26卒必見!関心を持った事例の答え方や回答例をご紹介!
2024年2月24日更新
はじめに
就活の面接でよく問われる「関心を持った事例」。
志望動機と結びつけたり、自身のアイデンティティをアピールすることに繋がる質問ですが、そのジャンルやテーマは幅広いため、答え方に迷う人は多いのではないでしょうか。
今回は関心を持った事例とその答え方について、答え方のポイントや回答例も併せて紹介していきます。
関心を持った事例の答え方がわからない人や、どんな答え方をすれば選考に有利に働くのかが知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
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関心を持った事例の回答例をジャンル別に6つご紹介
関心を持った事例の回答例をそれぞれのジャンルや事柄に分けて紹介します。
ぜひ、これらの例文を参考に自分でも回答を考えてみてください。
【志望する業界や職種系】
①IT業界
最近見た企業のお客様対応に独自のAIチャットボットを活用し、無人のユーザーサポートを積極的に導入しているということに関心を持ちました。これは、AIチャットボットにGPTsという新しい機能が追加されました。プログラミングなどの特別な知識なしで、文章で指定して便利なGPT搭載ツールが作成できるという機能です。企業のマニュアルを読み込ませ、それに沿った回答を優先させて表示させ、独自のチャットボットを作り活用することで、企業のノウハウや方法に則った仕事を進めることができます。さらにこれをユーザーサポートやカスタマーセンターなどの回答に応用すれば、無人のユーザーサポートにも実現が可能です。しかし私はチャットボットだけでなく、人が直接対応することも必要だと考えています。マニュアルに記載していないようなイレギュラーな問い合わせ等は、チャットボットでは対応が難しいと考えるからです。ですから、チャットボットと人、両者が必要に応じて対応していくべきと考えます。
②金融業界
2021年に日本銀行がデジタル円の実験を始めましたが、2023年に、「デジタル円」の発行に向け民間と実証実験を行うことに関心を持ちました。
現在ではキャッシュレス決済が利用できる人や店が増えてきており、手間なくスムーズに決済できる手段が選べることは業務の効率化に繋がると考えています。
デジタル円が使えるようになれば暮らしがさらに便利になると思いますが、私は慎重に考えていくべきだと考えます。
なぜなら、現在もキャッシュレス決済でのトラブルが見受けられるため、デジタル円でもトラブルの懸念が考えられます。特にお年寄りや子供などは、全員が使いこなすことは難しいのではないかと考えています。
そのため、完全に現金をなくすのではなく、一定の金額までデジタル円を利用できるなどの現金とデジタル通貨を両立できる仕組みが必要だと考えています。
③サービス業界
私は、最近ホテルやスーパーなど幅広い店舗でDXを導入している取り組みに関心を持っています。
非対面でサービスや接客をおこなうホテルやスーパーで、遠隔地にいる担当者が画面上のアバターを介して接客をおこない、対面と同水準のサービスを提供するという取り組みに興味があります。
私がサービス業界を志望するようになったきっかけは、ホテルでの質の高い接客に感動したことでした。どんなに技術が進化しても、従業員や宿泊客とのコミュニケーションは必要だと考えています。
アバターを介した接客であれば、人件費削減が見込めると同時に、宿泊客の満足度を下げないことが期待できると思います。今後さらに、非対面だけでなくこうした新しいサービスも普及や導入が増えればいいなと思いました。
【社会の一般的なニュース系】
①環境問題
私は環境問題に関心があります。
ここ数年、私が幼かったころよりも明らかに夏の暑さが厳しくなり、冬も暖冬と呼ばれるほど気温が上昇している傾向にあります。さらに、大きな台風の発生率も年々上昇して毎年のようにやってきます。そして世界では、大規模な熱波や洪水が原因で、多くの被害者が支援を求めている状況を見て、人ごとではないと感じています。
環境問題が明らかに人々の生命を脅かしていることや、環境問題から戦争に発展する危険性も高いことは非常に恐ろしく、問題提起していくべき事柄だと思っています。
私たち、一人ひとりにできることは小さくても、些細なことでもできることをやるしかないと、私も日々意識しながら過ごしています。環境に優しい商品の開発や、環境問題に関する啓発活動をしている御社にて、企業を通して個人でできる以上の取り組みをし、貢献していきたいと思います。
②国際問題
私は、世界の食糧問題に関心があります。
現在、ウクライナとロシアの戦闘や異常気象などによる貧困や紛争の影響で、世界的な食糧不足が懸念視されています。
また、食糧の生産量とは別に、物価の上昇やエネルギー価格の高騰による食品の値上がりも、今後さらに食糧不足を助長し、十分な食事がとれなくなるのではないかという声も耳にします。こうした問題に対する解決策の1つは、食糧自給率を高めることだと考えます。しかし日本では、農業従事者の高齢化や減少が進んでいたり、国によっては食物の栽培が難しい地域もあります。御社はそうした問題と向き合い、スマート農業や地域や土地に合わせた農業製品の開発に積極的に取り組んでいます。私も御社の一員となり、こうした世界的な食糧問題の解決に尽力し、貢献していきたいです。
