女性に人気の独立できる職種!開業のポイントや注意点も解説
2024/9/28更新
はじめに
「独立開業してみたいがどの職種が向いてるかわからない」
「開業に必要なプロセスがわからない」
上記のような悩みを抱えた、独立開業を志す女性は多いでしょう。
本記事では、以下の方を対象に女性に人気で、独立開業しやすい職種を解説しています。
- 職種がまだ決まっていない方
- 独立開業する際の注意点を知りたい方
女性も独立開業する時代になりました。
ポイントや注意点、開業までの流れをあらかじめ理解しておくことで、良いスタートダッシュが切れるでしょう。
本記事を参考に自分にあった職種を見つけてください。
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
女性に人気の独立開業できる職種
女性に人気の独立開業できる職種は、以下の5つです。
- 個人塾
- WEBライター
- 美容系サロン
- ハンドメイド
- 代行ビジネス
独立開業は、どの職種を選択するかによって収入や必要な設備、やりがいが異なります。
本章では、各職種の仕事内容や注意点などを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
個人塾
人気の独立開業できる職種の1つ目は、個人塾です。
学生時代に勉強で優秀な成績を収めていた方は、これまでの経験を活かし生徒に授業ができます。
以下にメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
メリット | 在庫のリスクがない 授業方針を自分で決められる |
デメリット | 学歴や肩書きが求められる 子どもの人口は減っている |
個人塾は、自宅を教室にすれば家賃が節約できます。
さらに、食品やアクセサリーとは違い在庫を抱える必要がないため、売れ残りがありません。
開設する科目にもよりますが自分一人で授業するため、主要5科目について深い知識が必要です。
また、授業範囲が変更されるとそれに合わせて、授業方針を変更しなければなりません。
子どもの教育に関わりたい、子どもに接する仕事がしたい方は検討してみてください。
WEBライター
人気の独立開業できる職種の2つ目は、WEBライターです。
在宅ワークが一般化したことで人気になった職種になります。
以下にメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
メリット | 作業時間、場所が自由に決められる パソコンとインターネットがあれば開業できる |
デメリット | 収入が安定しない 開業初期は単価が低い |
WEBライターを開業するのに特別な資格は必要ありません。
文章を書くことに抵抗がなければ、すぐに始められます。
ただし、単価が低い悪徳案件や高額なスクールがあるため注意してください。
カフェでお茶しながら仕事したい人や旅行先でリフレッシュしながら仕事したい人におすすめの職種です。
美容系サロン
人気の独立開業できる職種の3つ目は、美容系サロンです。
ネイルやエステ脱毛、エステサロンなど職種は多岐にわたります。
以下にメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
メリット | コンセプトを自分で決められる |
デメリット | 機材の購入やリフォームが必要 |
美容系サロンは、元々は企業で働いていた人が独立する形で開業することが多い業種の1つです。
専門学校で学んだ知識や企業での経験をそのまま活かせます。
しかし、職種によっては資格が必要になるため注意してください。
ヘアカットやカラー、メイクは国家資格である美容師免許が必須です。
開業前に資格の有無は確認しておきましょう。
もともと美容に興味がある人は趣味が仕事になるため一石二鳥です。
ハンドメイド
人気の独立開業できる職種の4つ目は、ハンドメイドです。
趣味で始めたものが事業として昇華できます。
以下にメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
メリット | 自分の作品が売れる喜びがある 開業に必要な道具や設備が少ない |
デメリット | 在庫を抱えるリスクがある 梱包、発送の手間がある |
