やりたい仕事とその理由(400字以内)
映像企画部として、美しさや日本らしさが打ち出された映像でありながら、現実世界の厳しさや儚さ、乱調を描く映画製作がしたい。今のエンターテインメントに求められているものは、視聴者に現実世界を忘れさせる夢を見させながらも、世の中の世知辛い本質を突いていくものだと考える。映像という解釈が自由なコンテンツこそ、観る者に考えることを促せると思ったからだ。そこで私は娯楽を届けながら暗にメッセージを伝えるという映画こそ人々に思考を促せると考えたため、自分の頭を使って考える、そのような映画を創りたいと思う。例えば、「人間失格 太宰治と3人の女たち」の続編であり、女たちの観点から太宰を見る映画製作がしたい。乱調の先にしか芸術は生まれないと教えてくれるようなこの映画で、主人公に翻弄される女たちは、どのように生き、そして太宰に何を賭けていたのか、という新たな視点で描くことで、芸術の裏に潜む乱調を映し出したい。
