【事業拡大】M&A売却額ランキングを年別にご紹介

2023年12月30日

はじめに

就活はさまざまな軸を持って進めていくものです。

そのなかの1つに「事業拡大をしている企業」という軸を持っている方もいらっしゃるかと思います。

そして、第三者から見て事業拡大をしていることが分かるのがM&Aです。

ここではM&A売却額ランキングを年別にご紹介します。

軸の1つに事業拡大がある方はぜひご確認ください。

また、これらに掲載されている企業は大企業になっているため、大企業を志望している人にもおすすめです。

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M&Aとは

M&A

M&AとはMergers(合併)and Acquisitions(買収)の略であり、企業の合併や買収を指します。M&Aの目的は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

  • 事業拡大・成長
  • 事業再編・効率化
  • 事業承継

事業拡大・成長を目的としたM&Aでは新規事業の展開や海外進出、競合他社の買収などにより、企業の規模や収益を拡大します。

事業再編・効率化を目的としたM&Aでは、事業の統廃合や機能の集約などにより、経営資源の効率的な活用を図ります。

業承継を目的としたM&Aでは、後継者不足や経営者の高齢化などの課題を解決するために第三者に事業を承継します。

M&Aには以下のメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 事業拡大・成長のスピードアップ
  • 新規事業や海外進出のリスク分散
  • 競争力の強化
  • 事業の効率化・コスト削減
  • 事業承継の円滑化

デメリット

  • 買収コストの負担
  • 統合後の経営の混乱
  • 人材の流出
  • 文化の違いによる軋轢

M&Aは企業の成長や競争力強化に有効な手段ですが、慎重な検討と実行が求められます。

すなわち、M&Aを定期的におこなう企業ではこれら素質を持った人間が求められるのです。

M&A仲介会社とは

M&A仲介会社とはM&Aの仲介業務を行う会社のことを指します

M&Aの仲介は売り手企業と買い手企業の間に入り、両者の希望を擦り合わせながらM&Aの成立までをサポートする業務です。

M&A仲介会社の役割は以下のとおりです。

  • 売り手企業と買い手企業のマッチングを支援する
  • 売り手企業の企業価値評価を行う
  • 買い手企業の買収意思や買収価格の調査を行う
  • 交渉の仲介を行う
  • 契約書の作成や締結を支援する

M&A仲介会社は売り手企業と買い手企業の双方に対して原則「中立的」「客観的」である必要があります。

そして、面接などでもこれらを見られる可能性が高いです。

M&A業界に求められる素質と自分がマッチしているのかどうかは事前に考えておきましょう。

M&A仲介会社の大手企業一覧

M&A仲介会社の大手企業一覧

M&A仲介会社の大手企業には下記のようなものがあります。一口にM&A仲介会社と言っても得意領域や支援対象企業が異なるため、それぞれで確認が必要です。

会社名 売上高

(百万円)

経営理念 社風・特徴
日本M&AセンターHD 41,316 M&A業務を通じて企業の「存続と発展」に貢献する 実績と信頼を重視
ハイディールパートナーズ 頼れる誠実な専門家として。 挑戦と成長を追求
M&Aキャピタルパートナーズ 20,851 クライアントへの最大貢献と

全従業員の幸せを求め

世界最高峰の投資銀行を目指す

専門性を追求
ストライク 13,826 人を創り、人に尽くす スピードと効率を重視
M&A総合研究所HD 8,643 M&A Techにより未来のM&A市場を創造する 幅広いニーズに対応
クラリスキャピタル お客様に喜んでいただけるM&Aのご縁づくりをすることで、社会に貢献します。 ベンチャー企業への支援
インテグループ 我々は、経営課題の解決のために、個々の社員としておよび組織として、常に自己研鑽に努め、誠実に社内外の他者に貢献し、「良い仕事」をし続ける。 顧客の成功を追求
山田コンサルティンググループ 16,451 「健全な価値観」「社会貢献」「個と組織の成長」 経営コンサルティングを併設

また、近年はIT業界と製造業でM&A案件が増えています。

そのため、仲介会社への入社後はそれら企業と深く関わり合う可能性が高いです。

書籍などで基本的なビジネスモデルや代表的な企業を知っておくことをおすすめいたします。

【2022年】M&A売却額ランキング

【2022年】M&A売却額ランキング

2022年におけるM&A売却額ランキングは下記のとおりです。

 

買収企業は購入した側の企業、被買収企業は購入された側の企業です。

順位 買収企業 被買収企業 金額
1 武田薬品工業 Nimbus Lakshmi, Inc. 5,485億
2 ソニー Bungie, Inc. 5,140億
3 HTSK

(ロジスティード)

日立物流 4,492億
4 Viterra Limited  Gavilon Agriculture Investment, Inc. 4,300億
5 Bain Capital Private Equity, LP エビデント 4,276億
6 オリックス ディーエイチシー 3,000億
7 横浜ゴム Trelleborg Wheel Systems Holding AB 2,672億
8 Fortress Investment Group LLC そごう・西武 2,500億
9 近鉄グループホールディングス 近鉄エクスプレス 1,680億
10 OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD. INTERNATIONAL TRANSPORTATION INC. 1,669億

