ENFP-AとTの性格と適職リスト！2つのタイプを徹底比較解説

はじめに

最近、流行している性格診断ツールであるMBTI診断。

性格診断の結果、ENFP（広報運動家型）という結果が出たものの、「AとTの違いが分からない」と疑問を抱いている人も多いでしょう。

この記事では、自信家なENFP-Aと慎重派なENFP-Tの具体的な違いを、性格や働き方の観点からわかりやすく解説します。

それぞれの強みを活かせる適職や、人間関係を円滑にするヒントも紹介します。

自分の特性を深く理解し、就職活動やキャリアプランニングに役立てるための、はじめの一歩としてお役立てください。

ENFP-AとENFP-Tの性格比較表

ENFP-AとENFP-Tの最も大きな違いは、物事に対する姿勢です。

ENFP-Aは「Assertive（自己主張型）」で自信に満ちており、ストレスへの耐性が高い傾向があります。

一方、ENFP-Tは「Turbulent（慎重型）」で、完璧主義な側面を持ち、周囲の意見に敏感な点が特徴です。

両者の違いを以下の表にまとめたので、大まかな傾向を確認してみましょう。

性格の違いは優劣ではなく、あくまで個性の違いです。自分のタイプを理解し、自己分析に活かしましょう。

7つの質問でわかるENFP-A/T性格診断

より具体的にご自身のタイプを把握するために、簡単な診断を試してみましょう。

以下の質問に対して、AとBのどちらの回答がより自分に近いかを選んでください。

Q1. 大きなプロジェクトを任された時、最初にどう感じる？

ワクワクする！自分の力を試すチャンスだ。
成功させないと。プレッシャーを感じる。

Q2. 友人から反対意見を言われたら？

そういう考え方もあるのか、と参考にする。
私の考えは間違っていたかな、と不安になる。

Q3. 仕事でミスをしてしまったら？

次に活かそう、とすぐに気持ちを切り替える。
なぜミスしたのか、と長時間考え込んでしまう。

Q4. 新しいコミュニティに参加する時、どう振る舞う？

自分から積極的に話しかけにいく。
まずは周りの様子を観察してから行動する。

Q5. 将来について考える時、どんな気持ち？

きっとうまくいく、と楽観的に考える。
いろいろなリスクを想定し、慎重に計画する。

Q6. 他人のSNSの投稿を見てどう思う？

楽しそうで何よりだな、と感じる。
自分と比べてしまい、少し落ち込むことがある。

Q7. 自分の長所と短所について

長所を活かすことに集中したい。
短所を克服して成長したい、という気持ちが強い。

Aの回答が多かったあなたはENFP-A、Bの回答が多かったあなたはENFP-Tの傾向が強いと考えられます。これはあくまで簡易的な診断ですが、自己理解を深めるきっかけにしてください。

＼性格タイプの違いを理解すれば、エントリーシートはもっと強くなる！／

同じENFPでも、「ENFP-A（自己主張型）」と「ENFP-T（慎重型）」では、アピールすべきポイントが異なります。

ENFP-Aは前向きさやリーダーシップを、ENFP-Tは共感力や丁寧さを活かした表現が効果的です。

だからこそ、自分の性格タイプに合った自己PRを考えることが、選考突破のカギになります。

そのヒントとして役立つのが、選考通過したエントリーシート20社分の事例集。

すべてに通過ポイント付きの解説があり、真似しながらブラッシュアップできます。

今のうちに合格ESをチェックして、あなたらしさを最大限アピールしましょう！

【自己主張型】ENFP-Aの性格と特徴

ENFP-Aは、自信に満ち溢れたポジティブなエネルギーが魅力です。自分の信念に正直で、周囲を巻き込みながら目標に向かって突き進む力を持っています。その明るさと行動力は、多くの場面でリーダーシップとして発揮されるでしょう。

仕事において積極性と創造性を存分に発揮します。新しいアイデアを出すことに長けており、批判を恐れずに自分の意見を堂々と発言できます。

その素早い行動力と周囲を引っ張る力から、チームリーダーやプロジェクトマネージャーといった役割で高く評価されることが多いです。人の感情を察することにも長けているため、チームの雰囲気を良好に保ちながら、円滑にプロジェクトを進める能力も備えています。ただし、熱しやすく冷めやすい一面もあり、気分によってパフォーマンスが左右される点には注意が必要です。

すでに60,000人以上が利用中!

