面接がボロボロだったのに受かったのはなぜ?理由や次回への対策方法

面接がボロボロだったのに受かったのはなぜ?理由や次回への対策方法

2023年11月23日更新

はじめに

面接の手ごたえがまったくなく、ボロボロだったにもかかわらず、受かっていた就活生もいるのではないでしょうか。自分の中ではボロボロであっても、面接に受かることはよくあります。就活生からすればなぜ受かったのか疑問を抱く方もすくなくないです。

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面接がボロボロでも気にしなくて大丈夫

面接がボロボロであっても気にする必要はありません。そもそもボロボロだったのかは、あくまでも自分の主観であるため、正しいとは限りません。面接の選考基準は企業ごとに変わるので、「ボロボロ=落ちた」とはなりません。

面接がボロボロだった就活生は多い

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面接がボロボロだったのに受かっている就活生は意外と多いです。「ボロボロでも受かったー」といった口コミをよく見かけます。

 

自分では失敗してしまったと思ったポイントも、面接官が気付いているとは限りません。そもそも面接官が見ているポイントは別にあるので、ボロボロであっても不合格にならない場合もあります。

 

緊張していることは面接官もわかっている

緊張して上手く話せなかったと嘆いている就活生は多いです。しかし安心してください。面接官は就活生が緊張していることを十分に理解しています。緊張して早口になってしまっても、伝えたい内容を話せていれば問題ありません。

 

もちろん緊張して受け答えがまったくできていない、面接官の質問を忘れてしまう、といった許容範囲を超えるミスは許されません。

 

面接官はあなたのミスをチェックしているのではなく、良いところをチェックしているので、少しのミスはそこまで影響しないので安心しましょう。

 

ボロボロでも伝えようとする意志があればいい

ボロボロであっても自分の想いを一生懸命、伝えようとしている姿勢(意志)があれば、面接官も理解してくれます。多少の言い間違えや詰まってしまうことは許容範囲内です。少し口下手になってしまっても「ここに入社したい」という強い思いをぶつけましょう。

 

仮に緊張して転んでしまった、面接に遅刻してしまった、といったミスがあったとしても、最後まで諦めずに挑戦しましょう。

面接がボロボロでも受かった理由

面接がボロボロであっても採用されることはあります。なぜ採用されたのか、受かった理由は以下の3つです。

自分を過小評価しすぎている

「面接がボロボロだった」という感想はあくまで主観的なものであって、客観的なものではありません。自分の中では上手くいっていないと思っていても、面接官は問題なく的確に受け答えができていたと評価しているかもしれません。

 

とくに完璧主義の方は「ボロボロだった」と悲観的になるかもしれませんが、自分を過小評価しすぎているだけかもしれません。

 

また企業が設けている採用基準は、「回答の完璧さ」で評価しているわけではありません。ちょっと失敗した、ちょっと言い間違えた、といったことで減点されるわけではないので、あまり深く考えないようにしましょう。

 

熱意や誠意は伝わっていた

自分が思ったように話せていないと感じていても、熱意や誠意が伝わっていれば面接官も理解してくれます。面接官は就活生のエピソードだけに注目しているわけではありません。人柄や態度も見ています。

 

そのため、入社したい意欲や面接に真剣に挑んでいる姿勢を、身振り手振り等を通して伝えることが重要です。

 

企業側も長く働ける人や一生懸命働ける人を求めているので「強い想い」をもって面接に挑みましょう。

 

重要な質問には応えられていた

言葉に詰まってしまった、自分がシミュレーションしていた通りに話せなかった、といったことから面接がボロボロだったと判断してはいけません。自分ではうまく話せていないと思っていても、面接官が求める返答ができていれば問題ありません。

 

例えば、面接官が「志望動機」「学生時代に力を入れていたこと」の2点に重きを置いていた場合、他の質問でミスをしていてもこの2点がしっかり応えられていれば、好印象を与えることができます。

 

もちろん就活生は面接官が重きを置いているポイントを、把握することはできないため、質問にうまく応えられていないと「ボロボロだった」という結果に陥ってしまうでしょう。

 