海外企業の買収や海外企業からの買収が目立ちます。

ランキング1〜3位の企業の基本情報は下記のとおりです。

会社名 売上高

(百万円)

経営理念 社風・特徴
武田薬品工業 4,027,478 タケダは、世界中の人々の健康と、輝かしい未来に貢献するために存在します。 ・グローバル企業としての責任を重視

・チャレンジ精神とスピード感を重視

・多様性を尊重

ソニー 10,095,841 Inviting(招く・誘う・誘惑する)

Inspiring(刺激・感動・鼓舞する)

Interweaving(織り込む・組み合わす・織り成す)

・創造性と革新性を重視

・挑戦と失敗を許容する

・フラットな組織

HTSK 814,310 広く未来をみつめ 人と自然を大切にし 良質なサービスを通じて豊かな社会づくりに貢献します ・技術力を重視

・チームワークを重視

・挑戦と成長を追求

【2021年】M&A売却額ランキング

【2021年】M&A売却額ランキング

2022年におけるM&A売却額ランキングは下記のとおりです。

順位 買収企業 被買収企業 金額
1 日立製作所 GlobalLogic 1兆
2 U.S. Bancorp MUFG Union Bank, N.A. 8,800億
3 BCJ-52 日立金属 8,100億
4 パナソニック Blue Yonder  7,830億
5 ルネサス エレクトロニクス Dialog Semiconductor Plc 6,262億
6 LafargeHolcim Ltd ファイアストン ビルディング プロダクツ 3,500億
7 インベスコ・グループ インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 2,002億
8 ENEOS ジャパン・リニューアブル・ エナジー 1,912億
9 スターウッド・キャピタル・グループ インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人 1,655億
10 CVC Capital Partners 資生堂パーソナル事業 1,600億

2021年もグローバル企業によるM&Aが多く起こっています。

また、本年においては投資法人が大きなM&Aをおこなっていることが分かります。ランキング1〜3位の企業の基本情報は下記のとおりです。

会社名 売上高

(百万円)

経営理念 社風・特徴
日立製作所 10,881,150 優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する ・和・誠・開拓者精神

・チャレンジ精神とスピード感

・多様性を尊重

U.S. Bancorp 27,401 “To be the leader in delivering financial solutions to our customers and communities.” ・顧客第一主義

・地域社会への貢献

・持続可能な成長

BCJ-52 ・技術力を重視

・チームワークを重視

・挑戦と成長を追求

【2020年】M&A売却額ランキング

【2020年】M&A売却額ランキング

2020年におけるM&A売却額ランキングは下記のとおりです。

順位 買収企業 被買収企業 金額
1 NVIDIA ソフトバンクグループ 4.2兆
2 セブン&アイ・ホールディングス Speedway LLC 2.3兆
3 Wuthelam Holdings Limited 日本ペイントホールディングス 1.2兆
4 三菱商事と中部電力 Eneco Groep N.V. 5,000億
5 NEC Avaloq Group AG 2,380億
6 Oscar A-Co 武田薬品工業 2,300億
7 ニトリホールディングス 島忠 2,142億
8 DCMホールディングス 島忠 1,636億
9 三井住友ファイナンス&リース ケネディクス 1,319億
10 ソニー イレーション・ホールディングス 1,300億

2020年は共同のM&Aがランキングに入っています。

また、兆超えの取引が3件と比較的大きな金額が動いた年になっています。

ランキング1〜3位の企業の基本情報は下記のとおりです。

会社名 売上高 経営理念 社風・特徴
NVIDIA 269.7億アメリカ合衆国ドル 世界の難題に取り組む ・革新性と創造性を重視

・挑戦と失敗を許容

・フラットな組織

セブン&アイ・ホールディングス 609.5億アメリカ合衆国ドル 私たちは、お客様に信頼される、誠実な企業でありたい。

私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される、誠実な企業でありたい。

私たちは、社員に信頼される、誠実な企業でありたい。

・顧客第一主義

・地域密着

・多様性を尊重

Wuthelam Holdings Limited “To create long-term value for our shareholders and stakeholders through our core strengths in property development and investment.” ・誠実さ

・卓越性

・チームワーク

【2019年】M&A売却額ランキング

【2019年】M&A売却額ランキング

2019年におけるM&A売却額ランキングは下記のとおりです。

順位 買収企業 被買収企業 金額
1 アサヒグループホールディングス CUB Pty Ltdなど123社 1兆2,096億
2 ソフトバンク LINE 1兆1,806億
3 昭和電工 日立化成 9,640億
4 ノバルティス シャイアー 5,837億
5 三菱商事、中部電力 エネコ 5,000億
6 三菱UFJ銀行、東銀リース DVB Bank SE 4,800億
7    ソフトバンク ヤフー 4,565億
8  Zホールディングス ZOZO 4,009億
9 大日本住友製薬 マイオバント・サイエンシズなど5社 3,340億
10 東京センチュリー アビエーション・キャピタル・グループ 3,213億