LINEで「性格診断」してみる
（無料）

※公式LINEに参加後、30秒で無料受取できます

【慎重型】ENFP-Tの性格と特徴

ENFP-Tは、感受性が豊かで思慮深い性格です。物事の本質を見抜く洞察力に優れ、常に自己成長を求める真面目さを持っています。感情の振れ幅が大きい一面もありますが、その繊細さが他者への深い共感力や、独自の視点での創造性を生み出す源泉となります。

仕事に対して非常に真摯で、責任感が強いタイプです。任された仕事は必ず成功させたいという強い思いから、何事も慎重に進めます。

楽観的に物事を捉えるENFP-Aとは対照的に、あらゆる可能性を考慮して入念な準備や調査を実施します。その隙のない仕事ぶりは、周囲から厚い信頼を寄せられる要因となるでしょう。

ENFP-Tは、自らが先頭に立つリーダーというよりは、リーダーを的確に支え、チームに安定感をもたらすナンバー2としての役割で活躍する傾向にあります。

ENFPが持つ才能と活かし方

ENFP-AとENFP-Tは、共通して素晴らしい才能を持っています。ここでは、代表的な4つの才能と、それを仕事や生活で活かすためのヒントを紹介します。

人を惹きつけるコミュニケーション能力

ENFPは、場の空気を読む能力に長け、どんな相手とも楽しくコミュニケーションを図れます。聞き上手でもあるため、相手が本当に話したいことを自然に引き出し、深い信頼関係を築けるでしょう。

この才能は、営業職やカウンセラー、チーム内の人間関係を円滑にする役割など、人と深く関わるあらゆる場面で大きな武器になります。相手の気持ちを尊重する姿勢が、人気者になりやすい理由の一つです。

以下の記事では、コミュニケーション能力の鍛え方について紹介しています。コミュ力を伸ばしたいと考えている学生は、一度目を通してみましょう。
【すぐに実践】コミュ力を鍛えるための具体的な方法を解説

相乗効果を生み出すチームワーク力

ENFPは、仲間と協力して目標を達成することに喜びを感じます。持ち前の観察力でチームメンバーの気持ちや状況の変化を敏感に察知し、全員が前向きに取り組めるような雰囲気を作り出すことに長けています。このチームワーク力は、プロジェクトの推進や組織開発において欠かせない才能です。

以下の記事では、グループワークについて解説しています。グループワークには、チームワークも重要になってくるので一度目を通しておくことをおすすめします。

グループワークの秘訣と乗り切り方のコツとは？
【就活】グループワーク対策とは？準備と評価させる役割を解説！

目標を追求する情熱と行動力

ENFPは、一度興味を持つと、驚くほどのエネルギーと情熱を注ぎ込みます。自分の好奇心を原動力に、次々と新しい挑戦へと向かっていくでしょう。

目標達成のためにはどんな困難にも立ち向かい、最後までやり遂げる粘り強さも備えています。この情熱的な姿勢は、新規事業の立ち上げや、クリエイティブな分野で何かを生み出す際に、周囲を巻き込む大きな推進力になるでしょう。

変化の兆候を捉える優れた観察力

ENFPは、周囲の人や環境の些細な変化を見逃さない、鋭い観察力を持っています。友人や同僚の表情から感情を読み取り、適切な声かけができるため、組織のムードメーカー的な存在になることが多いです。

この能力は、顧客の隠れたニーズを発見したり、問題が大きくなる前に対処したりするなど、ビジネスの現場でも非常に役立ちます。常にアンテナを張り、新しい情報をキャッチする好奇心もこの才能から生まれます。

以下の記事では、洞察力や自己PRで伝える方法についても解説しています。面接で役に立つポイントが多く書かれているので、チェックしてみましょう。

自己PRで洞察力を魅力的にアピールする方法を例文付きで紹介
【例文あり】自己PRで「周りをよく見て行動する」を伝えるにはどうしたらいい？ポイントや注意点を徹底解説

ENFPが乗り越えるべき課題と3つの対処法

多くの才能を持つENFPですが、その繊細さや情熱がゆえに、いくつかの課題に直面することもあります。ここでは、代表的な課題とその対処法を解説します。

ストレスを感じやすい繊細さ

ENFPは、他人の感情に敏感なため、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまう傾向があります。特に「相手にどう思われているか」を気にしすぎるあまり、精神的に疲弊してしまうことも少なくありません。

【対処法】

意識的に一人の時間を作り、自分の心と向き合う習慣を持ちましょう。日記を書いたり、瞑想をしたりすることで、他人の感情と自分の感情を切り離す訓練ができます。「これは相手の課題、これは自分の課題」と線引きをすることが、心の平穏を保つポイントです。

ルーティンワークへの苦手意識

好奇心旺盛なENFPにとって、毎日同じことの繰り返しや、細かなルールに縛られる作業は集中力を維持するのが難しい場合があります。新しい刺激がないと、モチベーションが低下しがちです。

