ホワイトな建築企業5選!入社するためのポイントも解説

ホワイトな建築企業5選!入社するためのポイントも解説

2024/9/28更新

はじめに

ホワイトな建築企業5選!入社するためのポイント

「建築企業はブラックが多いのは本当?」

「ホワイトな建築企業の見極め方がわからない」

上記のような悩みを抱える就活生は多いでしょう。

本記事では、以下の就活生を対象にホワイトな建築企業に就職するためのポイントを解説しています。

対象の読者
  • ホワイトな建築企業に入社したい
  • ホワイトな建築企業の共通点が知りたい
  • 建築業界で有効な資格が知りたい

建築業界に対して「キツイ」イメージがある就活生もいるかもしれません。

しかし実際は、残業時間の見直しや有給取得の推進と労働環境の改善が進んでいます。

ぜひ本記事を最後まで読んで、ホワイト企業を見つける参考にしてください。

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ホワイトな建築企業5選

ホワイトな建築企業5選

まずは、労働環境がホワイトだと言われている建築企業をご紹介します。

ホワイトな建築企業は、以下の5社です。

企業
  • 株式会社大林組
  • 鹿島建設株式会社
  • 清水建設株式会社
  • 株式会社竹中工務店
  • 株式会社長谷工コーポレーション

上記は、日本を代表する建築企業になります。

長年に渡って日本の建築業界に貢献している背景には、従業員にとって働きやすい環境が整備されているからでしょう。

それぞれの企業の特徴を紹介しながら、ホワイトな企業選びの参考にしてください。

株式会社大林組

ホワイト企業の1つ目は、株式会社大林組です。

詳細な情報は、以下の表にまとめたので参考にしてください。

2023年売上高1兆9,838億8,800万円
平均年収1,066万円
初任給大卒
全国型:28万円
拠点型:関東252,000円
    関西247,000円
賞与年2回(7月、12月)
平均残業時間35時間
平均勤続年数16.7年
平均有給休暇取得日数/取得率11日/55.4%
福利厚生育児休業
時短勤務
社員寮
保養所、契約リゾート施設

 

株式会社大林組は、1892年に創立された建設工事、地域開発、都市開発を担う総合建設企業です。

橋やトンネル、学校と生活するうえで欠かせない事業に多く携わっています。

また、1964年にタイに進出して以来、50年以上世界のインフラ整備に貢献してきました。

株式会社大林組は、人を大切にする企業の実現を基本理念とし、メンタルヘルスケアや受動喫煙防止、女性技術者の働きやすい環境づくりに努めています。

その結果、2017年に経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2017」にてホワイト500に認定されました。

さらに、多様な国籍・人種・性別・宗教の受け入れ、障害者雇用の促進、女性の活躍推進に注力しています。

鹿島建設株式会社

ホワイト企業の2つ目は、鹿島建設株式会社です。

詳細な情報は、以下の表にまとめたので参考にしてください。

2023年売上高2兆3,915億7,900万円
平均年収1,177万円
初任給大学・高専専攻科卒:280,000円
賞与年2回(6月、12月)
平均残業時間34.7時間
平均勤続年数17.9年
平均有給休暇取得日数/取得率12.8日/69.2%
福利厚生各種運動・文化サークル
社寮・独身寮
保養所、契約リゾート施設
社宅融資制度

 

鹿島建設株式会社は、1840年創業の土木、建設、開発、エンジニアリング、環境事業に携わる企業です。

鹿島建設株式会社の勤続年数が17.9年を記録する背景には、充実した休暇が挙げられます。

土日祝はもちろんのこと年末年始、夏季休暇、現場異動時休暇、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇などです。

仕事とプライベートを両立させる仕組みがあるため従業員の方々は、長い年数勤続されています。

清水建設株式会社

ホワイト企業の3つ目は、清水建設株式会社です。

詳細な情報は、以下の表にまとめたので参考にしてください。

2023年売上高1兆9,388億1,400万円
平均年収982万円
初任給大学・高専専攻科卒
グローバル職:280,000円
エリア職:230,000円〜252,000円
賞与年2回(6月、12月)
平均残業時間35.4時間
平均勤続年数15.9年
平均有給休暇取得日数/取得率12.4日/62.6%
福利厚生完全週休2日、祝日
年末年始休暇
夏季休暇
介護休職・休暇
財形貯蓄積立金制度
社員持株会
家族社宅・独身寮・単身赴任寮
ベビーシッター補助

