エアークローゼットが行っていているインターン内容とは?参加メリットや選考対策も紹介
2024年3月21日更新
はじめに
本記事ではエアークローゼットのインターンシップや、どのような人が求められているかなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、エアークローゼットは求める人材像が明確に存在し、インターンを通してそれを体験することができるはずです。
また、長期的に働きながら社員の方々と同様の目線で実際の業務を行うことができることも魅力の一つです。
裁量の大きな仕事を任されるため、事前にしっかり準備しておくことが必須となります。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- エアークローゼットのインターンに参加しようと思っているが、どんなことをするのか知りたい
- エアークローゼットで求められる人材像に当てはまっているか知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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株式会社エアークローゼットの基本情報
社名 | 株式会社エアークローゼット |
本社所在地 | 東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル5F |
代表者 | 天沼 聰 |
設立年月日 | 2014年7月15日 |
主な事業内容 | 主にインターネットを活用したサービス事業 ・月額制ファッションレンタルサービス「airCloset」 ・メーカー公式月額レンタルモール「airCloset Mall」 |
引用ページ:株式会社エアークローゼット公式HP
エアークローゼットはインターネットを活用したファッションのレンタルサービスを提供する会社です。
2014年に、
- 代表取締役社長兼CEO 天沼 聰
- 取締役副社長/カスタマーコミュニケーショングループ長 前川 祐介
- 取締役/パーソナルスタイリンググループ長代理 小谷 翔一
らにより共同創業されました。
お客様個人に合わせた豊かなライフスタイルを提供するため、
- パーソナルスタイリストによるさまざまな観点からの選定技術
- 既存の物流ではない新たな循環型物流技術
- 完全自社開発によるWEBシステム技術
- データサイエンスによるデータ分析技術
など、発想と最新のIT技術を通して「”ワクワクが”空気のようにあたりまえになる世界へ”」というビジョンを掲げています。
さらに、エアークローゼットが提供するファッションレンタル事業の特徴として、積極的なSDGsへの取り組みがあります。
取り扱う商品は全て「リユース・リセール・リサイクル」を行うことで、アパレル服の廃棄量ゼロを実現しました。
これらの取り組みから、2014年創業にも関わらず、わずか8年で
- 「日本サービス大賞 内閣総理大臣賞」を受賞
- 東証一部上場企業として上場
- 「パーソナルスタイリング」「物流の情報処理システム」について特許取得
など他にもさまざまな功績を残しています。
2015年のサービス開始当初から現在にいたるまでサイト会員数は100万人を超えており、創業から急成長を遂げているベンチャー企業の一つです。
また、今後の将来像についても
- サービスの認知度拡大
- アジアへの展開
- B to CやB to Bも視野に入れた事業
など、さらなる事業拡大が見込まれている成長への期待度の高い企業になっています。
エアークローゼットに必要とされる人材像
エアークローゼットの企業理念・採用情報を見ると、以下がそれぞれ示されています。
- ビジョン
- ミッション
- バリュー
また、この他に以下の9つの行動指針が定められています。
- お客様の感動が第一
- BE POSITIVE, BE ACTIVE
- スピード感を持ち、動く
- 発信する個であれ
- シェアをし、チームも自己も成長する
- 失敗を恐れるな
- BE CREATIVE, GET “WOW!”
- 私たちに障害はない
- 全力で楽しむ!