一位は123社にも及ぶM&Aとなっています。このようにM&Aは複数社を同時に買収することも少なくありません。本M&Aではオーストラリアでの市場競争力をより高めるために買収しています。また、ソフトバンクとLINE、ヤフーなど日常でも利用するようなサービスの買収もおこなわれています。ランキング1〜3位の企業の基本情報は下記のとおりです。

会社名 売上高 経営理念 社風・特徴
アサヒグループホールディングス 2,511,108 期待を超えるおいしさ、

楽しい生活文化の

創造

・挑戦と成長を追求

・多様性を尊重

・風通しの良さ

ソフトバンク 6,570,439 情報革命で人々を幸せに ・スピード感と実行力

・チャレンジ精神

・チームワーク

昭和電工

(レゾナックホールディングス)

1,392,621 私たちは、社会的に有用かつ安全でお客様の期待に応える製品・サービスの提供により企業価値を高め、 株主にご満足いただくと共に、国際社会の一員としての責任を果たし、その健全な発展に貢献します。 ・技術力

・品質

・安全

M&A会社について

M&A会社

M&Aをいざ始めようとしてもどのように進めていけば良いのか、どの企業が適しているのかなど把握が難しいです。

そこで、仲介役としてM&A会社というものがあります。

では、M&A会社はどのような役割があり、入社するのは難しいのでしょうか。

ここで、M&Aを仲介する会社についても確認しておきましょう。

M&A会社とは

M&A会社とは企業の合併・買収(M&A)を支援する会社です。

M&Aには企業の合併、買収、事業譲渡、株式交換など、さまざまな手法があります。

そこで、M&A会社はこれらの手法の中からそれぞれの企業の状況やニーズに合った最適な手法を提案し、M&Aの実現を支援します。

M&A会社の主な業務は以下のとおりです。

  • M&Aの相談・コンサルティング
  • ターゲット企業の探索・アプローチ
  • デューデリジェンス(DD)の実施
  • 契約書の作成・交渉
  • クロージング(M&Aの完了)

M&A会社にはM&Aの専門知識や経験を有するプロフェッショナルが在籍しています。

そのため、M&Aを初めて行う企業でも安心してM&Aを進めることができます。M&A会社には、以下のような種類があります。

  • 仲介会社
  • コンサルティング会社
  • 投資銀行

仲介会社はM&Aの仲介を専門とする会社です。

ターゲット企業を探索・アプローチし、譲渡企業と譲受企業の間を取り持つことでM&Aの実現を支援します。

コンサルティング会社はM&Aの戦略立案や実行支援を専門とする会社です。

M&Aの目的や目標を明確にし、最適な手法を提案・実行することでM&Aの成功を支援します。

投資銀行はM&Aのアドバイザリー業務を専門とする会社です。

M&Aの財務分析やデューデリジェンスの実施、契約書の作成・交渉などを行います。

M&A会社の大手企業

M&A会社の大手企業としては下記の3つが挙げられます。

  • 日本M&Aセンター
  • M&Aキャピタルパートナーズ
  • ストライク

日本M&AセンターはM&A仲介業界のリーディングカンパニーです。

創業以来、累計で5,000件以上のM&Aを支援しており、その実績は国内トップクラスです。

また、M&Aのコンサルティングやアドバイザリー業務にも強みを持っています。

M&AキャピタルパートナーズはM&A投資会社です。

M&Aを活用した企業の成長や再生を支援しています。

国内外のM&A案件に豊富な実績があり、特に大型のM&A案件や事業承継案件に強みを持っています。

ストライクはM&A仲介会社です。

インターネットを活用したM&Aマッチングサービスを提供しており、M&Aのリーディングプラットフォームとして成長しています。

また、M&Aのコンサルティングやアドバイザリー業務にも強みを持っています。

M&A会社に就職する際に求められること

M&A会社への就職は下記のことが求められます。

  • M&Aの専門知識

M&Aには、財務、法務、経営戦略など、さまざまな分野の知識が必要です。

そのため、M&Aに関する知識を身につけておく必要があります。

  • コミュニケーション能力

M&Aは、企業の経営陣や事業部門の担当者など、さまざまな関係者とやり取りする仕事です。

そのため、コミュニケーション能力を身につけておく必要があります。

  • 交渉能力

M&Aでは、譲渡企業と譲受企業の間で価格や条件を交渉する必要があります。

そのため、交渉能力を身につけておく必要があります。

  • 分析力・判断力

M&Aでは、膨大なデータや情報を分析し、的確な判断を下す必要があります。

そのため、分析力・判断力を身につけておく必要があります。

  • 体力・精神力

M&Aは、長時間労働やプレッシャーがかかる仕事です。

そのため、体力・精神力を身につけておく必要があります。

まとめ

今回はM&A売却額ランキングについてご紹介しました。

多額のM&Aをおこなっている企業は大手企業かつグローバル企業であることが多いです。

これらを志望する場合はM&Aの実績から選考に進む企業を探してみましょう。

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