行きたい企業が見つからない / 企業選びのポイントと就活のコツ

行きたい企業が見つからない / 企業選びのポイントと就活のコツ

2024/9/28更新

はじめに

就職活動において、『自分の行きたい企業』が見つからないという人は決して少なくありません。

実際、2022年にウォンテッドリー株式会社が行ったアンケートでは、就職活動の悩みとして『自分の就活の軸がわからない、決められない』と答えた人の割合が、およそ37%を超えていました。

このように、多くの就活生が、自分に合った企業や職種を見つけることに悩んでいるのが現状です。

当記事では、そのようなお悩みをお持ちの方に向けて、企業選びのコツをご紹介します。

当記事では、以下のような方を対象に、情報の紹介および知識の解説を行っています。

対象の読者
  • 就職活動をはじめたいが、就職先の企業をどのように選べばいいのかわからない
  • 行きたい企業が見つからず、困っている
  • 就職活動において、どのような点を重視して企業を選ぶべきなのか、その基準を知りたい

上記に当てはまる方においてはもちろん、これには該当しないものの、就職活動に行き詰まっている方においても、役立つ情報を数多く取り上げていますので、ぜひ、最後までご覧いただければ、幸いです。

 

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行きたい企業が見つからない原因

行きたい企業が見つからない原因

はじめに、行きたい企業が見つからないのはなぜなのか、その原因を詳しくみていきたいと思います。

就活における軸が定まっていない

まず考えられるのは、就活における軸が定まっていないため、行きたい企業が見つけられないということです。

就活の軸、自分は企業のどのような点を重視し、またどのような点を軽視するのかなどといったことが不明確なままだと、企業の求人情報を見ても自分に合っているかどうかの判断がつきにくくなります。

結果、応募先の選択が広すぎたり、逆に狭まりすぎたりしてしまうということが起こり得ます。

一方で、就活の軸が明確であれば、企業選びの基準がはっきりするため、自分に合った企業を効率よく見つけることができます。

求人情報を見た際にも、『この会社は自分の価値観や目標に合っているか』『自分がここで成長できるか』など、具体的な判断がしやすくなります。

そのため、就職活動を行う際には、以下の問いかけをもとに、軸を定めるのがいいでしょう。

問いかけ
  • 何に情熱を感じるか?: 自分が熱中していること、楽しんでいることは何か
  • どんな環境で働きたいか?: 自由な雰囲気か、厳格なルールがある環境か
  • どのような働き方をしたいか?: チームで協力して働くのが好きか、それともひとりで集中して作業するのが得意か
  • 将来のキャリアプランは?: 5年後、10年後にどのようなスキルを身につけ、どのようなポジションに就いていたいか

知識が不足している

また、これにプラスして「知識が不足している」ことも考えられます。

就職活動では、企業や業界に関する知識を十分に持っているかどうかによって、明暗が分かれるといっても過言ではないでしょう。

というのも、知識が不足していると、企業の求人情報を見てもどのような仕事なのかが理解できず、自分がその企業に合っているかどうかを判断することが難しくなるからです。

また、事実に基づかない偏見のために、自分にマッチした仕事を見過ごしてしまうということもあり得るかもしれません。

そのため、就職活動を行う際には、業界研究や企業分析を入念に行い、包括的な知識を身につけておくことをお勧めします。

自身に適した就職先を見つける方法

次に、行きたい企業が見つからないという人が、自身に適した就職先を見つけるための方法を4つ、ご紹介します。

自己分析を徹底する

まず大切なのは、自己分析を徹底することです。

というのも、先ほどの内容の中で触れた「就活の軸」を定め、自らの就職における基準を明確にするには、入念な自己分析が必要不可欠だからです。

具体的には、自分の好きなこと、得意なこと、興味のある分野を見直し、自分のやりたいことや、自分がどのような環境で働きたいかを明確にするのがいいでしょう。

以下のページでは、自己分析のやり方や、その結果を就活に活かす方法を取り上げた記事を数多く公開しています。当記事と併せて、ぜひ、ご活用ください。

幅広く業界研究・企業分析を行う

次に大切なのは、視野を広げることです。

それまで、興味がなかった業界・企業に対しても、リサーチを行うことで、それまで知らなかった、思わぬ魅力に気付けるということがあるかもしれません。

固定観念にとらわれず、多様な選択肢を検討するようにしましょう。

さらに、さまざまな企業や業界について知ることは、自己分析の確度を上げるという目的においても、役立ちます。

というのも、新しい情報に触れることで、自分が本当に何を求めているのか、どのような環境で活躍できるのかをより具体的にイメージできるようになるからです。

以下のページでは、業界研究・企業分析に役立つ記事を数多く公開しています。当記事と併せて、ぜひ、ご活用ください。

インターンシップやOB・OG訪問を活用する

インターンシップやOB・OGなどのイベントを通じて、実際の職務や、職場環境への理解を深めることもまた、同様に有効です。

これにより、企業のホームページやパンフレットだけではわからない、現場の雰囲気や社員の働き方、業務の具体的な内容に直接触れることで、よりリアルなイメージをつかむことができるでしょう。

