【企業研究】文化シャッターの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】文化シャッターの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月18日更新

はじめに

文化シヤッター株式会社は東京都文京区に本社を置く建材・エクステリア業界に属する企業です。

 

主に住宅やビルなどを建てる際の建築材料である建材やシャッターの製造及び販売を行っています。

 

社歴としては1955年に創業し、防犯や防風大作に利用できる店舗向けのシャッターの製造や販売を中心に事業を展開してきました。

また、防災対策やシャッターのメンテナンスや修理作業も全国にサービスステーションを構えて幅広く行っています。

 

今回は文化シャッターの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際にぜひこの記事を参考にしてください。

 

【業界研究ガイド】業界一覧

事業内容

文化シャッターは、シャッター関連製品の製造や販売やメンテナンス、その他建材関連製品の製造や販売など多岐にわたる事業展開をしています。

詳細は次のとおりです。

シャッター事業:住宅やビル向けに様々な製品を提供しています。住宅向けではガレージにつかうシャッターや雨戸につかうシャッターを提供しています。ビル向けには防火シャッターなどを提供しています。

建材事業:集合住宅向けのドアや、病院や高齢者施設に使うユニバーサルデザインの引き戸や、学校やオフィスで利用されるパーティションなどの建材を提供しています。防災や住宅リフォームに関連する製品を展開しています。

サービス事業:シャッターの修理や保守点検を担当する子会社があります。全国にサービス拠点があり、24時間365時間の修理体制を徹底しています。

リフォーム事業:首都圏を中心に住宅リフォームやオフィスのリニューアル工事のお手伝いをしています。

海外展開:2008年にベトナム社会主義共和国のハノイ市郊外にある子会社「BX BUNKA VIETNAM Co.,Ltd」を設立しました。この子会社ではシャッターやドアなどを生産・販売しています。

2016年には、ベトナムにおいて樹脂サッシ最大手のEUROWINDOW.,JSCの株式を取得し、国内市場での事業拡大を進めつつ、「ASEAN」における展開も強化しています。2018年にはオーストラリアにおける新築戸建住宅向けガレージドア市場でトップシェアのArcPac Garage Doors Pty Ltdの全株式を取得し、社名を「BX BUNKA AUSTRALIA PTY LTD」に変更しました。同社は製造、販売、施工、アフターメンテナンスまで一貫したビジネスモデルを構築しており、2019年には同様のビジネスモデルを展開する産業・商業施設向けシャッターメーカーARCO(QLD) PTY LTD、2022年には同じく産業・商業施設向けシャッターメーカーMAX DOOR SOLUTIONS PTY LTDを取得して子会社化し、オーストラリアを中心とした「オセアニア」市場において、住宅と非住宅の両面からBXブランドを広めています。当社グループは、今後も積極的に海外展開を進め、より広範なグローバル化を目指しています。加えて、「エコ&防災」をキーワードとした事業展開として、太陽光発電システム事業やゲリラ豪雨による浸水対策事業にも注力しており、止水事業では「止めピタ」や「アクアード」、そして「ラクセット」などの止水製品を通じてBCPを支援するソリューションを提供しています。

文化貢献活動:東京浅草に位置する『シャッター壁画 浅草絵巻』は、江戸情緒溢れる下町で人気の仲見世通りにある89軒の商店のシャッターを利用して、浅草の伝統や四季折々の風物詩を描く素晴らしいプロジェクトです。この約380mに及ぶ大きな絵巻は、仲見世商店会、東京藝術大学、文化シャッターが共同で取り組み、元絵は平山郁夫教授研究室(当時)によって製作されました。絵は「三社祭」「ほおずき市」「浮世絵」「金龍の舞・白鷺の舞」などのテーマで、フィルムに印刷されシャッターに直接貼られています。夜になるとライトアップされ、浅草の夜を彩ります。同様に、兵庫県姫路市にある『シャッター壁画 姫路藩鉄砲洲警衛絵巻』も注目です。姫路城の大手門前に位置する家老屋敷館のシャッターを活用して、姫路市が所蔵する「行軍横図 鉄砲洲警衛絵巻」を高さ2.3m、全長134mにわたり再現しています。このプロジェクトは、姫路市が保有する歴史的価値の高い史料を公に紹介する試みとして生まれ、シャッター壁画を通じて歴史とアートが一体化しました。夜の姫路城を背景に絵巻の世界を楽しむことができ、朝早く散策するとまた違った姫路城の魅力が広がります。

