WEBテストでカンニングをしてはいけない!カンニングの手口やバレる理由を解説

WEBテストでカンニングをしてはいけない!カンニングの手口やバレる理由を解説

2024年8月15日更新

はじめに

WEBテストは自宅で受けられるため、「カンニングしてもバレないかもしれない」と考える就活生もいるかもしれません。

特に就職活動では、企業の説明会やエントリーシートの提出など、多忙を極めるため、WEBテストの対策時間を短縮しようとカンニングを考えたくなる気持ちも分かります。

 

しかし、この考え方には大きな危険が潜んでいます。

実際には、WEBテストのカンニングは非常に高い確率で発覚し、その結果として企業に迷惑をかけることになり、自身の就職活動にも深刻な影響を与えることになります。

 

本記事では、WEBテストにおけるカンニングのリスクと、その発覚する理由について詳しく解説していきます。

 

カンニングに頼らず、誠実にテストに臨むことの重要性を、具体的な事例を交えてご紹介します。

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Webテストとカンニングの実態

WEBテストは自宅のパソコンで受験できるため中には不正をしている人もいますが、リスクが伴う行為であり、倫理的にも不正は許されません。

Webテストとは何か?

Webテストは、就職活動において重要な選考フローの一部で、応募者が自宅や試験会場のパソコンからネットを通じて受験します。

一般的には、SPI、玉手箱、TG-WEBなどが知られていますが、それ以外にも多くのマイナーな試験が存在します。

 

大企業を中心にほとんどの会社で採用の際に用いられているため、就職活動をする学生にとっては避けて通れないものです。

このテストの普及により、自宅での受験が可能となるなど、利便性が増している一方、カンニングに関する問題も浮上しています。

なぜ企業はWebテストを実施するのか

企業がWebテストを実施する主な理由は、多数の応募者から面接に進むべき人数を効率的に絞り込むためです。

特に大手企業の場合、数千人にも及ぶ応募者が存在することが珍しくありません。

このため、選考プロセス初期段階で応募者の学力や思考能力を測定することは、適切な候補者を選び出す上で極めて重要です。

 

Webテストは、応募者が自主的に受験できる手軽さを持ち合わせているため、企業にとっては選考を進める上で合理的な手段となっています。

このテストを通じて、企業側は多くのデータを迅速かつ正確に収集し、選考プロセスを進めることができるのです。

Webテストのカンニングは絶対ダメ

Webテストでのカンニングは絶対に避けるべき行為です。

カンニングは、単なる不正行為にとどまらず、社会的なルールや倫理にも反する行動とされています。

 

カンニングをすることで、個人の信用や評価が大きく損なわれる可能性があります。

さらに、カンニングをすると、自身の真の能力が正確に評価されなくなり、その結果、将来的に自身のキャリアに悪影響を及ぼす可能性があります

 

企業は応募者の実力や適性を知るためにWebテストを実施しており、不正な手段を使うことは自分自身の将来に対しても不利益を及ぼします。



カンニングは本当にバレないのか

「上手くやればカンニングはバレない」と考えている人もいるかもしれませんが、カンニングはほとんどのケースでバレてしまいます。

ここではカンニングがバレる理由を解説します。

回答速度や回答時間でバレる

Webテストでのカンニングは、回答速度や回答時間の異常によって見抜かれることがあります。

例えば、ネット検索や複数人で協力しているカンニングを行うと、回答時間が極端に短くなる傾向があるでしょう。

 

このような場合、解答時間が早い代わりに回答内容に不自然さが現れることが多く、これがカンニングの兆候として捉えられることがあります。

 

さらに、カンニングをしている場合、実力に見合わない高得点を記録することもありますが、たとえ優秀な応募者であっても、苦手分野は存在するものです。

そのため、正答率が異常に高いと、試験官に不自然だと思われることがあります。

 

