【企業研究】日本創発グループの社風から選考フロー、試験対策を解説

【企業研究】日本創発グループの社風から選考フロー、試験対策を解説

2023年11月28日更新

はじめに

名だたる企業が競い合う印刷業界において、上位10社に名を連ねる日本創発グループ。

 

印刷だけではなく、Webサイトの企画・制作やキャラクター商品のプロダクトまで幅広い事業を行なう同社へ入社を希望する学生が増えています。

 

そんな日本創発グループの事業内容や社風、選考フローから採用試験の対応策を解説します。

 

この記事の内容を参考にあなたの就活を成功へ近づけてください!!



会社概要

日本創発グループは、2015年1月、東京リスマチックの持株会社として設立されました。

東京リスマチックは、1972年11月、印刷物のオフセット製版を目的として、東京都中央区につくられました。

 

日本創発グループは、クリエイティブサービス事業を軸に、顧客が創造性(クリエイティブ)を表現するために必要となる多様なソリューションを提供するクリエイティブをサポートする企業集団として、幅広いビジネスを積極的に展開しています。

 

事業分野別の売上構成比は、おおむね印刷分野が7割強、ITメディア・セールスプロモーション分野が1割強、プロダクツ分野が、1割強となっています。

 

印刷分野を基盤として、M&Aも活用しながら企画提案、製造・制作から配信までをトータルでカバーできるユニークな企業体として新たな付加価値の「創発」を目指しています。



事業内容

日本創発グループは、“We Craft Your Imagination”というテーマのもと、「印刷」「ITメディア セールスプロモーション」「プロダクツ」の3つの事業を柱に、クリエイティブによる力で、クライアントの課題解決に取り組んでいます。

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

印刷分野

印刷・製造技術は、色と形のある全てのモノがターゲット。小さなPOPから大型サイン&ディスプレイ、メディアについても紙のみならず布地、アクリル、金属などへの印刷および加工。さらに平面のみならず什器やパッケージ、ノベルティなど、それぞれが専門分野で磨きあげた技術と設備、そしてグループネットワークで、あらゆるご要望に確かなカタチでお応えしています。

 

<具体例>

演劇・映画のパンフレット、漫画、同人誌、アルバム、シールなどの各種印刷

商業印刷・印刷サービス店舗の運営

パッケージ什器の企画製造

ITメディア セールスプロモーション分野

WEBサイトの企画・制作から、CGを駆使した3Dコンテンツ、さらに経営課題を解決するシステムインテグレーションや未知の体験を生み出すVR・MRコンテンツなど、グループ内にある多彩なデジタル領域の力を駆使し、売り場づくりからマーケティング戦略、販促ツールの開発までグループの総合力を活かし、ITやメディアを組み合わせてお客さまにとって最も効果的なプロモーションを提案しています。

 

<具体例>

3DCG、デジタルコンテンツ、インタラクティブコンテンツ制作

VR/ARなどのグラフィック系アプリ開発

商品開発・マーケティング・販売コンサルティング

プロダクツ分野

感性を刺激し、心を動かすモノづくりにこだわり、個人のお客さま、企業のお客さま向けに、オリジナル商品を展開しています。

 

例えば、遊び心を盛り込んだファンシー文具やカプセルトイ、大人女子に向けた化粧ポーチやバッグ、ペーパーステーショナリー。さらにファンを虜にするキャラクターフィギュアやオリジナルチョコを作れるDECOチョコなど、幅広い分野で創造性を発揮し、心を豊かにするアイテムを提案しています。

 

<具体例>

キャラクター文具・雑貨の企画・製造

フィギュア・キャラクターグッズの企画・製造・販売

バッグやポーチを中心としたノベルティの企画・製造



募集職種

日本創発グループが募集している職種は、次のとおりです。

総合職

総合職として、配属先や職種を初めから限定することのない営業・店舗・生産などの部門で幅広く活躍いただく職務

クリエイティブ専門職

学生の頃からデザインやプログラミングの経験を積んだ方を対象とした、各種デザイナー・プログラマー・ディレクターなどの職務

 

