【就職応援ソング】つらいときでも元気になれる歌を12曲紹介

はじめに

就職活動とは、自分を試す闘いの場でもあります。

順調に苦労もなく第一候補の企業から内定がでればいいのですが、必ずしもそうとは限りません。

孤軍奮闘しながら、つらい思いをすることも考えられるでしょう。

そのようなピンチにさらされている時、ふとどこからか流れてくる音楽や歌に救われたという人も多いようです。

音楽で世界は変わらないかもしれませんが、1人の人物の心に響いて、活路を見いだせるだけのパワーを秘めています。

本記事では、就職活動の時期を乗り越えることができたと評価の高い歌を紹介します。

これから就活を始める人は、ぜひ参考にしてみてください。

対象となるのは、以下のような人です。

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この記事の結論

就職活動を進める際、どうしても孤独感や不安がつきまといます。

周囲の同級生や友人が次々と内定を獲得しているなかで、自分が一つも取れていなければ、なおさら焦り出すことでしょう。

そんな時に、少しでも気持ちを落ち着けたり奮い立たせたりするのが就活ソングです。

ただし、就活のためにのみ書かれた歌はほとんどありません。

そこで切り口を変えて、就職活動の不安や悩みも人生そのものの悩みと捉えれば、多くの楽曲から教わることが見えてきます。

状況を打破して未来へと突き進むため、今の学生の気持ちが伝わるような、数々のヒット曲の中から厳選して紹介する内容です。

多くの就活生が歌で救われてきた

就職活動は、孤独な闘いともいえるでしょう。

周囲には同世代の就活生が大勢いますが、最終的に内定獲得するかどうかは自分自身の決断と判断によるからです。

場合によっては、周囲の友達が徐々に内定獲得していく中で、自分は取り残されて不安になってしまうこともあるでしょう。

入りたい企業の内定が取れずにつらい思いをすることも考えられます。

就職活動には、さまざまな思いやドラマが待ち構えているものです。

その渦中で、ふと耳にした音楽や歌が気持ちを奮い立たせてくれたという経験や、ホッとさせてくれたという経験をした人は少なくありません。

歌はただの暇つぶしではない

かつては音楽鑑賞が趣味の一つとして捉えられて、履歴書にもしっかり書くことが普通でした。

年代にもよりますが、鑑賞する際の媒体が変化しています。

アナログのレコード盤をステレオで聴いた世代もいれば、カセットテープに録音してウォークマンなどで聴いた世代、CDで鑑賞した世代などさまざまです。

今では配信が普通にあり、パッケージ化された媒体をわざわざ購入しない世代が圧倒的になりましたが、改めてLP盤のウォームなサウンドに再認識が高まり、リバイバルでレコードを探している人が増えています。

