株式会社ブレイバンステクノロジーズのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/3/20更新
はじめに
この記事では株式会社ブレイバンステクノロジーズ(以下ブレイバンス)への就職を目指している学生に向けて、エントリーシートの書き方や作成に対して取るべき対策方法などを詳しく解説しています。
特にブレイバンスならではのエントリーシートでのアピール方法や記載例といった役立つ情報を分かりやすく紹介します。
その他、ブレイバンスが求める人材像や、選考に臨むにあたって重要な情報、ポイントなどについても詳細にアドバイスしていますので、ブレイバンスの内定を目指す学生は、ぜひ最後までお付き合いいただき、参考にしてください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
ブレイバンスの概要
出典元:株式会社ブレイバンステクノロジーズ | Chuo-ku Tokyo | Facebook
はじめにブレイバンスとはどのような企業なのかを簡単に紹介します。
ブレイバンスとは
ブレイバンスは、情報システム及び通信ネットワークの企画や設計をはじめ、構築、運用などを手掛けているITシステムインテグレーターです。
その他にもテクニカルサポートであったり、Webシステムの開発、クラウド事業などに取り組んでいます。
リーマンショック直後の2008年に創設以来、成長を続けており、近年ではクラウド環境を実現するための仮想化技術者の育成にも力を入れています。
ブレイバンスの採用難易度
ブレイバンスの採用難易度は標準とされています。
公式の採用ページにある採用大学の実績を見ると、標準レベルの大学からの採用が多いです。
このことから多数の一流大学と競い合う可能性は低いと見えます。
また、IT業界の企業にもかかわらず適性検査や能力テストがありません。
それとブレイバンスでは面接ではなく、面談による選考を行っています。
面談という言い方ですが、面接に近いものだと考えてください。
エントリーシートと面談のみの選考で学生の内面や人柄などを重視する傾向が強いと言えるでしょう。
適性検査の対策が必要ない分、書類選考と面談に対策の比率を割けますが、自分を明確に伝えられないと企業側に必要とされるのは難しいです。
募集人数は5〜10人のため、採用枠自体は少ないと言えます。
実際に2021年、2022年の採用は4人と多くはないと言えるでしょう。
応募者数が公表されていないため倍率は不明ですが、対策なしで内定を貰うのは困難だと考えましょう。
引用画像:【企業研究】株式会社ブレイバンステクノロジーズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)
ブレイバンスの採用大学
ブレイバンスの採用大学の実績は以下の通りで、標準レベル大学の採用実績が多くを占めています。
このことから、学歴フィルターは存在していないと考えられます。
〈大学〉 日本大学、東洋大学、東京工科大学、明星大学、神奈川大学、専修大学、獨協大学、千葉工業大学、金沢工業大学、大東文化大学、いわき明星大学、明治学院大学、成城大学、神奈川工科大学 〈短大/高専/専門学校〉 北海道情報専門学校、日本電子専門学校 |
採用実績のある大学を見ると日東駒専レベルの大学が多く、難関大学と呼ばれる偏差値の高い大学はほとんど見かけません。
このことからも学歴より学生の内面を見ていることが分かります。
ブレイバンスが求める人材とは?
