UTグループが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/03/20更新
はじめに
出典元:UTグループ株式会社
本記事ではUTグループのインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、UTグループはインターンシップでも内定が出るレベルまで対策を進める必要があります。
勿論インターンシップのほうが合格者数の枠も多いこともあり、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルは高いです。
インターンが本選考に直結している場合もあります。
先着順のインターンもありますが、確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須でしょう。
特に以下のような就活生に向けて書いています。
- UTグループの選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- UTグループの選考対策を知りたい
このような就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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UTグループ株式会社の基本情報
社名 | UTグループ株式会社 |
本社所在地 | 東京都品川区東五反田 |
主な事業内容 | 設計・開発・製造・建設分野等の無期雇用派遣事業 |
主要取引先 | 電機メーカー、自動車メーカーなどの各種大手企業 |
月間1,000名以上を採用しているUTグループは、製造業向けの人材派遣会社では業界トップの規模であり、顧客企業における知名度はとても高いといえるでしょう。
UTグループの強みは「無期限雇用派遣」を導入し、派遣期間に人材派遣の上限を決めない「圧倒的な動員力」にあります。
人材を多く必要としている企業と信頼を築いており、人材の定着率も業界のトップを誇っています。
また、働く人の視点に立って法的瑕疵のない仕組みを作り、継続が可能な運用体制を実現しようという取り組みも行っています。
新卒者向けに、事業の創造を中心に据えた3年間の育成プログラムを提供しています。
働きがいのある仕事を求め、スキルアップを望む就活生にとって、魅力的な企業の一つとなるでしょう。
UTグループに必要とされる人材像
UTグループの採用情報では、社会を変えるために自分のスキルも磨いていける人物を求めていることを伝えています。
また、これからの人生100年時代に向けて、働くことの価値観が変化していることを挙げています。
高給や歴史の長さよりも、自ら仕事を創造していく時代が来ることが重要視されているのです。
これらの内容から、「どこで働くか」よりも「自分で事業を起こす」という意思を持った、上昇志向の強い人材を求めてることがわかるでしょう。
次に、「未来のUTグループ」が求める人物像を予測していきます。
少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いでしょう。
UTグループが今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考慮すると、キーワードになりそうな言葉は以下の通りです。
- モノづくり
- はたらく力
- はたらく場所
- 無期雇用
- チーム派遣
- キャリアプラットフォーム
他にも調べるともっと出てきますので、ぜひ熟読をして自分なりに箇条書きをしてみてください。
UTグループでは、新卒の場合は3年間のキャリアプランを経て、20代から幹部としての活躍が期待されます。
最終面接では、「失敗を恐れずに挑戦し、社会を変える」という強い意志を持って挑みましょう。
UTグループのビジョンである「これからの働き方のプラットフォームになる」を元に、新しい事業を築いていくアピールをすることが大切です。
以下で挙げる「求められている人物像」を理解しておきましょう。
- 経営者になりたい方
- 20代で圧倒的な成長をしたい方
- ビジネスやサービスを自分の手でつくりたい方
- 日本の「はたらく」の価値観を変えたい方
参照ページ:幹部候補採用のコンセプト
UTグループのインターンに参加するメリット
自分はUTグループにあった人材なのかが分かる
UTグループのインターンシップでは、経営者としての事業再生やキャリアプランの構築、新規サービス開発など、本来の仕事に近い内容が体験できるでしょう。
UTグループは、新卒に対して3年以内に幹部を目指せる環境を用意しています。しかし、実際に短期間で幹部に昇格するまでには様々な困難があり、乗り越えていかなければなりません。
つまり、UTグループのインターンシップに参加をすれば、自分が幹部に向いているのか、幹部を目指し続けることができるのかとがわかるはずです。
このように、UTグループのインターンでは実務に近い環境を体験できるでしょう。
UTグループへの就職を考えている人は、できる限り参加をすることをおすすめします。
内定に直結しやすくなる
UTグループのインターンシップには、選考直結型のものもあります。
すでに内々定をもらっている学生も、インターン前に参加している場合があります。
UTグループのインターンは「自分は幹部を目指し続けられるか」を見極める機会でもあるため、本選考の予行演習というよりは本業の予行演習に近いでしょう。
インターンを通してUTグループで働きたいと感じた場合は、インターンに参加してない学生より業界理解・企業理解を深めてください。
インターンでは、社員ともコミュニケーションを積極的にとり、自分を印象付けることが大切です。