このように、不自然な回答速度や内容、正答率の高さは、カンニングのサインとして認識される可能性があることを覚えておきましょう。

回答の矛盾などでバレる

Webテストにおけるカンニングは、問題の正答率に不自然な傾向が現れることで発覚することがあります。

たとえ解答速度や時間を調節しても、難易度による正答率に矛盾が生じることがその一例です。

 

例えば、難解な問題を解答できているにもかかわらず、基本的な問題で間違えているといった場合、不自然だと捉えられる可能性があるでしょう

このような矛盾は、試験官にカンニングの疑いを持たせる可能性があります。

面接でバレる

Webテストでのカンニングは、面接でバレてしまう可能性があります。

面接官はWebテストの成績に関して具体的に聞いてくることがあり、例えば「高得点を得た勉強方法」や、特定の問題について具体的な解き方や考え方に関する質問などがあります。

 

こうした質問に対して、あやふやまたは不自然な回答をすると、面接官は不信感を抱く可能性が高くなり、その結果、カンニングが疑われ選考プロセスにおいて不利になることが考えられます。

パソコン操作の不自然さでバレる

Webテストでは、試験画面に滞在する時間が企業によって監視されていることが重要なポイントです。

受験者がインターネット上の解答集を参照する場合、通常よりも試験画面に留まる時間が短くなる傾向にあります。

 

このような状況は、不自然なパソコンの使用とみなされ、カンニングを行っている可能性の指標として企業側に認識されることがあります。

 

試験中に試験画面から離れて他のウェブサイトや資料を参照する行動は、カンニングの明確な兆候として捉えられるため、試験の公正性を保つためにも、受験者はこのような行動を避けるべきです。

WEBテストで見られる不正の手口

ここではWEBテストで見られる不正の手口について解説します。

Web会議システムの画面共有を使用する

Webテストでの不正な手口の一つとして、ZoomなどのWeb会議システムを用いた画面共有があります。

これは、テスト中に友人などと画面を共有し、共同で問題を解く方法です。

 

しかし、この手法には大きなリスクが伴い、複数のタブを開いて問題画面と画面共有アプリ間を行き来する行為は、試験の監督者によって監視されている可能性があります。

 

このような不自然な滞在時間やタブの使用は、不正行為の兆候として捉えられ、結果的に不正が発覚することがあります。

ネットの解答集を見ながら問題を解く

Webテストで見られる不正の手口の一つとして、ネット上の解答集を利用する方法があります。

誰でもアクセス可能な解答集を見ながら問題に答えるという手口です。

 

しかし、このような行為は明らかに不正であり、推奨される方法ではありません。

さらに、解答集に掲載されている答えが間違っている可能性があるほか、試験内容が変更されている可能性もあります。

 

また、解答時間が異常に短かったり、正答率が不自然に高かったりする場合、これらの要因が不正行為の兆候として捉えられ、発覚のリスクが高まります。

代行業者に依頼する

Webテストの代行とは、特定の業者に料金を支払い、代わりにテストを受験してもらう行為です。

SNSなどで代行業者が依頼者を募集するケースが多く見られます。

 

日研トータルソーシングによる就活生と新卒2年目までの元就活生100名を対象としたアンケートでは、約30%の人が何らかの形で代行サービスに興味を示しています。

 

しかし、この行為には大きなリスクが伴います。

代行業者の能力が不足している場合、合格に至らないこともありますし、面接時に具体的な問題の解法について質問された際に回答できず、不正が発覚する可能性もあります。

 

2022年11月には、Webテストの不正代行を行った業者が逮捕され、依頼した学生も書類送検された事件が起こっています。

これらの事実は、Webテストの代行に関わる危険性を示しているといえるでしょう。

Webテストでカンニングがバレた時のリスクと処罰

WEBテストでカンニングがバレた場合は相応のペナルティがあります。

ここではカンニングをする危険性について解説します。

内定が取り消しになる可能性がある

Webテストでカンニングが発覚した場合、その結果は深刻です。

不正行為が明らかになれば、不採用となるか、既に出されていた内定が取り消される可能性が高くなります。

 

