オープンワークは就活に効果的?特徴や評判・口コミをご紹介
2023年11月16日更新
はじめに
現在ではさまざまな口コミサイトがあります。そして、就活を成功させるためにはこれらを効果的に用いていかなければなりません。しかし、なかなかサイトの特徴や自分に合っているものを見つけることは難しいですよね。
そこで、ここではオープンワークの特徴や評判・口コミについてご紹介します。自分に合っている就活ナビサイトをお探しの方は、ぜひご確認ください。
就活専門口コミサイトとは
そもそも、就活専門の口コミサイトとはどのようなものでしょうか。これは就活を成功させるためには必須と言っても過言ではありません。では、口コミサイトがなぜ就活において重要であるのか、また現在はどのようなサービスが人気であるのかを確認していきましょう。
概要
就活専門口コミサイトとは、企業の社風や待遇、選考内容などの口コミを掲載するサイトです。就活生が企業研究や選考対策に活用しています。とくに、企業が出している情報よりもリアルな現状を知ることができる点が便利です。
また、過去の内定者のESを確認できるものもあり、それによって自分のESをブラッシュアップすることができます。ESはどんどんブラッシュアップして通過率を高めていきましょう。
主要サイト一覧
現在の主要サイトは下記のとおりです。なお、社員であった方が口コミをするサイトもありますが、入社後の働き方を知るために必要なため、ここでは一覧に入れています。
- 就活会議
- みん就(みんなの就職活動日記)
- JobQ
- OpenWork
- enライトハウス
- キャリコネ
- 転職会議
- unistyle
評判ランキング
就活で活用している就活サイトランキングは下記のとおりです。
文系
- マイナビ
- 楽天みん就
- リクナビ
- ONE CAREER
- OfferBox
- キャリタス就活
- OpenWork
- 就活会議
- キミスカ
- あさがくナビ
- unistyle
理系
- マイナビ
- 楽天みん就
- リクナビ
- ONE CAREER
- 就活会議
- OfferBox
- OpenWork
- キャリタス就活
- unistyle
- LabBase
オープンワークとは
では、オープンワークはどのようなサイトなのでしょうか。概要と特徴を確認し、自分に合っているサービスであるのかどうかを確認していきましょう。
オープンワークの概要
オープンワークは企業に関する口コミ情報が掲載されているサイトです。書き込み者は元従業員もしくは現役社員の方です。オープンワークには約60万社、4000万件の口コミがあり、情報量がとても多くなっています。
オープンワークは就職・転職時に会社の内部を確認するために用いられるものです。会社説明会などでは分からないこともあるため、社風なども大切にするのであればオープンワークは積極的に利用していきましょう。
オープンワークの特徴
オープンワークには下記の様な特徴を持っています。
- 国内最大級の社員クチコミ数
- 投稿する口コミに対し審査をするため、口コミの信憑性が高い
- 転職サイトのように求人検索をかけられる
- 企業からスカウトを受け取れる可能性がある
- 競合他社との比較
このようにオープンワークは口コミサイトに留まらず、他のサービスも並行して利用することが可能です。他のサービスと併用する場合でもオープンワークの機能は使いこなすことをおすすめいたします。
オープンワークの運営会社
オープンワークの運営会社はオープンワーク株式会社です。オープンワーク株式会社の概要は下記のようになっています。
会社名 | オープンワーク株式会社 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階 |
設立 | 2007年6月 |
資本金 | 16億1,033万4千円 |
従業員数 | 81名 |
事業内容 | 転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発・運用業務 |
経営理念 | さあ、自由に生きよう。 働きがいをすべての人へ ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る。 |
オープンワークの項目一覧
オープンワークの口コミ項目としては下記のものがあります。
- 組織体制
- 入社理由と入社後のギャップ
- 働きがい・成長
- 女性の働きやすさ
- ワーク・ライフ・バランス
- 退職検討理由
- 企業分析[強み・弱み・展望]
- 経営者への提言
- 年収・給与
そして、上記などを基に下記の事柄が数値データとして算出されます。
- 回答者の平均年収
- 職種別の平均年収
- 年齢別の年収
- 残業時間
- 有給休暇消化率
- 待遇面の満足度
- 社員の士気
- 風通しの良さ
- 社員の相互尊重
- 20代成長環境
- 人材の長期育成
- 法令順守意識
- 人事評価の適正感
これらのどれを重視するのかは人によって異なります。まずは自己分析などから自分にとって重要な項目について確認し、選考を考えている企業の口コミはどうなっているのかを調べていきましょう。
オープンワークの企業数・分野
オープンワークは下記のように非常に細かい分野で分けられています。さらに下記の分野から細かく分けられており、業界が決まっている場合は特定の業界の研究を効率的に進めることが可能です。
- 金融
- コンサルティング・専門事務所
- IT・通信・インターネット
- 生活インフラ・運輸・不動産・建設
- メーカー・商社
- メディカル
- マスコミ・広告関連
- サービス・小売・外食
- 行政機関・社団法人・非営利団体
- その他
オープンワークの良い評判
オープンワークの良い評判には下記のようなものがあります。
良い評判①
転職活動の際、Openwork(旧Vokers)などの口コミサイトは必ず確認した方がいい。求人票やキャリアアドバイザーなどからの情報はあくまでセールストークであって一側面に過ぎない。社員からのリアルな不満の声を知り、その再現性リスクが自分にどれだけあるのかを考える必要がある。
