活にやる気が入らず、無気力となったりやる気が出ない学生も少なくないです。
無気力だと就職活動の対策も思うように進みませんし、やる気が出ない態度や表情が表に出てしまい、面接に悪影響を及ぼす可能性もあります。
就職活動期間中に無気力になることは多いため、無気力とどう付き合っていくかが重要です。
ここでは就職活動で無気力・やる気が出ない時の対策方法や、無気力にならないための方法、無気力との付き合い方などを解説します。
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就活で無気力になる人は少なからずいる
就職活動中に無気力になる人は少なからず存在します。
単純に就職活動をやりたくない学生は多く、やる気が上がらないのも無理はありません。
自分の将来が見えず働きたい企業や業界、業種がない場合も散見され、就職活動に目標やゴールを見出せないケースもあるでしょう。
誰もが就職活動に対して常にやる気があるわけではなく、モチベーションの浮き沈みを経験しながら就職活動を進めています。
就職活動において無気力になったり、やる気がなくなったりするのはある程度当たり前のことだと考えておきましょう。
就活の無気力は就活うつに繋がる
就職活動のやる気が起こらず、無気力になったまま放置すると就活うつになる可能性が高まります。
就活うつというのは就職活動が上手くいかず、何をしようとしてもマイナスに考えてしまい、暗い気持ちになる状態のことを指します。
内定が貰えない、活動が上手くいかないと起こりがちです。
はじめは就職活動に意欲や熱意がある学生でも、選考に落ちるたびに徐々にやる気を失いうつ状態になりがちです。
無気力を放っておくと就活うつ状態になりやすく、回復するのも時間がかかる場合があります。
就活うつになる前に無気力状態を改善し、就職活動を一定の熱意で進めることが大切です。
出典元・参照ページ:就職・転職活動中に注意が必要な就活うつとは | atGPしごとLABO
就活でやる気が出ず無気力になる原因
就職活動でやる気が起こらなくなったり、無気力になる原因を探ることでやる気の低下を防ぐ対策に繋がるでしょう。
多くの原因がありますので、確認していきましょう。
働きたくない
恐らく多くの学生が感じていることです。
これまでずっと学生として生きてきて、いきなり社会人として働くと言っても抵抗感が出てしまいます。
アルバイトをしている学生もいますが、本業は学生として勉強することなので就職して働くこととは違って見えるでしょう。
勉強するのが嫌なのと一緒で、働くのが嫌な人ほど無気力になり、やる気が出なくなっていきます。
働きたい仕事がない
働くと言っても、どのような仕事に就きたいのか決まっていない学生は多いです。
給料面や待遇で働きたい仕事を選んだりすることはあっても、仕事自体をやりたい学生は少ないでしょう。
仕事内容が分からないため、働く想像ができずにやる気を削がれるケースもあります。
働いてみたい仕事を見つけるために、業界や業種について知る必要があるでしょう。
働きたい企業がない
仕事と同様で働きたい企業が特になく、無気力状態になるケースも目立ちます。
日本には企業が約360万以上存在します。
その中から自分の働きたい企業を探し出すのは簡単なことではないでしょう。
かと言って企業ならどこでもいいという考えでは、志望動機が弱くなり選考を通過することは困難です。
働きたい企業を見つけだし、企業から内定を貰うためにゴールの設定をする必要があります。
就職活動のやり方が分からない
就職活動をすると言っても、何をしたら良いのか分からず、立ち止まってやる気が出なくなることもあります。
やり方が分からない以上、就職活動のやりようがないため途方に暮れてしまい、そのまま就職活動を蔑ろにしがちです。
最初はやる気があった学生でも、やり方が分からず躓いているうちに無気力になっていくケースも聞きます。
就職活動が上手くいかない
なかなか内定が貰えなかったり、就職活動の対策が上手くいかなかったりするとモチベーションが低下してやる気がなくなってしまうことがあります。
特に内定が貰えないとメンタルも不安になり、自分の人生が上手くいかないと思い込み、どうでもよく考えてしまう学生もいます。
何事も順調に行けばやる気は上がりますし、思うようにいかなければやる気も下がるでしょう。
