【理系の大学院生】人気就職先ランキング!就職のコツも紹介
2024/9/28更新
はじめに
理系の大学院に進んだのはいいけど、就職先をどこにしたらいいか悩んでいるという就活生も多いでしょう。
そこで今回は、理系の大学生・大学院生に向けて、就職先ランキングをメインにご紹介します。
- 理系の大学生・大学院生に人気の就職先ランキング
- 理系の大学院生が就職で得られるメリット
- 理系の大学院生がスムーズに就職する方法
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理系の大学院生が就職で得られるメリット3つ
理系の大学院生が就職で得られるメリットを、下記の3つに分けて紹介していきます。
- 専門職に就職できる
- 自分の好きなことを仕事にできる
- 初任給が高い
それぞれを解説していきます。
専門職に就職できる
理系の大学院卒は高い専門知識を活かして、専門職への就職が可能です。
文系の大学院卒向けの専門職がないわけではないですが、数でいえば理系の大学院卒の方が圧倒的に有利です。
その他の学歴では就職が困難な選択肢を選べるのは、非常に大きなメリットであるといえます。
もちろん、専門職以外の職種を選ぶこともできるため、幅広い選択肢の中から自由に就活できます。
自分の好きなことを仕事にできる
専門職の場合は特に、自分の好きなことに関する仕事に就けるでしょう。
理系の大学院卒が専門職に就職すれば、研究に携わることがほとんどになります。
研究であれば、自分の好きな興味関心のある分野の研究をすることになり、好きなことをしてお金を稼げるため、仕事に対するモチベーションも維持しやすいでしょう。
ただし、企業によって研究内容が異なるため、必ず好きな仕事に携われるというわけではありません。
業務の分野が大学院で学んだ分野だったとしても、業務内容が自分のやりたいことではない場合もあります。
そのため、業務内容は事前にしっかりと確認しておきましょう。
初任給が高い
大学院卒は大卒よりも初任給が高いです。
企業によってもさまざまですが、一般的な大卒の初任給が20万円程度であるのに対して、大学院卒は22~25万円程度と、大卒に比べると2~5万円程度高いことが分かります。
初任給に違いがあるということは、当然年収も違ってくるので、初年度以降の年収の伸びしろにも期待できることが多いです。
大卒と大学院卒では、生涯で稼げる金額が違ってくることもあり、金銭的なメリットは大きいといえるでしょう。
理系の場合は特に、専門的な知識や技術が求められるため、初任給の段階で給与水準が高い場合が多いです。
注意点として、年収が高水準であるのは全ての企業に当てはまるわけではなく、企業によっても差があることは理解しておきましょう。
また、大卒に比べると大学院卒は社会人デビューが遅くなるため、生涯で得られる金額は大卒の方が多いこともあります。
【理系の大学院生】人気企業ランキングTOP30!
理系の大学院生に人気な企業をランキング形式で30個、下表にまとめました。
順位 | 企業名 |
1 | ソニー |
2 | 旭化成グループ |
3 | トヨタ自動車 |
4 | 日立製作所 |
5 | アクセンチュア |
6 | NTTデータ |
7 | 川崎重工業 |
8 | 味の素 |
9 | 野村総合研究所 |
10 | サントリーグループ |
11 | 富士フイルムグループ |
12 | 住友化学 |
13 | パナソニック |
14 | ホンダ |
15 | 富士通 |
16 | 三菱重工業 |
17 | デンソー |
18 | PwCコンサルティング |
19 | キリン |
20 | カネカ |
21 | 中外製薬 |
22 | 東京エレクトロングループ |
23 | 三菱ケミカルホールディングス |
24 | 花王 |
25 | カゴメ |
26 | 島津製作所 |
27 | コーセー |
28 | 明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ) |
29 | 東海旅客鉄道 |
30 | NTTドコモ |
理系の大学院生に人気な企業ランキング1位はソニーで、2年連続でトップとなっています。
メーカー企業が10位までに6社、30位までに16社ランクインしており、理系の大学院生から人気を集めています。
次に理系の大学院生から人気だったのが、コンサル系企業とデータ系企業です。
30位までに4社ランクインしています。
就職先が定まらない場合は、このTOP30から自分に合った企業を探してみるのもおすすめです。
【理系の大学生】人気企業ランキングTOP30!