企業は信頼できる人材を求めており、不正行為を働く応募者は信頼性に欠けると判断されるからです。

 

たとえエントリーシートの作成や面接が上手くいったとしても、Webテストでのカンニングが発覚すると、それまでの努力が無駄になる可能性があります。

ブラックリストに入ってしまうこともある

Webテストでカンニングを行い、それが発覚した場合、その情報が業界全体で共有される可能性があります。

特に、「カンニングをして内定を取り消された」という事実が、他の企業や関連業界にも伝わる恐れがあります。

 

さらに、WEBテストを提供する企業のブラックリストに名前が掲載されることもあり、その結果として今後のWEBテスト受験ができなくなる可能性があります。

 

このような事態は、将来のキャリアにおいて重大な障害となり得ます。

したがって、軽はずみなカンニングの行為は、取り返しのつかない結果を招くことがあるので、注意が必要です。

入社してからギャップに悩む可能性がある

Webテストでカンニングをしてしまい、それが発覚しないまま入社した場合でも、後々深刻な問題に直面する可能性が高いです。

具体的には、能力不足による苦労が想定されます。

 

正規のプロセスを経て入社した社員と比較すると、カンニングにより入社した人は実際の能力が劣っていることが多く、日々の業務に追いつけない状況に陥る可能性が高いでしょう。

 

この能力のギャップは、仕事の質や効率に大きな影響を及ぼし、結果として早期退職に繋がることもあり得ます。

 

そうなると、個人のキャリアだけでなく、社会的信用にも悪影響を与えることになり、自身が最も損をする結果となります。

したがって、カンニングを行うことのリスクは、単なる不正行為の発覚にとどまらず、長期的なキャリア構築にも大きく影響するのです。

Webテストのセキュリティと監視の仕組み

WEBテストに用いられているセキュリティについて解説します。

Webカメラで監視員が監視

実施するWEBテストによっては、受験者のパソコンに内蔵されたWebカメラを通じて、監督員がリアルタイムで試験を監視するシステムが導入されています。

このシステムは、受験者の不自然な目線の動きや、試験中の移動・離席などの行動が、不正行為の兆候として監督員によって監視されます。

 

万が一、受験者が不審な行動をとった場合、監督員は音声やチャットを通じて注意を促したり、必要に応じて試験を強制終了させたりすることもあります。

AIで不正行為を検出する

WEBテストにおいて、カンニング防止のためにAI技術が活用されています。

このAI技術は、受験者がいる部屋の状況を検知し、不正行為の兆候を捉える能力を持っています。

 

例えば、カンニングペーパーや他の人物の存在を確認する「検知できるAI」が導入されている場合があります。

また、「パソコン画面を認識するAI」を使用することで、受験者が試験中に別のタブで解答を検索するようなカンニング行為も検出可能です。

 

このAIによる監視システムの導入は、監督員の人員不足を補い、より公平で信頼性の高い試験環境の構築に貢献しています。

 

AI技術の進化により、不正行為を防ぎながらも、受験者に公正な評価の機会を提供することが可能になっているのです。

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SPIなどに自信がない。

SPIが原因で選考に進められない。

そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

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丁寧な解説付きなので、今から勉強する人でも安心して取り組めます!

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まとめ

この記事では、WEBテストにおけるカンニングの現状と、そのリスクについて詳細に解説しました。

WEBテストは、応募者の学力や思考能力を評価するための重要な手段です。

 

しかし、カンニングを行うと、回答内容の矛盾や面接での不自然な受け答えなどにより、不正が発覚するリスクが非常に高くなります。

 

カンニングが発覚した場合、内定の取り消しやブラックリストへの掲載といった深刻な結果に直面する可能性があり、これらは個人のキャリアに長期的な影響を与えるため、非常に慎重な対応が求められます。

 

そのため、WEBテストにはきちんと対策を行い、自分の実力で取り組むことが重要です。

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