【対処法】

仕事のなかに、自分で工夫できる小さな「遊び」や「改善点」を見つけることをおすすめします。例えば、作業手順を少し変えて効率化を図ったり、週に一度は新しいスキルを学ぶ時間を設けたりするなど、日常業務に変化を加えることで、飽きずに取り組めるようになります。

感情に左右されやすい側面

エネルギッシュで情熱的な反面、感情の波に影響されやすく、冷静な判断が難しくなる場合があります。感情が高ぶると、客観的な視点を失い、衝動的な行動をとってしまう可能性もあるため注意が必要です。

【対処法】

重要な決断を下す前には、必ず一呼吸置くことをルールにしましょう。信頼できる友人に相談したり、一度その場を離れて頭を冷やしたりすることで、感情的な判断を避けられます。自分の感情のパターンを理解し「興奮しているな」と客観的に分析するクセをつけましょう。

ENFP-A・ENFP-Tの才能が輝く適職一覧

ENFPのコミュニケーション能力、創造性、共感力は、さまざまな仕事で活かせます。ここでは、AタイプとTタイプ、そして両タイプに共通でおすすめの仕事を紹介します。

ENFP-Aにおすすめの主体性が求められる仕事

自己主張型でリーダーシップのあるENFP-Aは、自らが中心となってチームやプロジェクトを動かす仕事で輝きます。

ENFP-Tにおすすめのサポート役や専門職

慎重型で共感力の高いENFP-Tは、人の成長を支えたり、専門知識を活かして貢献したりする仕事に向いています。

両タイプに共通でおすすめの創造性と対人スキルを活かす仕事

どちらのタイプも、その創造性と対人スキルを活かせる仕事で大きなやりがいを感じられます。

すでに60,000人以上が利用中!

LINEで「性格診断」してみる
（無料）

※公式LINEに参加後、30秒で無料受取できます

ENFPの人が仕事選びで注意すべきポイント

「向いていない職業」の断定はできませんが、ENFPの特性が活かされにくい、注意が必要な労働環境は存在します。ここではENFPの性格を持つ人が仕事選びの際に注意すべき環境を紹介します。

厳格なルールや階層が存在する環境

ENFPは、自由な発想や柔軟な対応を得意とします。そのため、厳格なルールや規則、厳しい上下関係が定められている職場では、窮屈さを感じてしまう可能性があります。

例えば、公務員や金融機関、法律関係の仕事など、手続きの正確性が最優先される環境では、ENFPの創造性が発揮しにくいかもしれません。自分の裁量で仕事を進められる範囲がどれくらいあるか、事前に確認するようにしましょう。

変化の少ない単調な作業が中心の環境

毎日決まった手順で同じ作業を繰り返す業務は苦痛に感じる可能性があります。データ入力や工場のライン作業など、変化の少ないルーティンワークが中心の環境では、モチベーションを維持するのが難しいでしょう。常に新しい知識を学べたり、多様な業務に挑戦できたりする環境が、ENFPの能力を最大限に引き出せます。

ENFPの人間関係｜相性の良いタイプと良好な関係を築くコツ

ENFPは基本的に誰とでも良好な関係を築けますが、特に相性が良いとされる性格タイプも存在します。

ENFPと特に相性が良いとされるのは、同じ価値観を共有しやすいINFP（仲介者型）やENFJ（主人公型）です。お互いの創造性や理想を尊重し合えるため、刺激的で深い関係を築けるでしょう。

ちなみに、ENFP-AとENFP-T同士の相性は非常に良いとされています。行動的なA型を慎重なT型がサポートし、T型の不安をA型の楽観性が和らげるなど、お互いの長所と短所を補い合える理想的なパートナーシップを築けるでしょう。

上記で紹介した他の性格について、知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。それぞれの性格の特徴や向いている仕事などを解説しています。

INFPの人必見！INFPの特徴と適職を徹底解説
【就活に強い？】ENFJ（主人公型）とは？特徴と適職を解説

まとめ

本記事では、ENFP-A（自己主張型）とENFP-T（慎重型）の違いについて、性格や適職、人間関係の観点から多角的に解説しました。

• ENFP-A：自信家で楽観的。ストレスに強く、リーダーシップを発揮する。
• ENFP-T：慎重で感受性豊か。自己成長意欲が高く、他者に深く共感する。

どちらのタイプにも独自の強みと課題があります。大切なのは、自分の特性を正しく理解し、それを活かせる環境を選ぶことです。

この記事で得た知識を自己分析に役立て、あなただけの強みを見つけ、自信を持って就職活動やキャリア形成に臨んでください。あなたの情熱と創造性が、未来を切り拓く大きな力となるはずです。