【リモートワーク】在宅で就職できる仕事5選!
2024/8/24更新
はじめに
コロナ禍の影響で一気に在宅ワークという勤務形態が進み、オフィス機能を縮小し、在宅勤務を中心とした勤怠管理を採用する企業が増えました。
コロナの影響が落ち着いたこともあり、通常の勤務へ戻す企業も出てきているものの、在宅で働いている人はまだまだいます。
今回は在宅で働ける仕事を探す際に必要となる知識を紹介します。
対象は以下の疑問を持つ就活生です。
- 在宅の仕事に正社員として就職することは可能なの?
- 在宅で正社員として働ける仕事は?
- 在宅で働くことのメリットとデメリットは?
この記事を読むことで、在宅勤務についての不明点や不安な点が解消しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、在宅勤務の実情について以下の記事で詳しく解説しています。
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そもそも在宅でできる仕事に正社員として就職は可能?
可能です。ただし、新卒や未経験者がいきなり在宅勤務を任せられることは少ないのが実情。
業務について何も知らない状態で、自分一人で仕事を進めていくのはかなり難しいからです。
対面で先輩に仕事を教えてもらい、一人前になった段階で在宅勤務を交えた勤務形態に移行するのが一般的となっています。
とはいえ、在宅勤務として働く人は今後増えていくと予想されます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止策として一気に進んだ在宅ワークという勤務形態は、労働力人口が減少している日本社会にとって、働き方の多様性を生むとても効果的な取組みのひとつです。
出産や育児、親の介護などで出社前提のフルタイムでの勤務形態では働けなかった人たちが、在宅勤務形態によって働くことが可能になります。
在宅勤務であればパソコンとネット環境がそろっていれば働けるので、さまざま事情で出社できない人も活躍できます。
もともと、推進すべきだった取り組みがコロナ禍によって一気に前進したといえるでしょう。
在宅での仕事が向いている人の特徴
在宅での仕事が向いている人は以下のようなタイプです。
- 自己管理能力が高い
- 一人で作業を続けることが苦ではない
- 自発的に行動できる
在宅勤務では、自分で計画を立て、その計画に沿って動く必要があるため自己管理能力が必要となります。
また、在宅で働く場合は一人で作業をしなければいけません。
そのため、人としゃべりながら働くことでモチベーションが上がる人は向いていないかもしれませんね。
そして、在宅で働く場合は自分で考えて、自発的に動ける能力が求められます。
在宅で正社員として就職できる仕事
在宅で正社員として就職できる仕事として、以下の5つが挙げられます。
在宅勤務できる仕事
- Webライター・編集
- コールセンター・カスタマーサポート
- イラストレーター
- データ入力
- 一般事務
この5つの業務も含め、在宅ワークを行う上で必要なものとして、パソコン環境・インターネット環境・クラウドサービスなどが挙げられます。
それぞれの仕事内容について紹介します。
そのほか、業界研究についてはこちらの参考にしてみてください。
①Webライター・編集
Webライターや編集などテキストデータでのやり取りは、在宅でできる代表的な仕事です。
テキスト入力ができるPC端末、Web環境、クラウドサービス(Web上にデータを保存するストレージサービス)を活用すれば、自宅以外でも仕事をすることが可能になります。
クラウドサービスの記事をアップし共有することで、記事の編集なども共同作業で行え、オンライン上で作業を完結することができます。
Webライターはフリーランスとして働いている人が多いですが、会社員として働く場合は自社のメディア運営に携わったり、他社メディアからのライティングを代行したりするケースが多いです。
打ち合わせや、作業指示などもメールやチャットなどのテキストベースで行いやすいので、在宅ワークとの相性が良い職種といえるでしょう。