それによって面接内容の質も向上し、内定率が高まるでしょう。
UTグループが行っているインターン内容
UTグループで過去に実施されていた3つのインターンについて、概要を紹介します。
- 選考直結型1dayインターンシップ『Seed』個人の可能性を最大化せよ。
- 事業再生 2dayインターン説明会<Rebirth>〜経営者として、事業を再生せよ〜
- Million
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
選考直結型1dayインターンシップ「個人の可能性を最大化せよ」
2023年度に行われたインターンシップの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 6月上旬 |
開催時間 | 1日 |
場所 | オンライン |
人数 | 15人 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
応募は先着順です。日程発表後は早めに応募しましょう。
大学3年の6月までが締切であることを考慮すれば、インターン参加に向けた対策は、遅くとも大学3年の4月までには始めておいたほうがいいです。
事業再生 2dayインターン説明会<Rebirth>〜経営者として、事業を再生せよ〜
2020年度に行われたインターンシップの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 東京 第1回:11月24日(土)~11月25日(日) 第2回:12月22日(土)~12月23日(日) ※両方とも同じ内容になります |
開催時間 | 1日 |
場所 | UTグループ東京本社 |
人数 | 不明 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 遠方の人には全額支給されます |
エントリー後に説明会・選考会、面接が行われます。
説明会と選考会は大阪でも実施されました。
2daysインターンは、応募をすれば必ず参加できるとは限りません。
参加するためには事前の対策が必須です。
Million
2018年度に行われたインターンシップの概要は、以下の通りです。
開催時期 | 9月12日〜18日 |
開催時間 | 7日 |
場所 | 東京の会場 |
人数 | 51人 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 遠方の人には全額支給されます |
全国から選抜されたメンバーが参加しました。
このインターンはチームごとに100万円を渡され、7日間で事業を作り、売り上げを出すという課題を与えられました。
しかし、最近は実施されていません。
UTグループのインターン選考対策
概要
インターンが内定に直結する可能性があるため、夏のインターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
夏の選考直結型1dayインターンシップ『Seed』は、選考なしで参加できますが、本選考も入っているため、就職を希望するならしっかり対策しておきましょう。
秋〜冬に実施される2dayインターンシップ「事業再生 2dayインターン説明会<Rebirth>〜経営者として、事業を再生せよ〜」は、エントリー後に説明会を兼ねた選考会があり、その後に面接を受けて参加となります。
誰でも参加可能なものではないため、入念な対策が必要です。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めてください。
UTグループのインターンシップの選考に必要なものはエントリーシートのみで、志望動機、履歴書の提出は不要です。
UTグループは、ネットで決められた質問に答えるのでは選考にはならないと考えているため、本選考は面接のみです。
人物重視の面接が中心なので、できる限りインターンに参加し、本社の採用担当にアピールしておきましょう。
研究に夢中で就活に出遅れてしまい、インターンに参加できなかった場合でも、UTグループは説明会に来てほしいと公言しています。
他の就活生より遅めに選考に参加する場合は、企業研究や自己PR、自己分析などを入念に行って面接に挑みましょう。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
それらの自身の特徴を理解した上で、UTグループの求める人物像にマッチすることをアピールしましょう。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、「他のメガベンチャーではなくて、なぜUTグループなのか」を考えておいてください。
UTグループの面接では、大学時の専攻や取り組んでいることの他に、「小学校や中学校、高校生の頃の趣味や取り組んでいたこと」も質問される可能性があります。
- 幼少からの自己分析を行う
自己分析は直近の自分だけではなく、幼少期の自分も分析し、自分を象徴するエピソードをピックアップしましょう。
そしてそれをどのように伝えていくかを考える必要があります。
メガベンチャー企業は、新しいものに対して恐れず、チャレンジしていく姿勢に注目しています。
あるいは、取り組みながら考えをまとめるというビジネススタイルを求める企業もあります。
失敗を恐れず前向きに取り組んできたという体験談があると有利でしょう。
UTグループHPの新卒採用ページにある「やりたいことは試事しながら探せばいい。」という言葉もヒントにしてみてください。
参照ページ:UTグループ新卒採用ページ
- 窮地に立たされたときの対処法を答える
モチベーションが下がった時やストレスを感じた時の対処法、理不尽な状況への向き合い方などに関する質問もよくされます。
