WEB制作とは!WEB制作における職種、WEB制作の流れや向き不向きは?選考に役立つ情報を徹底解説!

2024年3月21日更新

はじめに

就活生の皆さんの中には、WEB制作に強い興味・関心を持ち、WEB制作業界への就職を検討しておられる方も多いのではないでしょうか。

WEB制作業界は、最近30年にわたり、急速な発展を遂げてきており、現在の世界中のビジネスシーンにおいてWEB制作の技術は欠くことのできない、極めて重要な領域であることは疑う余地がありません。

もっとも、現在では、WEB制作業界も発足当初の業務内容・体制を維持することでは生き残ることは困難であることも共通認識となり、対応分野の拡大や、各社独自のアプローチを工夫するなどして、競争が激しさを増しているところでもあります。

この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。

  • WEB制作業界ってどんな仕事をするの?
  • WEB制作業界の将来性が気になる
  • WEB制作業界にはどんな人が向くの?

また、WEB制作以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

参照ページ

【業界研究ガイド】業界一覧

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WEB制作とは

WEB制作とは、インターネット上で閲覧することのできるWEBサイト等を制作する業務を指します。具体的な業務としては、次のようなものがあります。

WEBデザイン設計 

  • ワイヤーフレーム作成
  • モックアップ作成
  • プロトタイプ作成

素材作成

  • 商品、景色、人物等の写真撮影および加工
  • 素材の組合せ、図表またはイラストの描画 

コーディング

  • HTML、CSS、JavaScript等を用いたWEBページの作成

WEBサイトを制作する目的は、対象となる企業のブランドをさらに高めるということに加え、新卒社員やキャリア採用等の人材の採用につなげたり、メディア対応、eコマース等の業務の拡大・進展させる等さまざまです。また、新規にWEBサイトを立ち上げることはもちろん、一旦、制作したWEBサイトをリニューアルすることも少なくありません。

各職種の役割は?

WEB制作 各職種の役割

次に、WEB制作業務において、どのような職種があるかを紹介すると同時に、その役割について説明します。

WEB制作会社各社の事情により、多少の違いが生じますが、概ね次のような内容と役割を与えられていると理解してください。

WEBディレクター

WEBディレクターは、WEB制作の全体を管理し、その計画からリリースまでの全ての工程を監督する役割を担います。

  • プロジェクトの成否のカギを握る重要人物

具体的には、対象となるWEBサイトの要件定義、クライアントとの連絡・交渉の他、制作に必要となる予算の管理、スケジュールの調整等に及び、非常に幅の広い業務を担当します。

いわば、WEB制作業におけるチームリーダーであると称することができ、実務上、WEB制作に関わる、ビジネスパートナーである第三者を含むゲンバとクライアントとを巻き込みつつ、プロジェクトの目標達成に向けてしていく能力が求められます。

言い換えれば、そのプロジェクトが成功するか否かのカギを握る中心人物であるということもできる、大変重要な立場であるといえます。

WEBデザイナー

WEBデザイナーは、WEBサイトの色彩、文字のフォント、レイアウト等のようにサイト全体のデザインを担当します。ロゴやバナーを制作する役割を担うのもWEBデザイナーです。

各WEB制作会社の方針や事情等によっても異なりますが、WEBデザイナーが上記の役割に加えて、グラフィックデザイン、UI/UXデザインやコーディング等についても担当することがあります。

WEBデザイナーは、単にWEBサイトの外見部分の制作のみならず、ユーザーにとってそのWEBサイトが使いやすいデザインになっているかについても配慮することが求められています。また、時代の進展に対応し、その時々の流行を取り入れたり、発達した技術の変化に対応していく等、絶えずスキルを磨き続ける必要があります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、WEBサイトやWEBアプリケーションのうち、ユーザーがパソコン等のデバイスを用いて眼にする部分を担当しており、これを「フロントエンド」と呼びます。

フロントエンドエンジニアは、WEBサイトやWEBアプリケーションのユーザーインターフェースの設計・開発を担います。

HTMLやCSS等の言語を駆使してソースコードを制作し、それをWEB上に反映させていきます。

フロントエンドエンジニアは、このフロントエンド部分が正しく表示されているかの試験を行う他、仮に問題があった場合の対処等も行います。

バックエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアと異なり、ユーザーからは見えない部分を担当します。フロンtのエンドの対語といえます。

WEBサイトに必要となるデータベース、システムの構築を担います。システムアーキテクチャやセキュリティの技術も必要になります。

Phthon、java等のサーバーよりの言語、データベース技術を用いることになります。

WEB制作の流れ

WEB制作実務の流れ

次に、WEB制作の実務がどのようにして勧められていくのか、その全体の流れをみていくことにしましょう。

なお、WEB制作会社各社の方針や、案件の規模等によって多少の違いが生じてくることがありますが、これから紹介するのは、その基本形であると理解してください。

クライアントに対するヒアリング

まず最初は、クライアントに対するヒアリングを行います。クライアントがWEBサイトやWEBアプリケーションについて、どのような目標・戦略を考えているのか、どのような状態になることがゴールなのか等、最初に十分に聞いておく必要があります。