具体的には、インターンシップでは、実際に仕事を体験することで、自分のスキルや適性を確認できるだけでなく、業界や企業文化に対する理解を深めることができます。また、実際の業務を通して得られる経験は、今後のキャリア選択において非常に貴重な判断材料となります。

たとえ短期間の参加でも、自分に合う環境や働き方を見極める良い機会となるでしょう。

一方、OB・OG訪問は、その企業で働く先輩たちのリアルな声を聞くことができる貴重な機会です。

日々の業務内容やキャリアパス、職場の雰囲気など、実際に働いている人の視点からの情報を得ることで、視野をさらに広げることができます。

これらの情報は、自分がその企業でどのように活躍できるかを具体的にイメージする一助となるでしょう。

就職エージェントやキャリアセンターを利用する

また、就職エージェントやキャリアセンターを利用するのもひとつの手です。

就職エージェントは、就活のプロフェッショナルとして、あなたの希望や適性に合った企業を紹介してくれるだけでなく、エントリーシートの書き方や面接対策などの指導も行っています。

これらのサービスを適切に活用することで、効率的に就職活動を進めることができるほか、非公開求人などの一般には出回らない情報を得られる場合もあります。

大学や専門学校のキャリアセンターでは、さまざまな就職支援サービスを提供しています。

これらのキャリアセンターでは、キャリアカウンセリングを通じて、自分の興味や適性を見つめ直し、就職活動の進め方についてアドバイスをもらうことができます。

また、キャリアセンターでは企業説明会や就職セミナーなど、企業との接点を作るためのイベントが頻繁に開催されています。

これらに積極的に参加することで情報収集の幅を広げることができます。

これらのサポートを活用することで、自分だけでは気づけない視点や情報に触れることができ、就活をより効果的に進めることが可能となります。特に初めての就職活動では、不安や疑問を抱くことも多いかと思いますが、エージェントやキャリアセンターの専門家のサポートを受けることで、より自信を持って就活に臨むことができるでしょう。

大切なのは、自分に合ったサポートを積極的に活用し、就職活動の幅を広げることです。どんな情報やアドバイスも、最終的には自分の意思で選択し、行動するための材料です。さまざまなサポートを活用して、納得のいく就職活動を進めていきましょう。

重視すべきポイント

重視すべきポイント

次に、企業を選ぶ際に重視すべきポイントを、いくつかご紹介いたします。

企業選びの際には、以下を満たしているかどうかということをもとに、企業の選定を行うことをお勧めします。

チェックすべきポイント
  • 企業の価値観は、自分のそれと一致しているか?
  • 事業内容は自身の興味・関心とマッチしているか?
  • 成長性は十分にあるか?
  • 働く環境・福利厚生は自身の希望に適っているか?
  • キャリアパスやスキルアップの機会は充実しているか?

これらをなぜ、チェックしなければならないのか、また、チェックを行う際には、どこに比重を割くべきなのかは、それぞれ以下で解説を行います。

企業の価値観

企業のミッションやビジョン、企業文化が自分の価値観や働き方に合っているかは非常に重要です。というのも、2022年にエン転職が行ったアンケートによると、「企業の風土・社風が合わなかった」という理由で離職したと回答した人の数は938名を超えており、このことから、企業文化と個人の価値観のミスマッチが離職の大きな要因であることがわかります。

自分の価値観に合わない環境で働き続けることは、日々のストレスとなり、長期的なモチベーションの低下や、最悪の場合には早期離職につながる可能性があります。

一方、自分の価値観や働き方にマッチした企業で働くことができれば、仕事に対するやりがいや達成感を感じやすく、長期にわたって充実したキャリアを築くことができます。

そのため、企業選びの際には、企業のホームページや採用ページ、説明会などで企業のミッションやビジョン、社風をしっかりと調べることが大切です。

社員インタビューや会社の雰囲気を知ることができるSNSやブログ、口コミサイトなどの多様な情報源を通じて、企業の方向性や社会的な使命に共感できるかどうかを確認するようにしましょう。

インターンシップやOB・OG訪問を通じて、実際に働く社員の生の声を聞くことも、企業文化を理解するのに有効です。

事業内容と成長性

次に、企業の事業内容が自分の興味やスキルにマッチしているかを確認しましょう。自身が関心を持って取り組める分野であるかどうかは、日々の仕事のモチベーションやパフォーマンスに直結します。