これらの「9Hearts」を社員全員で実現するために、
- 週に一度の全体会議
- 社員全員を対象に表彰
- シーズンに合わせたイベント
など全員で挑戦していくことのできる環境づくりが行われています。
そのため、未知の問題に直面する場合でも、スピード感を持って「挑戦」と「成長」を繰り返すことのできる人材が必要とされていると考えられます。
そして次に、「未来のエアークローゼット」が求めている人物像を予測してみます。
少し大変ではありますが、人物像を明確にすることで自身の価値観と比べることが簡単になります。
調査方法は以下がおすすめです。
- エアークローゼットのホームページあるいは採用ページ
ホームページには採用サイトのページに以下の4つについて詳細に掲載されています。
- ビジョン
- ミッション
- バリュー
- 行動指針
さらに、社員インタビュー記事や動画を見ることで、
- 仕事への向き合い方
- 共に働く仲間
- ワークライフバランス
などについての考え方を知ることができるはずです。
また、IRについて記載されているページも将来の見通しを調査するうえで要チェックです。
IR(Investor Relations)とは、企業が投資家向けに自社の事業内容、財務状況、今後などについて情報提供を行う活動のことです。
IRを見ることで過去、現在、未来のエアークローゼットについて知ることができるはずです。
- 会社や経営者のSNS
XやFacebookでは、ホームページでは記載されていないような、現在進行しているプロジェクト・サービスなどについてさらに詳細に知ることができるはずです。
また、代表取締役社長である天沼聰氏のXでは、日常の考えや気づきなどについて投稿されています。
これらを調査し、エアークローゼットが今後注力していくと思われる分野、サービス内容などを考えます。
その上で、キーワードとなる言葉をピックアップすると以下になります。
- IT
- UX/UI
- AI
- データサイエンス
- パーソナライゼーション
- サブスクリプション
- 循環経済(サーキュラーエコノミー)
- シェアリングエコノミー
- サステナビリティー
ここで挙げたキーワードは一部です。
そのため、上であげた調査方法などを行い、自分で調べて一度まとめてみることをおすすめします。
まとめた後は、ピックアップした言葉や調べた内容を再確認しながら、
- 就職後の働き方
- どのような考えを持った仲間と働くことができるのか
などを考えます。そして、考えた中で共感できることがあるかが重要です。
なぜなら、エアークローゼットでは同じ方向を向いて主体的に考え、常に挑戦していくことができる人材が求められているからです。
逆に言うと、共感できないことや働き方があわない可能性がある場合などは別の企業分析を進めることをおすすめします。
入社してから想像していた働き方に相違があると辛い思いをしながら働かなくてはならないからです。
参照ページ
エアークローゼットのインターンに参加するメリット
エアークローゼットではさまざまな種類のインターンが行われています。
これらのインターンに参加するメリットは以下の2つです。
- 実際に会社の雰囲気を体感することができる
- 自己分析ができる
- 就活時の予行練習になる
それぞれについて以下で詳しく説明します。
実際に会社の雰囲気を体感することができる
エアークローゼットでは、サービスを提供するためにさまざまな分野で活躍する人々が働いています。
インターンシップを通じて実際の現場を見ることで、
- 企業の社風やどんな人が働いているか
- 具体的な事業内容や仕事の流れ
- 入社後に共に働く先輩社員の方々から有益な話
など、資料やインターネットで調べるだけではわからないことを聞き、肌で感じる経験ができるはずです。
そのため、
- 社員の方の1日のスケジュール
- 仕事を行うことの楽しさや辛さ
などを知ることで、想像していたよりも違うところがたくさん出てくるはずです。
特に、エアークローゼットのようなベンチャー企業では、まだ制度や業務のフローが確立していないことが多いです。そのため、自分が行いたい仕事を積極的に行うことができるはずです。
しかし、その反面で課題が出てきた時に、現役の社員の方でもわからないことが多いです。
なので、社内で気軽に相談できる雰囲気があるかは確認しておきたい大切なポイントです。
自己分析ができる
エアークローゼットでは、IT、ファッション、経営などのさまざまな分野のプロフェッショナルが切磋琢磨して日々業務を行っています。
インターンシップでは、このような先輩社員の方々の仕事に対するマインドを実際に話を聞いたり、仕事へ取り組む姿勢から感じることができるはずです。
