【例文あり】自己分析での強み・弱みの見つけ方|面接官の意図とNG例も解説
2025/12/18更新
キャリア形成において、自己分析は非常に重要です。しかし「自分の強み・弱みがわからない」「面接でどう伝えればいいの?」といった悩みや不安を抱えている就活生も多いでしょう。
この記事は、面接官が「なぜ」その質問をするのかという本質的な意図から、やりがちなNG回答例、そしてあなたの弱みさえも魅力に変える伝え方まで、徹底的に解説します。
「自分には強みなんてない」と感じている方も、この記事を読めば、あなただけの武器を見つけ、自信を持って選考に臨めるようになるでしょう。
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面接官はなぜ強み・弱みを聞くのか?質問に隠された3つの意図
「あなたの強みと弱みを教えてください」この質問には、以下の意図があります。
- 人柄と社風のマッチ度を知るため
- 自己分析力と客観性を見るため
- ポテンシャルと成長意欲を見るため
単に長所や短所を知るためのものではなく、面接官が応募者を多角的に評価するための重要な質問です。以下でそれぞれの意図を詳しく解説します。
人柄と社風のマッチ度を知るため
面接官は、強みと弱みの両面から応募者の人物像を理解し、自社でいきいきと働ける人材かを見極めています。強みの内容から、応募者がどのような状況でモチベーションを感じ、力を発揮するタイプなのかが読み取れます。
例えば「チームで協力して目標を達成すること」を強みとする人は、協調性を重んじる社風の企業で活躍するイメージが湧きやすいでしょう。
一方で、弱みからは応募者がどのようなことを苦手とし、どう向き合っているのかが分かります。これらが企業の働き方や価値観と大きくかけ離れている場合、入社後のミスマッチにつながる可能性があると判断されることもあります。
自己分析力と客観性を見るため
強みと弱みを的確に答えることは、応募者が自分自身をどれだけ客観的に理解できているかを示すバロメーターとなります。面接官は、就活生が自身の能力や特性を正しく把握し、言語化できるかを見ています。
なぜそれを強み(あるいは弱み)だと考えるのか、具体的なエピソードを交えて説明できるかどうかが重要です。成功体験だけでなく、失敗体験から何を学び、どう改善しようとしたのかを語ることで、自己分析の深さが伝わります。
ポテンシャルと成長意欲を見るため
面接官は、強みと弱みの質問を通じて、応募者の将来性、つまりポテンシャルと成長意欲を測ろうとしています。
強みは、入社後にその企業でどのように貢献できるか、どんな活躍が期待できるかというポテンシャルを示す直接的なアピールになります。自分の強みを企業の求める人物像と結びつけて語ることで、入社後の活躍イメージを具体的に伝えられるでしょう。
特に重要視されるのが、弱みへの向き合い方です。自分の弱みをただ認めるだけでなく、それを改善・克服するためにどのような努力や工夫をしているかを具体的に伝えることで、成長意欲の高さを示せます。
【一覧表】あなたの強み・弱みはどれ?まずは自己分析のヒントを見つけよう
自己分析を始める前に、どのような言葉で強み・弱みを表現できるのかを知ることが近道です。以下の表で、あなたに当てはまりそうなキーワードを探してみましょう。
| 分類 | 強みの例 | 弱みの例(ポジティブな言い換え) |
| 課題解決・思考力 | 論理的思考力、分析力、計画性、発想力、問題解決能力、粘り強さ | 心配性(→慎重で計画的)、頑固(→意志が強い)、考えすぎる(→思慮深い) |
| 対人・コミュニケーション | 協調性、傾聴力、リーダーシップ、調整力、発信力、働きかけ力 | 人見知り(→聞き上手)、八方美人(→気配りができる)、おせっかい(→面倒見が良い) |
| 主体性・実行力 | 実行力、主体性、責任感、行動力、チャレンジ精神、継続力 | 負けず嫌い(→向上心が高い)、せっかち(→行動がスピーディー)、マイペース(→自律性がある) |
| 自己管理・性格 | 誠実さ、真面目さ、柔軟性、好奇心旺盛、ストレス耐性、几帳面 | 優柔不断(→丁寧で思慮深い)、緊張しやすい(→真面目で責任感が強い)、楽観的(→切り替えが早い) |
「強みと長所」「弱みと短所」の違いとは?