自分の得意な分野や過去の経験が活かせる仕事であれば、スムーズに業務に取り組めるだけでなく、さらなるスキルアップや成長を実感しやすくなります。

一方、興味がない分野や自身のスキルセットと大きくかけ離れた業務に就くと、仕事への意欲を維持することが難しくなる可能性があります。

また、企業の成長性も重要なポイントです。

業界全体が成長している場合、企業も事業を拡大し、新たなポジションやプロジェクトに携わるチャンスが増えます。

成長産業に属する企業は、新規事業の立ち上げやグローバル展開など、さまざまなキャリアの可能性を提供することが多く、将来的に自分のキャリアの幅を広げる機会に恵まれやすいです。

特に、技術革新が進むIT業界や環境問題への対応が求められるエネルギー業界など、今後の社会的ニーズに対応する業界は、長期的な視点で見ても安定して成長していくと期待されます。

それぞれの業界の特色については、以下の記事で概観しています。

当記事と合わせて、ぜひご活用ください。

 

企業の事業戦略やビジネスモデル、市場シェア、業績推移などを参照し、その企業が市場でどのような位置にいるのか、今後の成長ポテンシャルがあるのかなど、業界全体のトレンドや競合他社との比較を行うのがいいでしょう。

企業の決算報告書や業界レポート、ニュース記事などを活用することで、情報を多角的に収集できるほか、企業の成長性や安定性をより正確に把握できます。

成長性の高い企業であれば、新たな事業やプロジェクトへの参加、早い段階でのキャリアアップなど、多くの経験を積むチャンスが期待できます。これにより、単に安定した仕事を得るだけでなく、自分自身の成長とスキル向上を実現できる環境に身を置くことが可能です。そのため、事業内容と成長性の両面から企業を選ぶことで、自分のキャリアにとって最適な企業を見つける手助けとなるでしょう。

働く環境と福利厚生

働く環境や福利厚生も見逃せないポイントです。

リクルートサイトや口コミをもとに、社内の雰囲気や働き方、ワークライフバランスへの取り組み、福利厚生制度の充実度などを確認しましょう。

具体的には、職場の雰囲気やチームのコミュニケーションスタイルが自分に合っているか、残業や休日出勤の有無、リモートワークの導入状況などを重点的にチェックするのがお勧めです。

ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みも、長期的な目で見れば非常に重要です。

というのもプライベートと仕事のバランスが取れた環境は、心身の健康維持に欠かせないものだからです。

そのため、リサーチを行う際にはフレックスタイム制度や在宅勤務制度、育児休暇や介護休暇の取得実績など、企業が従業員の多様なライフスタイルに対応しているかどうかを確認しましょう。

この福利厚生の充実度も、働きやすさに直結する要素です。

企業によっては、健康診断や予防接種の補助、ジムやリラクゼーション施設の利用補助、資格取得支援制度など、多岐にわたる福利厚生を提供しています。

これらの制度は、従業員の健康管理やスキルアップをサポートするだけでなく、仕事への意欲を向上させたり、モチベーションを維持する目的で整備されています。

自分が働きやすいと感じられる環境が整っているかどうかは、仕事の満足度やパフォーマンスに大きく影響します。

理想的な環境であれば、日々の業務に集中でき、より高いパフォーマンスを発揮することができます。

また、職場に対する満足度が高いと、長期間にわたって安定して働くことができるため、結果的にキャリアの充実にもつながります。

そのため、企業を選ぶ際には、自分が安心して働ける環境かどうかをしっかりと見極めることが大切です。

キャリアパスとスキルアップの機会

最後に、その企業に就職した場合、どのようなキャリアパスを描けるのか、またスキルアップのためのサポートや研修制度が充実しているかを確認しましょう。自分の目指すキャリアに向けて成長できる環境が整っている企業は、長期的な視点での自己実現に役立ちます。

これらのポイントは、自分の就職活動の軸と照らし合わせて検討することで、より自分に適した企業を選ぶための指針となります。企業選びに悩んだときは、このリストを参考に、自分が本当に求めるものは何かを再確認してみてください。

 

さいごに

当記事では、行きたい企業がないことでお悩みの方に向けて、自身に適した就職先を見つける方法と、企業選びの際に重視すべきポイントをご紹介しました。

企業のミッションやビジョン、事業内容、働く環境、福利厚生など、さまざまな視点から企業を選定することは、入社後のギャップを減らし、長く満足して働くために欠かせません。

特に、実際の職場環境や社員の声を知るために、インターンシップやOB・OG訪問、キャリアセンターの利用など、積極的に行動することが重要です。

これらの取り組みを通じて、自分に合った働き方や理想のキャリアを具体的にイメージし、納得のいく企業選びを行いましょう。

当サイトでは、当記事の他にも、就活生の方に向けた記事を数多く公開しています。当記事と合わせて、ぜひ、ご活用ください。

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