【学歴フィルターは?】帝人フロンティアの採用大学について解説!
2024/8/22更新
はじめに
本記事では、繊維商社業界で売上高3位に位置する「帝人フロンティア」の採用大学について、様々なテーマを設けて解説していきます。
- 帝人フロンティアってどんな会社?
- 帝人フロンティアの新卒採用で、学歴フィルターがあるかどうか確認したい!
- 帝人フロンティアの志望動機を考える際の効果的な考え方は?
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報を紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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帝人フロンティア株式会社とは?
出典:帝人フロンティア株式会社 | 循環経済パートナーシップ
概要
繊維商社業界の中で唯一「メーカー」と「商社」の両機能を持っている企業で、帝人グループの子会社になります。
製造や物流など繊維業界のサプライチェーンに総合的に携わりつつ、アパレル産業だけでなく「産業資源分野」など工業にまつわる事業でも成功を収めるなど、幅広い事業展開が売りです。
社風としては以下が挙げられます。
多様性がある
帝人商事・日商岩井アパレル・帝人ファイバーが合併した企業ということもあり、多様性のある企業風土といえます。
ワークライフバランスを尊重する雰囲気がある
転職口コミサイト「エンゲージ」では、「有給はとるように言われている」「制度だけでなくちゃんと休暇制度を使いやすい雰囲気がある」などの口コミが確認できています。
募集要項(26卒向け)
初任給(月給) |
|
諸手当 | 通勤手当、単身赴任手当、余業手当、在宅勤務手当 ほか |
給与改定 | 年1回(7月) |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
勤務時間 | 9:15~17:30(休憩 12:00~13:00) ※フレックスタイム制有り(コアタイム 11:00~15:00) |
休日休暇 | 土・日・祝日、年次有給休暇(初年度10日)、年末年始休暇、療養休暇(養育・育児・介護事由にて取得可)など各種休暇 |
勤務地 |
|
施設 | 社宅・独身寮 ※社内規定あり |
社会保険制度 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険など |
福利厚生 | 財形貯蓄、退職年金、各クラブ活動、カフェテリアプラン、結婚 /転勤社宅、育児短時間勤務制度、配偶者海外転勤帯同休職制度、JOB-RETURN制度(結婚、出産育児介護などで退職せざるを得なかった社員の復職制度)、フレックスタイム制度、確定拠出年金制度、持ち株制度、従業員貸付金制度 |
帝人フロンティアの採用大学は?
帝人フロンティアの売上高は「2,825億円」で業界3位に位置し、繊維商社業界を引っ張っています。
また平均年収も「808万円(業界2位)」で高水準のため、繊維商社を志望する学生は無力に感じる点が多い企業といえます。
では、実際に帝人フロンティアに学歴フィルターは存在するのでしょうか。
具体的な採用実績校については就活サイト「就活の教科書」に記載されているため、下記で紹介します。
帝人フロンティアの採用大学
青山学院大学、秋田大学、大阪大学、大阪市立大学、神戸大学、神戸市外国語大学、滋賀大学、滋賀県立大学、静岡大学、信州大学、上智大学、椙山女学園大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学 など |
早稲田大学・上智大学などの難関大学から、中堅の大学まで幅広い大学出身の学生を採用しているため、帝人フロンティアは「学歴フィルターなし」の採用を実施しているといえます。
また大学名をみると関西圏の大学が多く名を連ねているため、特に関西で暮らす学生に人気の企業ともいえるでしょう。
繊維(原料)の製造~完成品(アパレルなど)の販売までに多くの企業が関わる点が繊維業の特徴ですが、中でも繊維商社は上記の製造〜販売までのサプライチェーンに総合的に携われる特徴があります。
多くの工程に携われる点は学生の「魅力」に繋がり、かつ帝人フロンティアは業界内でも業績好調のため人気企業になるといえます。
学歴に依らず多くの学生にチャンスがあるため、内定獲得できるようぜひ時間をかけて対策をしてみてください!
企業が採用大学を重視する理由とは?