自分では上手くやれなかったと思っていても、実際はどうかわからないので多少のミスを気にするのではなく、堂々と立ち居振る舞いましょう。

面接がボロボロだったと思う瞬間6選

面接中に「やってしまった」と思う瞬間はいくつかあります。面接がボロボロだったと思われる瞬間6選を紹介します。

①面接会場に遅れてしまったとき

面接で遅刻することは社会人として本来あってはならないことです。遅刻をした時点で面接がボロボロだったと言えるでしょう。多くの企業は遅刻をした就活生には厳しく処分するため、場合によっては面接さえも断られるケースもあります。

 

一方で、面接に遅刻をしても採用されるケースもあります。

 

JOBRASS編集が、「遅刻」についての考え方を企業の採用担当者など計111名にアンケートした結果、以下のように応えた採用担当者がいました。

 

「最初の説明会に5分遅刻してきた人がいましたが、事前の人事への連絡も速やかで、謝罪後は諦めず食らいついてきて、熱意を感じたため採用にしました。問題は、きちんと切り替えられているかどうか。言い訳じみた遅刻の理由を延々述べたり、その後も気がそぞろだったりずっとルーズなようではダメです」

引用元:JOBRASS新卒(ジョブラス)

 

つまり遅刻をしても対応次第で採用してもらえる企業も中にはあるため、最後まであきらめずに面接に挑みましょう。

 

②返答に困って黙ってしまったとき

面接対策を行っていても、予期せぬ質問を投げかけられることがあります。イレギュラーに対応できず、あたふたしてしまうと「ボロボロだった」と言えるでしょう。

 

予期せぬ質問がきてすぐ返答できない場合は、「少しお時間頂いてもよろしいでしょうか」と面接官に考える時間をもらいましょう。時間をもらう場合は長くても5分です。それ以上は、マイナス評価につながりやすいので気を付けましょう。

 

時間をもらって考えること自体は、減点対象にはなりません。考えている間にしっかり言葉をまとめて、質問内容に関して適格に答えていれば大丈夫です。

 

時間をもらわずただ黙りこけてしまう、「うーん、えーとー」などあたふたしているだけであれば、考えているのかどうかもわからずマイナス評価になります。

 

用意していた回答を忘れてしまった、イレギュラーな質問がきた、といったときは何もせず黙っているのではなく、自分から考える時間をもらうようにしましょう。

 

③面接官の愛想がなかったとき

自分なりには評価を得られる回答ができ、手ごたえを感じているのに、面接官の愛想が悪く反応が薄いときは不安になると思います。しかし「愛想が悪い=関心がない」とは限りません。

 

面接官はあえて反応を薄くすることで、就活生がどう対応するかを判断している場合もあります。とくにストレスのかかりやすい職場であれば、耐性をもっているのか判断するために、圧迫面接を行っているところもあります。

 

もちろん、もともと愛想の悪い方もいるので、必ずしもあなたの返答のせいではありません。そのため、めげずに自分をしっかりアピールしてください。

 

あなたを試しているのであれば、面接官の心の中では「見込みのある学生」と密かに高い評価を得ているかもしれません。

 

④緊張して声が裏返ったとき

緊張していると声が裏返ってしまったり、早口になったり、噛んでしまったりすることがあります。このようなミスをしてしまうと、「今日の面接はボロボロだった」と思ってしまうかもしれませんが、気にしないでください。

 

面接官もあなたが緊張していることを理解しています。そのため、多少早口になったり、声が裏返ったりしても問題ありません。「入社したい」という強い意志をアピールすることが大切なので、多少のミスは許されます。

 

⑤面接官がメモを取っていなかったとき

面接官がメモを取っていないと「自分に関心がない」と不安になる方もいるでしょう。必ずしも面接官がメモを取るとは限りません。例えば、役員面接や社長面接など最終面接に近づくほどメモを取らない面接官は増えていきます。

 

それは、自分に裁量権があるのでわざわざメモを取らなくても、その場で判断できるからです。

 

一次面接や二次面接の場合は、先輩社員や人事が面接を行うことが多いです。この場合、裁量権のある方へ、就活生の様子(評価)を報告しなければいけないため、メモを取る方が増えます。

 

