就活生必見!パーソナリティ診断を活用して自己PRと志望動機を強化

就活生必見!パーソナリティ診断を活用して自己PRと志望動機を強化

2023年4月28日更新

はじめに

「パーソナリティ診断ってなんだろう?就活に役立てることはできるのかな?」

「性格検査との違いは?」

このように考えている人も多いのではないでしょうか。

 

この記事ではパーソナリティ診断を上手に活用して就活を乗り越える方法を紹介します。

記事の内容を参考に、就活を有利に進めていきましょう。

パーソナリティ診断とは?

パーソナリティ診断とは、自分の性格や行動の傾向を評価、理解することを目的とした評価方法のことです。

自分のことを理解したり他者との関係を深めたりすることに役立てることができます。

 

また、自分が向いている働き方も診断できるため、「何の仕事をすればいいのだろう?」「どの会社を選べばいいのだろう?」といった悩みの解決に利用することも可能です。

企業の採用試験でも用いられています。

 

パーソナリティ診断は「MBTI」と呼ばれることもあります。

「MBTI」は、マイナビが発表した「【2022年】ティーンが選ぶトレンドランキング」で「モノ部門」の7位に入っており、10代を中心に話題となっています。

 

パーソナリティ診断は、一般的に多様な質問に基づいており、その結果はタイプやカテゴリーに分類されます。

通常のパーソナリティ診断は10分程度かかりますが、5分程度で完了する簡易版の診断もあります。

悩みの解決方法、人間関係の改善、人間的な成長のヒントなどを得ることが可能です。

 

性格検査との違い

パーソナリティ診断と似ているものとして性格検査があります。

性格検査は多くの企業が採用選考で利用している「SPI」の中に含まれる検査です。

 

約300問あり、行動パターンや考え方に関する質問に答える形式となっています。

新卒採用では面接前に性格検査を行うケースが多いです。

 

企業側が求める人材との関係

パーソナリティ診断は採用試験の他に、昇進を目指す社員に対しても使用されることがあります。

企業はパーソナリティ診断などの性格検査によって応募者や社員の長所や苦手な事を見極めています。

これにより、企業が求める人材を採用できる確率が上がることが期待できます。

 

そして、採用後の教育に役立てている企業も少なくありません。

例えば、コミュニケーションに苦手意識がある社員にはコミュニケーションの強化を目的とした研修を受けさせることもあるでしょう。

 

社員の能力の向上や定着率を高めるためにパーソナリティ診断が重要視されています。

 

パーソナリティ診断が就活生にもたらすメリット

パーソナリティ診断を就活に活用することには、メリットがあります。

 

自分自身をよく理解することができ、自分の性格や特徴、長所や短所についての客観的な情報を得ることが可能です。

 

一人では自分のことを客観的に見ることは難しく、パーソナリティ診断を上手に活用することは有効だといえます。

また、自己アピールの材料としても使え、自分に合った職種や企業を見つける手助けにもなります。

 

パーソナリティ診断で、コミュニケーション能力、リーダーシップ能力、ストレス耐性などが把握できるので、自分を深く知るための手段として活用しましょう。

また、自己分析をしっかり行うことで、適切な就職先を見つけやすくなり、長期的なキャリアの成功につながるでしょう。

 

パーソナリティ診断の信頼性

パーソナリティ診断は自己分析や今後のキャリアを考える際には有効なツールですが、必ずしも信頼できるとはいえない面があります。

TwitterなどSNS上では「自分の性格と真逆の結果が出た」という書き込みも少なくありません。

あくまでも自己分析の補助ツールであることを忘れずに、自分の強みや弱み、興味を把握してください。

 

また、家族や友人など周りの人からの意見を参考にすると、より客観的に自己分析ができることを覚えておきましょう。

就活で重視されるパーソナリティの特徴

就活で重視されるパーソナリティとして

 

  • 協調性がある
  • 主体性がある
  • 柔軟性がある
  • コミュニケーション能力が高い
  • モチベーションが高い
  • ストレス耐性がある

 

といったことが挙げられます。

それぞれ詳しく解説します。

 