上手くいかないことが多い就職活動では、やる気を保つのが難しいと言われています。
就職活動以外の活動が忙しい
学生の中にはゼミやサークル活動、アルバイトなど他にすることがあるため就職活動に無気力になる学生がいます。
就職活動をやらなくてはいけないと思いつつも、別のことに力を入れるあまり就職活動のやる気がなかなか上がらないケースは多いです。
好きなことや学業をやりたい気持ちが勝るため、就職活動に切り替えられないのも無理はありません。
自分に自信がない
就職活動を始める前から就職活動を諦めている学生が時々見受けられます。
そういった学生はこれまで大した経験をしておらず、実績も大したことないと思い込み、自分が就職できないと考える傾向が強いです。
最初から上手くいくはずないと感じているものに、やる気を出して取り組めという方が無理難題と言うものです。
自分に自信を持たせるのと自己分析の徹底をさせるのが最優先と言えるでしょう。
周りが何とかしてくれると思っている
就職活動が上手くいかなくても周りが何か対策を立ててくれたり、とりあえず何とかなると思っている学生もいるでしょう。
残念ながら、社会人になるということは自分の人生に責任を持つということです。
学生の時とは違い、大人たちがすべて対処してくれる訳ではありません。
就職活動を他人事のように考えず、真剣に向き合う必要があるでしょう。
もちろん、就職活動のサポートやアドバイスなどはしてくれますので、頼れるところは頼りましょう。
就職活動を開始する時期が遅く諦める
周りの学生と比べて就職活動を始める時期が遅くなると、今から始めても企業が残っていなかったり、どこも採用してくれないと思い込んでしまったりして無気力になりがちです。
たしかに選考を終えている企業やスーツ姿の学生は少なくなりますが、諦める必要はありません。
秋選考を始める企業もあれば、追加で募集をする企業もあります。
遅れた理由次第では選考に響くことも少ないため、そこまで気にする必要はないでしょう。
内定を得て満足・妥協した
これまでと特殊な例ですが、内定を一社でも得たことで満足し、就職活動に対するやる気を急激に失う学生がいます。
内定を得た企業で本当に満足していれば問題ありませんが、本当は別の企業に就職したいのに内定が出たので妥協するケースもあるようです。
就職活動を終えたい気持ちは分かりますが、後々後悔だけはしないよう内定を得たとしても就職活動を続けるかどうかは念入りに判断しましょう。
就活でやる気を出し無気力にならないようにする方法
就職活動でやる気がなくなり、無気力になる原因を紹介しましたが、無気力にならないようにするための対策を講じることが重要です。
ここではやる気を上げたり、無気力にならないための対策方法を紹介します。
一つずつやるべきことを決める
いきなり就職活動を始めようとしても、何から手を付けて良いのか分からず、躓いてしまいます。
就職活動において必ずといっていいほど行うのは自己分析です。
エントリーシートや面接対策のために必要なため、自己分析を第一に始めることをおすすめします。
自己分析が終わった後に企業研究、面接の練習など段階を踏んで就職活動を進めていきましょう。
自己分析のやり方が分からない場合は、性格診断から取り組んでみるのがおすすめです。
選択肢に近いものを選ぶだけで、自分の性格や特徴、強みが分かります。
自己PRを書くときの参考にもなるので、Web上や就活本にある性格診断を解いてみましょう。
企業の説明会に参加する
働きたい業界や企業が見つからず、やる気が起こらない場合は、まず企業について知るところから始めてみましょう。
大学側で企業の集団説明会を開いたり、就職サイトから説明会の申込と参加が可能です。
説明会に参加することで仕事内容が分かり、企業について知ることができるでしょう。
説明会に参加することで自分のやってみたい仕事が見つかるかもしれません。
はじめのうちは企業の説明会に奮って参加し、業界や企業について知っていきましょう。
就職相談窓口や就活サイトを活用する
大学の就職相談窓口や就職サイトは就職活動の対策ができる他、無気力ややる気が出ない時のサポートもしてくれるでしょう。
学生の中には自分を律するのが苦手で、1人で進めていると無気力になったりさぼりがちになったりする人もいます。