引用:採用Q&A | 採用情報 | 株式会社日本創発グループ (jcpg.co.jp)

 

ちなみに、2025年度の募集職種は「企画営業職」です。

 

企画営業職といっても印刷だけ、ITだけなど1つものに特化した企画営業職ではありません。

 

日本創発グループにあるたくさんの商材やサービスを事業会社の枠を超えて横断的にご提案しお客様の抱える議題を解決へと導くソリューション営業です。

 

引用:新卒採用情報|株式会社日本創発グループ採用サイト (jcpg.co.jp)

 

新しいものを創り出し、お客様のニーズに応えるようなアイデアやデザインなどクリエイティブな発想や考え方、そしてアクティブに行動できる方ならチャレンジしてみましょう。



新卒選考フロー

日本創発グループの選考フローは次のとおりです。

 

マイナビよりエントリー

会社説明会参加

書類選考

筆記試験・適性検査

面接:2〜3回

内々定

 

内々定後、より仕事・職場を理解していただくための座談会や職場見学会を開催します。

 

引用:新卒採用情報|株式会社日本創発グループ採用サイト (jcpg.co.jp)



社風

日本創発グループの社風は、働きやすい環境づくりに重点を置かれています。

 

採用情報のサイトには、「しっかり休んで、気持ちよく仕事。安心して暮らしていく」というキャッチコピーに続いて、二つの支援を図にして表現しています。

日本創発グループ社風

日本創発グループ社風

これらを実現するための制度として三つの制度を紹介しています。

健康・医療の制度

プロのココロとカラダを守る制度です。

検診補助金

人間ドック、脳ドック、婦人科検診のいずれかを受診する社員が一定の条件を満たす場合、検診にかかる費用の全額又はその一部を会社が補助する制度です。

育児休業制度

産前・産後における健康保持及び増進のための制度や、子供を養育するための育児休業も充実しています。

インフルエンザ予防接種

毎年10月から12月頃に社員が接種した「インフルエンザ予防接種」の費用の全額補助をしています。

 

在籍者数が多い事業所では、病院の先生をお呼びして集団接種などもおこなっています。

こころとからだの健康相談

こころの健康相談窓口は、すべての社員と被扶養者の心の健康の維持、増進のために、外部の専門機関に委託して開設しているものです。

休暇制度

自分の時間をデザインすることが大事です。

週休2日制(土日祝)

年次有給休暇の他に年間122日の週末・祝日休暇を確保しています。

まずは週休2日制をベースに「自分時間」をデザインしていきましょう。

シーズン休暇

夏季休暇は3日間。指定期間の中で取得できます。土日と年次有給休暇をあわせて最長9日間まで連続休暇とすることが可能です。

 

年末年始休暇は、12月29日から年明け1月4日までがお休みになります。

特別休暇

慶事・弔事の際は、有給休暇とは別にお休みが付与されます。

その他の制度

ちょっとお得な制度です。

取引先企業の優待利用

・HP・DELL特別販売。

・家事代行サービス(ベアーズ)優待制度

・結婚相談所ツヴァイ

保養所

伊豆稲取にリゾートマンションを所有しています。

相模湾を一望する優雅で、充実した設備を備えたリゾート保養所です。

 

引用:働く環境と休暇制度|株式会社日本創発グループ採用サイト (jcpg.co.jp)



求める人材

代表取締役社長である藤田 一郎氏のインタビュー記事によると藤田氏は次のように述べています。

 

「専門的な技術を磨くだけでなく、幅広い知識を身に付けたい!」という意欲のある人を求めています。

 

引用:株式会社日本創発グループの企業インタビュー|JOBRASS新卒(ジョブラス)

 

新しい事にチャレンジするのが好きな方や何事にも前向きに取り組むことが出来る方が、日本創発グループにおいて活躍できる人材だと言えるでしょう。

 

あなたは、そのマインドをお持ちですか?