制作サイドがクライアントの要望を十分に理解しないまま、制作工程に入ってしまった場合、往々にして後日のトラブルないし行き違いが生じることを避けることができません。

トラブル等の発生を避けるために

そうしたトラブルないし行き違いの発生は、クライアントと制作サイドの双方にとって不幸なことです。これを避けるため、念には念を入れて確認を行うことが重要になります。すぐれたWEB制作者ほどクライアントの確認を慎重に行うものです。

リサーチ・ワークショップ

より詳細なヒアリングを行うとともに、市場調査やユーザーニーズの調査、さらには競合会社の分析等を行います。

更に必要に応じてワークショップを行う場合もあります。

要件定義

クライアントのWEBサイトの骨格を定めるため、どのようなページが必要なのか、どのような機能が必要なのか、を検討します。

このフェーズで決まった事項は、プロジェクト工程における確定事項となり、基本的に後日の変更ができない状態となります。

デザインコンセプトの策定

ヒアリング、リサーチ、ワークショップ等を通じて得られた内容をもとにして、WEBサイトのコンセプトを作成します。

その際は、クライアント企業の特徴、競合他社と比較した強みを勘案し、それらを的確に表現したキーワードの抽出を行うことになります。

そのうえで、フォントや色彩等を含めて詳細な政策方針を打ち出します。

ワイヤーフレームの提案

WEBサイトのどのページにどのようなコンテンツを置くことがプロジェクトの目的達成に最適と言えるのか、という情報設計を行ったものがワイヤーフレームです。

WEBデザイナーの腕の見せ所でもあり、ユーザーインターフェース、ユーザーエクスペリエンスの観点を取り入れて、丹念に検討を行い、作り上げていくことになります。

デザイン提案

クライアントに対し、その課題解決を実現するWEBデザインの提案を行います。その際、具体的なイメージを明らかにするため、必要に応じて写真等の素材も準備しておきます。

フロントエンド開発

クライアントより基本的なデザイン部分の了解を得られた場合には、フロントエンド部分、すなわちユーザーの眼に見える部分についての表示を行っていきます。

テストサイトの確認

開発するWEBサイトの全てのページ開発を終えた場合には、適切に表示されているかをテストサイトで確認することになります。

制作サイドで確認を行い、修正を要する箇所を発見した場合には、速やかに修正します。その上でクライアントの確認を受けます。

公開

制作サイドの確認の後、クライアントの確認を経てWEBサイトを公開します。

保守・運用

WEBサイトは公開すれば、それで終わりというわけではありません。そのサイトの保守を適切に実施することもクライアントの目標達成に向けた重要事項になります。

保守契約は、制作に関する契約とは別契約にするケースが多く見られます。

サイトを公開して一定期間が経過した後の市場環境やユーザー動向等を踏まえて、公開したWEBサイトのリニューアルを行うことも多くあります。

WEB制作に関する最近のトレンド

話をする就活生 男性

WEB制作業界は、世間の流行・トレンドに非常に敏感です。そこで、最近のトレンドを紹介します。

アクセシビリティ(accessibility)の向上

特にIT分野において、デバイス、ソフトウェア、システム、情報、サービス等に関して、身体の状態や年齢、能力の違い等にかかわらず、様々な人が等しく利用することができる状態にすることが求められます。

WEB制作でもこのことがあてはまります。高齢者、障害のある人、病気や他の身体的・認知機能的なとくせいのため、運動能力や視聴覚機能に制約ないし隔たりがある場合であったとしても、WEBサービスを十分に利用できるようにしておくことが理想です。

これがアクセシビリティ(accessibility)です。アクセシビリティ対応は、SEO対策としても有効です。

アクセシビリティは、クライアントより求められる事項でもありますが、現代の社会全般から求められる事柄でもあります。この要請に応えることは、WEB制作業界の責務であるといっても決して過言ではありません。

参照ページ

アクセシビリティとは?分かりやすくゼロから解説!