 

清水建設株式会社は、1804年創業の建築、土木、海外事業などをメインに扱う企業です。

ほかにも不動産開発、エンジニアリング、LCV(ライフサイクル・バリュエーション)、フロンティアを展開しています。

清水建設株式会社は、仕事と家庭の両立支援が豊富です。

産前6週間、産後8週間の休暇に始まり、育児休職2年、フレックス勤務制度(小学6年生卒業まで)、子どもの看護休暇、ベビーシッター補助(1日3,000円まで)と充実しています。

上記の補助があることで、さまざまなライフイベントで柔軟な人生設計が可能になるでしょう。

株式会社竹中工務店

ホワイト企業の4つ目は、株式会社竹中工務店です。

詳細な情報は、以下の表にまとめたので参考にしてください。

2023年売上高1兆6,124億2,300万円
平均年収1,012万円
初任給大学卒:280,000円
高専卒:260,000円
賞与年2回(6月、12月)
平均残業時間24.4時間
平均勤続年数18.9年
平均有給休暇取得日数/取得率13日/66.1%
福利厚生完全週休2日、祝日
年末年始休暇
夏季休暇
特別休暇(勤続10年で7日間)
家族社宅・独身寮・単身赴任寮
社員食堂

 

株式会社竹中工務店は、1610年創業の建築、土木、不動産開発、ファシリティマネジメントを担当する企業です。

多様な働き方を支援することで残業時間の減少に取り組んでいます。

2023年度実績では24.4時間でした。

背景には、育児・介護の状況に応じた時間外労働、休日・深夜勤務の免除やフレックスタイム制の導入などが挙げられます。

さらに、仕事と家庭を両立させる目的で在宅勤務や、業務の繁閑に応じて始業と就業時間が決められるバリアブル勤務が実施されました。

上記のように従業員の働きやすい環境をサポートすることで、残業時間を減らしても売上を維持しています。

株式会社長谷工コーポレーション

ホワイト企業の5つ目は、株式会社長谷工コーポレーションです。

詳細な情報は、以下の表にまとめたので参考にしてください。

2023年売上高1兆2,727億7,000万円
平均年収963万円
初任給大学卒:300,000円
大学卒(エリア総合職):255,000円
賞与年2回
平均残業時間20時間(FAQより推測)
平均勤続年数16.8年
平均有給休暇取得日数/取得率12.7日/50%以上(2021年実績)
福利厚生完全週休2日、祝日
年末年始休暇
夏季休暇
保養所
クラブ活動
みんなのイベント
独身寮
長谷工クリニック

 

株式会社長谷工コーポレーションは、1937年に創業し建設、不動産、エンジニアリング事業をメインにしている企業です。

2008年より「役職員の健康なくして、成果なし」をスローガンに健康HASEKO元気PLANを推進しています。

2023年と2024年に経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2017」のホワイト500を2年連続で受賞しました。

企業としては6回目の受賞になります。

さらに、日本各地に保養所があり心身のリフレッシュが可能です。

京都、神戸、静岡、長野と多くあるため飽きることはないでしょう。

そして、社内に長谷工クリニックが存在します。

体調不良の方は社内にある診療所で診察・薬の処方が可能です。

健康診断、インフルエンザの予防接種など、従業員の健康を企業がバックアップしています。

 