ハンドメイドは、自分にしか生み出せない魅力を販売する職種です。
自分のファンを増やすことで安定した利益に繋がります。
開業前には、デザインの著作権に注意してください。
自分オリジナルのデザインだと思っていても商標登録されていると、損害賠償になるため事前に確認しておきましょう。
最初は自分が楽しむ分で作成していたアクセサリーが収入に変わる可能性があります。
自分では売れないと思っていても、SNSに公開すると人気が出る場合があるでしょう。
すでにハンドメイドしている人は起業に挑戦してみましょう。
代行ビジネス
人気の独立開業できる職種の5つ目は、代行ビジネスです。
買い物、掃除、送迎と開業できる職種は多数存在します。
時代の変化やSNSの発達により新しいものが次々に生まれているため、自分にあったものが見つけやすいでしょう。
以下にメリットとデメリットをまとめたので参考にしてください。
メリット | アルバイトの相場より高い時給が発生する 種類が多く掛け持ちができる |
デメリット | 依頼が安定しない |
代行ビジネスは、めんどくさいを肩代わりする仕事のため需要が高くなります。
自宅の掃除代行や子どもの送迎代行は、お客様と直接顔を合わせる職種です。
信用が重要になる仕事のため責任感からのストレスは大きいでしょう。
お客様のニーズは日々変化します。
アンテナを高くしておくことで競合他社のいない分野に挑戦できるでしょう。
これから新しい仕事を自分で生み出したい人におすすめです。
開業のポイント
本章では、職種が決まり開業するための準備段階に入る際のポイントを解説します。
要所を押さえた独立開業は長期間にわたって経営できるでしょう。
開業のポイントは、以下の3点です。
- 小さく始める
- 固定費を抑える
- 自分の強みを活かす
開業してから一つずつ学んでいく方法がありますが時間とお金が必要以上にかかります。
少しでも早く経営を軌道に載せるためにも、ポイントを参考にしてください。
小さく始める
ポイントの1つ目は、小さく始めることです。
様子を見ながら経営することで、素早い方向転換ができます。
例えば、ハンドメイドが自分の性格に合わないと判断すれば、パソコン一つで仕事ができるWEBライターにチェンジ可能です。
事務所を契約したり、機材をローンで購入したりすると職種の変更が難しくなります。
短期間での契約解除は違約金が発生するためです。
経営していく中で事業を拡大する目処が立った段階で、設備や機材を新しく購入していけば問題ありません。
最新機材を用意し、部屋を新築のようにリフォームすることも大切です。
しかし、独立開業時には売上がないリスクも考慮する必要があります。
とくに初めて独立開業する人はスモールビジネスから始めましょう。
固定費を抑える
ポイントの2つ目は、固定費を抑えることです。
支出が少ないほど安定した経営ができます。
固定費は売上が多い月、少ない月に関係なく支払う費用です。
売上が多ければ経営の負担にはなりません。
しかし、事業は収入が不安定です。
お客様が少ない月でも同じ金額を支払うため、固定費の影響で経営が苦しくなるでしょう。
適切に家賃交渉したり、安いインターネットに切り替えたり固定費を下げる工夫をしてください。
ほかには無料で利用できるサービスを活用しましょう。
Googleが提供しているドキュメントは無料ですが、Microsoftが提供しているWordと似た機能があります。
会議はzoomを利用するのがおすすめです。
ビデオ通話ができるので会議室を契約する必要がなくなります。
確かに無料のサービスには限界があるでしょう。
しかし、個人で独立開業するレベルであれば、無料の範囲内で十分です。
もし営業していく中で業務効率が悪いと感じれば、そこで初めて利用を検討すれば問題ありません。
開業前に無駄な固定費がないか確認しておきましょう。
自分の強みを活かす
ポイントの3つ目は、自分の強みを活かすことです。
自分の強みを適切に理解することで、モチベーションが高い状態で事業ができます。
さらに、仕事内容に対して自信が持てるようになるでしょう。
自信があれば新しい事業に挑戦したり、お客様へのサービスを向上させる仕組みを開発したりと前向きな行動が可能です。
しかし、自分の強みが活かせない事業は、働く本人が仕事を楽しいと思えません。
働く意欲が失われ、消極的な考え方になる可能性があります。