応募書類(エントリーシートや履歴書)の作成について

日本創発グループへの就職を成功させたいのであれば、魅力的な志望動機を書いた応募書類(エントリーシートや履歴書)を書き上げる必要があります。

 

志望動機は、なぜその仕事を希望しているのか理由を伝えると共に、仕事への意欲の高さ、やる気を示す重要な書類ですから、以下の3つのポイントを押さえて作成しましょう。

 

①なぜ印刷業界なのかを明記する

②その中でもなぜ日本創発グループなのかを明記する

③自分はどのような仕事で貢献できるのかを明記する

 

内容は、シンプルでわかりやすく、さらに論理的に記載して、納得しながら読んでもらう必要があります。

 

そのためには、基本的に「PREP法」を用いて書きましょう。

 

PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をとったもので、自分の考えや意見を相手に分かりやすく論理的に伝えるための手法です。

最初に結論から書いて、その理由を具体例を用いながら説明して、最後に結論を繰り返すことで相手に納得して読んでもらうことができます。

 

最初は慣れないかもしれませんが、「PREP法」を用いた文章を繰り返し作成することで、抜けや漏れ、理論が破綻していないかどうかを確認しながら作成することで精度が上がります。



筆記試験の対策について

筆記試験の王道である適性検査の代表格としては、リクルートマネジメントソリューションズ社が提供するSPIが有名です。

 

受験方法は、基本的に自宅で受ける形式のwebテストとなっていますが、テストセンターで受検することも可能です。

 

Web形式の場合、制限時間が短く設定されている問題が多いことも特徴の1つになっていますので、スピーディーにそして正確に問題を解いていく能力が求められます。

 

そのためには、過去問題や練習問題を繰り返し解くことで回答のパターンを掴んだり、性格テストのために自己分析を行なうなどしましょう。

 

制限時間もありますので、実際に問題を解きながらどれくらいの時間が必要なのか意識する癖を付けるなど、できる対策は事前にシッカリ行なって試験に臨みましょう。



面接試験の対策について

日本創発グループの面接は、複数回行なわれ、形式は個人面接で実施されます。

 

どんな質問がされるのか事前に分かっておけば、模範解答をあらかじめ準備するなど充分な対策をとることができますので、落ち着いて面接に臨むことができます。

 

また、選考が一次、二次と進めば、採用の担当者から責任者、さらに役員クラスや社長面接の段階で、それぞれ高度で複雑な質問がされることになります。

 

一次や二次面接、さらに最終面接で良く尋ねられる質問の具体例を以下にあげます。

 

・自己PRについて

・志望動機について

・学生時代に特に力を入れて頑張ったこと

・大学での研究内容について

・気になる製品とその理由

・印刷業界はどう変わっていくべきか

・人から信頼を得るにはどうするればいいか

・わからないことがあったらどうするか

・キャリアプランについて

 

そのうえで、キャリアセンターの職員やゼミの教授、友人や知人に面接官になり切って質問してもらい、模擬面接を複数回実施してもらうことで「面接」という独特の雰囲気と質疑応答に慣れて、本番に臨みましょう!!



採用大学

日本創発グループのここ数年の採用実績校は、以下のとおりです。

 

東洋大学、日本大学、武蔵野美術大学、女子美術大学、千葉工業大学、東京造形大学、東海大学、東京家政大学、明治学院大学、共立女子大学、専修大学、大妻女子大学、東京工科大学、東京電機大学、法政大学、お茶の水女子美術大学、新潟大学、千葉大学、多摩美術大学

、拓殖大学、中央大学、帝京大学、東京工芸大学、東北工業大学、東洋美術大学、日本電機大学、独協大学 ほか

 

通常の大学に加え、美術大学の名前が多く見えるのは、企画・デザインなどクリエイティブな仕事が多いことも関係していると思われます。



まとめ

日本創発グループへの入社を目指すあなたへ、事業内容から社風、選考フローから就職試験対策について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

 

日本創発グループがどの様な事業を行なっているのか分析を行なうと共に、その仲間となりどの様な貢献ができるのかシッカリと考えて言語化した内容を応募書類に記載すると共に、面接ではその内容を熱量を込めて、面接官に伝えられるように訓練しておきましょう。

 

あなたの夢へのスタートが切れるよう悔いのない就職活動を行なってください。