LinkedInとは?就活に活用するメリットを解説
2024年2月27日更新
はじめに
LinkedInはキャリアアップを目指すユーザーのためのプラットフォームです。
今回はそんなLinkedInの就活における使用方法についてご紹介します。
この記事ではLinkedInを就活に利用したい以下のような方に向けて解説しています。
- LinkedInを就活に利用したい
- LinkedInを利用して仕事の人脈を広げたい
- LinkedInの使い方がわからない
ぜひ最後までご覧ください。
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LinkedIn(リンクトイン)とは?
出典元:LinkedIn
LinkedInとは、ビジネスおよびプロフェッショナルネットワーキングを目的としたオンラインプラットフォームです。2003年に設立され、世界中のビジネスパーソンやプロフェッショナルが自身の経歴やスキルを共有し、ビジネス上のつながりを築くための場として利用されています。
近年、就活の情報収集にX(旧Twitter)を使用する方も増えているのではないでしょうか。しかし、Xによる就職活動では情報収集がメインとなっており、就活生側から採用者にアクションを取ることは極めて困難です。
LinkedInでは、就活の情報収集だけでなく、就活生から発信することができます。採用担当者の目に留まることで、LinkedInから内定が出ることもあります。レジュメ(履歴書)を充実させることで、企業に自分をアピールできる、双方向の就活SNSと言えるでしょう。
Facebookよりもよりオープンで、ビジネスに関する投稿が中心のプラットフォームです。
LinkedInのユーザー数は全世界で9億人にものぼります。日本国内でのユーザーはまだまだ少数ではありますが、2022年8月時点で300万人を突破しました。
LinkedInを活用するメリット
そんなLinkedInを活用するメリットについてご紹介します。
LinkedInを活用するメリットには、以下のようなものがあります。
- 就活のロールモデルを探せる
- 将来のキャリアプランを考える機会になる
- 働くイメージがわく
- 素性がはっきりしたアカウントとつながれる
- OB・OGとつながれる
- インターンや就職情報をチェックできる
- 大手企業の担当者に直接営業できる
- 転職に有利
それぞれ解説していきます。
就活のロールモデルを探せる
LinkedInを活用することで、就活のロールモデルを探すことができます。
LinkedInは、全世界9億人のレジュメ(履歴書)が閲覧できるサービスが特徴です。
自分の専攻する学問や今までのキャリア、興味・関心にもとづいたロールモデルがきっと見つかります。
つながりを申請したり、フォローしたりすることで、その人の投稿や関心を持った投稿が自分のフィードに流れるようになります。
また、直接やりとりをすることで、その人からしか得られない具体的な体験談を得られるかもしれません。実際に話を聞くことができれば、キャリアパスの選択肢が広がり、イメージをより具体的なものにできるでしょう。
将来のキャリアプランを考える機会になる
将来のキャリアプランを考える機会になることも、LinkedInを使用するメリットです。9億人のキャリアを見ることで、自信のキャリアプランを考える機会につながります。
同じ業界や希望する職種で活躍する人々のプロフィールを見ることができ、成功している人の経歴やキャリアストーリーを参考にすることができるでしょう。
働くイメージがわく
LinkedInを使用することで、働くイメージがより具体的になるかもしれません。
LinkedInでは、企業のプロフィールや従業員の声を通して、働く環境や文化、仕事の内容などが、インターネットで検索するよりもより具体的に得られます。これによって、自分が興味を持つ企業や業界で働くイメージがより具体的に描けるようになるでしょう。
素性がはっきりしたアカウントとつながれる
素性がはっきりしたアカウントとつながれることも、LinkedInを使用するメリットです。
他のSNSでは、現職は書かれている場合があっても、それまでの職歴まではわからないことの方が多いのではないでしょうか。また、その現職が事実であるかどうかの保証もありません。
LinkedInでは、個人の現職だけでなく、今までの職歴やスキル、業界、職種などが明確に記載されています。加えてつながりも確認できるため、つながりに同僚が一定数いればその現職が事実であるということに信ぴょう性があります。
そのため、つながる相手の素性やこれまでのキャリアパス、専門性がわかりやすく、有益なつながりを築くことができます。
OB・OGとつながれる
LinkedInを使用することで、OB・OGとつながれるというメリットがあります。
主要大学のLinkedInにおけるフォロワー数は以下のようになっています。
- 東京大学 : 83,929人
- 早稲田大学 : 68,550人
- 慶應義塾大学:53,367人
- 京都大学 : 33,760人
- 上智大学 : 27,139人
- 大阪大学 : 25,544人
- 東北大学 : 20,377人
- 筑波大学 : 17,055人
- 明治大学 : 15,865人
- 九州大学 : 15,275人
特に、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学のフォロワー数が群を抜いて多いほか、他の有名大学にもかなりのフォロワーがいることがわかります。これらのフォロワーの大多数は、同大学のOB、OGです。