–ゆとり部 OpenWork(オープンワーク)の評判や口コミは?転職活動で実際に利用した感想
良い評判②
過去の選考をよく知ることができる。選考の対策はこちらのサイトで得た情報をもとに行っていた。また、会社ごとの色や選考突破策なども書かれていて、企業のイメージが沸きやすい。
–就レポ OPENWORK:旧Vorkers(オープンワーク:旧ヴォーカーズ)
良い評判③
転職活動の際にOpenWorkを利用しました。企業で実際に働かれていた方の口コミが匿名で赤裸々に語られています。有名人のアンチサイトみたいに小学生のような書き込みも無く、面接時にそれとなく質問してみましたが、ほとんどの内容が事実です。恐れず情報を仕入れることは就活においてとても重要です。
オープンワークの悪い評判
オープンワークの悪い評判には下記のようなものがあります。
悪い評判①
退職者の意見もあるからこそ、必要以上に否定的な情報を知ってしまって、志望企業の印象が落ちてしまうことがよくあった。また、有料または様々なサービスに登録しなくてはならないことは手間だった。
–就レポ OPENWORK:旧Vorkers(オープンワーク:旧ヴォーカーズ)
悪い評判②
会社を知る上ではとても便利ではあるが、選考を受けるほとんどの人が閲覧しているサービスだと思うので差別化を図ることはできない。
–就レポ OPENWORK:旧Vorkers(オープンワーク:旧ヴォーカーズ)
悪い評判③
給料やワークライフバランス、選考についてのレポ等が事細かに記されており、実際に社員であった方からの内容であった為とても良かった。その内容を基に選考を受けていた為サイト内にあった質問があり瞬時に対応出来た。唯、オープンワークのメールも多く他の重要なメールが埋もれてしまう事があり最終的に迷惑メールとして設定、信用の出来ない企業からのスカウト、現在の就職活動の状況アンケートに答える等面倒臭さがあり残念な点であった。サイトの載っているモノは良かったが、他が悪すぎて3点。
オープンワークの利用手順
オープンワークを利用するまでの手順は下記のとおりです。
手順①会員登録
オープンワークはメールアドレスもしくはGoogleで登録できます。1分で簡単におこなえます。また、この際にお知らせメールの有無が項目としてあります。メールが多く届くため、不必要な方はチェックボタンを外しておきましょう。
手順②記事・口コミを読む
登録後は実際に記事・口コミを読んでいきます。すべての企業を見ようとすると時間が足りないため、就活ナビサイトや合同説明会などから当たりを付けた後から確認していきましょう。
手順③企業のイベントに参加する
その後は企業が紹介している説明会やインターンなどのイベントに参加しましょう。HPや口コミだけでは知ることができない項目もあるため、志望度が高い企業はできるだけ参加していくことをおすすめします。
手順⑤実際の選考に進む
企業研究が十分に進んだのちには実際の選考に進んでいきます。OpenWorkには選考フローの口コミもあるため、事前に必要な準備を確認しておきましょう。
オープンワークと併用すべきサービス
就活はさまざまな活動をおこなっていく必要があるため、さまざまなサービスを併用することが一般的です。とくに、下記のようなサービスは併用すると就活を効率的にすることができます。必ずすべてを使わないといけないわけではありませんが、特段の理由がない限りは積極的に利用していきましょう。
就活ナビサイト
就活ナビサイトは就職活動中の学生向けの求人情報などを集めたサイトのことです。主な機能には求人情報の検索が挙げられます。また、人気の高い就活ナビサイトは面接対策や試験対策もおこなえることが多いです。就活ナビサイトの利用には下記のようなメリットがあります。
- 多くの求人情報に触れることができる
- 業界や企業研究を効率的に行うことができる
- 就職活動の流れやノウハウを学ぶことができる
就活ナビサイトの例は下記のとおりです。掲載している企業の業界やサイトの使い勝手が異なるため、自分にもっとも適しているものはどれであるのかを確認しておきましょう。ただし、1つに決めこまず複数のサイトに登録しておくことがおすすめです。
- リクナビ
- マイナビ
- あさがくナビ
- キャリタス就活
就活エージェント
就活エージェントは就職活動中の学生を支援するサービスです。専任のキャリアアドバイザーが学生一人ひとりの希望や適性に合わせて、求人紹介や履歴書・ESの添削、面接対策などをおこなってくれるため、選考通過率を上げることができます。
就活は1人ではどこが悪いのか分かりにくいことが多々あります。大学などのキャリアカウンセラーなどが利用できない場合、第三者からの意見を聞くために就活エージェントに登録していきましょう。代表的なサービス例は下記のとおりです。
- リクナビ就職エージェント
- マイナビエージェント
- キャリアチケット
- ミーツカンパニー
- doda新卒エージェント
- シンアド就活
- キャリアパーク新卒エージェント
逆オファーサイト
逆オファーサイトは企業が学生にスカウトメッセージを送る就活サイトのことです。通常の就活では学生が企業にエントリーする「求人検索型」のサイトが主流ですが、逆オファーサイトは企業が学生のプロフィールを見て、興味を持った学生にスカウトメッセージを送る「スカウト型」のサイトとなっています。
逆オファーサイトを利用することで企業から直接スカウトを受けることができ、選考の機会を増やすことができるのがメリットです。また、企業のニーズや特徴を直接知ることができるため自分に合った企業を見つけやすくなります。逆オファーサイトの例には下記のようなものがあります。
- OfferBox
- キミスカ
- キャリアチケットスカウト
- iroots(アイルーツ)
- TechOffer
まとめ
今回はオープンワークの特徴や評判についてご紹介しました。オープンワークは就活を効率的に進めることができるようになります。就活はさまざまなサービスを利用しながら進めていく必要があるため、自分に合っているものを探しながら進めていきましょう。