理系の大学生に人気な企業をランキング形式で30個、下表にまとめました。
順位 | 企業名 |
1 | トヨタ自動車 |
2 | ソニー |
3 | NTTデータ |
4 | Sky |
5 | 富士通 |
6 | サントリーグループ |
7 | 三菱UFJ銀行 |
8 | 明治グループ |
9 | 伊藤忠商事 |
10 | 資生堂 |
11 | 日立製作所 |
12 | アクセンチュア |
13 | パナソニック |
14 | 楽天グループ |
15 | 大林組 |
16 | 鹿島建設 |
17 | 大成建設 |
18 | 野村総合研究所 |
19 | 日清食品グループ |
20 | 損保保険ジャパン |
21 | ホンダ |
22 | 清水建設 |
23 | 味の素 |
24 | 三菱電機 |
25 | 旭化成グループ |
26 | SCSK |
27 | 日本アイ・ビー・エム |
28 | 富士フイルムグループ |
29 | デンソー |
30 | 伊藤忠テクノソリューションズ |
理系の大学院生に人気な企業ランキング1位はトヨタ自動車です。
前年度は6位でしたが、コロナ禍以降に国内の安定した老舗メーカーに注目が集まっているのかもしれません。
理系の大学院生に人気の企業ランキングと同様に、理系の大学生にも人気が1番高かったのは、メーカーです。
その次に、金融系、コンサル系・データ系、ゼネコン・建設系となっています。
大学院生の人気ランキングと比較すると、メーカーのランクインが少なくなっており、その分金融系やゼネコン系の企業がランクインしています。
人気の高いメーカーの研究職や開発職の就職を目指す場合は、大学3年生から就活を始めても早すぎることはないでしょう。
【理系の大学生・院生向け】優良企業を見分けるポイント7つ
ここでは、理系の大学生・院生に向けて、優良企業を見分けるポイントを下記の2つに分けて解説します。
- 福利厚生が充実している
- 離職率が低い
- 残業時間が短い
- 年間休日数が多い
- 有給休暇の取得率が高い
- 基本給が高い
- 業績が良く将来性がある
これらは、優良企業である可能性が高いですが、必ず優良企業であることを保証するものではないため、あくまで参考程度に留めておいてください。
下記でそれぞれのポイントを解説していきます。
福利厚生が充実している
優良企業であれば、福利厚生が整っていることが多いです。
ここでは、実際に存在する福利厚生を一部紹介します。
「法定福利厚生」とは、全企業に義務付けられている福利厚生のことで、雇用保険、健康保険、厚生年金保険、労災保険、介護保険などが挙げられます。
法定福利厚生とは反対に、企業に義務付けられていない福利厚生を「法定外福利厚生」といい、交通費、健康診断、産休・育休制度、家賃補助などがあります。
法定外福利厚生は国が定めた福利厚生ではないため、これらの福利厚生が充実している企業ほどホワイトな優良企業である可能性が高いです。
基本給が低いと感じても、家賃補助や家族割制度、健康診断など、各種手当を合計すると平均月収よりも上回るケースもあります。
そのため、基本給だけでなく福利厚生もチェックして、トータルの支給額を見て判断することがおすすめです。
離職率が低い
優良企業かどうかを見極めるのに、「離職率」も大事な要素の一つです。
離職率が低いということは、社員の勤続年数が長いということになり、働きやすい職場環境であるということが分かります。
離職率の低さや勤続年数の長さは、求職者へのアピール材料となるため、企業の公式サイトや採用サイトに公表していることが多いですが、離職率が高く勤続年数が短いブラック企業などは、隠したいデータになるので非公表にしています。
つまり、ホワイト度の高い優良企業であれば、企業の公式サイトや採用サイトに離職率や勤続年数の記載がある場合がほとんどなので、事前に調べておきましょう。
残業時間が短い
ホワイト度の高い優良企業であれば、就業規則をしっかりと守っています。
そのため、業務量が誰か一人の社員に偏るなんてこともなく、全社員が就業時間内に終わる業務量を割り振っているため、残業時間が少ない、または全くありません。
残業時間の目安は月20時間以内です。
月20時間以内に収まっているかどうか、公式サイトや採用サイト、転職口コミサイトなどをチェックしてみてください。
年間休日数が多い
完全週休2日制にプラスして祝日休みであれば、年間休日数は120日となります。
それに加えて、年末年始や夏季休暇のある企業はその分休日が増えるので、年間休日数が125日以上になる場合もあります。
年間休日数が125日以上あれば、優良企業であるといえるでしょう。
年間休日数は、企業の公式サイトや募集要項、採用サイトなどをチェックしてみてください。
年間休日数の記載がない場合は、週あたりの休日数にその他の休暇(夏季休暇や年末年始)を足して計算できます。
有給休暇の取得率が高い
ホワイト度の高い優良企業は、社内の風通しが良いので有給休暇も取得しやすいです。
そのためライフワークバランスが取りやすく、仕事のモチベーションも維持しやすくなっています。
本来、有給休暇は法律で定められた労働者の権利なので、誰もが平等に取得可能な休暇です。
しかし、有給休暇を取得しにくい企業というのも存在します。
一見有給の日数が多いから優良企業に感じる企業も、実際はほとんど有給消化ができないという場合があります。
そのため、有給の日数が多いから優良企業であるとはいえず、日数よりも消化率が重要なのです。