相談窓口や就活サイトでサポートを受けながら二人三脚で進めていくことで、やる気を保ちながら就職活動を終えることが可能となるでしょう。
友達や知り合いと交流する
就職活動は個人の戦いと言われがちですが、一緒に戦う仲間がいると心強い存在となり、モチベーションの継続に繋がることが多いです。
友達と就職活動の情報を共有しながら進捗を話し合うことで自分の現在位置が分かり、友達も頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちになれます。
就職活動をする友達がいなくても、就職活動をしているうちに他の大学の知り合いができることがあります。
説明会で交流する機会があったり、グループディスカッションで打ち解けたりして繋がりができる人も多いです。
そのようにしてできた知り合いとのやり取りが、就職活動のやる気を保つ支えになることもあるでしょう。
自分1人で戦うことに固執するあまり、誰とも交流しようとせず孤独になるのはやる気を保つ面でも悪影響なので避けましょう。
適度にリフレッシュする
就職活動をしている間でも、定期的に休みを与えてリフレッシュすることをおすすめします。
毎日が就職活動漬けだと気分も重くなり、反動で就職活動に対する気分が上がらなくなるケースも多いです。
無気力になる前に体と心を休めて適度にリフレッシュを心掛けてください。
週に1回は就職活動のことは考えずに、好きなことをするといった自由な時間を作って気持ちを循環させましょう。
就職活動をするメリットを想像する
就職活動のやる気を保つ方法に就職活動をするメリットを挙げることがあります。
日本は新卒の価値が高く、新卒であれば対策次第で自分の好きな業界や企業に入社できる可能性が高いです。
就職活動をして有名企業や大企業に入社できれば、多くの収入を得ることも可能でしょう。そのような単純明快な理由でも良いので、何かしらメリットを考えていきましょう。
メリットを想像し、モチベーションの材料にすることで就職活動に対するやる気を保っていってください。
参照ページ:「就活やんなきゃだけど、やる気起きねぇ」って時に頭を整理する|就活セミナー情報サイト【公式】ジョブトラアカデミー (job-tryout.com)
就活で無気力になった場合の解決方法
就職活動でやる気が起こらず、無気力になってしまった場合の解決方法も考えておきましょう。
無気力にならないことが一番ですが、就職活動では何が起こるか分かりません。
突然、やる気を削がれることもありますので、無気力になることも十分考えられるでしょう。
無気力になったことを後悔しても仕方ありませんので、無気力から脱却する方法を講じていきましょう。
一定期間就職活動から離れる
就職活動のやる気がなくなってしまった場合、思い切って一度就職活動から離れてみるのも方法の一つです。
やりたくないのに無理して続けても良い結果が得られることはないでしょう。
それならば一旦距離を置いて気分転換をしてから再開した方が、長期で見れば続く可能性はあります。
ただし、あまりに長い期間離れると就職活動の期間が逼迫してしまい、取り返しのつかないことになりかねません。
距離を置く際はあらかじめ1週間や10日間にするなど、期間を決めておくのがおすすめです。
周りに相談する
就職活動に無気力になってしまったら周囲の人たちに相談しましょう。
悩みが解決しなくても、話すだけでも気持ちが楽になります。
周りも同じように就職活動に対して無気力になった経験があれば、対処法や解決方法を聞くことも可能です。
1人で抱え込むと余裕がなくなり、何事もマイナスに考えがちになります。
周囲に相談して気持ちを楽にしていきましょう。
就活サービスに相談する
前述した相談相手の中でも就活サービスは特におすすめです。
就職活動をサポートしてきたことから過去にやる気がなく、無気力な学生へのアドバイスも豊富に実施してきた実績があるでしょう。
モチベーションの高め方や無気力からの脱却方法、やる気が起きる就職活動の仕方などを教えてくれる可能性があります。
相談は無料で行っていることが多いので、無気力になったら活用してみましょう。
また、就活サイトのネット掲示板に悩みを書き込むと、同じような悩みを持つ学生たちから共感が得られることもあります。