自分の大学をフォローすることで、OB・OGとコンタクトが取れるようになる可能性もあります。
気になる企業に勤めているOB・OGを発見した場合は、勇気を出してコンタクトをとってみるとよいでしょう。同大学に所属していることをアピールすることで、漠然とコンタクトを取るよりも返信がもらえる確率が高くなる傾向にあります。
OB訪問のチャンスになるだけでなく、同窓のよしみで選考のコツなどを教えてくれる可能性もあります。
OB・OGとつながるために、LinkedInを活用しましょう。
インターンや就職情報をチェックできる
LinkedInを活用することで、インターンや就職情報をチェックすることができます。日本ではまだ浸透していませんが、海外では多くの企業が求人情報を掲載しています。自分の興味や能力に合ったインターンシップや仕事のポジションを探すことができます。また、自分のプロフィールを充実させることで、リクルーターや企業側からのアプローチを受けることもあります。
実際に、マレーシアやタイなどアジア系の企業を中心に、長期インターンシップについてのオファーが来たという日本人学生の体験談も確認されています。
海外インターンに興味のある方は、LinkedInを活用することでインターンの情報を入手できるかもしれません。
大手企業の担当者に直接営業できる
大手企業の担当者に直接営業できる点も、LinkedInならではのメリットです。
LinkedInでは、企業の担当者や経営者と直接つながることができます。自分の製品やサービスを売り込むための営業活動や、就職の提案を行う際に、直接コンタクトを取ることができます。
とはいえ、プロフィールの充実していない状態で突然コンタクトを取っても無視される可能性が高いため、プロフィールを充実させ、つながりを得てから十分に認知を得た状態で営業をかけるのがよいでしょう。
LinkedInには、大手企業の担当者に直接営業できるという大きなメリットがあります。
転職に有利
LinkedInは転職に非常に便利なツールです。自分のスキルや経験をアピールすることで、他の企業からの求人情報やアプローチを受けることができます。また、ステータスを「求職中」にすることで、企業からオファーが寄せられることも多いです。
さらに、自分のキャリアや業界に興味を持つ人と繋がることで、転職活動に役立つ情報を得ることもできます。
ビジネスの最前線で働く人たちとつながれる
ビジネスの最前線で働く人たちとつながれることも、LinkedInを利用するメリットです。
希望の企業や職種で実際に働いている最前線の人から、直接リアルな話を聞くことができます。
特に、従来の就活では難しかった、海外の企業やワーカーへコミュニケーションが取れる点が魅力的です。
そうそうたる肩書きに連絡するのをためらってしまう方が多いですが、勇気を出してコンタクトを取ることで、貴重な出会いにつながる可能性があります。
活躍の場がグローバルに広がる
LinkedInを活用することで、活躍の場がグローバルに広がります。LinkedInはまだまだ海外中心のプラットフォームですので、海外からのオファーが大多数です。語学に自信のある方は、LinkedInを利用することで、グローバルに活躍できるようになるでしょう。
LinkedInラーニングで必要なスキルが学べる
LinkedInを活用すると、LinkedInラーニングでパーソナライズされたキャリアコーチングを利用して、必要なスキルを学ぶことができます。
WordやExcelといった基本的なスキルはもちろんのこと、自信を持って効果的に話す方法や、戦略的思考、対人コミュニケーションといった体系的に学びづらい内容までカバーしています。ビジネスやクリエイティブ、テクノロジーなどの中から自分に必要なスキルを身につけることができるでしょう。
20,000以上の専門家主導のコースにアクセスできる上、いつでも解約可能です。初月は無料のキャンペーンもあり、気軽に試すことができます。
また、コースを完了することで証明書を獲得できるため、モチベーションの維持にご活用ください。
LinkedInを使うポイント
プロフィールを作り込む
LinkedInを使う上で最も重要になってくるのが、プロフィールの充実度です。
主に以下のような内容をプロフィールに書くことができます。
- バイト経験
- インターン経験
- ビジネスに関連する経験
- 留学
- 休学
- 学生団体の活動
- ボランティア活動
- 研究内容
LinkedInの浸透している海外では、インターネット上の詳細な名刺のような感覚で使用されているようです。
LinkedInではプロフィールがあなたのレジュメ(履歴書)になります。詳細で魅力的なプロフィールを作成することで、投稿をせずとも企業からオファーが寄せられることもあります。また、プロフィールの充実度によって、コンタクトに返信するかどうかを判断するユーザーも一定数います。
自己紹介文や職歴、スキル、今までの業績などを充実させ、採用者にあなたの価値を提示することが重要になります。
作るときのコツは、「やりたいことを明確に」、「ターゲットの立場に立って」作りましょう。
自分がどんな勉強をしているのか、あるいは保有しているTOEICの点数など、書けることはなるべく詳細に書くことで、よりよいオファーが貰える可能性が高まります。
前述のLinkedInラーニングの修了証を提示していたことをきっかけに、長期インターンのオファーが来たという事例もあります。
自らアプローチせずとも、プロフィールを十分に記載することで、就活に役立つ情報が舞い込んできます。
見ず知らずの人が自分のプロフィールを見ただけで理解してもらえるように、プロフィールを作り込みましょう!
