【26卒】必見!就活解禁日はいつ?スケジュールを徹底解説
2024/9/27更新
はじめに
多くの大学生、大学院生が通る道として、人生における分岐点ともなりうるのが「就職活動」です。
例年、3月1日に就活ナビサイトを中心に説明会やプレエントリーが始まります。
いわゆる「就活解禁日」です。
就活生が学業やその他の学生生活と両立できるように、就活に関するルールについてはさまざまな議論がされています。
また、コロナ禍の影響で就職活動の在り方も大きく変わりました。
そんななか、「準備はいつから始めれば良いんだろう」と不安に思っている就活生の方もいるのではないでしょうか?
本記事では以下のような就活生を対象としています。
- 就職活動をいつから始めるべきか知りたい
- 就職活動全体のスケジュールが気になる
- どの時期に何をやるべきか押さえておきたい
就職活動の全体的な流れを詳しく解説するので、就職活動のスタートダッシュが切れるはずです。
ぜひ本記事を参考にして就職活動を進めてください。
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26卒の大まかなスケジュールを解説
ここからは、大まかな就職活動のスケジュールとどの時期に何をすべきかを解説していきます。
志望する企業の内定を獲得するために効率の良い対策をするためには、就職活動の全体観をつかんでおくことが非常に重要です。
早くから就職活動を始めることで、部活や勉強、アルバイトなどほかのこととも両立しながら進められるので、いますぐに取り掛かることをおすすめします。
【大学2年生3月〜】自己分析と業界・企業研究
就活の解禁日と一般的に言われているのは大学3年生の3月1日なので、この日から就活が始まると思いがちですが、就職活動を始めるべき時期はその1年前です。
多くの就活生は、2年生の3月から就活を始めることになります。
まずは、自己分析と業界研究・企業研究から始めるようにしましょう。
次の章で紹介するサマーインターンに参加するためにも、この3つをやっているか否かでインターン選考の通過率が変わります。
自己分析を行えば、自分の強みや弱みが明らかになり、就職活動の軸が見つかれば、志望する業界や企業を絞れます。
業界研究・企業研究を行い、各社の特徴を比較検討していきましょう。
自己分析や業界研究・企業研究をしないと就職活動は始まらないといっても過言ではありません。
就活中に考え方や志望する業界・企業が変化することも珍しくないので、何度も分析や研究を繰り返してアップデートしていく必要があります。
どのような業界があるのかを知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
【大学3年生6月〜】サマーインターンに参加
例年であれば6月頃から、多くの企業でサマーインターンの募集が始まります。
サマーインターンの実施期間は1日~数カ月と、企業によってバラバラです。
1日で簡潔する1Dayのものもあれば、1カ月以上の長期のものもあります。
内容も企業によって異なり、業界や企業についての説明や簡単なワークがメインのもの、実際の業務に触れるものなどさまざまです。
サマーインターンに参加するメリットは、以下が挙げられます。
- 業界・企業への理解が深まる
- 自分の適性について深く知ることができる
- 本選考に優先的に進める可能性がある
サマーインターンに参加をすれば、本選考の案内を優先的に受けることができる企業や、逆に、サマーインターンに参加しないと本選考に進むことができない企業があるなど、さまざまです。
夏休みを有効活用して、積極的にサマーインターンに参加するようにしましょう。
サマーインターンは多くの場合選考があります。
サマーインターンの選考で場数を踏んで慣れておくことで、本選考にも活かされるので積極的にエントリーしましょう。
【大学3年生9月〜】OB・OG訪問、筆記試験対策
この時期はサマーインターンを経て、自分の志望や適性がより具体的にイメージできるようになってきます。
この時期にやるべきことは、OB・OG訪問と筆記試験の対策です。
OB・OG訪問
自己分析や業界研究・企業研究と並行して、OB・OG訪問を行うようにしましょう。
OB・OG訪問では以下のようなことを聞くといいでしょう。
- 就職活動の軸
- 企業・部署を志望した理由
- 他社にはない強み
- 選考対策方法
- キャリアプラン