直接相談するのに抵抗がある場合は、掲示板やSNSから相談を始めてみるのも方法の一つと言えるでしょう。
就職活動に充てる時間を制限する
常に就職活動のことばかり考えていると、就職活動自体が嫌になりやる気が起きなくなる可能性があります。
1日の中で就職活動に充てる時間を何時間までと決めることで、メリハリをつけることが可能です。
勉強でも集中力は2時間ほどしか持たず、適度な休息が必要と言われています。
就職活動も同じでオンオフをはっきり区別し、適度に取り組んでいきましょう。
これは無気力にならないための対策にも活用可能です。
参照ページ:就活へのやる気がみなぎる4つ対処法|それぞれの原因も徹底分析 | キャリアパーク就職エージェント (careerpark-agent.jp)
その他の無気力の治し方
就職活動専門で無気力になった場合の解決方法を解説しましたが、無気力になっている場合の基本となる治し方も存在します。
前述した解決方法と一緒に試してみてください。
睡眠をとる
起きていると就職活動への無気力な気持ちが常に襲ってきます。
また、疲れが出ていてやる気が起きないケースもあります。
良質な睡眠を摂取することで疲れが取れ、気分も晴れやかになる可能性が高いです。
睡眠は人間の活動の源となるので、毎日しっかり寝るようにしましょう。
日々のダメージを治すホルモンが分泌されるのは22時あたりからと言われているため、可能であれば22時頃に寝るようにしてください。
なかなか眠れない場合でも布団に入るように心掛け、いつでも寝れる準備をしておきましょう。
食事を意識する
睡眠と同様に日々の食事も非常に重要と言えるでしょう。
空腹だと体が動かずやる気が起きませんし、栄養の偏りがあると物事を冷静に考えられなくなります。
また、栄養が足りないことで病気への耐性も弱くなり、体調不良から無気力へと進行する可能性もあります。
人間にとって食事は楽しみの一つになることが多いです。
栄養バランスを考えて毎日3食、食事をとるようにしましょう。
生活のリズムを整える
就職活動中はどうしても生活バランスが崩れがちになります。
生活のリズムが崩れると免疫力が低下し、体調不良や気持ちの低下も招きます。
就職活動中でも極力、生活リズムを整えて体調管理を意識してください。
決まった時間に寝て起きる、最低限の運動をするなどできることから生活リズムを整えて無気力への免疫をつけていきましょう。
参照ページ:無気力な状態が続く…抜け出すヒントとは? – 心療内科・メンタルクリニック・精神科|神楽坂こころのクリニック|東京都新宿区|最寄駅は神楽坂・飯田橋 (kagurazaka-mc.com)
就活塾の活用すべきか
就職活動をしている最中に就活塾という言葉を聞くことがあるかもしれません。
就活塾というのは文字通り就職活動のための予備校のようなもので、就職活動のサポートをしてくれる運営サービスのことです。
就職活動のノウハウや内定を得るためのサポートをしてくれる就活塾は近年、急激に増えてきました。
就活塾は講師をはじめ、塾生がいるため一緒に就職活動を進められます。
そうなれば孤独を感じることはなく、モチベーションを高めながら就職活動を進められるでしょう。
しかし、良いことばかりではなく、就活塾は営利目的なことが多いため費用がかかります。
Webにあるような就活サイトは無料なため、就活サイトで問題ない場合は就活塾に頼る必要はないでしょう。
就活塾と言いながら就職活動に関することを教えてくれないような悪徳塾も存在するようです。
就活塾に通うことでモチベーションを保ちたい学生は利用しても良いですが、大学の相談窓口や就活サイトを優先して使いましょう。
まとめ
就職活動では無気力にならないための対策と無気力になってしまった場合の対策を講じることが可能です。
ここで紹介したようにやる気が起こらなくなる原因はあらゆるところから発生します。
無気力状態は誰もが起きる可能性があるものです。
何でも自分で考えすぎると、余計に不安になってやる気が低下していきます。
1人で抱え込まず、誰かに相談しながら就職活動を進めてみてください。
ここで紹介した方法を元に自分なりのモチベーションの高め方を見つけていきましょう。
常にやる気を保つのは難しいため、適度に休息を挟みながらリフレッシュを忘れないでください。