開業する際は、自分の強みが活かせる職種かよく検討してください。
もし、思いつかない場合は自己分析ツールや適性検査をおすすめします。
インターネット上に無料で使用できるものがあるので、試しに使ってみてください。
自分が今まで気が付かなかった一面に出会えるでしょう。
自分の強みが明確になることで、職種選びも効率良くできます。
開業の注意点
続いて、開業時の注意点をご紹介します。
開業前はモチベーションが高く、前向きな姿勢で準備できているでしょう。
しかし、思わぬところで足踏みする可能性があります。
開業の注意点は、以下の3点です。
- 個人情報の提供は最小限にする
- 資格や許可証が必要ないか確認する
- ライフプランに影響しないか検討する
個人での独立開業も企業に勤務すると同様に注意するべき点があります。
個人の場合は自己責任になるため、十分に検討したうえで行動するようにしましょう。
独立開業した後に気がつき後悔しないよう参考にしてください。
個人情報の提供は最小限にする
注意点の1つ目は、個人情報の提供は最小限にすることです。
企業と同じ感覚で情報を開示すると私生活に影響します。
例えば、自宅の一部を使用して独立開業する場合は、住所に注意してください。
ホームページにそのまま掲載してしまうとトラブルや事件に巻き込まれるリスクがあります。
お客様に来店していただくために情報共有する必要はありますが、注意事項を読んでいただき契約が完了した段階で伝えるなど工夫しましょう。
自宅の住所がバレるのを避けたい方はシェアオフィスや店舗を契約してください。
家賃や手間はかかりますが、リスク回避にはなるでしょう。
資格や許可証が必要ないか確認する
注意点の2つ目は、資格や許可証が必要ないか確認することです。
業種によっては国家資格の取得や事前の申請が必要になります。
そのまま営業してしまうと業務停止などの重い処分がくだされるでしょう。
例えば、お客様の髪の毛をカットするには美容師免許が必要になります。
ほかには、中古で購入した家具を修理して販売することは古物営業に該当します。
事前に都道府県公安委員会の許可が必要です。
上記のように資格や許可が必要になるものがあるため、あらかじめ独立開業する職種は該当しないか確認してください。
資格や許可証は取引相手やお客様から信用を得るきっかけにもなるため取得しましょう。
ライフプランに影響しないか検討する
注意点の3つ目は、ライフプランに影響しないか検討することです。
しっかりとしたライフプランは自分の人生をより豊かにします。
例えば、開業1ヶ月目の収入は30万円、1年後には100万円など具体的な数値を決めておきましょう。
目標に向けて必要な行動が明確になり、モチベーションになります。
また、個人での独立開業は不安がつきものです。
自分の気持ちを言語化することで何に不安を感じているのか明確になるでしょう。
もし一人での作業が不安であれば、ファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。
お金の知識が豊富なプロが、自分に適したプランを提案してくれます。
独立開業してからは忙しくて後回しになりがちなので、あらかじめ考えておきましょう。
開業までの流れ
本章では実際に開業するまでの流れを解説します。
流れがわからないと何から行動すればいいかわからず、不安になるでしょう。
自分のやりたい職種で独立開業するために参考にしてください。
開業までの流れは以下の通りです。
- コンセプトを決める
- 開業場所を決める
- 集客方法を決める
- 必要な費用を見積もる
- 開業届を提出する
上から順に決めていくことで漏れなく準備できます。
もちろん同時進行も可能です。
独立開業するまでの時期から逆算して余裕のあるうちに決めておきましょう。
コンセプトを決める
まずは、コンセプトを決めてください。
コンセプトを決めることで、お店の雰囲気や値段帯が設定できます。
例えば、美容サロンのコンセプトを「非日常」と仮定しましょう。
非日常を提供するには、オシャレな内装やリラックスできる椅子、丁寧な話口調などが必要になります。
上記のようにコンセプトを決めることで必要な要素が明確になるでしょう。
頭の中で想像するだけでは曖昧です。
紙に書いたり、人に伝えたりして具体化していきましょう。