協調性がある

協調性は社会人にとって最も重視される能力の一つです。

協調性がある人はチームワークを大切にし、相手の意見をしっかり聞くことができます。

また、自分から積極的にコミュニケーションを取ることができるので、問題が起こった際にも周囲の人と協力して乗り切っていけることが多いものです。

 

例えば、サッカーを例に考えてみると選手同士が協力して攻撃や守備をすることが大切です。

職場も同じように互いの意見を尊重して、仕事を進めることで良い成果が期待できるでしょう。

 

また、面接時にグループディスカッションを採用している企業も多いです。

グループディスカッションでは協調性や、チームメンバーへの配慮、などが重視されます。

こういったことからも普段から協調性を意識して周りの人と関わることが大事だといえます。

 

主体性がある

就活では主体性も重視されます。

社会人として活躍するためには自分で課題や目標を設定し、積極的に行動することが求められるからです。

 

さらに、主体性がある人はその行動力で周りを引っ張ることができます。

他の社員がなかなかやりたがらないような仕事でも、自ら進んで仕事を引き受ける頼もしさを持ち合わせています。

主体性がある人は企業にとって欠かすことのできない人材です。

 

柔軟性がある

就活において柔軟性があることも重要視されています。

柔軟性とは、変化に対応できる力や、既存の考え方にとらわれずに新しい考え方で問題を解決できる力のことです。

 

日々、仕事を進めていく上でさまざまなトラブルや課題があります。

そんなときに臨機応変に対応できる社員は、企業にとって貴重な存在となります。

柔軟性を高めるためには、新しいことに積極的にチャレンジし、変化に対応する習慣を身につける姿勢が必要です。

 

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人材はどの企業からも重宝されます。

誰とでも打ち解けられる能力があれば、職場内や取引先とのやり取りもスムーズに行えるでしょう。

 

そして相手の話を正しく理解し、自分の意見を分かりやすく相手に伝える能力は社会人にとって欠かすことのできないものです。

コミュニケーション能力が高い人は自分の意見やアイデアを伝える際も、誤解を生じさせず正確に伝えることができます。

 

モチベーションが高い

就活で重視されるパーソナリティの一つに、モチベーションが高いことがあります。

 

モチベーションが高い人は何事にもやる気や情熱を持って取り組むことができるからです。

また、仕事に対して熱心に取り組むことで、成果も出しやすいでしょう。

例えば、プロジェクトに参加したとき、熱心に仕事をする人は、周りの人たちにも良い影響を与えます。

その結果、プロジェクトの成功に貢献する可能性が高くなります。

 

そして、モチベーションが高い人は困難な状況でも諦めずに頑張ることができます。

例えば、会社の売り上げが下がっている時でも、新しいアイデアを出したり、効果的な提案をしたりすることで苦境を乗り切ることができるものです。

 

ストレス耐性がある

社会人として働き続けるためにはストレス耐性が必要となります。

ストレスを感じたときでも、自分の感情をコントロールし、冷静に判断できることが求められます。

例えば、仕事をしている中で解決が困難だと思われる状況に陥ってしまった場合でも、焦らずに落ち着いて考えることが重要です。

 

また、ストレスで体調を崩さないためにも休みの日にはうまく気分転換することも必要となります。

例えば、趣味を楽しんだり、友達と遊んだりすることで、心をリフレッシュできるものです。

ストレス解消がきちんとできる人は企業からの評価も高くなるでしょう。

パーソナリティ診断の受け方

パーソナリティ診断はこちらのサイトにて無料で受けることができます。

与えられた質問に正直に答えないと診断結果がずれてしまうので気をつけてください。

パーソナリティ診断の結果を気にし過ぎてはいけない

パーソナリティ診断は、心理学的なアプローチを用いて作られたものであり、自己理解や他者理解を深める手段として多くの人々に利用されています。

 

性格を16パターンに分ける考え方は、かつての心理学において一般的だった理論ですが、現代の心理学ではその有効性について議論されることがあり、古い理論とも言われています。

 

とはいえ、就活のサポートの一環として、パーソナリティ診断を参考にすることは有益な面もあります。

自分の長所や短所を把握し、自己分析を深めることで、適性にあった企業や職種を見つける助けとなるでしょう。

また、他者とのコミュニケーションを円滑に進めるために、他者の性格を把握することや、自分との違いを理解することも大切です。

 