ホワイトな建築企業の特徴

ホワイトな建築企業の特徴

ホワイトな建設企業の特徴は、以下の4つです。

特徴
  • 残業時間が少ない
  • 有給消化率が高い
  • 福利厚生が充実している
  • フレックス制度が導入されている

特徴をあらかじめ理解しておくことで、自分の価値観に合う企業が見つけられるでしょう。

しかし、特徴が1つあるからといってホワイト企業とは限りません。

複数の要素を比較検討することで、はじめてホワイト企業と判断できるでしょう。

1つの情報だけを判断基準にせず、広い視野で調べるようにしてください。

残業時間が少ない

特徴の1つ目は、残業時間が少ないことです。

残業時間が少ないことで、自分の好きなことに時間が使えるためホワイト企業と予想できます。

仕事とプライベートを両立させたい就活生は、丁寧に確認しておきましょう。

インターンシップや企業説明会、OBOG訪問など従業員の方と直接話せる機会に確認しておくと効果的です。

また、企業として残業を少なくするためにどういった仕組み、サポートがあるのかも調べておきましょう。

「ノー残業デーが設けられている」「最新システムを導入して業務効率を上げている」などが一例として挙げられます。

ただし、企業によっては繁忙期や年度末など残業時間が発生しやすいタイミングがあるため注意してください。

事前に告知された残業時間を超えることがあります。

有給消化率が高い

特徴の2つ目は、有給消化率が高いことです。

有給を使用する権利を、企業がしっかりサポートしていることがわかります。

厚生労働省の発表した「令和5年就労条件総合調査 結果の概況」によると、2022年の労働者1人あたりの有給休暇の平均取得率は62.1%でした。

有給休暇取得の平均日数は10.9日です。

上記の数値は日本全体の平均値になるため、自分が志望する企業と比較して、有給休暇を使用しやすい環境なのか調べておきましょう。

また、建築業界に絞ると労働者1人あたりの有給休暇の平均取得率は57.5%、有給休暇取得の平均日数は10.3日です。

建築業界は、日本全体の平均値より低い傾向にあることを理解しておきましょう。

有給消化率が高いことで、従業員はよりプライベートに時間を割きやすい環境にあると言えます。

ホワイト企業に就職したい人は、有給消化率も確認してください。

福利厚生が充実している

特徴の3つ目は、福利厚生が充実していることです。

福利厚生が多いほど、従業員に対するサポートが手厚いことがわかります。

福利厚生として挙げられるのは、以下のものです。

福利厚生
  • 交通費の支給
  • 住宅手当/社宅
  • 産前産後休暇
  • 社員旅行
  • 健康診断

上記が全てではありませんが、種類が多いほど手厚い福利厚生と言えます。

福利厚生が充実することで、従業員の働きやすい環境が整備されているでしょう。

一方で、これらがしっかりと機能しているかも確認してください。

例えば、産前産後休暇を利用している割合が少ないと、自分が必要なタイミングで使用できない可能性があります。

福利厚生は、競合他社との差別化を提示しやすい箇所です。

福利厚生を重視する就活生は、募集要項を確認してください。

フレックス制度が導入されている

最後に紹介する4つ目は、フレックス制度が導入されていることです。

従業員は自分のライフスタイルに合わせた勤務ができます。

以前であれば、同じ時間に出勤と退社するのが普通でした。

しかし、社会の変化によって柔軟な対応が求められています。

フレックス制度を導入していることで、社会変化に柔軟に対応できるホワイト企業だと推測できるでしょう。

ただし、部署や配属先によってフレックス制度が適用されない場合があるため注意してください。

 