面接で的確に答えるために、これらの言葉の違いを理解しておきましょう。
- 強み/弱み: 主にスキルや能力のこと。後天的に習得・改善できるもので、ビジネスシーンでの再現性が問われます。(例:データ分析力、計画性)
- 長所/短所: 主に性格や人柄、価値観のこと。生まれ持った性質に近く、企業文化とのマッチ度が見られます。(例:明るい、真面目)
面接官が「あなたの強みは?」と聞いているのに、性格(長所)ばかり話してしまうと、「質問の意図が理解できていない」と判断される可能性があります。意味の違いを意識することが、自己分析の精度を高める第一歩です。
「自分には強みがない」は勘違い!見つけ出すための3つの視点
強みを見つけ出すには、以下の視点が必要です。
- 当たり前に「できてしまうこと」に注目する
- 苦手なこと・短所の「裏側」を考える
- 結果ではなく「プロセス」に注目する
「一覧表を見ても、自分に強みなんてない…」と感じてしまうのは、特別な実績や経験を探そうとしているからです。強みは誰にでも必ずあります。3つの視点で、自分の経験を振り返ってみましょう。
当たり前に「できてしまうこと」に注目する
当たり前に「できてしまうこと」に注目してみましょう。「友人の相談に乗ることが多い(傾聴力)」「旅行の計画を立てるのが好き(計画性)」など、ごく当たり前のことこそが、他の人にはないあなたの強みかもしれません。
苦手なこと・短所の「裏側」を考える
あなたの弱みや短所は、見方を変えれば強みになります。「頑固」は「意志が強い」、「心配性」は「慎重でリスク管理能力が高い」と言い換えられます。
短所と長所は表裏一体です。長所探しに行き詰まったら、短所に注目してみましょう。
結果ではなく「プロセス」に注目する
結果ではなく「プロセス」に注目してみましょう。華々しい成功体験は必要ありません。何か目標に取り組んだ経験があれば、その「プロセス」に注目してください。
「資格試験に落ちた」という結果でも、「合格のために毎日3時間勉強を続けた」プロセスは「継続力」という強みの証明になります。
【完全ガイド】自己分析で強み・弱みを見つける5ステップ
自己分析で強み・弱みを見つける5ステップは以下のとおりです。
- Step1: 経験の棚卸し(自分史・ライフラインチャート)
- Step2: 「なぜ?」の深掘り
- Step3: 共通点のキーワード化
- Step4: 客観的視点の導入(他己分析・診断ツール)
- Step5: フレームワークで整理(SWOT分析)
以下で、それぞれについて詳しく解説します。ぜひ強みや弱み探しに活用してください。
Step1: 経験の棚卸し(自分史・ライフラインチャート)
幼少期から現在までの出来事を時系列で書き出す「自分史」や、その時の幸福度をグラフにする「ライフラインチャート」を作成し、印象的な経験を洗い出します。
Step2: 「なぜ?」の深掘り
洗い出した経験に対し「なぜ頑張れたのか?」「なぜその行動をとったのか?」と自問自答を繰り返します。行動の根底にあるあなたの価値観や特性(責任感、好奇心など)が見えてくるはずです。
Step3: 共通点のキーワード化
複数の経験の深掘り結果から、共通する行動パターンや思考の癖を探し、「協調性」「分析力」といったキーワードに変換します。これがあなたの強み・弱みの核となります。
Step4: 客観的視点の導入(他己分析・診断ツール)
信頼できる友人や家族に「私の強み・弱みって何だと思う?」と聞いてみましょう。また、「リクナビ診断」などの無料診断ツールを活用し、客観的なデータと自分の認識を照らし合わせるのも有効です。
Step5: フレームワークで整理(SWOT分析)
自分の「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」、外部環境の「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」を4象限で分析します。
これにより、「自分の強みを、この業界の成長機会にどう活かすか」といった戦略的な自己PRを考える材料になります。
【内定を引き寄せる】面接・ESでの強み・弱みの伝え方
強み・弱みは、見つけること以上に「伝えること」が重要です。ここでは、採用担当者に響く伝え方の技術を徹底解説します。
強みを伝える最強のフレームワーク「STARメソッド」
強みを伝える際は、以下の構成で話すと、論理的で説得力が格段に増します。
- S (Situation): 状況(いつ、どこで、誰が)
- T (Task): 課題・目標(どんな課題があったか)
- A (Action): 行動(その課題に対し、あなたが具体的にどう行動したか)
- R (Result): 結果(行動の結果、どうなったか)
この後に「この経験を貴社でどう活かすか」という貢献意欲をつなげます。
例文(営業職/強み:粘り強さ)
(S)大学時代のテレアポのアルバイトで、(T)新規契約件数の目標が未達という課題がありました。(A)私はリストの上からかけるだけでなく、業界ごとにトークスクリプトを最適化し、最も反応の良い時間帯を分析して架電を続けました。(R)その結果、チーム内でトップの契約件数を達成しました。この粘り強さを活かし、貴社の営業として、困難な顧客に対しても諦めずにアプローチし続け、必ず成果を上げます。
弱みは「伸びしろ」と「誠実さ」を伝えるチャンス
弱みは、改善努力をセットで伝えることで、成長意欲のアピールになります。
例文(弱み:頑固→意志が強い)
私の弱みは、時に頑固になりすぎることです。一度決めたことに対しては意志が強く、目標達成までやり抜く力がある一方、視野が狭くなってしまうことがあります。この点を自覚してからは、何事も実行に移す前に、一度信頼できる同僚や先輩に意見を求めることを意識し、より良い方法を模索する柔軟性を持つように努めております。
自己分析の「強み・弱み」に関するよくある質問
自己分析の「強み・弱み」に関するよくある質問について回答します。似た悩みがないか確認してみましょう。
Q1. 強みと弱みが矛盾していても良いですか?
A1. 問題ありません。むしろ人間味があり、自己分析が深いと評価されることもあります。例えば「強みは慎重な計画性だが、弱みは行動に移すのが遅いこと」のように、両者のつながりと、弱みをどう改善しようとしているかをセットで語れれば大丈夫です。
Q2. 強み・弱みはいくつ用意すれば良いですか?
A2. それぞれ3つずつ、具体的なエピソードと共に話せるように準備しておくと安心です。「他の強みはありますか?」という深掘り質問にも対応できます。
Q3. 企業の求める人物像に無理に合わせるべきですか?
A3. 合わせる必要はありません。嘘は面接で見抜かれますし、仮に入社できてもミスマッチで苦しむだけです。自分の強みの中から、企業の求める人物像と「共通する部分」を切り取ってアピールするのが正解です。
まとめ
今回は、自己分析における強み・弱みの見つけ方から、競合に差をつける伝え方までを徹底解説しました。
強み・弱みの分析は、自分という人間を深く理解し、自分らしいキャリアを選択するための「羅針盤」を作る作業です。
「自分には強みがない」と悲観する必要は全くありません。この記事で紹介した視点や方法を試せば、必ずあなただけの魅力的な強みが見つかります。
見つけた強みは自信となり、弱みはあなたの伸びしろを示してくれます。この記事をあなたの「羅針盤」として、自信を持って就職・転職活動に臨んでください。