しかし、パーソナリティ診断の結果を100%信用するのはリスクが伴います。

人間の性格は非常に複雑であり、16のパターンに単純に分類することは難しいものです。また、診断結果によって自分や他者を短絡的に判断してしまうことも避けましょう。

 

したがって、パーソナリティ診断を利用する際には、あくまで参考程度に考え、自己分析や他者理解を深めるためのツールとして活用することをおすすめします。

 

結果にとらわれず、柔軟な思考を持ち、就活に臨むことが大切です。

このようにバランスを取りながら、診断を上手に活用していくことが求められます。

パーソナリティ診断の結果を就活に活かす方法

続いてパーソナリティ診断の結果を就活に活かす方法として、

 

  • 応募企業を選ぶ際に活用する
  • 自己PRに活かす
  • 志望動機に活かす

 

以上3つの方法を紹介します。

 

パーソナリティ診断の結果を企業選びに活かす

応募企業を選ぶ際は自分に合った企業を選ぶことが大事です。

自分に合った環境であれば、仕事のモチベーションも上がり、結果も出しやすいでしょう。

パーソナリティ診断の結果を活かして、自分に合った企業を見極めましょう。

診断結果で自分の性格や得意なことがある程度分かるので、それを参考にしてください。

 

例えば、リーダーシップが強い人や、協力して物事を進めるのが得意な人など、様々なタイプがいます。

自分のタイプと企業の求める人材のタイプが近ければ近いほど、ミスマッチを防げるでしょう。

 

パーソナリティ診断の結果を自己PRに活かす方法

自己PRは応募先企業に自分の強みをアピールできる良い機会ですが、「どう答えていいか分からない」と悩む人も多いものです。

 

自己PRでは自分を客観的に見ることができるかどうか、ということが重視されます。

面接において重要な事柄なので、パーソナリティ診断の結果を活用して、しっかり対策を立てましょう。

 

まず、パーソナリティ診断を受けて、自分の特性を把握します。

それから、その結果に基づいて、自分の強みをアピールする言葉を選びます。

例えば、診断結果で「コミュニケーションが得意」とわかったら、「チームでのコミュニケーション力が強みです」というように伝えましょう。

 

次に、その強みを具体的な経験や状況で示すことが大切です。

例えば、「大学のサークルでは色々な価値観の人が集まります。そのためメンバー間のトラブルが発生することがありました。その際には自分のコミュニケーション能力を活かし、メンバー間の誤解を解消する役割を担った経験があります」など、具体例を出してください。

 

このように、パーソナリティ診断の結果をもとに、自分の強みをアピールする自己PRを作ることができます。

 

パーソナリティ診断の結果を志望動機に活かす方法

応募企業をよく理解し、採用担当者の興味を引く志望動機を考えることが大切です。

パーソナリティ診断の結果を参考に、最適な志望動機を作りましょう。

 

パーソナリティ診断の結果で判明した自分の強みや個性を企業のニーズと結びつけることが重要です。

例えば、あなたが創造力豊かな人だとしたら、「新しいアイデアを考えて、商品開発に貢献したい」と志望動機に書くことができます。

 

自分の個性を的確にアピールする言葉を選び、具体的にどのように活かせるかを説明しましょう。

まとめ:パーソナリティ診断を上手に活用して就活を乗り越えよう

この記事では、パーソナリティ診断を上手に活用して就活を乗り越えるためのポイントを紹介しました。

 

パーソナリティ診断は、自分の性格や傾向を把握するための方法であり、就活において自分に合った企業や仕事を見つけるのに役立てることができます。

 

しかし、パーソナリティ診断の結果が100%正しいわけではないので、参考程度に捉えることが重要です。

自己分析を徹底的に行う、周囲の人に自分の印象を聞くなど、他の方法でも自身をしっかりと理解する努力が欠かせません。

 

就活においては、企業側が求める人物像や価値観と自分自身のパーソナリティを照らし合わせ、自分が企業に適した人物であることをアピールすることが求められます。

 

自分自身のパーソナリティを把握し、それを活かした自己PRや志望動機を作成することが重要であることを覚えておきましょう。

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