【就活生必見!】手応えを感じない面接の特徴とは?

【就活生必見!】手応えを感じない面接の特徴とは?

2023年1月27日更新

はじめに

就活が始まって面接の回数を重ねていくと、自分なりに手応えを感じるようになってくるのではないでしょうか?

 

しかし、毎回手応え通りの結果にはならず落胆してしまうこともあるのではないでしょうか。

 

「今回の面接は手応えがあったのに落ちた…」

 

「手応えは全くなかったのになぜか受かった!」

 

「自分の手応えと反対の結果にばかりなる」

 

面接回数が増えていくと、このように自分の手応えに対する信ぴょう性についても自分なりの意見が出てきたりする人も多いのではないでしょうか?

 

そこで本記事では、「手応えを感じない面接」について詳しくご紹介していきます。

自分が面接で感じる手応えを疑問に感じていたり、合否連絡の前に少しでも結果のヒントを知りたいと考える人は、ぜひ最後までお読みくださいね。

手応えを感じない面接は存在する

面接を受けたことがある人であれば、誰もが一度は「手応えがない面接」を経験します。

面接自体の経験が少ない場合には、常に「手応えがない」と感じる人がいるかもしれませんが、面接経験を重ねていっても手応えがない面接は存在するものです。

 

もしくは「手応えがない」という感覚が分からなくても、「手応えがある面接」は分かるようになってくるという人も多くいます。

 

このように、何らかの形で面接に対しての手応えは誰もが持っている感覚だということを理解しておきましょう。

面接で感じる手応えに意味はある?

では、面接で感じる手応えに意味はあるのでしょうか。

 

結論から言うと、大きな意味はありません。

なぜなら面接の結果は、面接官が決めるためです。

 

自分自身がどれだけ「良いことを言えた」「手応えがあった」と感じても、その感情は面接官が判断する合否には全く関係ありません。面接官はあくまでも自社の基準に則り、「目の前の人物が自社に相応しいかどうか」という観点で判断をしています。

 

面接官の基準は、学生目線で見ると理解しがたいものかもしれません。

しかし面接官は、学生の面接経験以上に多くの面接を経験していることが多く、学生では想像もできない角度で判断をしている可能性があることを十分に理解しておきましょう。

手応えがない面接の特徴

では、一般的にどのような面接が手応えがないと言われるのでしょうか。

よくある特徴をご紹介します。

面接官が目を合わせてくれない

「面接官が目を合わせてくれない」

「面接官の相槌が適当」

「面接官の質問が適当」

など、面接官に自分が蔑ろにされていると感じる面接は、手応えがないと感じる人がほとんどです。

 

蔑ろにされているということは、すなわち自分への興味・関心がないと感じる人が多いのではないでしょうか。

 

面接官によっては仕事が忙しく、疲労感が態度に出てしまっているだけの場合や、短い時間でたくさんの質問をしなくてはならないがゆえに、最小限のリアクションにしてしまっていることも少なくありません。

 

しかし面接をされている側からすると決して心地よい状態ではないことから、「手応えがない」と判断する人が多いようです。

質問が全く深堀りされない

質問への回答が全く回答を深堀りされない場合も、手応えがないと感じる人が多いようです。

面接の回数を重ねていけば分かりますが、面接での質問は一問一答形式になることは少なく、回答に対して「なぜそう思ったの?」「どうしてそう感じたの?」という質問がセットになることは少なくありません。そのため、質問に対する深堀りがないと自分に興味・関心がないと感じる人は多数います。

 

面接官の立場に立つと、色々な事情が想像できます。

面接官が面接に不慣れで、回答の深堀りを意識できていない可能性はゼロではありません。また、深堀りをするのではなく、とにかくたくさんの質問に答えることを重視するように指示されている場合もあるでしょう。

 

しかし面接をされている側からすると、話したりないような印象になりやすく、手応えがないと感じる人が多いようです。

なんとなく雰囲気でそう感じる

「手応えがない面接はどのような雰囲気ですか?」と質問すると、「なんとなくそんな雰囲気だった」という人は少なくありません。

 