音楽や歌は常に誰かのためにあり、世代に関係なく鳴り響いているのでしょう。

音楽や歌は流行だけを追う時代ではない

今では、ヒットチャートにランキングした歌は、スマホなどを通じて聴いている人が多くなりました。

YouTubeが普及していることで、流行だけに捉われず、自由に好きなタイミングで音楽や歌を選曲できます。

音楽がより身近に感じることが可能な時代です。

この恵まれた時代に就職活動を控えている就活生なら、ぜひ年代などに関係なくさまざまな歌謡曲や名曲を積極的に聴いて、自分なりの思いを深めてほしいものです。

就職活動のための歌はいつ聴くのか

趣味や好みには個人差があり、音楽に興味がない人もいるでしょう。

そんな人にでも、何かのきっかけで心の拠り所になってくれる歌が、1曲や2曲はあるものです。

では、就職活動の励みになりそうな応援ソングは、どのようなタイミングで聴くと効果があるのでしょうか。

応援ソングを聴いて心が満たされるためには、聴くタイミングを考慮するとよいでしょう。

以下のようなタイミングで、就活用の応援歌を楽しむことをおすすめします。

疲労を感じたとき

就職活動で励みになる歌を聴く場合に、最も多いケースは疲労しているときです。

就活では忙しく動くことがあり、終日歩き回ることも少なくありません。

選考を受けても成果が思わしくない場合も、精神的に疲れてしまうことでしょう。

疲労を抱えた負の連鎖を断ち切る意味で、しばらく応援の歌を聴いてみることをおすすめします。

音楽から再起する力を与えてもらう人は意外と多いのです。

漠然と不安になったとき

就職活動の結果によって人生は変化していきます。

そのため、希望する企業からの内定が決まるかどうかで不安になり、怯えてしまうこともあるでしょう。

先の見えない将来は漠然としています。

恐怖のほうが心を支配しているので、そのような状況でこそ応援ソングを聴いてみましょう。

まだわからない将来を憂いていても、現状では無意味なことがわかります。

そこで応援ソングは、そっと背中を押してくれる役割を果たしてくれるはずです。

失敗をしたとき

失敗して落ち込んだときこそ自分を励ます歌を聴き、改めて気持ちを切り替えるようにしましょう。

就活は合否が明確に出る場所なので、不合格を受けることも想定しなくてはなりません。

しかし何度も不合格になると、就活自体が失敗ではないかと自己嫌悪に陥るかもしれません。

マイナスな感情を一度持ってしまうと、結構引きずってしまうものです。

さらに失敗を呼んでしまいます。

音楽を聴くことにより、思わぬ気分転換になり、特別なメッセージを受けて前向きな気持ちに切り替えることができる場合があります。

面接日の移動のとき

自分を鼓舞する歌は、面接日の移動時間に聴くとよいでしょう。

今ではスマホに音楽を入れて楽しむ人がほとんどです。

面接までの移動時間は、緊張してやりたいことがあっても身に入りません。

そこで、応援ソングを聴けば、移動時間でもリラックスできたり気持ちを高ぶらせたりすることができます。

モチベーションを上げて緊張を打破するだけでなく、緊張を静めることもできるでしょう。

聴きたい歌を自分なりに選別して変えれば、自分の感情と向き合えます。

就職活動時に聴いてほしい定番の歌を紹介

大学卒業後の進路として、最初の関門は就職活動です。

就活は誰しもが忙しいスケジュールに追われながら奔走していくでしょう。

選考のための履歴書やエントリーシート、OB訪問、インターンシップ、企業説明会など、やるべきことだらけです。

それらを段階を経ながら取り組むことになるので、その合間に聴いていた歌や音楽もあるはずです。

なんとなく鼻歌や口ずさんでしまうおなじみの曲は、あなたにとって重要な意味があります。

以下、就活をクリアする際に気持ちを奮い立たせてくれた歌・応援ソングの定番を紹介していきます。

大きく3つに区分しました。

就職活動を応援する歌【男性歌手編】

就職活動の大変な時期に聴きたい応援ソングを、ここでは男性歌手編として紹介します。

テーマや目的が就職活動の歌というわけではなく、誰もが思い知らされる現実と向き合った時、自然と力を与えてくれそうな男性歌手の唄をチョイスしてみました。

【栄光の扉】平井大

2022年の朝日放送で、放映した第104回全国高校野球選手権大会の応援ソングとして起用された歌です。

勝負は大切な瞬間ですが、勝ち負けにこだわりすぎる懸念があります。

しかし、本当に勝つものだけが正しいのかが疑問だったことで、この曲が誕生しました。

言葉にして伝えたかったのは、勝負を終えた向こう側に立ってからどう生きるかです。

テーマとしては高校野球ですが、目標に向かって頑張ることをあきらめない人たちに広く伝えたい歌とされています。

【見たこともない景色】菅田将暉

人気俳優としてすっかりおなじみの菅田将暉による、2017年の歌手デビュー曲です。

元々は、サッカー日本代表を応援するCM「au BLUE CHALLENGE」の挿入歌として作られましたが、今後は俳優業と並行しながら音楽活動を続けることも公表したメモリアルな歌といえるでしょう。

王道的でストレートなロックサウンドに乗せて、「泥臭くていい、かっこ悪くていい」とまっすぐに歌う菅田将暉の純真な気持ちを、垣間見れるのが魅力となっています。

【地球儀】米津玄師

2023年、宮﨑駿監督作品「君たちはどう生きるか」の主題歌として書き下ろされた歌です。

長年、宮崎アニメのファンであることを公表した米津玄師が待望したカップリングだったと語っています。

「この道が続くのは、続けと願ったから」というサビのフレーズが印象的です。

たとえ険しくて長い道のりだとしても、願い続けることで必ずゴールが見えてくることを暗示させる歌詞は、就活に挑む学生たちにもぴったりな歌として聴こえてくれるでしょう。