つながり申請を積極的に送る
LinkedInを使用する上で、つながり申請を積極的に送ることが大切です。LinkedInでは、共通の知り合い(つながりがある人)のいる人でないとプロフィールを確認できない設定にすることもできます。こういった方のプロフィールを確認するためには、共通の人とのつながりが必要になります。よって、つながりを獲得することが大切になります。同じ業界や興味関心のある人と積極的につながり、ネットワークを広げることが重要です。
LinkedInで人のプロフィールを見ていると、素晴らしい業績やそうそうたる肩書きに圧倒されてなかなかつながり申請を送れないかもしれません。しかし、つながり申請を承認するかどうかは相手次第なので、気負わずに積極的につながり申請を送ると良いでしょう。
求人情報の検索と応募
求人情報の検索と応募を行うことも、LinkedInで就活をするにあたって大切です。
LinkedInでは多くの企業が求人情報を掲載しています。興味を持った案件には積極的に応募しましょう。また、求人情報を閲覧するだけでなく、企業のページや担当者、リクルーターとつながることも大切です。
加えて、LinkedInでは、「#OpenToWork」の状態にすることで、求人情報に関心があることを示すことができます。これによってオファーを獲得することもできます。
業界のトレンドやニュースのフォロー
LinkedInを就活に活用するにあたって、業界のトレンドやニュースをフォローすることも重要です。
LinkedInでは、業界のトピックや最新のニュースをフォローすることができます。自分の興味や関心がある業界の情報を定期的にチェックし、業界のトレンドや動向を把握しましょう。
これにより、業界の専門知識を深めることができます。また、共通の業界に所属している人を見つけるのにも役立ちます。
スキルの承認や推薦
LinkedInでは、他のユーザーが自分のスキルを承認したり、推薦文を書いてくれることがあります。これによって、自分のスキルに信ぴょう性をもたらすことができます。
自分のスキルや経験をアピールするために、他のユーザーとのつながりを活かし、スキルの承認や推薦を積極的に行いましょう。
アクティブに活動する
LinkedInでのアクティブな活動は、自分のプロフィールの露出やネットワーク拡大につながります。記事や投稿を定期的にシェアしたり、他のユーザーの投稿にコメントしたりすることで、自分の存在感を高めることができます。これによって、つながり申請が通りやすくなったり、オファーを得やすくなったりする効果が期待できます。
キーワードを活用する
LinkedInを活用するにあたって、キーワードの活用も大切です。
リクルーターや企業が求人情報を検索する際には、「#OpenToWork」など、特定のキーワードを使って検索を行います。自分の興味や専門性に関連するキーワードを使ってプロフィールを充実させましょう。また、他のユーザーを検索する際にもキーワードを活用して、関連性の高い人々とつながることができます。
自己ブランディングの強化
LinkedInでは、自身のブランディングも重要です。
プロフィールを充実させ、自分の強みや専門知識をアピールすることで、他のユーザーやリクルーターからの注目を集めることができます。
また、業界のニュースに対する自分の意見や、学んだことについての投稿を行うことでも、自己ブランディングの強化を図ることができるでしょう。
リクルーターと連絡を取る
LinkedInを就職活動に利用するにあたって、リクルーターと連絡を取ることも大切です。
LinkedInを使って、自分の興味や適性に合った求人情報を探し、リクルーターと直接コンタクトを取ることができます。積極的にリクルーターとのつながりを築き、キャリアの機会を広げることが重要です。
まとめ
LinkedInは、プロフィールを充実させることで自分を売り込み、ビジネスに繋げることのできるオンラインプラットフォームで、海外ではインターネット上の名刺のように利用されています。
充実したプロフィールや有益な投稿によって自分の価値を高めることができれば、長期インターンシップや仕事のオファーを受けることもできます。
また、9億人のプロフィールを履歴書代わりに見ることで、自分のキャリアパスを考えることもできます。
本記事を読んでLinkedInに興味を持たれた方は、ぜひ利用してみてくださいね。