他にも、グループワーク、プレゼンなどの活動を経験することで、
- 自分がどんなことに興味があるのか
- どんなことが向いているかあるいは向いていないか
などが明確に見えてきて、自分の興味や思考などについて改めて考えるきっかけになるかもしれません。
就活時の予行練習になる
インターンでは、企業の社風や求められる人材について肌で感じたり、社員の方々から実際に聞くことができるはずです。
そのため、
- 自己分析
- ESや面接でのガクチカのテーマやその伝え方
など、自身のアピールポイントについてさらに考えやすくなります。
また、エアークローゼットでは従業員数が約100名ほどなので比較的規模が小さい企業です。
そのため、働く人同士の距離が近いので、企業の採用担当の人に顔や名前を覚えてもらえることができるかもしれません。
そうすることで、就活時に周りの就活生よりも有利に進めることができる可能性があります。
そのためには意欲的にインターンシップに参加して、相手に好印象を残すことが重要です。
特に、エアークローゼットでは「挑戦」する人材が求められています。
なので、積極的に自分から行動することが重要です。
エアークローゼットが行っているインターン内容
ここでは、エアークローゼットで実際に行われているインターンの概要についてご紹介します。
これまで、エアークローゼットでは、以下の2種類のインターンを行っています。
- 3・3インターン
- 産学連携でのインターン
以降ではそれぞれについて詳しく解説します。
3・3インターン
「3・3インターン」とは週3日/3か月以上の期間で働きながら実際の業務を行うことができる長期インターンシッププログラムです。
開催時期 | Wantedly内で募集中 |
開催時間 | 10:00~19:00の間で要相談 |
仕事内容 | 新規事業、広告営業など自身が挑戦したいこと |
場所 | 株式会社エアークローゼット本社 |
人数 | 記載なし |
報酬 | 面談時に相談 |
交通費・宿泊費 | 要相談 |
参照ページ:Wantedly
このインターンはWantedly内で募集しています。
特徴は、実際に自分がやってみたい業務に社員の方と同じ目線でインターンを行うことができる点です。
そのため、このインターンの長所は
- 就職した後の自身の働き方
- 将来のビジョン
- 自分の適性
などについて考えることができる魅力的なインターン内容です。
応募時は、Wantedly内から「やってみたいこと」「チャレンジしたいこと」についてプロフィール欄に記載して応募ボタンからエントリーします。
エアークローゼットからの返信が来たら面談の日程を決定し、面談です。
その後採用されたら、長期インターンへと進むことができるはずです。
産学連携でのインターン
開催時期 | 8月下から5日間 |
開催時間 | 12:00~19:00 |
仕事内容 | パーソナルスタイルについて学び、実際のスタイリングを体験後、インターン内容についてプレゼン |
場所 | 株式会社エアークローゼット本社・各校 |
人数 | 合計8名 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
未来のファッション人材を育成することを目的とした、産学連携による短期インターンです。
このインターンは対象となる学校でのみ行われているので注意してください。
2016年から毎年、異なるテーマで開催されており、最大の特徴はインプットだけでなくアウトプットまでを5日間で行うことです。
具体的には、2日間でパーソナルスタイリングについて学び、社員へのインタビューを通して働き方を理解します。
さらに、インターンの最後にエアークローゼット全社員や学校の生徒に向けてプレゼンテーションを行い、成果について報告します。
例として2020年には、戸田女子短期大学の学生を対象としたインターンが行われました。
1〜2日目に、パーソナルスタイリングの学習から実践までを行い、実際のスタイリストの方からフィードバックをいただくことができるはずです。
3〜5日目に、2日間で経験した内容についてエアクローゼットでの全体会議と学校の授業内でプレゼンテーションを行うことでアウトプットします。
参照ページ
エアークローゼットのインターン選考対策
概要
エアークローゼットは、インターンが内定に直結することはありません。
しかし、インターンを行うことで自分の適性や就活時にどんなことをアピールすれば良いかなどを知ることができるはずです。
前章で紹介したようにほとんどの学生は「3・3インターン」での長期インターンにのぞむことになります。