このような「なんとなく」の雰囲気は、先ほど紹介した面接官の態度が全て詰まった結果であることがほとんどです。

 

面接と言うと堅苦しい場を想像しますが、あくまでもコミュニケーションの場に過ぎません。そのため、コミュニケーションの中で不快な思いを抱く場合には、「なんとなく」ではあるものの手応えがなかったと感じやすいのです。

手応えがないのに合格する面接の特徴

一方で、手応えがない面接が全て不合格であるとは限りません。

合否は面接官が決める以上、結果が届くまで結果は正しいものではないのです。

 

そこで、手応えがないと感じたにも関わらず、合格した面接の特徴をいくつかご紹介しましょう。

回答に時間がかかってしまう

質問への回答に時間がかかってしまうと面接官の評価が下がったように感じ、「手応えがなかった」と判断する人は少なくありません。しかし、回答に時間がかかることは、面接官にとって大きなデメリットにはならないことを理解しておきましょう。

 

むしろ適当な回答をするよりも、しっかり考えて回答する姿勢に良い印象を抱く企業はたくさんあります。

社内外を問わず、仕事ではコミュニケーションが重要になるからこそ、コミュニケーションに対してどの程度真摯な姿勢で臨んでいるのかという点は評価のポイントになりやすいと言えます。

 

ただし、あまりにも回答に時間がかかりすぎる場合や、回答を考えていた時間に対して中身がない回答にしかならない場合は注意が必要です。

回答に見合った考える時間であることや、少し考えたい場合は「少々お時間いただけますか」と伝えるなど、相手への配慮を忘れないようにすることが大切です。

「なんで?」とたくさん理由を聞かれる

質問の回答に対して「なぜそう思ったの?」を繰り返されると、自分の回答が間違っているのではないかと自信をなくしてしまうのではないでしょうか。

 

しかし、全くその必要はありません。面接官は「なんで?」という質問を通じてあなたを責めているのではなく、本質に迫りたいと思っているだけなのです。

 

面接官の質問に対して、常に本質的な回答をできることは最も望ましいことですが、事前に回答を考えていた質問でない限り、そのように対応するのは難しいと感じる人が大半ではないでしょうか。

そのため、面接官の「なんで?」という質問を通じて、回答の本質に迫っていくことは面接の中では必要なステップです。

 

理由ばかり聞かれると、つい気おくれするような感覚になってしまう人はたくさんいます。

しかし何も遠慮することなく、自分の考えをきちんと伝えることが重要なのです。

面接時間が短い

面接時間が短いと、そもそも自分に興味がないのではないかと感じるのではないでしょうか。

 

しかし、実際のところそんなことはありません。

面接時間が短い場合、結果的に不合格となる場合はもちろんありますが、事前に合格が決まっているからこそ最低限の面接時間で終了する場合は少なくありません。

 

この時注意すべきは、短い時間の中で面接官がどのような質問をしたかです。

「志望理由を教えてください」「長所や短所は何ですか?といったありきたりの質問である場合は、残念ながら不合格である可能性が高いかもしれません。

 

そうではなく「内定を出したら、入社の意思はありますか?」「具体的にどの部署で働きたいですか?」など、より個人に注目した質問をしてくる場合には、合格である可能性が高いでしょう。

 

面接のフロー上、どうしても接触しなければいけない面接官がいる兼ね合いで、短い時間であっても面接を設定されるケースは少なくありません。

時間だけで判断せず、内容で見極めることが大切です。

面接の途中なのに手応えを感じない時の対処法

では、面接中に手応えを感じないと思った際には、どのように対処するのが良いでしょうか?