②コールセンター・カスタマーサポート
コールセンター・カスタマーサポートも在宅勤務が可能です。
ネット環境、マイクやインカムなどの機材を用意することで、オフィスにいなくてもサポート業務を行えます。
Webフォームに入力される顧客からの問い合わせ対応や、チャットでの対応もオンライン上で完結できる内容がほとんどです。
現場に行かなくてもオンライン会議システムを活用し、Web上で業務を完結させることで完全な在宅勤務業務への移行も可能となります。
③イラストレーター
テキストデータ以外のイラストや画像データのやり取りをオンライン上で行うことで、「イラストレーター」業務も在宅勤務で取り組むことができます。
イラストのオーダー、作成・納品など、クラウドサービスを用いた共同作業を取り入れることで、チームとしてスムーズに作業できます。
イラスト作成に必要なソフトウェアや機材を整える必要はありますが、自宅だけではなくさまざまな場所で働くことも可能です。
④データ入力
文章作成・編集作業やイラスト作成と同様、データ入力作業(書面・帳票データをPC端末へ入力する仕事)もオフィスに出勤せず、在宅勤務での実施が可能です。
個人情報など取り扱いに注意が必要なものもあり、セキュリティ対策などが必要(オフィスのデータベースにアクセスできる権限の制限や、端末自体のセキュリティなど)となります。
かつては物理的に持ち出しができない帳票類などをデータ化する作業は出社しなければできませんでしたが、現在はほぼクラウド上で実施することができるようになりました。
⑤一般事務
一般事務業務(主に社員に対しての業務)も、必ずしも出社しなくても仕事ができます。
労務管理や経理・総務も在宅ワークに対応したソフトや、システムが多く存在しています。
会社内でしか使えないシステムやソフトを扱う場合は、在宅勤務はできません。
しかし、多くの企業や事業所では、場所を問わず利用できるクラウドベースのシステムへ移行が進んでいます。
一般事務を担う部署においても、在宅勤務は可能になりつつあります。
在宅で就職するメリット
在宅で働くという勤務形態には、多くのメリットがあります。
主なメリットとして、以下の3点を挙げました。
- 人間関係のトラブルが減る
- どこでも仕事ができるようになる
- 家事や育児と両立がしやすくなる
この3点について以下、詳しく解説します。
人間関係のトラブルが減る
在宅勤務は一人での作業が中心になります。
一方、職場へ出社する場合、仕事が終わったあとの飲み会など業務外での付き合いもあり、人間関係で気を使う場面が多いものです。
人によっては良い息抜きになる場合もありますが、業務外の人間関係をわずらわしく思う方も多いのではないでしょうか。
在宅勤務のコミュニケーションは基本、メールやビジネスチャットがメインです。
そのため、業務以外の余計なやりとりは少なく、ビジネス上のやりとりのみでコミュニケーションが完結することが多くなります。
同じ空間で周りに余計な気を使って、空気を読んで過ごさなければならない状況と比べると、人間関係でのトラブルは格段に減少することになります。
どこでも仕事ができるようになる
ネット環境や、端末機材など環境が整っていれば、在宅以外でも仕事をすることが可能です。
気分転換として、カフェで作業をすることもできますし、ワーケーションのように旅行をしながら各地のホテルやリゾート地で仕事をすることもできます。
場所を問わない働き方は、海外企業での就職なども可能にしてくれるでしょう。
実際、優秀なプログラマーなどは日本にいながらグローバル企業に就職する例もあります。
フリーランスとして、いくつもの企業の業務を受託し、活躍する人もいます。
家事や育児との両立がしやすくなる
在宅勤務のメリットとして、自宅で仕事ができるという点が挙げられます。
出勤や退勤の移動時間がないので、家事や育児などに充てられる時間が確保しやすくなります。
小さな子どもがいる家庭では、保育園や幼稚園への送り迎えの時間を調整しながら、働くことも可能です。
業務の成果をしっかり上げつつ、プライベートの時間を確保し、ワークライフバランスを整えることができます。