自社の求める人物像とマッチしている方や、魅力を感じた方は、より詳しく情報を提供するためにメモを取って忘れないようにします。逆を言えば、関心のない就活生は不採用にする予定なのでメモを取る必要がありません。

 

ただし、面接官の中には最後にメモを取るパターンの方もいます。面接中にメモを取っていると会話の邪魔になってしまう、就活生の気が散ってしまう、威圧的に感じてしまう、といった理由を考慮して面接が終わった後に書く方もいるのでさまざまです。

 

結局は、メモを取っているか取っていないかを気にするのではなく、精一杯自分をアピールすることが大切です。

 

⑥想定していた面接時間より早く終わったとき

面接の想定時間は30分と言われていたのに、10分程度で終わってしまうと不安になる方もいると思います。しっかりアピールできていなかったのか、面接官に関心をもってもらえなかったのか、と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。

 

想定時間よりも早く面接が終わることと、合否には関係性はありません。1日に1,000人も面接を行う大手企業などは、早く面接が終わることが多いです。一人に当てられる時間が短いので、想定時間よりも早くなります。

 

他の就活生の遅刻やトラブルなどでも面接時間が変わるので、あくまで目安としてとらえ、想定時間よりも短くても長くても、重要なのは面接の中身であることを忘れてはいけません。

ボロボロだった面接を成功させる対策法

すべての面接が上手くいくとは限りません。上手くいかない日もありますが、ボロボロだった面接を繰り返さないことが重要です。ボロボロの面接はしっかり対策し、次に活かしましょう。

 

今回の面接を振り返る

面接がボロボロだった日は、何がいけなかったのか振り返ることが重要です。エピソードが薄いのか、早口だったのかなど、ボロボロの原因を見つけましょう。原因がわかれば次は対策を練ります。エピソードが薄いなら内容を変えなければいけません。

 

自分が納得のいかない面接だったときは、必ず改善点があるので見つけて対策しましょう。

繰り返し面接練習をする

面接はとにかく数をこなすことが重要です。ネットで上手に話せる方法を調べたり、話す内容を考えることも大切ですが、なによりも経験を積むことをおすすめします。

 

経験を積んで場慣れすれば、緊張することなく普段の状態で挑めやすくなります。また何度も面接を繰り返す中で、どんな質問が来ても対応できる力が身につくため柔軟に立ち回ることが可能です。

 

面接で100%の力を発揮したい方は、とにかく練習企業を多く設けて会場に赴き、本番に近い形で練習しましょう。

 

企業研究を重ねる

「なぜ自社を選んだのですか」「自社の魅力はなんですか」といった王道の質問に簡単に応えることができます。しかし、「最近自社が取り組んでいる〇〇についてお聞かせください」といった少し変化球が加わると応えにくくなります。

 

こうした変化球に対応するためにも企業研究は重要です。企業研究をすることで、企業の求める項目に沿ってアピールすることができます。企業と自分とのギャップが少なければ少ないほど採用率がぐっと高くなるので、必ず企業研究を徹底しましょう。

 

余裕を持って面接会場に行く

社会人にとって遅刻は厳禁です。場合によっては面接が取り消しになることもあるため絶対に遅刻してはいけません。朝起きられなかった、といった自己都合の遅刻は言語道断ですが、人身事故による電車の遅延なども配慮してもらえないことがあります。

 

面接会場に行くときに重要なポイントを見ておきましょう。

1.面接日までに必ず下見に行く

実際に面接する曜日・時間・交通機関に合わせて下見をしましょう

2.事故などに備えて1時間前に面接会場周辺に付くように設定する

どれだけ早くついても構いません。遅刻しないことが重要です。早く着いた場合でも、コンビニやカフェなどで時間を潰せば大丈夫です。間違っても面接会場に1時間前に行かないようにしましょう。

3.面接にあわせてコンディションを整える

寝坊しないために前日は早く寝ましょう。

まとめ

面接がボロボロだったとしても受かることはあります。仮に不採用であっても経験としてとらえて次に活かすことが重要です。面接がボロボロにならないために、しっかりと企業研究や自己分析を重ねてから面接に挑みましょう。

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