- ほかに選考を受けた企業
OB・OG訪問で仕事のやりがいや、社風を聞くと良いという情報をよく目にしますが、それ以外にも聞くべきことは複数あります。
OB・OG訪問の目的は「自身が志望する企業の選考を通過するための情報収集」です。
そのためには、OB・OGがどのような視点から企業を志望群の中にいれ、どのように対策したかを知っておくのが重要です。
インターネット上にある情報だけで考えた志望動機は、どうしても薄くなりがち。OB・OGが考える企業の強みや良さを知り、本選考時に活かしましょう。
その上で共感できる点やこの企業でしか自分の目標は達成できないと感じる点を、自身の志望動機やキャリアプランに盛り込んでみてください。
OB・OG訪問のやり方は以下の記事でも紹介しています。
筆記試験対策
また、筆記試験(Webテスト)の対策をこの時期にしっかりとしておきましょう。
夏と冬はインターンがあったり、本選考が始まったりと企業研究やエントリーシートの作成で忙しくなります。
選考やイベントが落ち着く秋に、がっつりと筆記試験対策に取り組みましょう。
この時期に高得点を取れるようにしておけば、本選考時期にエントリーシート・面接準備に時間を割けるようになります。
また、3月1日が就活解禁日となりますが、直前に選考の対策をしても間に合わないということをよく覚えておいてください。
しっかりと計画を立てて取り組むようにしましょう。
【大学3年生1月〜】エントリーシート、面接対策
年が明けると、就職活動に向けて準備も仕上げの段階に入ります。
エントリーシートや面接の対策に注力しましょう。
それぞれの対策方法を紹介します。
エントリーシート
エントリーシートや面接など、実際の選考に向けて具体的な準備を進めましょう。
エントリーシートは、自分自身だけで書き上げようとすると、誤字・脱字などの基本的な部分や文章の構成などのミスに気付けない可能性があります。
必ず大学の教授やキャリアセンター、友人にチェックしてもらうようにしましょう。
エントリーシートは書類選考の材料だけでなく、面接の際の面接官の事前情報としても用いられます。
エントリーシートのガクチカや自己PRでは、どのエピソード記載しようか迷うかもしれませんが、自分がアピールしたい要素を話せるテーマにしましょう。
アピールすべき要素は、企業研究をして企業が求める人物像を理解した上で考えてみてください。
面接
面接対策で目指すべきは「何を聞かれても答えられる状態」です。
まず最初に、提出したエントリーシートをもとに、自分が面接官だったら何を聞くかを考えてみてください。
数百文字の回答に対して、深掘りできる内容はたくさんあるはずです。
その次に、インターネット上にある「面接頻出問題集」などを参考に、自分なりの回答を考えましょう。
面接は20分〜1時間と限られているので、突飛な質問が複数出るということは考えにくいです。
就活面接における基本的な質問に答えられるようにしておきましょう。
コンサル業界のケース面接など、業界や企業によって特殊な面接がある場合は、その対策もしっかりと行う必要があります。
友人とお互いに面接官役を交代しながら、実践形式で面接練習を行うのも良いでしょう。
第三者の視点を大事にして、自分の考えに固執しないということが重要になります。
【大学3年生3月1日】就活情報解禁日
大学3年生の3月1日になると、いよいよ採用情報が解禁され就職活動が本格化します。
ナビサイトなどでは一斉に、企業説明会の予約やプレエントリーがスタートします。
就活生から人気の高い企業では、早い段階で企業説明会の枠が埋まってしまうので要注意です。
自分が志望する企業に関しては、早めにマイページを登録しておき、こまめに情報をチェックするようにしましょう。
スタートダッシュを切るためにも、この日までにしっかりと準備を重ねることが重要です。
自己分析や業界研究・企業研究などの基本的なことは徹底的に行うようにしましょう。
エントリーシートや面接などの本選考に関わる対策は、前もって取り組んでおくようにしてください。
また、重要なのは本選考が本格的に始まってからのスケジュール管理です。
説明会や面接のスケジュール把握だけでなく、いつにどの企業のエントリーシートを作成してWebテストを受けるのかなど、細かいスケジュールも管理しましょう。
【大学4年生6月〜】選考開始〜内定
大学4年生の6月1日が選考開始と言われていますが、実際には4月頃から面接が本格的に始まります。