その結果、生活の質の向上にもつながるでしょう。
在宅で就職するデメリット
在宅勤務のデメリットは以下の通りです。
- 仕事と休日が曖昧になりやすい
- 自己管理能力の高さが求められる
- コミュニケーションがとりにくい
それぞれ具体的に見ていきましょう。
オンとオフの切り替えが難しい
在宅勤務は、いつでもどこでも自分のペースで仕事ができる分、業務時間と休憩時間が曖昧になってしまい、「気づいたら長時間働いていて疲労が溜まってしまった」という事態になりやすいです。
休日も、ついつい仕事をしてしまい、休みなしで働くことで健康に影響が出てしまう可能性もあるので注意が必要です。
自己管理能力の高さが求められる
自分で仕事のペースをコントロールできるということはメリットですが、反面自己管理能力が求められます。
出社して仕事をする場合上司や同僚の目があるので、自然と仕事に取り組めるものですが、自分一人だとつい怠けてしまう人も。
逆にダラダラと、長時間勤務をしてしまうケースもあり、結果思うような成果を上げられない危険性もあります。
在宅勤務ではセルフマネジメント能力が必須です。
自分で仕事を進めることができる自己管理能力の高い人にとってはすばららしい環境ですが、そうでない人にとっては働きにくい環境であるといえるかもしれません。
場合によっては、出社勤務よりもストレスが多くかかるという事態となってしまいます。
コミュニケーションがとりにくい
メリットで挙げた人間関係のトラブルが減るという点にも関連しますが、在宅勤務の場合は、基本的に業務上のコミュニケーションはメールやビジネスチャットが中心となります。
顔と顔を合わせるコミュニケーションとは違い、相手の状況などがわからない中でのコミュニケーションは慣れるまで苦労することも。
文章・テキスト上での指示を勘違いして、指示とは違う内容で仕事をしてしまうなど、失敗してしまうこともあります。
業務を進める上で必要なコミュニケーションを効率的にとれる能力が必要とされることを覚えておきましょう。
在宅で就職する際のよくある質問
在宅勤務が可能な会社へ就職する上で、よくある質問を紹介します。
- ニートや高卒でも就職はできるの?
- 完全在宅ワークは未経験でも正社員になれる?
- 在宅ワークの仕事の探し方のポイントは?
それでは具体的に見ていきましょう。
ニートや高卒でも就職はできるの?
能力や人柄など採用側が求める条件をクリアしている人材であれば、就職は可能です。
在宅ワークが可能な職種は、クリエイティブな仕事も比較的多いので、その分野で実力があれば、学歴や職歴は問われない傾向があります。
完全在宅ワークは未経験でも正社員になれる?
未経験だとしても仕事に必要な能力が備わっていれば、就職することはできます。
まずは出社して先輩に仕事を教えてもらい、一人でも問題なく仕事をこなせるようになってから在宅勤務に移行、という流れになることが多いです。
セルフマネジメント能力とITスキルがあれば、在宅勤務で行う多くの仕事に対応することができるでしょう。
ただし、就職を希望する企業が在宅勤務環境をしっかり整備していることが前提です。
働きたい企業が在宅勤務を推進していることを確認する必要があります。
在宅ワークの仕事の探し方のポイントは?
在宅ワークの仕事を探す場合は求人サイトを使うと見つけやすいです。
求人サイトで「在宅可能」「テレワーク」といった項目を選択し条件を絞りましょう。
ただ「在宅可能」「テレワーク」などと記載があっても完全在宅ではなく、週に何日か出社する必要がある求人も多いです。
新卒向けの正社員の求人で完全在宅のものは少ないのが実情です。
どうしても完全在宅にこだわるのであれば、非正規やフリーランスとして働くことも検討しましょう。
おわりに
この記事では在宅で正社員として働ける仕事を紹介しました。
新卒で入社していきなり在宅勤務させてもらえるケースは少なく、まずは先輩と一緒に仕事を覚える必要があります。
在宅で働ける職種はパソコンやクラウドサービスなどを活用することが多いです。
在宅にこだわり過ぎると選択肢が少なくなって、就職できないリスクもあるので柔軟に対応しましょう。