そのため、「面接」に受かることが必須です。
ここでポイントとなるのは、インターンの面接の時点で、
- 志望動機
- 参加目的
- 自己PR
を明確に言えるようになっておくことです。
そのため、自身のキャリア形成についてある程度の目標・目的を持っておくことが重要になります。
逆にこれらを明確にしておかないとただ業務をこなすだけで有益な情報が得られず、時間を無駄にしてしまうなんてことになりかねません。
大学生ですので、企業側も高いスキルよりも挑戦する意欲や熱意を見せて欲しいと期待しています。
そのため、しっかり自己分析や企業調査を行い、対策をしておくことがおすすめです。
選考フローごとの選考対策
ここでは、前節で述べた2つのインターンの中から長期インターンについて、
- 自己分析
- 業界・企業研究
- 面接対策
の3つの選考対策について詳しく解説します。
自己分析
自己分析とは、これまでの経験から自身の「価値観」「性格」「長所・短所」などについて詳しく把握・分析することです。
自分の特徴について理解することで、志望動機や自己PRなどを説得力のあるオリジナリティーな内容にすることができるはずです。
また、自身の軸をしっかり持つことにつながるのでどんな質問が来ても回答に一貫性を持たせることが可能です。
業界・企業研究
業界研究ではさまざまな業界についての特徴を知るために行います。
「ITやファッション業界はどんな特徴があるのか」などを他の業界についても調査した上で、広く浅い視野で理解する方が良いです。
企業研究では、志望する企業について事業内容や理念、業績などについて調査して企業との相性を確認するために行います。
「エアークローゼットの特徴や強み」などについて競合他社との比較を行いながら調査します。
業界・企業研究を行った上で、以上でお伝えした自己分析の内容とも合わせて
- エアークローゼットで何ができるか、何をしたいか
- エアークローゼットでなければならない理由
を明確にしておくことが重要です。
そうすると、独自性のある採用側も納得のいく志望動機が作成できるはずです。
面接対策
応募が完了したら、企業との面接が行われます。
面接時には、先ほど紹介した自身の自己分析や業界・企業研究で調査した内容を踏まえて挑みましょう。
エアークローゼットではオンライン面談も可能となっています。
また、インターンの面接は就活時の面接よりも比較的カジュアルな感じで行われることが多いです。
そのため、気負いする必要はありませんが、
- 服装
- 言葉遣い
- 面接時間の10分前には準備を済ませておく
など最低限のマナーは抑えておく必要があります。
さらに、以下にエアークローゼットの面接で問われると考えられる質問を4つまとめました。
これらの質問には最低限答えられるようにしておくことをおすすめします。
- インターンの志望動機・理由を教えてください
- インターンを通じてやりたいことを教えてください
- 自己PRをしてください
- 将来展望やキャリアビジョンはありますか
また、面接では逆質問がある可能性があります。
しかし、その場合でもスムーズに答えることができるようにいくつか用意しておくことをおすすめします。
エアークローゼットのインターン選考の流れ
エアークローゼットのインターン選考の流れは以下の通りです。
どの職種でもフローは同じなので、とにかく自分がやりたいことや挑戦したいことへの熱意を明確に持って挑むことが重要です。
そして、面談時にその熱意をしっかり伝えることができるように練習をしておくと良いです。
以下に長期インターンシップ参加への応募から採用までのフローを示します。
- 自身のプロフィール欄に「この先やってみたいこと」「チャレンジしたいこと」について記載する
- Wantedly内の話を聞きに行くから応募する
- 返信があったらすぐに話す日程を決めて面談をす(オンライン面談可)
- 採用通知
さいごに
ここまで、「IT×ファッション」で挑戦と成長を続ける株式会社エアークローゼットのインターンシップ情報についてお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか。
ベンチャー企業でのインターンは社長や役員と比較的近い距離感で働くことができ、裁量の大きい業務を任されることができるはずです。
しかし、業務はレベルの高いものが求められるためチャレンジ意欲が高くないと挫折してしまうなんてことになりかねません。
挫折しないためにも、事前に自己分析や業界・企業研究をしっかり行い自分の興味や将来のビジョンを明確にしておくことが大切です。