【学歴・資格不問】新卒から稼げる職業9選

【学歴・資格不問】新卒から稼げる職業9選

2021年6月27日

はじめに

「稼げる仕事」と聞くとどんな職業を連想するでしょうか。医師や弁護士は、「稼げる仕事」の代表格かもしれません。また、単純に「稼げる仕事」となると、水商売や副業、YouTuberなどもあります。ですが、今回は、現在就活をしている、またはこれから就活を始める新卒の学生向けに「稼げる仕事」をご紹介します。

1.日本の平均年収

2.学歴・資格がなくても稼げる仕事

 2.1不動産営業

 2.2保険営業

 2.3大手銀行

 2.4大手商社

 2.5大手メーカー

 2.6外資系企業

3.資格があると稼げる仕事

 3.1宅地建物取引士

 3.2公認会計士

 3.3税理士

4.まとめ

1.日本の平均年収

「稼げる仕事」とは、そもそも年収がいくらの職業を指すのでしょうか。日本の平均年収は、約440万円といわれています。「年収1,000万プレイヤー」という言葉もありますから、おそらく年収1,000万円前後の職業を「稼げる仕事」と捉えている人は多いでしょう。

そこで、本記事では、年収が800万~1,000万円の仕事をご紹介していきます。

2.学歴・資格がなくても稼げる仕事

就活生の中には、「稼ぎたいけど学歴や資格がない」という悩みを持つ人もいるでしょう。「稼げる仕事」に就くには、学歴や特別な資格が必要と考えがちですが、入社の際に学歴や特別な資格がなくても稼げる仕事はあります。

 

2.1不動産営業

不動産業界の仕事は、年収が800万~1,000万円といわれています。不動産の営業は、フルコミッション制(完全歩合制)を採用している企業が多いです。したがって、優秀な営業マンは年収が高くなる傾向にあります。

 

2.2保険営業

保険業界の年収は企業によって幅はありますが、年収600~1,000万円といったところでしょう。大手保険会社の場合は、年収が1,000万円を超えるところもあります。不動産営業と同様に、保険営業もフルコミッション制を導入している企業が多いため、出した結果の分だけ対価をもらえます。

 

2.3大手銀行・証券

大手の銀行や証券会社は、年収800万~1,000万円となっています。また、地方銀行でも、年収が500万~600万円となっている企業もあります。ただし、新卒で入社する際は特別な資格は不要だとしても、入社後に資格を取得することを求められる場合もあります。資格取得のための勉強が必要となるかもしれないことは、念頭に置いておきましょう。

 

2.4大手商社

大手の商社は、1,000万円以上の年収が期待できます。最も年収が高い企業では、平均年収が約1,600万円となっています。ただし、大手商社は海外赴任となる可能性があることにも留意しましょう。

 

2.5大手メーカー

大手メーカーの場合、取り扱っている商材にもよるため、年収は600万~1,000万円と幅があります。商材別で「稼げる仕事」をみていくと、医薬品メーカーが1,000万~1,300万円、電気機器メーカーが800万~1,000万円、食品・飲料メーカーが700万~1,000万円となっています。

商材別の年収は以下の通りです。

 

医薬品メーカー1,000万~1,300万円
電気機器メーカー800万~1,300万円
化学メーカー800万~1,000万円
石油・石炭メーカー800万~1,000万円
食品・飲料メーカー700万~1,000万円
金属製品メーカー700万~1,000万円
鉄鋼メーカー700万~900万円
紙・パルプ製品メーカー600万~800万円
水産・農業メーカー500万~800万円
ゴム製品メーカー600万~700万円

 

2.6外資系企業

金融やコンサルなど外資系企業の年収は900万~1,000万円です。外資系で最も年収が高い企業は、平均年収が2,000万円ともいわれています。ただし、外資系ということから成果主義を採用しており、退職金制度がない企業も多いです。また語学力は必須といえるでしょう。

 

   ここまで紹介してきた業界の年収をまとめると以下の通りです。

 

不動産営業800万~1,000万円
保険営業600~1,000万円
大手銀行・証券800万~1,000万円
大手商社1,000万円~
大手メーカー600万~1,000万円
外資系企業900万~1,000万円

3.学歴や資格があると稼げる仕事

参考までに、学歴や資格があると「稼げる仕事」もご紹介します。

 

3.1医師

医師の年収は約1,000万円です。医師になるためには難関である学部に入学できる学力と学費を払うための経済力が必要です。

 

3.2パイロット

航空会社にもよりますが、年収は約1,500万円となっています。パイロットのなるには、ライセンスを取得することが必須ですが、大学を卒業後に航空会社へ就職し、パイロットのライセンスを取得することも可能です。また、航空系の大学や防衛大でライセンスを取得して就職する場合もあります。ただし、パイロットは人気が高い職業であるため、倍率が高いです。さらに、飛行に関する知識を身に着け、厳しい訓練にも耐えることが求められます。

 

3.3大学教授

大学教授の年収も1,000万円を超えるといわれています。特に、私立大学の場合は、年収が高くなるようです。ただし、大学教授のポストは少ないうえに、研究の実績も求められます。

 

3.4士業

弁護士や税理士、公認会計士などです。弁護士は1,000万円、税理士や公認会計士は700万円の年収が見込めます。ただし、士業の資格は、難関資格とい呼ばれるものが多いため、勉強量は相当なものとなります。

 

   上記の職業は、学力や資格、研究など、その職に就くまでの道のりが平坦ではないため、年収が高いこともうなずけますね。

4.まとめ

学歴や特別な資格がなくとも、大手企業やフルコミッション制をとっている企業に入社すれば、十分な額の年収を見込めるでしょう。ただし、学歴や資格を問わないとはいえ、大手企業は人気が高いため、全く何もしないで内定をもらうことは厳しいでしょう。他の学生との差別化や対策をしておくことが望ましいです。

また、必ずしも一年目から年収が1,000万円なるとは限りませんし、給与は労働の対価です。実績を積むことで年収に反映されますし、給与に見合った苦労があることも忘れてはいけません。

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