UTグループは幹部候補の人材を求めています。
就職後にトップを目指していくうえでは、厳しい環境に置かれることが増えるでしょう。
そのような環境でも対処できるかを知るための質問なので、熟考して回答をまとめておきましょう。
例えば公式SNSでは、「上司に怒られたときどうする?」という質問に回答している社員のユニークな動画投稿があります。
SNSにも自己分析のヒントがたくさんあるので、ぜひチェックしてくださいね。
- 価値観についての質問
自分の価値観を聞かれることがあります。
UTグループは働くことの価値観をしっかり持つことが大切だとHPで謳っています。
そのため周りの意見に流されず、自分の目でしっかりと見極め、自分の価値観を見出しておきましょう。
例として、公式SNSには以下の意見が出ています。
- 残業に対する意見
- 給与に関する意見
尚、一部の投稿によると、面接では毎回同じ質問は出ません。
その理由は、業務では予期せぬことが起こるため、臨機応変な対応力を見るためです。
どのような質問が来ても動揺せずに落ち着いて対処できる力が求められているのです。
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、メガベンチャー業界内でのUTグループの立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
ここで、UTグループと競合する他のメガベンチャーを紹介します。
- 楽天グループ
- リクルートホールディングス
- サイバーエージェント
- Zホールディングス
- エムスリー
- メルカリ
- GMOインターネット
- エスエムエス
- カカクコム
- ディーエヌエー
- ガンホーオンラインエンターテインメント
- ビジョナル
- ミクシィ
- freee
- マネーフォワード
- エンジャパン
- グリー
- サイボウズ
- コロプラ
メガベンチャー業界以外の気になる業界も分析しておくことで、メガベンチャー業界を客観視できるでしょう。
例えば、異なる環境にある大手企業の業界についても研究しておくと、メガベンチャーとの違いを洗い出すことができ、自分がなぜメガベンチャーを希望するのかという理由が鮮明になってきます。
そうすることで、面接で伝える志望動機や自己PRの質が一段とレベルアップするでしょう。
エントリーシート作成
UTグループでは、インターンの選考にエントリーシートの提出を求める場合があります。
選考直結型のインターンではしっかりと記入しましょう。
本選考ではエントリシートの提出はありません。
エントリーシートの他に、志望動機や履歴書の提出も不要です。
インターン選考のエントリーシートには、過去に以下のような質問がありました。
同じ質問が出るとは限らないため、参考程度にしてくださいね。
- これまでに達成した1番大きなことは何か?どのように達成したのか。
- これまでに乗り越えた1番苦しかったことは何か?どのように乗り越えたのか。
- どうしてインターンに応募したのか?インターンを通じて何を得たいのか。
面接対策
本選考にもつながりますが、UTグループは面接のみの選考なので、入念に対策しておきましょう。
自分の考えに一貫性をもたせつつ、自分が挑戦したいことや何を目指したいのかを明確にしておくことが大切です。
UTグループは、採用する前提で面接を行っています。
UTグループで働くことがその人の幸せにつながるかどうかを、面接を通して確認したいと考えているのです。
見栄を張らず、ありのままのあなたの言葉を伝えましょう。
面接の様子はHPで確認できます。
面接の雰囲気を確認するためにも、ぜひ視聴しておくことをおすすめします。
万が一思ってもいない質問で頭が真っ白になってしまった場合は、UTグループのようなメガベンチャーの求める「失敗を恐れずに挑戦する姿勢」を見せることが難しいでしょう。
そのため、自分の考えの軸を作っておくといいです。
これまでに解説した内容や自分で調べた情報を元に、面接の練習はしっかりと行いましょう。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習すると効果的です。
参照ページ:UTグループ|よくある質問
UTグループのインターン選考の流れ
UTグループのインターン選考の流れは以下の通りです。
UTグループはインターンで内定が決まる場合もあります。
コースによって内容が若干異なる可能性があるため、参加したいコースの選考フローは事前に確認しておきましょう。
1dayインターンの流れ(本選考直結の場合あり)
1.プレエントリー
2.インターンシップ参加(参加人数限定のため、早期締切の可能性あり)
2dayインターンの流れ
1.エントリー
2.説明会兼選考会
3.面接
4.インターンシップ参加
さいごに
UTグループのインターン内容や選考対策について解説しました。
いかがでしたでしょうか。
近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
インターンを学生の適性把握や優秀層の早期取り込みの手段として活用する会社も増えており、本来のインターンの目的とは少し趣が変わってきています。
従来にも増して、企業側は採用選考のためのツールとして利用することが当たり前になってきているのです。
特にUTグループはメガベンチャーのため、インターンへの参加は内定へとつながるとても重要なイベントです。
UTグループのインターンに軽い気持ちで臨むのはやめましょう。
インターンの内容は、経営者として事業再生すること、UTグループとしてキャリアプランニングを考えること、新規サービスやキャリア開発を行うことなど、本業に近い内容です。
自分は社員として働いているという気持ちで挑みましょう。