ブレイバンスの求める人材像は三点あります。
一つ目はブレイバンスは「関わる人すべての幸せを追求し、感動を与え続けるために存在する」という企業理念を掲げており、このビジョンに共感し、本気で取り組める人材を求めている点です。
関わる人というのはお客様をはじめ、社員や社員の家族、ブレイバンスに関わるすべての方々のことを指しています。
この企業理念を叶えるために挑戦する意思や実行力、自主性のある人を欲しがっているため、自分の強みや性格に噛み合う部分があるか確認すると良いでしょう。
二つ目は変化に強く、スピード感を持ってビジネスに取り組める人材です。
IT業界は技術の進歩が早く、変化についていく能力が他の業界より求められやすいと言われています。
ブレイバンス自体もリーマンショック直後の不況を乗り越えて成長してきた経験があるため、時代や技術、景気の変化に敏感に対応できる人材を求めています。
変化に対応し、問題を解決した体験談などあればマッチする可能性は高いでしょう。
三つ目は個人主義ではなく、一緒に会社を成長させるために当事者意識を持てる人です。
個人ではなく、他の社員と協力しながら自身も企業も成長させる人材を求めています。
チームで協力した経験がある場合は、ブレイバンスに合っていると言えるでしょう。
ブレイバンスは入社前に必要な知識やスキルはなく、内定者研修や資格取得のための勉強会などを取り入れてサポートしています。
入社にあたって特別なスキルは必要ないため、求める人材像に沿ってアピールしていきましょう。
ブレイバンス各社の採用方向性の違いは?
ブレイバンスにはグループ企業はなく、採用の方向性に違いはありません。
募集している職種はエンジニア職とコーディネーター(営業職)で分かれていますが、求める人材については同じです。
前述した企業理念に共感でき、変化に強くスピード感があり、一緒に成長する意識を持てる人材を求めています。
面談により企業に合っているか見極め入社が決まります。
社員のステップアップをサポートする独自の制度が多いのも特徴です。
幹部候補生として認定するファンタジスタ制度や、エンジニアに営業担当を一人つきフォローする業務フォローなど様々な制度を設けています。
制度の詳細はブレイバンスの採用ページにて案内されています。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
引用画像:ブレイバンステクノロジーズ|note
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が学生の性格や考え方が自社にマッチしているかを重視して見ています。
適性検査がないことから能力での判断をせず、応募者がどういう人物なのか、自社でどのように能力を発揮できるのかをエントリーシートから知りたがっています。
企業が求める人材像に当てはまるかもチェックしているでしょう。
また、学生がどのくらい自社を志望しているかも見ています。
他社ではなく、自社を志望した理由が明確に説明できれば企業側に熱量が伝わります。
他社との差別化のために企業研究をしているのかも見てくるため、企業についての研究は念入りにした方が良いでしょう。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートの正しい書き方を理解することで、選考を通過しやすくなります。
まずは伝えたいことを冒頭に書いてください。
最初の一文で伝えたいことが分からないと、企業側が読む気を失くしてしまい、最後まで読まれないこともあります。
最初に結論を記載して、その次に結論に至った訳を書きましょう。
理由が書けたら実際に経験したエピソードを記載し、裏付けを説明してください。
こういう体験をしたことで結論を導き出した、という流れに持っていくと読み手にも伝わりやすくなります。
最後は結論を再度持ってきて、今一度自分の意思を強調しましょう。
ここまでの流れでプロセスを示せているので、説得力は増しているでしょう。
以下の例文を参考にしてください。
結論:私の強みはあらゆる変化に対応できる柔軟性です。 理由:その根拠として、大学時代にアメリカへ留学した経験があります。 具体例:私は海外の情勢を知り、見聞を深めたいと思い、半年間のアメリカ留学へ参加しました。日本とはまったく違う文化や習慣に戸惑ってしまい、地域との触れ合いがなかなか上手くいきませんでした。しかし、現地に慣れるために自ら人の多い場所へ行き、現地の人とまったく同じ生活を開始しました。習慣で分からないところがあれば、メモをして後でサポートを受けて不明点を解消していきました。このような現地の人々と同じ行動を繰り返すことで英語も上達し、他国の旅行者に現地の案内や紹介ができるようにまでなりました。 結論:このように環境が大きく変わっても、即座に変化に対応しようと行動できる柔軟性が私の強みです。 |