③出生率問題
私が最近関心を持っていることは、2023年に出生率が過去最小を更新したというニュースです。
出生率は、2016年以降から加速していますが、2019年と並ぶ最大の減少率となりましたが、今後さらに少子化が進むと言われています。
私自身も島根県にある出身小学校が生徒数の減少から昨年廃校となり、少子化を身近な問題だと捉えるようになりました。
少子化問題を改善するには、私は社会全体の意識が変わっていかなければならないと考えています。
その中でも特に働き方を変えていくべきだと考えています。
働きながら子供を育てる女性が多くなってはいるものの、出産後のキャリアアップがしづらい企業も多いと思います。
子育てとキャリアどちらも望める社会となるよう、御社のように性別問わず積極的な育休取得を奨励したりと、子育てと仕事を両立できるような仕組みが社会に普及していくべきだと考えます。
参照・引用ページ
関心を持った事例とは具体的にどんなことを答えたらいいのかご紹介
関心を持った事例と言ってもどのようなことに関して回答するのがいいのでしょうか。
具体的に解説するので、面接対策の際に活用してみてください。
①志望する業界や職種のニュースネタ
企業側が志望する業界や職種のニュースネタに関して質問をする場合、その業界や職種にどれほど関心があり、志望度はどれくらいなのかを測る意図で問われる場合が多いといえます。
また学生もこの質問をされた場合は、自身が行なってきた業界・企業研究を発揮できる場でもあり、志望度をアピールできる絶好の機会だと捉えることができます。
ですから業界・企業研究を行う際は、それに関連する最新のニュースは日々細かくチェックしておくといいでしょう。
注意点としては、誤った情報や浅い知識だと選考のためだけに短期的に調べただけだと逆に印象を悪くしてしまうケースもあります。
それゆえ正しい情報を日々吸収して、回答に活かす工夫をしましょう。
②社会の一般的なニュース
社会の一般的なニュースは業界や業種問わず幅広い企業で回答できる質問です。
どんな企業でも社会にまつわる一般的なニュースは関連していることが多いため、特に時事問題は把握しておくと回答しやすいといえます。
また、これらの話題に触れることにより、社会や経済、企業への関心度や志望度をアピールすることができます。
ただし、誤った知識や情報を答えてしまうと、評価が下がる場合もあるので、情報の取捨選択には十分な注意が必要です。
特定の分野について言及する場合は、事前にその事柄についてしっかり調べておくことが必要です。
関心を持った事例から面接官が判断していること・質問の意図
関心を持った事例から面接官が判断していることや意図を理解していれば、答える際にもそれを意識した回答ができ、有意義な質疑応答となり、高評価を得ることができるといえます。
関連を持った事例は回答が幅広い分、明確な回答をするのが難しい質問であるため、意図に沿った回答ができるようにしっかり把握し対策を行なっていきましょう。
①どんな分野に興味関心を持っているのかを把握するため
関心を持った事例の回答から学生がどんな分野に興味関心を持っているのかを探ることができます。
つまり、学生がどんな話題を選ぶかによって人柄や価値観を測っているのです。
多くの企業が採用の際に最も重視する点を「人柄」と答えているため、自社とマッチする人間性を兼ね揃えているかを質問を通して見ています。
自身がどんな人物で、どういうイメージを持たれたいのか、どうアピールしたいかを考えると話す内容もそれに沿った内容を自由に決めることができます。
②社会に対してどのような意見を持っているのかを知るため
関心を持った事例を聞くことで、社会人としての資質や人柄を知りどのような意見を持っているのかを確認しています。
企業は企業の更なる繁栄や成長のために、主体的に意見を持って行動できる人材を求めています。
話題を通して学生の価値観を知ることにより、その学生にはどんな業務が向いているのかなど入社後の具体的な勤務体制などが予測できます。
さらに主体的に行動できる人は問題意識を持って物事に取り組むことができる傾向にあるため、採用後も活躍の場が多く用意されているといえます。
なぜなら、働くうえで自分や企業の問題点や課題に気づくことができ、解決策を生み出したり、成長につなげていくことができるからです。
社会人として、言われたことをただこなすだけの人材は必要なく、自分でしっかり考え意見を持ち、積極的に行動できる人、受動的にならず能動的に行動し思考できる人が評価されます。
③志望する企業や業界への関心度をはかるため
関心を持った事例を回答する際の内容として、志望する企業の業界について答えるパターンがあります。
志望動機とリンクさせるとより説得力がアップし、企業に対して志望度の高さをアピールすることができます。
志望業界や企業への理解度が高いほど、より具体的で的確な回答をすることが出来るため、その内容で企業への関心度や理解度を測っています。
この場合、内容が浅いと業界や企業への理解度が足りていないと判断され、マイナスな印象を与えてしまうため、十分な業界研究や企業研究を行なったうえで答えるのがベストです。
関心を持った事例の伝え方のポイント
関心を持った事例の伝え方のポイントを紹介します。
ポイントを押さえて他の学生より一歩リードした回答を心がけましょう。
①自分の意見を混えて結論から話す