ホワイト企業に入社するためのポイント

ホワイト企業に入社するためのポイント

ホワイト企業に入社するためのポイントは、以下の4つです。

ポイント
  • 企業分析
  • 口コミを検索する
  • 就職エージェントに相談する
  • インターンシップや会社説明会に参加する

ホワイト企業であるかどうかは、複数の視点から確認することでより精度が増します。

また、事前に調べておくことで入社後のギャップを防止できるでしょう。

企業分析

ポイントの1つ目は、企業分析です。

企業全体を把握することで、自分にとってホワイト企業かどうかを判断できます。

企業サイトから会社概要、企業理念、事業内容など確認しておきましょう。

また、競合他社も企業分析してください。

志望する企業だけを分析しても比較ができません。

比較することで、より企業の特徴が明確になるため、必ず複数社調査してください。

口コミを検索する

ポイントの2つ目は、口コミを検索することです。

口コミを確認することで、実際に働いている、もしくは働いていた人の意見がわかります。

例えば、口コミサイトに残業関係の投稿があると仮定しましょう。

ネガティブな意見が多い場合は、募集要項に記載のある内容と乖離している可能性があります。

ただし、全ての口コミが正しいとは限らないため、あくまで参考程度に留めておきましょう。

就職エージェントに相談する

続いてポイントの3つ目は、転職エージェントに相談することです。

就職のプロに相談することで、客観的なアドバイスがもらえます。

初めて就活する人にとって、ホワイト企業を選択するのにどの情報が大切か、見極めるのは困難です。

しかし、就職エージェントに相談することで、知識と経験が豊富な人物からサポートが受けられます。

また、就職エージェントは基本無料で利用できるためおすすめです。

就活は交通費や飲食代、スーツ代などさまざまな用途でお金がかかります。

少しでも費用を抑えつつ、効果的に就活するために就職エージェントを検討してみましょう。

インターンシップや会社説明会に参加する

ポイントの4つ目は、インターンシップや会社説明会に参加することです。

実際に働いている方と交流することで、職場の雰囲気が把握できるでしょう。

インターンシップは、職場見学できたり、実際の業務内容を体験できたりします。

企業分析や口コミだけではわからない情報が多くあるでしょう。

さらに、自分の目で確かめることに大きな意味があります。

従業員と会話した内容や、職場の様子からホワイト企業であるか推測できるからです。

インターンシップや会社説明会は、参加人数に上限が設けられている場合があります。

さらに、企業によっては参加前に書類選考もあるでしょう。

開催日をあらかじめ確認し、余裕を持って申し込みしてください。

インターンシップなどへの参加は、ホワイト企業を見抜くための材料になるでしょう。

よくある質問

よくある質問

ホワイトな建設企業を探すうえで、就活生が気になる質問をまとめました。

周りの就活生も同じように悩みを抱えていますので、肩の力を抜いて就活するようにしてください。

Q:なぜ建築業界はブラックと言われるのですか?

A:建築業界がブラックと言われる原因に、人手不足が挙げられます。

国土交通省が2023年に発表したデータによると建設業就業者は、1997年には685万人いましたが、2022年には479万人と25年間で206万人減少しました。

さらに、55歳以上が35.9%に対して29歳以下が11.7%と高齢化も進んでいます。

上記の結果から、建築業界が人手不足によりブラックと評価されたと推測しました。

Q:肉体労働に自信がありません。それでも問題ありませんか?

A:問題ありません。

建築業界は、肉体労働だけではありません。

営業、事務など案件を獲得したり、工事がスムーズに終わるようにサポートしたりと業務内容は多岐にわたります。

自分の得意分野を生かしながら、建築業界に携わることが可能です。

肉体労働に自信がない就活生は、事業内容や応募職種をあらためて確認してみることをおすすめします。

Q:建築学部以外の学部は就活で不利になりますか?

A:一部の職種において不利になる可能性があります。

建築学部生であれば、学校推薦を受けられる場合があるためです。

建築業界には、自由応募と推薦応募があります。

学校からの推薦を受けることで、ほかの応募者より有利に選考が進むでしょう。

そのため、在籍している学部によって差が生まれます。

建築学部以外の理工学部や工学部などでも推薦が受けられるため、興味のある方は募集要項を確認してください。

また、文系の方でも応募できますが、配属先が営業や事務などに限られます。

配属先に希望がある就活生は、応募の段階で人事部に問い合わせておきましょう。

 

さいごに

ホワイトな建築企業5選!入社するためのポイントのまとめ

本記事では、ホワイトな建築企業として以下の5社を紹介しました。

企業
  • 株式会社大林組
  • 鹿島建設株式会社
  • 清水建設株式会社
  • 株式会社竹中工務店
  • 株式会社長谷工コーポレーション

建築業界の中にもホワイトな企業は多数存在します。

残業時間や有給消化率など、さまざまな要素を分析してホワイト企業を見極めましょう。

もし、見極めが難しいと感じた就活生は、就職エージェントへの相談がおすすめです。

就職のプロから的確なアドバイスとサポートが受けられます。

自分が納得いく就活にするためにも、参考にしてください。

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