アクセシビリティ導入ガイドブック(デジタル庁)

スマホでの閲覧に不自由しない

就活生をはじめ、学生の場合、パソコンよりもスマホを日常生活で用いる比重が高く、そのため、WEBサイトがパソコンでの表示のみならず、スマホでも機能やサービス品質を減じることなく適切に閲覧することができるようにしておくことが求められます。

WEB制作会社ランキング(売上高)

WEB制作会社 年間売上高

次に、WEB制作会社のうち、売上高上位5社を紹介します。売上高を基準とすることが企業としての力を判定する上で分かりやすいといえます。そこで、ここでは売上高によるランキングを紹介します。なお、参考までに平均年収や従業員数のデータも併せて紹介します。

順位会社名資本金売上高平均年収従業員数
第1位博報堂プロダクツ1億円1,537億4,500万円644万円2,102名
第2位電通デジタル4億4,250万円545億3,745万円674万円2,300名
第3位メンバーズ10億5,700万円176億6,200万円441万円2,833名
第4位グッドパッチ17億6,844万円39億2,800万円724万円240名
第5位ネットイヤーグループ5億7,000万円39億1,900万円620万円178名

 

WEB制作業界に向いている人

ここまでこの記事では、WEB制作の実務について記載しました。就活生の皆さんの中には、「WEB制作業界に興味があるけど、果たして自分にその適正があるのだろうか」といった疑問ないし不安をお持ちの人が多いのではないでしょうか。

そこで、WEB制作業界の適正について言及することにします。次の要件を満たす人であれば、WEB制作業界に向いていると言えます。

地道な作業に耐えることができる人

WEB制作の実務は、WEBデザイナーをはじめ、地道な作業が多くあるため、こうした地道な作業を行うことが苦にならない人に向いています。WEBデザインは、デザインのアイデアを形に表現する仕事ですので、個々の業務の中で実施する工程が細かくなることをさけることができません。

クライアントの要望に従い、写真やイラストを用い、画像を加工したり、文字を工夫するなどの工程を繰り返すことが少なくありません。

クライアントの目的を達成するために制作チーム全員で貢献するわけですので、クライアントから度々細かな修正ないし要望が入ることがあり、その都度それに対応していく必要があります。

このように細かな作業を継続することを避けることができない業務ですので、それを苦にしない人であれば、この仕事に対する適性があると言えます。

新たにモノを創り出すことが好きな人

WEB制作の実務は、新たなアイディアをもとにした、いわばクリエイティブな世界です。WEBサイトやWEBアプリケーションのユーザーインターフェース・ユーザーエクスペリエンスを設計、実装することを通じ、自らのアイディアを表現していくことになります。

このため、新しいモノを創り出すことに興味があり、さらにそれを継続していくことが好きな人であれば、WEB制作業界に向いていると言えます。

社会の流行やトレンドに高くアンテナを張ることができる人

WEBデザインにおいては、社会の流行やトレンドがどのようなものであるのか、常にそれを先取りし、業務の中でそれを取り入れていくことが求められます。例えば、上述のようにWEBサイトについてパソコンでの閲覧だけでなく、学生によるスマホでの閲覧にあたり、その閲覧品質が低下しないように必要な措置を講じることなどはその典型であるといえます。

このように、WEBデザインの世界において、何が求められているのかを追求するとともに、それを見つけ積極的にとり家れていく意欲のある人であれば、WEB制作業界に向いていると言えます。

コミュニケーション能力の高い人

世間一般には、WEB制作に従事する人は細かな制作作業に没頭しているようなイメージを持たれることが多いといえます。確かに、細かな作業ベースの仕事の側面もありますが、それは、WEB制作の仕事を十分に捉えたものとは言えません。

既にWEB制作の職種について解説したように、WEB政策は人とのかかわりが非常に多い仕事であり、コミュニケーションが非常に重要になります。

すなわち、クライアントの考えを十分に聞き、どのような戦略・目標を設定しているのか、丹念にヒアリングを行い、引き出す必要があります。

制作サイドとの検討開始の段階では、クライアントもまだ十分に方針が固まっていないこともよく見られます。それが検討が進むにつれて、段々と明確になっていくのです。

また、制作サイドにおいても、業務を分担して対応しているチームメンバーとの意見・情報の交換は欠かせません。

このように、WEB制作の仕事は、単に黙々と作業をこなすのではなく、クライアントを含む様々な人たちとのコミュニケーションが不可欠なのです。

よって、コミュニケーション能力の高い人に向いています。

長くWEBデザインに必要な技能の習得を継続できる人

WEB制作業務は、情報技術の発展・進歩に伴い、常に新しいWEBサイト、WEBアプリケーションが開発されていきます。そのため、WEBデザインに関する幅広い知識や技能を継続して習得していかなければ、クライアントの要望を実現することができません。

このため、WEBデザインに関して継続して学び続けることのできる人材であれば、向いていると言えます。生涯をかけてWEBデザインに取り組み続けるという、いわば職人気質が求められます。

まとめ

本記事ではWEB制作とはどのような仕事なのか、WEB制作における職種の役割や実務の流れ、求められる人材等について解説しました。

WEB制作業界は、世間の流行やトレンドに大変敏感に反応することが求められるとともに、情報技術の進展に絶えず注意して、即反応していく敏捷さも必要になります。

特別な才能を持ち合わせることまでは必ずしも必要ありませんが、WEB制作全般について絶えず学び続けるという強い意思と姿勢を堅持することのできる人がWEB制作業界に向いています。

 

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