6月1日に選考開始にのっとって、6月1日に内定が出るように最終面接を実施している企業もあります。
面接試験が進んでくると、徐々に企業から内定が出始めて気が緩んでしまう就活生が多いのがこの時期の特徴です。
内定を獲得するのは就活生自身の努力で素晴らしいことですが、ぜひ最後まで油断せずに第一志望の企業の内定獲得まで駆け抜けてください。
選考が始まると、スケジュールが埋まってしまい余裕がない状態が続くことも多くなります。
そのような中で選考の対策をしようとしても、なかなか時間を取ることができません。
余裕がないとはいえ、面接試験を終えるたびに振り返りを行うのは大切なことです。
自分が答えにくかった質問をピックアップし、次は答えられるように対策をしていきます。
また、面接を通してこれまで気づかなかった考え方や、自分の強みが発見できることもあります。
それらの情報をもとに、自己分析の内容をアップデートしていきましょう。
スケジュールが異なることもある
前章まで、一般的な就活のスケジュールを解説してきましたが、昨今は就活の早期化が顕著になっています。
紹介したスケジュールよりも前倒しで選考が行われ、大学4年生の6月にはほとんどの就活生が内定を持っているというのも珍しくありません。
特に、外資系企業やベンチャー企業などの企業は、経団連に属していない場合が多く、内定を出す時期がかなり早まる傾向です。
これらの企業では、サマーインターンが終了した直後から選考を行っています。
そのような場合に、一般的なスケジュールで準備をしていると対策が間に合わなくなる可能性があります。
そうならないためにも、早めに就職活動を始めて志望企業の内定を目指しましょう。
「まだ時間があるから大丈夫」と思っていると、あっという間に本選考が始まってしまいます。
自己分析や業界研究・企業研究はすぐにできるものではありません。
繰り返し行いながら、内容を深めていく必要があります。
筆記試験やエントリーシート対策、面接対策も同様で、本選考が本格化してからでは間に合いません。
本選考開始の約1年前から少しずつ就職活動を始めることが、就職活動成功のカギです。
早めに始めることによって、本記事で紹介したスケジュールよりも早まっていても十分に対応できるでしょう。
どうなる?就活解禁日、今後のゆくえ
これまで就活に関するルールについては議論が重ねられ、何度も変更されてきました。
現行の3月1日に情報解禁・6月1日に面接解禁というルールは、経団連(日本経済団体連合会)が主導して策定されたものです。
このルールに則って、新卒採用活動を行わなければいけないのは経団連に加盟している企業のみで、外資系企業やベンチャー企業はルールに従う対象にはなりません。
しかし、近年では経団連に加盟した企業でも選考の早期化がされるなど、ルールの形骸化が問題視されてきました。
そのような背景には、企業側が早くから優秀な人材を囲いこみたいという意図があります。
就職活動の早期化を受け、就職活動に関するルールを撤廃し、政府主導で新たなルールを策定していくことが発表されました。
就活生にとっては、政府主導でルールが変わることによって就職活動に変更があるのではないかと心配ですが、2024年現在、就職活動に大きな変更はありません。
スケジュールを変更するためには、経団連や企業だけでなく、大学とも議論を重ねながら最適解を探す必要があります。
しかし、企業にとっても就活生にとっても運用しやすいルールを探すことは難しく、今までと変わらない状態が今後も続くと推測できます。
企業ごとで選考開始時期が異なるので、就職活動を始めようと思ったときには選考が終了していたということがないようにしましょう。
そのためには、各企業の新卒採用のマイページを早めに登録し、こまめに情報をチェックすることが重要です。
さいごに
本記事では、就活の解禁日と大まかなスケジュールに関して解説してきました。
冒頭にも書いたように、就活に関するルールの変更に加えて、新型コロナウイルスの流行により就職活動のやり方も大きく変わりました。
国や経団連が今後新しく打ち出すスケジュールが、大幅に変わることもあるかもしれません。
どのようなスケジュールでも志望企業に入社したいですよね。
しっかりと企業から発信される情報をキャッチして、選考のチャンスを逃さないようにしましょう。
また、繰り返しになりますが早めに準備をすることが、非常に重要なポイントになります。
計画的に対策を進めるようにしましょう。