新卒選考フロー

文化シャッターの採用プロセスは以下の通りです。オーソドックスな選考フローになっており、志望者のスキルだけでなく、人柄やコミュニケーション能力も注目されています。具体的なエントリーから内定までのステップとスケジュールは次のとおりです。

 

エントリーから内定までの選考フロー:

 

① 新卒エントリー:

文化シャッターマイナビ2024公式サイトより必要事項を入力し、エントリーを行います。

また、会社説明会に参加し、エントリーシートを提出します。懇談や適性検査を経て、面談を2回行ったら内々定が出ます。募集開始は2024年3月以降に予定されています。

 

​②​ 会社説明会:

マイナビ2024公式サイトを通してエントリーを行うと、文化シャッターの会社説明会に参加できます。会社説明会はWEBで行われます。

文化シャッターのイメージを理解できる場なので、話を聞きながら自分に合っている企業か、業界か、雰囲気に齟齬はないかなどを意識しながら説明を聞いてみましょう。

説明会参加後にエントリーシートが提出できるようになります。

 

​③エントリーシート提出

エントリーシートの提出は、会社説明会の参加後にできます。

自己分析をしっかり行ったうえで、志望動機や自己PRを書きましょう。

 

④先輩社員との懇談

人柄が重視される採用試験で、緊張せずに自然体で話すことが求められます。文化シャッターではお客様の視線に立ってコミュニケーションをとれることを重要視しています。

またスキルが元々ある人でなくても、入社後の学習サポートなどを使って身に着けていく積極的な人が求められています。今ある自分の資格などをアピールするのではなく、入社後の流れを聞いてみたり、自分のやりたいことを話してみたりすることをおすすめします。

 

実際に働いている先輩と話せる機会は大変貴重な時間のため、この段階で疑問に思ってることなども積極的に聞いてみましょう。

 

⑤適性検査

面接の前に適性検査が行われます。特別な実技試験などはないので、ほかの会社と同じように勉強して対策しましょう。

 

⑥グループ面接

グループ面接は2回行われる予定です。

⑦内々定

グループ面接を2回とも通過したら内々定がだされます。エントリーからここまでのスケジュールは約2~3週間です。

 

引用:文化シヤッター株式会社の採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2024 (rikunabi.com)

社風

文化シャッターの社風は、「働く仲間とともに」で、働き方改革を積極的に行っている会社です。労働時間の見える化や20時退社の実現に取り組んでいます。また、有給休暇の取得も推進されています。働き方改革を行うことによって従業員全員が心身ともに健康な状態で、十分なパフォーマンスが発揮できると考えて、労務管理には徹底しています。また、経営理念では「常にお客様の立場にたって行動する」「優れた品質で社会の発展に貢献する」「積極性と和を重んじることで、日々前進する」の3つを掲げています。みんなが力を伸ばして発揮できるように、全ての従業員にスキル向上のための学習サポートが充実しています。同時に、働き方も大事にしていて、従業員が心身ともに健やかに働いて最大限の力を発揮できる会社です。

 

組織内では、オープンなコミュニケーションが推奨され、お互いの仕事や立場がわかりやすくなるよう、従業員が主体的に組織づくりに参加することが大切にされています。革新的なアイデアや仕事が生まれやすい環境も整えられ、みんなが円滑にコミュニケーションをとれるようになっています。

求める人材

文化シャッター株式会社では求める人材として下記のものを公表しています。グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。

 

1.ポジティブ:明るく前向きな仕事への姿勢が求められます

 