上記では、帝人フロンティアの採用大学について言及しました。
「学歴フィルターなし」の採用を行うため、学歴に関係なく多くの学生に内定獲得のチャンスがあることは間違いありません。
一方で帝人フロンティア含めた多くの企業は、最難関大学の学生を多く採用する傾向があります。
そこでここでは、企業が新卒採用でなぜ採用大学を重視するのか、その理由を解説します。
新卒採用を効率的に進めたいから
企業が採用大学を重視する理由の1つ目は、「新卒採用を効率的に進めたいから」です。
人気かつ採用予定人数が少ない企業の場合だと、時に採用倍率が数百倍にのぼると言われます。
その場合、企業側がすべての学生の情報を1つ1つ確認することは困難なため、学生を絞るための手段の1つとして学歴フィルターが使われると考えます。
また学歴フィルターに加えて「適性検査」の能力検査にもボーダーラインを設け、ボーダーライン以下(未満)の学生を一括で落選させるケースもあります。
企業の人事部は新卒採用のほかにも数多くの業務を抱えているため、一定以上の効率性を求めざるを得ず、そのために学歴フィルターを用いるのでしょう。
優秀な人材に出会える可能性が高いため
企業が採用大学を重視する理由の2つ目は、「優秀な人材に出会える可能性が高いため」です。
「優秀な人材」は抽象的な表現で、かつ企業によって優秀と判断する基準は異なるでしょう。
また学歴が高いから必ず優秀という訳ではなく、かつ勉強が苦手でも仕事は得意というケースも十分ありますが、マクロの視点で考えると相対的に優秀な学生が多いのは難関大学になります。
そして受験を勝ち抜いた経験は「逆境に負けない忍耐力」など、社会人として成功するために必要な人物像を持っていると判断できる1つの要素としても考えられます。
受験勉強で発揮し、養った能力が、企業で働く中においても発揮されるであろうという仮定で、学歴を重要視することはある種「理にかなっている」といえるでしょう。
学歴に自信がない学生が企業から内定を獲得する効果的な方法とは?
先ほどは、企業が採用大学を重視する理由について紹介しました。
「受験で成果を上げた学生」は働く場面でも活躍する姿を想像しやすいことは分かりましたが、一方で自身の学生に自身のない場合は「学歴が伴ってないから、選考が始まる前から不利なのか…」と落ちこんでしまう方もいるでしょう。
一方で、企業によっては「インターンシップ」の参加を通して内定獲得の可能性を高めてくれるケースも存在するため、ここで具体的に解説します。
学歴に自信がない学生がインターンシップに参加すべき理由
内定獲得の上で有利になるケースがある
特に複数日程のインターンシップ参加者に対して「早期選考」「座談会」に招待するなど、選考に有利になるような「優遇ルート」へ招待する企業が多く存在するため、通常の選考より内定の可能性が高くなるのです。
企業によってはインターンシップ選考でも本選考と同様に高学歴の学生が持つ経歴で評価する可能性があるものの、学歴が足りていない企業から内定をもらうための手段としては「インターンシップ」経由が最も現実的と言えるでしょう。
長期インターンシップを通して自身の実力を証明する
特にベンチャー企業の場合に長期インターンシップを開催しているケースが多いですが、長期インターンシップは「戦力」として学生をカウントし、責任ある仕事を任せてもらえます。
そして結果を残すことができれば、企業側に自身が必要な人材であることをアピールできたといっても過言ではありません。
先に企業の一員として活躍してしまえば学歴関係なく企業は興味を示してくれるはずのため、長期インターンシップに全力で挑むことも1つの手段と言えるでしょう。
帝人フロンティアの内定を獲得するための効果的な志望動機の組み立て方
上記では自身の学歴に自信を持てない学生がどうするべきか、について紹介しました。
どうしても入りたい企業がある場合、インターンシップへの応募をすることで内定獲得の可能性が大きく高まることもあるため、できることは全てやる気持ちをもってぜひ挑んでみてください。
またそもそも学歴に自信がある学生でも、エントリーシートで落ちるケースは大いにあり得ます。
そのため、ここでは「帝人フロンティアの内定を獲得するための効果的な志望動機の組み立て方」について解説します。
「なぜ」その業界・企業を志望するかを自身の経験や価値観をもとに説明する
就職活動をするうえで、「この企業良いな!」また「なんかこの企業には魅力を感じないな」など、企業ごとに抱く印象は細かく変わっていくものです。
そして一般的にはその志望度に基づいて、第一志望とする企業などの順序を自分なりに決めていきます。
そんな中で志望企業に内定をもらえる学生は、「なぜその企業が第一志望なのか」という点を明確に言語化できていることが要因になります。
最初は「なんとなく良い企業だなと思った」というような抽象的な理由がきっかけで興味を持つことも多く、それは全然問題ありません。
重要なのは、その普段言語化しないような「なんとなく」の感情や思考をしっかり説明できるように努められるかどうかです。
決断や思考の発生には必ず理由があるはずです。
そしてその感情や思考は、自身の経験やそれによって生まれた価値観が大きく関係しています。
そのため、志望理由の根拠となる部分は「自身の経験や価値観」を織り交ぜながら話すのがおすすめです。
また自身の経験や価値観をより知っていくためには、自身が思い浮かんだことに対して常に「なぜそう思った?」と質問していきましょう。