ブレイバンスの価値観や企業理念、独自サービスを文章に取り入れる
エントリーシート作成時は、企業を志望した理由を明確にすることで選考通過率が大きく上昇します。
志望する理由で他社との違いを生み出すには、企業研究をして企業理念や独自サービスなどその企業の強み、個性を取り上げる必要があるでしょう。
ブレイバンスであれば、社名に「Brave」(勇敢)と「Advance」(前進)をかけ合わせ、「勇敢に前進していく」という決意を込めています。
勇敢に前進することで、会社を成長させる意思を持って仕事に取り組むようにしています。
そういった企業の価値観やカルチャーを文章の中で取り上げると、企業からの共感を得やすいです。
また、企業研究をしていると感じてもらえます。
価値観やカルチャーだけでなく、前述した企業理念に関連するような文章を作るのも通過率向上に繋がるでしょう。
ブレイバンスの強みは、どんな困難な状況においても常に挑戦し続ける人財が多いことです。
企業の強みをエントリーシートに取り入れて作成すれば、他社との差別化に繋がります。
参照ページ:未経験でエンジニアに転職ならブレイバンス。研修制度充実,女性活躍 (bravance.co.jp)
エントリーシートの位置付け、及び対策方法
エントリーシートの位置づけとしては、応募者の人物像と性格、自社にマッチしているかを測る段階と考えるのが良いでしょう。
学生がこれまでどのような経験をしてきたのか、経験した中でどんな努力や問題解決をしたのか、経験により何を学んだのかなどを知ろうとしています。
応募者の内面を深掘りしていくのは面談にて行われますが、エントリーシートの段階で自社にマッチする人材であるか見定めています。
エントリーシート作成時から、自分が企業で活躍できるイメージを持たせられるような書き方をすると良いでしょう。
自己分析をすれば性格、内面、強みを伝えることができ、企業研究をすれば熱意や情報収集能力を伝えられます。
自己分析と企業研究は徹底して行い、企業の求める人材像に当てはまるようにエントリーシートを書いていきましょう。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
ブレイバンスの選考においてエントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
学生時代に頑張ったこと
学生時代どんなことを頑張っていましたか?(400文字以内)
【記載例】
私は学生時代に鳥を保護するボランティア活動に力を入れておりました。 小さい頃から鳥が好きで、観察を趣味としていましたが、数を減らしている鳥がいることを知り、地方のボランティア活動に参加するようになりました。 最初は鳥の生息地を見つけたり、生息地に溢れかえるゴミを収拾するのに苦労し、思うように作業が進みませんでした。 そこで、専門家の意見を聞き、鳥の生息しやすい場所を探し当てマッピングを開始したところ生息地を見つけられるようになりました。また、ゴミに関しても地域の専門業者と交渉し、ゴミ収拾の協力を依頼することで収拾作業の進捗が2倍の早さで進むようになりました。 その結果、鳥の生息数が1.5倍に増加し、ボランティア団体の代表として表彰されました。 私はこの経験から、地域との連携を取る協調性の大切さを学びました。 |
冒頭に結論を持ってきて読み手を引き込むところから始まります。
次にボランティア活動に参加した理由を記載し、エピソードの中で起きた課題と解決するためにどんなことをしたのかを記載します。
この課題をどう解決したのかを書き忘れると、問題解決能力が欠落していると思われるので必ず記載してください。
課題を解決した結果、どのような結果が起きたのかも書くことで問題解決能力に説得力が増します。
例文だと協調性という点がブレイバンスの求める「一緒に会社を成長させる当事者意識」に当てはまるでしょう。
周りの力を借り、協力しあいながら目標を達成する能力が自社にマッチすると感じさせれば、企業側からの印象も良くなります。
志望動機
志望動機を教えてください(500文字以内)
【記載例】