覚えておくだけで役立つ、対処法を3つご紹介します。

笑顔は絶やさない

面接に手応えを感じなかったり、面接官が自分に興味・関心がないと感じると、つい顔が曇ってしまいがちです。顔が曇ってくると、不思議と回答もネガティブな内容になってしまうことが少なくありません。

 

そこで手応えがないと感じても、終始笑顔で質問に回答することが大切です。

 

実際に面接官の雰囲気が良くない場合は、笑顔だけでは雰囲気を変えることは難しいかもしれません。しかし、あなたが「面接官の雰囲気が良くない」と決めつけているだけの時は、笑顔一つで場の空気が一気に変わる可能性があります。

 

面接官が普段のあなたを知らないように、あなたも普段の面接官を知らないはずです。

第一印象で決めつけすぎず、自分自身は常に笑顔でいることを心掛けましょう。

最後まで諦めず丁寧に回答する

面接官の質問を雑に感じてしまうと、つい自分の回答も雑になりがちです。

もちろん態度が良くない面接官は社会人として正しくありませんが、その態度につられてしまうあなたも良くありません。

相手は相手、自分は自分の姿勢で常に丁寧な回答を心掛けましょう。

 

もしかすると、それまでの面接官の評価が悪い可能性もゼロではないでしょう。

しかしそれぞれの面接、そしてひとつひとつの質問に丁寧に答える印象がきっかけで、合否が変わる可能性はゼロではありません。

 

自分が常に丁寧に接している相手だと認識して臨むことで、面接官に常に丁寧な回答ができるようになるかもしれませんね。

雰囲気に飲まれない

なんとなく面接の雰囲気が悪いと感じてしまうと、人はどんどんその雰囲気に飲まれてしまいます。雰囲気に飲まれてしまうと、元々手応えがなかった面接が、さらに手応えがないものに変化していくかもしれません。

 

手応えがないと面接の途中で感じると、つい「何とかしなきゃ」と焦ってしまうのではないでしょうか。しかし、そんな時こそ焦りは禁物です。

 

落ち着いていつも通りの自分でいることで、十分な魅力を発揮できるように努めましょう。

 

よくある質問

では最後に、「手応えがない面接」に関するよくある質問をご紹介します。

逆にどんな面接なら手応えがあるの?

手応えがない面接が感覚的であるように、手応えがある面接も感覚的なものに過ぎません。

そのため、いずれの場合も確証はないものだと言うことができるでしょう。

 

しかし、手応えがある面接は面接官の態度や雰囲気、質問が好意的なものであることが多いです。これは対面での面接に留まらず、オンラインであっても十分に自分への興味・関心を感じることができるでしょう。

 

企業によって合格基準は異なるため一概には言えませんが、面接官の雰囲気が良い場合は「合格」だと仮定しても良さそうです。

手応えがなかった面接は忘れて気持ちを切り替えるべき?

手応えがない面接のことは、悪い記憶としてすぐにでも忘れたいと思う人がほとんどではないでしょうか。しかし、手応えがなかった面接だからこそ、丁寧な振り返りを行うことが大切です。

 

手応えがなかった理由は面接官の雰囲気のような外的要因なのか、自分の体調などによる内的要因なのかを考えるだけでも、振り返りとしては十分に意味があります。

 

手応えのない面接を経験したら、次回以降はできる限り手応えを感じることができるよう、備えることが大切です。

貴重な経験を無駄にせず、次回の面接に活かしましょう。

自分の「手応え」を信じすぎずに最後まで全力で臨もう!

いかがでしたか?

本記事では、「手応えを感じない面接」について、自分が面接で感じる手応えに関する疑問などを詳しくご紹介してきました。

 

大切なのは自分の「手応え」を過信せず、全ての面接を丁寧に行うことと、都度きちんと振り返りを行うことです。

 

結果は面接官が決める以上、手元に届くまで分かりません。一喜一憂する時間が勿体ないものの、やはり就活中は気になってしまうことが多いですよね。

 

ただ結果を気にして待つのではなく、「手応えがなかった面接」を丁寧に振り返ることで、次の面接の良い結果に繋げることができるのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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