関心を持った事例を伝える際に、事実だけを伝えるのではなく、自分の意見も混えて伝えるようにしましょう。
その話題について何を感じ、どのような考えを持ったかを伝えることが大切です。
働く上で自分の考えを持ち能動的に行動する力や、人に伝えるコミュニケーション能力は必要不可欠です。
物事に対して興味や意見を持つことは社会人としての大切な素養で、企業もそんな素養を持つ人材を採用したいと考えています。
その際に大切なのが、結論から話すということです。
結論から話すことにより、内容が冗長にならず簡潔にわかりやすく相手に伝えることができます。
論理的に物事を捉えることができるのかをチェックするポイントとなるため、シンプルな内容がベストです。
②なぜ関心があるのかを具体的に述べる
関心を持った事例を回答する際になぜその事柄に対して関心を持ったのかを具体的に述べるとより説得力が増します。
これは、「なぜ関心があるのか?」「いつから何がきっかけで関心を持ったのか?」と自己分析をすると、答えが導き出せます。
この分析から自分の生き方や価値観、これから進んでいく方向性も明確になります。
漠然とした回答では面接官を納得させることはできないため、自分の価値を知ってもらうためにも、具体的なエピソードや経験も併せて話すとより鮮明にイメージしやすく、より深く自分のアイデンティティを伝えられるでしょう。
③希望職種や業界との関連性を伝える
面接官はあらゆる質問を通して企業への志望度の高さを確認し意識していますが、関心を持った事例に関してもその部分はチェックされています。
志望度の高さをアピールするためにも希望職種や業界との関連性とリンクさせると良いです。
そして自分のエピソードや経験などの具体例も併せて伝えるとよりリアルで鮮明に伝えることができるでしょう。
④自分のスキルや資質もアピールする
面接官は企業にふさわしい人材であるかどうかを質問を通して見極めています。
企業が求める人材はどんな人物なのかを把握して、自分のスキルや資質を回答にリンクさせながらアピールしていきましょう。
企業にふさわしく、入社後に活躍できるというイメージを与えることが何より大切なので、企業の求める人物像と自分の考え方や価値観を一致させることは必須と言えるでしょう。
一般的に企業が求めるスキルは下記となりますので、ぜひ意識してみてください。
- チームワークなどの協調性
- リーダーシップ
- 決断力や行動力
- 忍耐力や適応能力
- コミュニケーション能力
- 情報処理能力
- 問題解決力
- 発想力
関心を持った事例の注意点
関心を持った事例を答える際に注意すべき点もあります。
面接時に行わないよう、気をつけながら回答しましょう。
①志望動機に偏らないように気をつける
回答する内容はあくまで関心を持った事例なので、志望動機まで話す必要はありません。
回答する際に志望動機と共通項を持たせることは志望度の高さをアピールするために大切ですが、内容が混合しないように気をつけましょう。
内容が混合してしまうと冗長な文章となり、伝えたいことが簡潔に伝えることが難しくなります。
志望動機は、成し遂げたいことを織り交ぜて話すため「未来の自分」について言及しますが、関心を持った事例の回答では、「現在の自分」について言及します。
それぞれ回答の主旨や目的が異なるため、しっかり分けて考えておいてください。
②一般論ではなく自分の意見を伝える
面接官が聞きたいのは一般論ではなく、その話題を通して学生がどのように感じ考えたのかです。
ですから一般的な答えではなく、自分で考えて得た意見を伝えるようにしましょう。
最近のニュースや社会問題に対する自分の考えを伝えることで、自分の情報感度の高さや問題意識を表すことができます。
回答の際は結論から答えてその次にその結論に至った理由を述べて、最後に自分の考えを伝えると、明確で説得力のある答えとなります。
③不適切な話題は避ける
センシティブな内容で人それぞれ大きく意見が異なるような話題は、面接官に不快感を与えてしまう場合があるため、避けるようにしましょう。
また一般的に不適切と言われるような内容は、企業との相性が合わないと判断されるケースが多いため、選考時に不利となる可能性が高いです。
面接の場はあくまでも自分をアピールする場なので、低評価につながるような内容はしないのがベストです。
例えば、下記のような内容は不安や不快を与えてしまう可能性が高いため、避けるようにしてください。
- 競馬などのギャンブル系
- 政治や宗教
- 事件性の高いニュース
- ゴシップなどの芸能ニュース
- プライベートな話
- 3ヶ月以上前に話題になった内容
- 知識が薄い内容
まとめ
面接で「関心を持った事柄」について選考を有意義にするためには、事前に回答をしっかり準備しておくことが必要不可欠です。
社会問題や志望業界・企業、最新のニュースなど、幅広いテーマから選択してそれぞれについて深い知識と自分なりの意見を持って臨むことが求められます。
特に、業界や企業に関連する話題は、関心度や理解度を示す絶好のチャンスで、面接官に好印象を与えることができます。
どのような事柄を話す際も、それがどのように自己成長につながっているかを明確にして具体的に伝えることが大切です。
しっかり対策を行って選考に望んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。
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