優良企業かどうかを見極めるには、「有給取得日数」に着目し、年間10日以上を目安にチェックしてください。
基本給が高い
給与が低い企業は、安定した生活やプライベートを充実させることが難しいため、優良企業であるとはいえませんよね。
給与で優良企業であるかを見極めるには、「基本給」をチェックしてください。
残業代や各種手当を含む「総支給額」ではなく、基本給のみを見ることがポイントです。
役職や年次によって昇給することもあるため、全ての企業に当てはまるわけではありませんが、基本給は21万円を目安にしておくと良いでしょう。
21万円よりも大きく下回る場合は、優良企業であるとはいえません。
業績が良く将来性がある
優良企業の場合は、経営の基盤がしっかりと整っており、業績が良い場合が多いです。
業績が良い分、利益を社員に還元してくれるため、給与も良い傾向があります。
経営が上手くいっていない企業は、社員への還元が難しいため、長期にわたって良い業績を挙げている企業は優良企業である可能性が高いです。
待遇面や各種手当、賞与・昇給制度、福利厚生などが整っているかを確認し、将来性のある経営ビジョンを持っている企業であるかどうかをしっかりと見極めましょう。
理系の大学院生がスムーズに就職する方法
ここでは、理系の大学院生がスムーズに就職する方法を5つ紹介します。
- 推薦を受ける
- 研究内容を分かりやすく説明できるように準備する
- 自身の強みをアピールできるようにしておく
- 入社後のキャリアプランを明確にしておく
- インターンシップに参加する
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
推薦を受ける
大学の推薦は、大学に送られてきた「推薦求人」の中から応募したい企業を選び、学校の推薦担当者に推薦状を書いてもらって企業に応募する流れになります。
推薦応募の場合は、一般的な選考フローが免除される場合が多く、内定率も高いのが特徴です。
しかし、推薦してもらうには大学の成績や大学での日ごろの態度などが見られるため、さまざまなハードルをクリアする必要があります。
推薦枠の数には限りがあり、締め切りも設けられているため、気になる企業があれば早めに応募しておくのがおすすめです。
また、推薦応募であっても必ず受かるという保証はないため、就活の準備はしっかりとして挑むようにしましょう。
研究内容を分かりやすく説明できるように準備する
理系の大学院卒であれば特に、エントリーシートや面接などで研究内容について細かく聞かれる場合が多いです。
研究内容以外でも、学生時代に取り組んだことは必ず問われる内容なので、分かりやすく説明できるようにしておきましょう。
理系の大学院卒は、研究内容が専門的な場合が多いので、採用担当者が文系の人であれば専門用語は避けて分かりやすく伝えられるように意識する必要があります。
研究内容は理解してもらって初めてアピールになるため、ただの押し付けにならないよう注意しましょう。
自身の強みをアピールできるようにしておく
就活では、勉強以外でも自身の強みをアピールできるようにしておく必要があります。
専門職であっても、組織の一員としてさまざまな人と関わることになるため、下記のような要素が求められます。
- コミュニケーション能力
- 課題解決力
- 論理的思考力
就活では、上記のような能力をアピールできると高評価となるでしょう。
入社後のキャリアプランを明確にしておく
就活の時点で、どの企業に応募しようか悩む就活生も多いですが、就職後の就職先でもその後のキャリアプランを考える必要があります。
また、就活時の面接などでも入社後のキャリアプランについて質問をする企業は多いです。
そのため、応募する企業を決定したら、その企業でどのようなキャリアプランを歩んでいくか、明確に設定しておきましょう。
具体的には、応募先企業で何をしたいのか、どのように成長していきたいかを具体的に説明できると高評価に繋がります。
理系の大学院卒といえば、専門職の即戦力として期待されるものですが、現在の知識や経験だけではなく、就職後の伸びしろも注目されます。
就職先の企業でどうキャリアアップしていきたいか、将来設計をしっかり立てておき、成長意欲や将来性をアピールしましょう。
インターンシップに参加する
インターンシップは、選考フローが免除されたりと、有利に就活を進められます。
また、インターンシップ参加で得られるメリットは、就活で有利になるということ以外にもさまざまあります。
- 企業理解に役立つ
- 自己分析になる
- モチベーションがアップする
- 実践的なスキルが身につく
- インターン先の先輩社員からの指導・サポートを受けられる
ただし、インターンシップに参加する就活生も年々増加傾向にあるため、所詮インターンシップだという軽い気持ちで挑むのではなく、本選考さながらの意識で挑む必要があるでしょう。
さいごに
就活の時期なのに、まだ受けたい企業が決まっていないという就活生も多いでしょう。
この記事では、理系の大学生・大学院生に向けて、就職先ランキングをメインに紹介していきました。
ランキングの中に気になる企業があれば、就活の候補に入れてみてください。
理系の大学院生であれば、専門的な知識や技術を活かして専門職に就けたり、その他のさまざまな職種から就職先を選ぶことができます。
スムーズに就職するコツは、研究内容や自身のアピールポイント、入社後のキャリアプランを人に分かりやすく説明できるように準備しておくことです。
気になる企業が見つかったら、推薦を受けたり、インターンシップに参加しましょう。