時には独立開業経験のある先輩に相談するのもおすすめです。
経験者からの客観的なアドバイスがもらえるでしょう。
開業場所を決める
次は、開業場所を決めてください。
自宅にするかオフィスを契約するかで必要経費が大きく変わります。
自宅であれば、どこを事業として使用するのか、リフォームは必要か検討してください。
オフィスを契約する際は家賃や部屋広さ、駅からの距離など確認する項目は多岐にわたります。
また、契約時には独立開業する業種が問題ないか許可を取りましょう。
ショップとして利用するのは問題ないが、飲食店は駄目な場合があります。
許可していない業種は強制退去になったり、退去時の原状復帰でトラブルの原因になるでしょう。
集客方法を決める
そして、集客方法も忘れずに決めてください。
独立開業してすぐは、認知されていない状況です。
方法にはSNSアカウントで発信する、近所にチラシを配布する、ホームページを作成するなどが挙げられます。
どの方法にもメリット・デメリットが存在するため、以下の表を参考にしてください。
集客方法 | メリット | デメリット |
SNS | 無料で利用できる | フォロワー獲得に時間が必要 |
チラシ | 配布地域を選択できる | 配布禁止の住宅がある |
ホームページ | 世界中の人に発信できる | 作成には専門知識が必要 |
ターゲットになるお客様の条件によって集客方法はさらに細分化されます。
集客見込みがないのにオープンしてしまうと維持費がかかり赤字になるでしょう。
収入に直結するため、集客方法は徹底的に調査・分析してください。
とくにSNSを利用する場合は、フォロワー獲得に時間がかかります。
そのため開業準備の様子から情報発信し、あなた自身のファンを作るようにしてください。
オープン時には利用してくれるお客様になるでしょう。
必要な費用を見積もる
4つ目は、必要な費用を見積もることです。
独立開業には多くのお金が必要になります。
あらかじめ経費を計算しておくことで、利益目標を達成するための金額が明確になります。
また、予算が100万円に対して、独立開業に必要なお金が300万円であれば実現不可能です。
やりたい事業やアイデアがあるのに、オープンできない状況を避けるためにも見積もりは重要です。
さらに、お金を融資してもらうにも事業計画が必要になります。
独立開業にいくらお金が必要で、売上はこれくらいの見込みなど具体的な計画案が必須です。
独立開業を成功させ、長期にわたって経営するためにも、費用がいくらかかるのか計算しておきましょう。
開業届を提出する
最後に、開業届を提出してください。
個人事業を開始するにあたって税務署に提出する書類です。
開業後1ヶ月以内に提出してください。
特別な罰則はありませんが、忘れないうちに提出しましょう。
開業届を提出することのメリットは、以下の3つです。
- 青色申告が可能になる
- 事業専用口座が開設できる
- 職業証明になる
青色申告は、確定申告する際の控除額がアップするためおすすめです。
簿記に関する知識が必要になりますが、専用のサイトやサポートしてくれるサービスもあるため積極的に使用してください。
また、事業を開始するにあたって屋号を名義とする銀行口座が手に入ります。
取引に問題はありませんが、法人と契約する際は信頼関係を築くために必要になるでしょう。
さらに、職業証明として利用できます。
企業であれば社員証があるため身分証明になりますが、個人事業では代わりになるものがありません。
そこで開業届を提出することで代用可能になります。
開業届の作成に手間はかかりますが、一度提出すれば問題ないため時間のあるうちに対応しておきましょう。
さいごに
女性に人気の独立開業しやすい職種として美容系サロンやハンドメイドなどを解説してきました。
どの職種を選択してもまずは小さく始め、固定費を抑えることを意識しておけば問題ありません。
初めて挑戦する方にとって、早い段階で利益が出ればモチベーションアップにつながります。
また、営業するにあたって資格や許可証が必要ないか確認しておきましょう。
法律を遵守し、お客様に安心して利用してもらうために必要です。
初めての独立開業はわからない点や決めることが多く、不安や心配な気持ちを抱く人もいるでしょう。
本記事を読んで不安を解消し、良い状態でオープンできるように参考にしてください。