時間をかけて行けば、一貫性のある内容が見つかっていくはずです。
競合他社ごとで違いを理解する
せっかく志望理由を自身の経験や価値観をもとに上手く話せても、「それって他の会社でも実現できるよね?」と面接官に返されてしまうような内容だったら本末転倒です。
そのためビジネスモデルや社風、座談会やOB・OG訪問での社員の印象などで、競合他社ごとでその企業にしかない特徴を見つけ出しましょう。
企業ごとの特徴の見つけ方の一例は以下の通りです。
- 企業HPや就活サイト・転職サイトなどの情報で差別化できそうなポイントを洗い出す
- その内容をもとに自分なりに志望動機(エントリーシート)を作成
- 座談会やOB・OG訪問で社員の方に志望動機(エントリーシート)添削してもらう
ネットは情報があまりにも多く存在し、中には誤った内容が記載されている可能性もあるため、実際の社員の方に確認する機会を設けることがおすすめです。
自身の「良いところ」が会社でどう生かされるかを明確にする
どの企業にも共通している内容として、企業は「会社をよりよくしてくれる学生」の採用を希望しています。
そのため「強み」やガクチカを話すことで、面接官にしっかりと自身が将来会社で活躍していることを連想させられたら、内定が一気に近づくこと間違いなしです。
またエピソードに加え、話し方・話の聞き方や姿勢など外見的な要素も面接官に好印象を与えるうえで重要になります。
そのため「自身の良いところ」がいかに企業に合致しているかを、様々な形で表現できるようにしっかり準備しましょう。
帝人フロンティアの競合他社・採用大学について
先ほどは、帝人フロンティアに内定をもらうために効果的な志望動機の考え方について紹介しました。
就職活動は企業によってとても細かい質問を受けることがあるため、志望動機・ガクチカ・キャリアプランなど事前に考えておくべきことについては徹底的に自身で深掘りするようにしましょう。
そして最後に、繊維商社業界の競合他社の会社概要と採用大学について紹介します。
東レインターナショナル(就活偏差値:59)
出典:東レインターナショナル株式会社様 タブレット・ビジネスチャット/流通・小売/業務効率化・コミュニケーション向上 | 導入事例 | 法人・ビジネス向け | KDDI株式会社
概要
1926年に「レーヨン紙」の生産会社として創業され、業界トップである「東レ」の中核事業の1つである「繊維事業」の商事活動を行う企業です。
現在は本来の商社事業に加えて、下記の通り衣料のサプライチェーンに幅広く携わる「ワンストップの事業展開」を強みに世界中の市場に参入しています。
- 素材の開発・衣料製品の企画・生産
- 日本国内と世界のアパレル・小売店への販売
売上高は堂々の1位・平均年収は業界3位を誇り、また社員からは「有給休暇やフレックスが取得しやすい」「恵まれたワークライフバランス環境」といった働く環境についても好印象な口コミが多く、魅力が多い企業です。
採用大学(親会社の「東レ」の採用大学です)
京都大学、九州大学、名古屋大学、東京大学、東京工業大学、早稲田大学、大阪大学、東北大学、神戸大学、広島大学、東京理科大学、金沢大学、北海道大学、立命館大学、慶応大学、筑波大学、横浜国立大学、関西大学、京都工芸繊維大学 など |
東レインターナショナルの採用実績は、インターネット上で確認できませんでした。
一方で親会社の「東レ」で難関大学~中堅大学までの採用実績を確認でき、難関大学からの採用が多めですが明確な学歴フィルターは「なし」で採用を行っています。
子会社の東レインターナショナルも「学歴フィルターなし」で採用すると予想します。
蝶理(就活偏差値:55)
概要
1948年に創業後、160年以上にわたって繊維事業に取り組む歴史ある繊維商社です。
「川中」という本来の商社機能を全うしつつ、「川下分野(販売)の状況を捉えながら川上(製造・開発)に携わる」という独自の商流を貫き、高度経済成長をはじめとして国内の産業発展に貢献してきました。
グローバル化が今後の繊維業界に欠かせないと言われている中で、蝶理はすでに海外に30拠点以上を構え、企業の総売上の約7割が「海外市場」です。
また「若手に裁量権を与える」社風を持ち、社員の成長にも力を入れていることが業界トップ企業である要因の1つになります。
常に先を見据えた事業展開と「自由」をテーマにした社員育成を強みに、今後も繊維商社業界を先駆けていくことは間違いないでしょう。
採用大学
青山学院大学、茨城大学大学院、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都工芸繊維大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸市外国語大学、神戸大学、国際教養大学、国士舘大学、首都大学東京、同志社大学、名古屋工業大学 など |
蝶理も東レと同様で難関大学からの採用が多めですが、難関大学~中堅大学までの採用実績を確認でき、明確な学歴フィルターを設けずに採用を行うといえるでしょう。
まとめ
本記事では、【学歴フィルターは?】帝人フロンティアの採用大学について解説!というテーマで就活生に役立つ情報をまとめました。
繊維商社業界の中でも上位に位置する一方で、学歴フィルターなしの採用を行うため、特にネームバリューを就活軸とする学生にとっては最適な企業といえるでしょう。
一方で内定獲得を達成するためには時間をかけて対策する必要があるため、ぜひ本記事を読んでモチベーションを上げつつ、地道に頑張ってみてください!