2.積極性:誰かの困りごとに積極的に取り組める姿勢を持ち、お客様とのコミュニケーションが得意な人は歓迎されます

 

3.向上心:工作や機械いじりに興味があり、スキル向上のために積極的に学べる人も歓迎されます

 

4.自発性:自ら仕事の課題について考えることができ、それを解決できる姿勢を持てる人が求められています。また、上司や先輩の指示を待つだけでなく、自分で何をするべきか考えて、主体的に行動に移せるかがみられます。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

競争が激しい小売業界の中での文化シャッターの立ち位置をご紹介します。

 

売上高や就職偏差値・難易度を参照し他者と比較してみても、文化シャッターはトップクラスの企業だということがわかります。

 

会社名売上高(2022年)平均年収社風
文化シャッター1,991 億円687万円働き方改革に取り組み、パフォーマンス性をあげる社風
三和シャッター2,230億円497万円自ら発信し、目標に貪欲に突き進む体育会系な社風
東洋シャッター206億8700万円543万円新しい取り組みに積極的で、スキルアップ研修などに力をいれている社風

 

採用大学

文化シャッターは、国公立大学や有名私立大学だけではなく、中堅大学などを含めた幅広い大学から採用している実績があります。

 

そのため学歴フィルターはないと考えられます。

 

また文系の学生も多数採用されています。

 

【採用実績(大学)】

 

青山学院大学、亜細亜大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、京都産業大学、京都女子大学、杏林大学、近畿大学、高知大学、甲南大学、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、静岡大学、成蹊大学、専修大学、玉川大学、千葉工業大学、中央大学、中央学院大学、中京大学、中部大学、東京理科大学、東洋大学、富山大学、同志社大学、獨協大学、長崎大学、日本大学、日本女子大学、日本体育大学、フェリス女学院大学、法政大学、松山大学、宮崎大学、明治大学、明治学院大学、山形大学、山口大学、山梨学院大学,

横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、龍谷大学、流通科学大学、早稲田大学など

※採用実績校は50音順

 

引用:文化シヤッター(株)【東証プライム上場】の新卒採用・会社概要 | マイナビ2024 (mynavi.jp)

まとめ

文化シャッター株式会社は、建材・エクステリア業界におけるトップ企業で、主に住宅やビル向けの建築材料であるシャッターの製造・販売を行っています。創業は1955年で、店舗向けの防犯・防風用シャッターを中心に展開し、全国で防災対策やシャッターのメンテナンス・修理も提供しています。また、国内外で積極的な事業拡大を図り、海外展開も進めています。

 

文化シャッターの採用プロセスは、新卒者に対してオーソドックスかつ独自のアプローチを取っています。採用はスキルだけでなく、人柄やコミュニケーション能力も評価され、志望者には選考対策が求められます。エントリーから内定までの流れは、新卒エントリー、会社説明会、エントリーシート提出、先輩社員との懇談、適性検査、グループ面接、内々定となっており、採用活動は3月以降に複数回の面接を経て行われます。

 

事業内容はシャッター関連製品の製造・販売、建材関連製品の製造・販売、サービス事業(シャッターの修理・保守点検)、リフォーム事業、海外展開など多岐にわたります。また、文化シャッターは文化貢献活動にも注力し、浅草や姫路市でのシャッター壁画プロジェクトを通じて伝統や歴史をアートと一体化させています。

 

文化シャッターの社風は、働く仲間とともに成長し、働き方改革に積極的に取り組んでいます。従業員が健康でパフォーマンスを発揮できるように心身の健康を重視し、オープンなコミュニケーションが奨励される環境を整えています。

 

求められる人材は、ポジティブかつ前向きな姿勢、積極性、向上心、自発性が挙げられています。学歴に厳格なフィルターはなく、広範な大学から採用されています。

 

競合他社との比較からみると、文化シャッターは業界のトップクラスの企業と位置づけられ、売上高や平均年収においても高水準を維持しています。そのため、就職難易度も高く、業界での立ち位置は非常に強力であると言えます。

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