【生きてることが辛いなら】森山直太朗

2008年、森山直太朗による通算16枚目のシングルです。

発売前には、医療系専門学校のTVCMの挿入歌として起用されました。

歌詞の内容が、人間の生死に関わる重いテーマも含んでいることで、発売当時は賛否両論に別れたことも話題となった歌です。

ただ、森山本人は生きることへ前向きに捉える意味を込め、最後まで聴いて本当の意味を汲み取ってほしいと公言しています。

就職活動にやや疲れているときに、静かにこの歌の意味を味わいながら聴いてみてはどうでしょうか。

就職活動を応援する歌【女性歌手編】

就職活動を応援する歌を女性歌手編として紹介します。

職種にもよりますが、女性の就活も必ずしも思い通りにいかないことがあり、なかなか内定が取れなくて悩むことも考えられるでしょう。

ちょっとした隙間時間に、女性歌手たちのメッセージを受け取り、何かを感じてくれれば幸いです。

【懐かしい未来】上白石萌音

2022年リリース、女優の上白石萌音が歌うこの曲は森山直太朗の作詞・作曲によるものです。

「第100回全国高校サッカー選手権大会」の応援歌としても採用されています。

MVの作りも凝っていて、過去の自分たちが交錯して不思議な場面を描いていく内容です。

スポーツの大会や選手権に挑む学生への応援歌ではありつつ、あらゆるシーンに向かう人々のためにもなってほしいと願って歌われています。

【NIPPON】椎名林檎

2014年にNHKのサッカー放送のために作られた歌です。

テーマが日本であり、PVの中でも国旗が登場することから、一部からは批判を受けましたが、椎名林檎自身はその批判を受け止めつつも怯まない姿勢を貫いています。

彼女らしい卓越した言葉遊びのなかに、青く燃えるような炎を感じる熱血の歌といった趣です。

現状と闘うすべての人々に響く歌といえます。

【タマシイレボリューション】Superfly

最近の応援ソングの定番、王道になりつつあるのがこの歌です。

2010年のFIFAワールドカップ実況中継・ダイジェストのテーマソングとして起用されています。

60〜70年代の洋楽ロックのエッセンスをベースにし、現代人を前向きにさせるポジティヴな歌詞と融合しているのが魅力です。

逆境をチャンスに変えようとするポジティブでがむしゃらな感覚は、これから就職活動に対峙する学生たちを、鼓舞させるのにぴったりといえるでしょう。

【ファイト！】中島みゆき

1994年に発売された中島みゆき31作目のシングルです。

歌の元ネタは、当時当人が担当していたラジオ番組にて、リスナーから送られた葉書の内容がベースになったという逸話が定番とされていました。

しかし、後に本人がそれを否定し、あくまでもオリジナルの作詞・作曲であると主張しています。

現実に直面している自分を客観的に顧る内容で、誰もが思い当たる節を発見できるのが、共感され続けている理由です。

頑張らなくていいと無責任に言われるよりも、本当は「闘え」と素直に言われるほうが力になるという声も多く寄せられています。

就職活動を応援する歌【グループ編】

ここでは、就職活動の応援ソングに相応しい歌として、バンドやグループによる楽曲をピックアップしました。

それぞれ個性的な歌詞はもちろんのこと、バンドのサウンドアレンジにも注目していきましょう。

【Stardom】King Gnu

2022年、King Gnuの6作目のシングルです。

NHKのサッカーの試合中継にて採用されている歌で、日本代表のサポーターたちにも知られています。

やや近未来的な印象のPVと、複雑な言葉を織りなしている曲ながら、どこかエネルギーに溢れた印象です。

未来に向かって試行錯誤していきながら、一つのものをつかもうとする姿勢が伺えます。

【宿命】Official髭男dism

2019年の夏の高校野球応援ソング・「熱闘甲子園」テーマソングとして採用されています。

高校野球とのタイアップを考慮したこともあり、歌詞には野球用語とのダブルミーニングに鳴っているフレーズも目立つ歌です。

目標に向かって一歩ずつ進んでいる人々への応援歌にもなっています。

「大丈夫や頑張れって歌詞に苛立ってしまったそんな夜もあった」という歌詞が印象的で、現場で闘う人々の本音を綴っているようです。

【俺たちの明日】エレファントカシマシ

2007年、エレファントカシマシによる通算34枚目のシングル曲です。

バンド自体も相当経験を積んで、40代の年齢に達したところで、人生を振り返るような楽曲を作ろうと考えて発表した歌でした。

そのため、就職活動を控えた若い世代がターゲットではありませんが、今ではあらゆる世代にも共通する応援歌として定着しています。

切ない昔を懐かしむ回想的な歌詞で、多くの人が思い当たるようなシーンが、自然と浮かんでくる点で好感度な曲です。

【できっこないをやらなくちゃ】サンボマスター

サンボマスターによる、2010年リリースの14枚目のシングルです。

本来は自動車のCMソングとして作られましたが、翌年におきた東日本大震災により、復興を願う応援ソングとしても取り扱われ、多くの人々に反響をおよぼしています。

この歌も先述したエレファントカシマシの歌と同じく、あらゆる世代のシチュエーションに共通し諦めない心を鼓舞してくれる内容として定番化しました。

歌詞はシンプルながら、ストレートに心へ響いてきます。

さいごに

就職活動において、どれほど自信があったとしても、面接試験などで初めて伺う場所では、緊張して実力が十分に発揮できない恐れがあります。

人の感情として当然なことなので、まったく気にする必要はありません。

本番では、普通の状態でも70％の実力しか出せないのは一般的なことです。

それよりも、就活の準備には120％の努力を惜しまないようにしましょう。

自分なりに、心を明るくさせ奮い立たせてくれるアンセム（応援歌・テーマ曲）として捉えられる歌を、何でもよいので1曲決めておくことです。

心の底から、あなたを応援し鼓舞する曲が見つかることを望んでいます。

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