私が貴社を志望する理由は貴社のどんな壁に直面しても挑戦する点が、私の強みとマッチしたからです。 私の強みが発揮されたのは学生時代の文房具店のアルバイトでの経験です。アルバイトをしていましたが、2年前に景気の悪化によりアルバイト先の経営も傾きだし、売上も50%落ち込む状況でした。店舗の関係者も諦めるしかないと言っていましたが、少しでも存続させようと考え、動画を使った広告訴求を始めました。最初は伸びませんでしたが、大手文房具店とコラボしたり、地域の宣伝ページと提携したりすることで再生数が伸び始め、多い動画では100万再生を突破したものもありました。 その結果、店舗への来店が増えはじめたのと動画の広告収入により、落ちていた売上50%を解消し、さらに集客数も20%増えました。 この経験で苦しい時でも諦めず、新しいことに挑戦して解決する大切さを学びました。 また、動画で広告を出し、全国に一瞬で訴求ができる点に技術の進歩の可能性を感じました。 リーマンショック後の不況にも立ち向かい、勇敢に前進していく貴社は私とマッチしていると考え、貴社で学生時代に培った経験を活かしたく、志望しました。 |
ブレイバンスの社名に関する決意表明やカルチャーを志望動機にすることで、他社と差別化を図っています。
志望動機に関しても結論、理由、体験談、結論と論理的思考を元に構成を組み立てることで企業側に熱意を伝えることが可能です。
例文では100万再生や集客数20%など実績を記載して、成果を分かりやすく伝えています。
「再生数が増えました」とだけ記載しても、100回だけしか増えていないと思われるかもしれません。
読み手側にマイナスとなる想像をさせないように、詳細な文章を意識することが重要です。
自分の強み
自分自身思う強みを教えてください、また入社時に活かせる強みもあれば教えてください(400文字以内)
【記載例】
私の強みは一度決めたことを徹底して完遂する固い意思があることです。 その強みが発揮されたのは学生時代の釣りでした。 日本の近海に生息するすべての魚を釣ることを目標にして釣りを開始しました。すぐ釣れる魚もいましたが、滅多に釣れない魚も20種類ほどいたため、思うように進捗が伸びない時期が発生しました。どうすれば目的の魚を釣れるのか考えた結果、釣れるポイントが陸に近すぎることが分かりました。そこで各地方の漁師の船に乗せてもらえないか依頼することにしました。断られることが多かったのですが、1,000人以上に頼み込み、釣った魚は無料で譲渡することで乗船を許可してもらえました。 その結果、無事に日本近海の魚をすべて釣ることができました。 この経験で、自分で決めたことは達成するまで諦めず、挑戦し続ける大切さを改めて認識しました。 入社後にも目標を達成する意思と、達成するための解決能力を発揮したいと考えています。 |
強みを記載した後に強みが発揮された経験を伝えましょう。
強みの裏付けを説明することで、企業側に自分の強みについて説得力が増します。
自分の強みは学生時代に頑張ったことの中で見つかることが多いです。
自己分析をして、自分の体験談の中から強みを見つけていきましょう。
今回は入社時に活かせる強みも書いた方が高評価に繋がります。
例文であれば、自分の強みである目標を完遂する意思が入社後にそのまま活かせますが、
質問の内容だと他にも強みを書いた方が良いでしょう。
強みが発揮された中で別の強みが見つかれば、その強みを入社後に活かす旨を記載しましょう。
強みが一つだけしか見つからない場合は、一つでも構いません。
その場合は入社後にどのように活かしていくのか、企業側にイメージしやすいように書くと良いでしょう。
まとめ
この記事では、ブレイバンスの会社概要や求める人材像、エントリーシートの書き方などについて解説しました。
ブレイバンスはリーマンショック後の不況から成長を続け、ITシステムインテグレーターとして現在まで情報システムや通信ネットワークの構築、運用など様々なIT事業を手掛けています。
ブレイバンスでは、BraveとAdvanceによる勇敢な前進を推奨しており、協調性を重視してともに成長できる人材を求める傾向が強いです。
また、「感動を与えられる企業として存在する」企業理念に共感できる人を探している他、変化に対応可能な学生が好まれます。
エントリーシートを作成する際は、こういった企業の価値観や考えに沿った内容を記載することで、選考を突破しやすくなるでしょう。
この記事が、ブレイバンスの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。